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夜の片隅で



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夜の片隅での評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

ゲイのジャーナリストが殺人事件を追うハードボイルド

ゲイのジャーナリストが、ゲイバー近辺で発生した殺人事件の真相を追うハードボイルド作品。

ピュリッツアー賞を受賞した記事が捏造であったことから名声を失った主人公は、旧知の編集者から殺人事件の取材を依頼される。この依頼を受けるまでのくだりが、長ったらしくてよろしない(全体的にスピード感は欠如しているが)。

事件の顛末は予想通りで残念な限りなのだが、ゲイのナイーブな世界がねっとりと描かれているのが本作品の特徴だろうか。男性同志の精神的なつながりは視点として面白い、ただ、性描写が極めてハード。このあたりはどんびき。【MWA賞】
夜の片隅で (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:夜の片隅で (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150016577
No.2:
(3pt)

切ないゲイ文学だがミステリとしてはダメポ

ゲイの新聞記者を主人公にしたハードボイルドというか、ゲイ文学。
ゲイ・レズ・黒人・ヒスパニック・韓国人・身体障害者等の
マイノリティがワサワサと出てくるのはさすがだが、
本格推理としては真犯人がモロバレでダメポ。
真犯人が簡単に諦めるのもなんだかなぁ。
物的証拠が弱すぎると思うんだが…。
刑事コロンボの最低ランクよりも切れ味が悪い。
ゲイ文学としては主人公は受けにも攻めにもなるので、
腐女子の方はハァハァして下さい。
受け専門に徹した方がもっと感動的になったと思うが…。
801ではあるが、耽美ではない。
タニス・リー や栗本薫 や江森備 の方がこれよりは上だね。
夜の片隅で (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:夜の片隅で (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150016577
No.1:
(3pt)

ゲイミステリ、かつハードボイルド

舞台はハリウッド、ピューリッツァー賞記者ジャスティスは受賞記事を捏造とされ、表舞台を追われる。その後ある青年の殺人事件で再び記者魂に火がつく。事件を追うジャスティスには癒えない傷(パートナーをなくしたこと)がある。その暗さが作品に暗い影を落としている。全体的にはテンポよく展開してゆく。ハードボイルドというよりゲイ・ミステリ(確かに性描写はハード)。ゲイであるがゆえの心理(マイノリティとして差別されている状況も含め)で描かれているので抵抗のある人もいるだろう。
夜の片隅で (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:夜の片隅で (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150016577

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