追想の探偵

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評判

追想の探偵の評価:

4.11/5点 レビュー 19件。 B ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(5pt)

特撮マニアのための日常の謎

特撮好きであればニヤッとすること間違いなしの、数々のネタ。
確かにご都合主義な部分もあるけれど、
作者の特撮への愛を感じる良い作品でした。

今のCG全盛の特撮も良いけど、
昭和の特撮は、味があって好きだなぁw
追想の探偵 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 追想の探偵 (双葉文庫)より
457552350X
No.9
(5pt)

特撮マニアのための日常の謎

特撮好きであればニヤッとすること間違いなしの、数々のネタ。
確かにご都合主義な部分もあるけれど、
作者の特撮への愛を感じる良い作品でした。

今のCG全盛の特撮も良いけど、
昭和の特撮は、味があって好きだなぁw
追想の探偵 Amazon書評・レビュー: 追想の探偵より
4575240303
No.8
(4pt)

「特撮旬報」という雑誌記事に掲載する人物を探っていくという一風変わった小説だった

探偵というタイトルから、どんなミステリ小説かと思ったが、「特撮旬報」という雑誌記事に掲載する人物の過去を探っていくという一風変わった小説だった。

特撮に関するかなりマニアックな話が描かれているのだが、特撮に詳しくない人にも分かりやすくて読みやすかったのがよかった。

小さな情報やきっかけから、しらみつぶしに当たっていく。神部の好奇心と執念がどう実を結んでいくのか。読んでいて楽しかった。

ただ、神部と同じ職場の人間の活躍も見たかった。先輩の飛騨が普段は何をしているのか知りたいし、同僚の西木や部長との絡みもほしかった。
追想の探偵 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 追想の探偵 (双葉文庫)より
457552350X
No.7
(4pt)

「特撮旬報」という雑誌記事に掲載する人物を探っていくという一風変わった小説だった

探偵というタイトルから、どんなミステリ小説かと思ったが、「特撮旬報」という雑誌記事に掲載する人物の過去を探っていくという一風変わった小説だった。

特撮に関するかなりマニアックな話が描かれているのだが、特撮に詳しくない人にも分かりやすくて読みやすかったのがよかった。

小さな情報やきっかけから、しらみつぶしに当たっていく。神部の好奇心と執念がどう実を結んでいくのか。読んでいて楽しかった。

ただ、神部と同じ職場の人間の活躍も見たかった。先輩の飛騨が普段は何をしているのか知りたいし、同僚の西木や部長との絡みもほしかった。
追想の探偵 Amazon書評・レビュー: 追想の探偵より
4575240303
No.6
(5pt)

心に沁みる日常ハードボイルド

主人公は零細出版社の女性編集者。時間なし、人なし、予算なし、彼氏なしの状況で、難題に追われる毎日。
ハードボイルドといっても、いつもの月村作品のような、事件や、アクションや、銃撃は全くありません。
しかし、日常の中で、必死に戦う主人公の姿に、つい胸を打たれる良作です。
特に第一話、最終話のラストの主人公の台詞は(あえて書きませんが)、じわっと心に沁みていきます。
日々、頑張って働いている人(特に女性)に、ぜひ読んでみてほしい一冊です。
追想の探偵 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 追想の探偵 (双葉文庫)より
457552350X
No.5
(5pt)

心に沁みる日常ハードボイルド

主人公は零細出版社の女性編集者。時間なし、人なし、予算なし、彼氏なしの状況で、難題に追われる毎日。
ハードボイルドといっても、いつもの月村作品のような、事件や、アクションや、銃撃は全くありません。
しかし、日常の中で、必死に戦う主人公の姿に、つい胸を打たれる良作です。
特に第一話、最終話のラストの主人公の台詞は(あえて書きませんが)、じわっと心に沁みていきます。
日々、頑張って働いている人(特に女性)に、ぜひ読んでみてほしい一冊です。
追想の探偵 Amazon書評・レビュー: 追想の探偵より
4575240303
No.4
(5pt)

女性におすすめ

この物語は3つの別の楽しみ方があると思う。

1つ目は主人公の女性編集者が執念で人を探し出すハードボイルド小説として。
わずかな情報を元に、あらゆる手段を使って、地を這うように、人々の記憶のかけらを拾い集めていく。
人探しというジグゾーパズルのように一つづつ気が遠くなるような小さな情報のピースを積み重ね最後に見えてくる絵。
それは最初に想像していた絵と全く異なるもので驚かされる。

2つ目は主人公とそれを取りく変てこな業界人(主に部下や上司)との会話。
力強く自らの仕事を全うしてゆく主人公とは正反対の熱量で仕事をしている同僚。その会話がほとんどボケとツッコミなのだ。
クスっとならずにはいられない。

3つ目は特撮好きにはたまらないマニアックな話の数々。
とはいえ、難しい話ではなく、私は全く特撮には興味がないのだが、なんなく頭に入ってきた。
これは好きな人が読めばもっと楽しめるかもと思いながら。

特に私は「長い友情」が良かった。
読み始めから物語に湿度を感じた。
この物語に関しては、ちょっと他と違うテイストで、情緒的で詩のような唄のような切なさを抱きながら読んだ。
女性ならだれでも感情移入できるでしょう。
追想の探偵 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 追想の探偵 (双葉文庫)より
457552350X
No.3
(5pt)

女性におすすめ

この物語は3つの別の楽しみ方があると思う。

1つ目は主人公の女性編集者が執念で人を探し出すハードボイルド小説として。
わずかな情報を元に、あらゆる手段を使って、地を這うように、人々の記憶のかけらを拾い集めていく。
人探しというジグゾーパズルのように一つづつ気が遠くなるような小さな情報のピースを積み重ね最後に見えてくる絵。
それは最初に想像していた絵と全く異なるもので驚かされる。

2つ目は主人公とそれを取りく変てこな業界人(主に部下や上司)との会話。
力強く自らの仕事を全うしてゆく主人公とは正反対の熱量で仕事をしている同僚。その会話がほとんどボケとツッコミなのだ。
クスっとならずにはいられない。

3つ目は特撮好きにはたまらないマニアックな話の数々。
とはいえ、難しい話ではなく、私は全く特撮には興味がないのだが、なんなく頭に入ってきた。
これは好きな人が読めばもっと楽しめるかもと思いながら。

特に私は「長い友情」が良かった。
読み始めから物語に湿度を感じた。
この物語に関しては、ちょっと他と違うテイストで、情緒的で詩のような唄のような切なさを抱きながら読んだ。
女性ならだれでも感情移入できるでしょう。
追想の探偵 Amazon書評・レビュー: 追想の探偵より
4575240303
No.2
(5pt)

不思議の謎を解かねばならぬ

たぶん日本初の特撮ミステリだ。「特撮旬報」の編集者神部実花が、特撮作品の謎や空白を追って奔走する。
それだけだ。殺人や犯罪は出てこない。が、この物語のなんとスリリングなことか。知性と論理と人情が、不思議の謎を解き明かす。
短編六編を収録。いずれも特撮ファンなら思い当たるモデルが存在するが、融合・変形措置が取られており、はっきりした元ネタではない。
安直なマニア狙いのサブカル便乗本とは違う。

『日常のハードボイルド』姿を消した特殊技術者の足跡を追う。冒頭に置かれた本作で世界観とテーマを理解させてくれる。
特撮は関係者のその後が不明なことが多い。
十年ぶりに出たDVDボックスなどに、「主演の××さんの消息をご存じの方は、ご一報下さい」などと記されていて驚くことがある。
主役でそれかよ。それだけでは食っていけない、という事情は切ないが、人生の機微を絡めた知性派ハードボイルドの秀作だ。
『封印作品の秘密』消されたエピソードは、フィルム自体が存在しないという。
封印作というと目を輝かす下世話なマニア(私もだ)の邪推を逆手に取ったような見事な謎解きだ。ここまで追いかけた実花もすごい。
『帰ってきた死者』は、ほかと味わいがまったく違う。どう違うかは、ネタバレになるから書かない。
『真贋鑑定人』特撮に付き物のお宝論争が、切なく美しい物語に発展する。
『長い友情』は外国人エキストラ、『最後の一人』は撮影スナップの謎を追う。
たぶんふたつとも一度もミステリで扱われたことがない題材だ。
こういうテーマで本格的謎解きミズテリを書き上げた力量に感心する。

特撮ファンでミステリファンの私には、至高の一冊となった。
特撮マニアは言うに及ばず、一般のミステリ読みにもぜひ手に取ってほしい一冊だ。
追想の探偵 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 追想の探偵 (双葉文庫)より
457552350X
No.1
(5pt)

不思議の謎を解かねばならぬ

たぶん日本初の特撮ミステリだ。「特撮旬報」の編集者神部実花が、特撮作品の謎や空白を追って奔走する。
それだけだ。殺人や犯罪は出てこない。が、この物語のなんとスリリングなことか。知性と論理と人情が、不思議の謎を解き明かす。
短編六編を収録。いずれも特撮ファンなら思い当たるモデルが存在するが、融合・変形措置が取られており、はっきりした元ネタではない。
安直なマニア狙いのサブカル便乗本とは違う。

『日常のハードボイルド』姿を消した特殊技術者の足跡を追う。冒頭に置かれた本作で世界観とテーマを理解させてくれる。
特撮は関係者のその後が不明なことが多い。
十年ぶりに出たDVDボックスなどに、「主演の××さんの消息をご存じの方は、ご一報下さい」などと記されていて驚くことがある。
主役でそれかよ。それだけでは食っていけない、という事情は切ないが、人生の機微を絡めた知性派ハードボイルドの秀作だ。
『封印作品の秘密』消されたエピソードは、フィルム自体が存在しないという。
封印作というと目を輝かす下世話なマニア(私もだ)の邪推を逆手に取ったような見事な謎解きだ。ここまで追いかけた実花もすごい。
『帰ってきた死者』は、ほかと味わいがまったく違う。どう違うかは、ネタバレになるから書かない。
『真贋鑑定人』特撮に付き物のお宝論争が、切なく美しい物語に発展する。
『長い友情』は外国人エキストラ、『最後の一人』は撮影スナップの謎を追う。
たぶんふたつとも一度もミステリで扱われたことがない題材だ。
こういうテーマで本格的謎解きミズテリを書き上げた力量に感心する。

特撮ファンでミステリファンの私には、至高の一冊となった。
特撮マニアは言うに及ばず、一般のミステリ読みにもぜひ手に取ってほしい一冊だ。
追想の探偵 Amazon書評・レビュー: 追想の探偵より
4575240303