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眠る狼



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【この小説が収録されている参考書籍】
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)

眠る狼の評価: 4.09/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

シアトルに行ってみたい。

ストーリーはとても面白い。
登場人物がイメージし難い。他の本のキャラクターと混乱する。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.10:
(5pt)

じいちゃんっ子なハードボイルド好き向け

じいちゃんっ子として育った自分としてはあらすじを読んだだけでレジに直行という当然の流れに入りました。
読んでみて様々な知識の深さに驚きます。警察の事や泥棒のテクニックや盗品の処理の仕方とか、司法の知識、通信機器の扱い、著者の趣味であるボートの事などなど魅力的な要素の塊です。謎を解いていった先でのどんでん返しに至る巧妙な伏線を織り混ぜたストーリーラインなど、大迫力の映画を目の当たりにしたような余韻を残してくれる作品です。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.9:
(3pt)

瀕死のおじいちゃんは普通のおじいちゃんではなかったから・・・

10年前に突然故郷を離れ、陸軍で海外勤務についていたバンだが、音信不通となっていた祖父から届いた助けを求める手紙で急遽故郷へ戻ってくる。しかし彼を待っていたのは、家の中で今撃たれたばかりの瀕死の祖父だった。

祖父は普通のおじいちゃんではない。二人の関係も普通の家族関係ではない。
それがいろいろなエピソードが小出しにされることで、徐々に読者にわかるようになってくる構成がとてもうまいと思った。
それにしても、まあかなり特殊な関係だ。

しかし、二人ともしっかりした「一線」をもっているようで、それが全ての悲劇を招いたのかもしれない。
余韻も残る、なかなかの佳作ではあると思う。

それにしても、「眠る狼」という邦題はどうなんでしょうか?「狼」は当然祖父だろうけど?
原題は「Past Crime」つまり「過去の犯罪」。確かに日本語にするとつまらない気もするが、読了した後にこの「Past Crime」がガツンと胸に来ましたね。
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No.8:
(3pt)

面白いんだけどなぁ...

面白いんだけどなぁ。最初の緊張感が、最後では娯楽小説的。コテコテなちょっと悪で終わる。
シドニィ シェルダン的ですねぇ。話はうまいが、後味がちとたりない。
まぁまぁって感じです。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.7:
(5pt)

読むのをやめられなかった。!

久々にページターナーという言葉を思い出しました。
忙しい時だったのに、読み始めたらページをめくるのがもどかしく感じました。
ちょっとドン・ウィンズロウのようなスピード感があり、そして、ちょっとスティーブ・ハミルトンの「解錠師」のような味わい
もあり、楽しめました。次作が待ち遠しいです。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.6:
(5pt)

久々の正統派ハードボイルト

カテゴリは”ハードボイルト”と迷わず選べる、カチカチのハードボイルト。
最近は、サイコ的な味付けや派手なアクション場面がウリの作品が多くなってきて、それはそれでいいのだけどこういう硬派な作品が少なくなってきているので嬉しい一作。

10年ぶりに祖父の連絡で軍から帰省してきた主人公の目の前で祖父が襲われる。重体になった祖父を襲った犯人は…。
プロットは一見単純なんだけど、実は良く練ってあってラストまで全く飽きない。しかし、メインプロットと同等、もしくはそれ以上に味わい深いのが主人公と祖父の関係。

現在の物語と交互に描かれるのが、主人公の幼少時代から祖父から逃げるように入隊するまでの日々で、孤独であった二人が反目しながらも関係を築いていく姿はあまりにも切なく厳しく、そして仄かに暖かい。
こういう背景がしっかり描かれているからこそ、どこまでも犯人を追う主人公の姿に共感できるし、ハードボイルトとして成り立っている。

脇の人間の描きこみも過不足なく、安易なシリーズ化は難しかもしれないが、この作者の次作は楽しみ。
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4150414106
No.5:
(3pt)

ごめんなさい。俺のレベルが低い見たいです。

狼と言う単語が入るタイトルで '狼の領域'って作品があまりにも良かったため、その理由だけで手にした小説。しかも、ブックオフでは見当たらない最新の作品ってこともプラス要因として働いた。しかし、全然面白くなかった。ひとつの行動を形容するための表現がやたらとねちねちし、クドイクドイ!軍で負った傷も当初は強調された分、ストーリーに何の関係もない。ラブラインもなければ友情もアクションもなく、そのうえ、カタルシスも感動もない。続編?俺は遠慮する!評価が酷すぎて申し訳ないです。その分、星3つにしました。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
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No.4:
(5pt)

『解錠師』に感動した人は、是非!

軍人が故郷に帰って事件に遭遇するという、アメリカのフィクションには数多くある「帰郷もの」
しかし、この作品では、プロの泥棒である祖父と主人公の「絆」が胸に沁み、凡百の「帰郷もの」とはひと味違う出来上がりになった。
年間ベストワンにもなった『解錠師』(スティーヴ・ハミルトン)とも似た味わいがあるので、あれに惹かれた女性読者にも向くかもしれない。
ちょっとしたアクションシーンもあるので、映像化も期待できる。
続編にも期待したい。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
4150414106
No.3:
(5pt)

すっきりアメリカンな小説

いかにもアメリカンなすっきり、しゃきっとした小説だ。

祖父ちゃん(盗人)と孫(軍人)のバン、この二人の関係、情が全編を通して流れる。これが胸を打つ。
登場人物の人間味あふれるストーリも分かり易いし、展開も面白い。
バンの過去が徐々に明らかにされる文章構成も巧みだ。

バンを主人公にシリーズの3作目が出るそうな。
読みたい本になりそう。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
4150414106
No.2:
(2pt)

買わなければよかった。

最後の方は流し読み。新人賞なら仕方ないか。
この作風なら次回作以降もあまり期待できません。
米国のミステリーでは久々のハズレでした。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
4150414106
No.1:
(5pt)

巧みな物語展開

少しづつ明らかになる事実と主人公と祖父との関係の描き方が巧みで、物語に引き込まれる。硬派な一人称の語り口もいい。
眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:眠る狼 (ハヤカワ文庫NV)より
4150414106

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