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【熊谷達也】
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はぐれ鷹の評価:
3.20/5点 レビュー 5件。 C ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.20pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
自分なりの結論
まだ続きがあるのでしょうか?
この本と著者について何も知らぬまま読み始めました。
平易で読みやすく、飽きずに最後まで一気に読めます。
「このモヤモヤした気持ちは一体何なんだろう?どこから来るんだろう?」
誰もが経験するであろう思考の堂々巡りっぷりが恥ずかしげもなく描かれています。
最近では「中二病(笑)」などといって揶揄されがちですが、
自分自身に向き合い、自分の言葉で、何らかの結論を導き出していくことは
きっと価値があることだと思います。
そうして主人公も自分の悩みに自分なりに答えを見つけていきます。
だから最終的にはきっと大きく成長し、それなりに成功して
ハッピーエンド…と予想しながら読んでいったのですが
物語は意外なところで終わってしまいます。
まるで人間の意思など一切気にかけない自然の気まぐれさを、目の前に突きつけられたかのようです。
主人公の謙虚さは、見ようによっては「他人に合せることを頑なに拒む」傲慢さでもあります。
鷹匠と鷹は似てくるもの…だからあのような結末になったのでしょうか。
もっと深い作者の意図があるのかもしれませんが、自分なりの解釈です。
こちらの勝手な期待をバッサリ裏切る厳しさに半分納得。残りの半分は続きを読ませてほしい気持ち。
付け加えると、登場人物の会話が妙に漫画っぽいというか
いかにもという感じであまり生々しさを感じませんでした。
(だから読みやすかったのかも?)
でも鷹の魅力や鷹匠という生業についてもっと知りたい!と思わせてくれる1冊です。