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人間の幸福
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人間の幸福の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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何度か読み返す事でより深く理解できる作品。「人間の幸福」とはその人にしか分からない。仕事や生活に悩む人には是非読んで欲しい。 | ||||
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いろいろ考えさせてくれますね。一気に読めました! 面白かったです。 | ||||
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きれいな本をお送りいただいて気持ちよく読むことができました。 | ||||
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同著者の作品、いつもあっという間に引き込まれてしまう。本書は同著者には珍しくサスペンス的な構成であった。登場人物たちのリアルな描写によっていつの間にか引き込まれていた。 日本人年収600万円の幸福という話を聞いたことがある。要は日本人としては、お金がありすぎず、なさすぎずというのが一番幸せな家庭生活を送れるという内容だったと思う。 最後まで読み終えたときに、自分にとって本当に幸せな日々とはなんだろう と考えずにはいられなかった。 | ||||
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殺人事件をきっかけにマンションの住人たちの謎が明らかになっていくのだが、主人公の松野敏幸を中心に自分の人生を見つめなおしていく物語の展開がおもしろかった。また、最近の社会に対する不満、たとえば車の排気ガス、クーラーのモーター熱、アスファルトの照り返し、誰もが苛々して腹をたてて、そんな熱を集めたらとんでもない怒りになるといったような宮本輝独特の社会批判も印象に残った。 | ||||
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随分と大ぎょうなタイトルで、本の内容を勘違いされてしまうので、マイナスだろう。 確かにこの物語に流れているテーマなのだが、「人間の幸福」というタイトルの本が、 小説としてふさわしいかは疑問だ。 しかし中身は非常にわかりやすい、おもしろい物語だ。 近所で起こった殺人事件をきっかけに、 マンションの住人たちに互いの人間不信や詮索・噂が広まっていく。 犯人が捕まらない状況下で、何度も警察に呼ばれる住人たちは、 ますます互いの人間関係を悪化させていく。 そしてまたその事件のせいで、 不倫や信じられない住人同士の結びつきや関係が浮き彫りになっていく。 犯人は誰だろう? その謎が物語をスリリングに先を読ませる展開力となっている。 刑事や探偵を主人公にした殺人事件ではなく、 現場を取り巻く住人たちを主人公にしたサスペンスという試みは、新鮮でおもしろかった。 若干、どうしてこの人がこんな行動を取るのか、納得いかない部分も多いし、 結末としての犯人逮捕も、期待外れでおもしろみに欠けるが、 まあ全体としては良かったと思う。 | ||||
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世界的な最高傑作までとは言えないかもしれないので、(私個人的には5★ですが)一般的に合わせて4★にしました。 私の久々の完読の本でした。 他の皆さんが言うように、タイトルは大げさかもしれない。ですが、一つ一つのフレーズが美しい、所々にそんな感触を得た覚えがある。10ページに一回はジーンとくる、あっ!これこれ、そうそう、と同感出来る感覚をしっくりくる言葉にしてもらった感。宮本輝の本でも、これはかなりレアーな本らしく、要は彼らしい本(ドナウや、蛍川)では無いらしいが、この本で彼の本をその後、じゃんじゃん読んだ覚えがある。人生の当たり前のような事をすっきりとしっくりした表現で言葉にしてる作家だと思う。ふとした日常生活だって人生(人間の幸福)という大きなテーマの一部なんであって、こんな小説があっても良いのではと感じる。あるサッカーの監督が選手にアドバイスをする時、パスはこうこうするんだと、人生もそれと同じだと言うらしい。この小説はそんな感覚のものでは?!なので、ストーリーが余りにも日常的な話なので人間の幸福というタイトルはおおげさに聞こえるかもしれないけれど、作者が意図的に付けた、自分の日常に照らし合わせて感じて欲しいといいう希望から付けたのかもしれない。 | ||||
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本の題名からして何だか堅そうな話だなぁ、と思ったのですが、内容は他の宮本輝作品に比べてサスペンス(ドキドキ)度が結構高めの作品で、面白いとまで感じました。それでいて、深いところを突いてくる一冊でした。 | ||||
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