夜の片隅で
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ゲイのジャーナリストが、ゲイバー近辺で発生した殺人事件の真相を追うハードボイルド作品。 ピュリッツアー賞を受賞した記事が捏造であったことから名声を失った主人公は、旧知の編集者から殺人事件の取材を依頼される。この依頼を受けるまでのくだりが、長ったらしくてよろしない(全体的にスピード感は欠如しているが)。 事件の顛末は予想通りで残念な限りなのだが、ゲイのナイーブな世界がねっとりと描かれているのが本作品の特徴だろうか。男性同志の精神的なつながりは視点として面白い、ただ、性描写が極めてハード。このあたりはどんびき。【MWA賞】 | ||||
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描写が過激だとは思わない。 あの名作「フロントランナー」の方が、はるかに際どい。 それにしても内容が陳腐。 主人公に魅力がないし、ミステリーとしてもご都合主義。 この作家はもっとヒューマンなものを追求して欲しい。 | ||||
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ゲイの新聞記者を主人公にしたハードボイルドというか、ゲイ文学。 ゲイ・レズ・黒人・ヒスパニック・韓国人・身体障害者等の マイノリティがワサワサと出てくるのはさすがだが、 本格推理としては真犯人がモロバレでダメポ。 真犯人が簡単に諦めるのもなんだかなぁ。 物的証拠が弱すぎると思うんだが…。 刑事コロンボの最低ランクよりも切れ味が悪い。 ゲイ文学としては主人公は受けにも攻めにもなるので、 腐女子の方はハァハァして下さい。 受け専門に徹した方がもっと感動的になったと思うが…。 801ではあるが、耽美ではない。 タニス・リー や栗本薫 や江森備 の方がこれよりは上だね。 | ||||
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もし、ハードボイルドの探偵がゲイであればこのようになるのかと納得させられる物語。犯人を追い詰めていくストーリと、ホモセクシャルな性描写もしっかりと濃厚に描いている。 主人公が仕事仲間のケヴィンと話をしている途中にこんな話が出てくる。 ジェームス・ディーンの内股にハートの中にSと彫られた刺青をしていたことを知っているかとケヴィンが訪ねた上で。 「サルのイニシャルだろうという話もある。俳優のサル・ミネオですよ。噂に過ぎないけどね。本当のところは誰にもわからないんだ」と言う。 ハリウッドの男優にゲイが多いのはよく話されるが、具体的な内容については秘密な部分が多い。著者は、ハリウッドの裏話を盛り込むことで興味をもたせ、その話を伏線として張り巡らす。 で、犯人はというと最後まで分からないよう構図となっている。そして、犯人を突き詰めて、主人公は嬉しいかと思いきや。 <あと数分で警察官たちが現れて彼を連れ去るだろう。それまでは、彼は私のものだ。> とほほ---、アメリカの探偵さんに同情します。 | ||||
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舞台はハリウッド、ピューリッツァー賞記者ジャスティスは受賞記事を捏造とされ、表舞台を追われる。その後ある青年の殺人事件で再び記者魂に火がつく。事件を追うジャスティスには癒えない傷(パートナーをなくしたこと)がある。その暗さが作品に暗い影を落としている。全体的にはテンポよく展開してゆく。ハードボイルドというよりゲイ・ミステリ(確かに性描写はハード)。ゲイであるがゆえの心理(マイノリティとして差別されている状況も含め)で描かれているので抵抗のある人もいるだろう。 | ||||
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