ダークナンバー
評判
ダークナンバーの評価:
4.10/5点 レビュー 10件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1〜12 1/1ページ
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ダークナンバーの評価:
4.10/5点 レビュー 10件。 D ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
捜査にあたるのはFBIでプロファイリングの研修もしてきた警視庁分析捜査係の渡瀬敦子警部。ただでさえ厳しい男社会、そしてそもそもプロファイリングに批判的な輩も多い中、なかなか結果が伴わず、つらい毎日が続くが、壮絶な過去をもつ彼女は怯まず、知恵・知識・経験を総動員して突き進む。
一方、アクの強さではだれにも負けない、敦子の中学時代の同級生でテレビ局勤務の土方玲衣は、これもまた頭脳を駆使して、別のアングルから、そして別の目的をもって犯行の真実に近づいていく。
関連していると思われない2種類の犯罪のつながり、西東京と埼玉の、東京人にとってもあらためて地図を確認したくなるような関係性、そして、敦子と玲衣の関係。すべてがかなり練りこまれた複雑な構成になっている。
あまりに複雑すぎて、ちょっとぼんやり読んでいると、わからなくなる。
緊張感あふれる展開だが、こちらも緊張感をもって読んでいないと、置いていかれて、また戻って読み直す羽目になる。ちょっと間を置いたりしたら、もうわからなくなるくらいだ。
でも、この緊張感が楽しく、なかなか面白かった。
個人的には、敦子と玲衣というまだ若い女性二人とも非常に魅力的なキャラクターと感じた。しかしながら、キモと思われる犯人のキャラクターが最後の最後であまり生きなかったような気もした。犯人もそして事件自体が、なんだか泡のようにはかなく消えてしまったような終わり方も残念に感じた。まあ、これも作者の計算のうちだろうが、考えようによっては、終わり方を変えれば、全てを変えることができたのかも?
いろいろな意味で興味深い小説でした。