蒲生邸事件

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評判

蒲生邸事件の評価:

4.13/5点 レビュー 134件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全307件 1〜20 1/16ページ
No.307
(4pt)

宮部みゆき作品の中で一番好きな作品です。

以前、テレビドラマで見たことがきっかけで購入しました、タイムトラベル小説のなか
では広瀬正のマイナスゼロと並んで大好きな作品です。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.306
(4pt)

宮部みゆき作品の中で一番好きな作品です。

以前、テレビドラマで見たことがきっかけで購入しました、タイムトラベル小説のなか
では広瀬正のマイナスゼロと並んで大好きな作品です。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.305
(4pt)

宮部みゆき作品の中で一番好きな作品です。

以前、テレビドラマで見たことがきっかけで購入しました、タイムトラベル小説のなか
では広瀬正のマイナスゼロと並んで大好きな作品です。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.304
(5pt)

2・26事件の夜の話。すごく引き込まれた本です。

昔読んだのですが、懐かしくてもう一度購入しました。
タブレットで本を読むのが普通になってしまった今、やはり紙の本はいいなぁと思いました。
蒲生邸事件 上 (文春文庫 み) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 上 (文春文庫 み)より
416790957X
No.303
(5pt)

スリルとサスペンスとSFと慕情、全部載せ

著者の比較的若い頃の作品。「レベル7」とはまた異なる世界だったが良かった。歴史考証が丁寧で物語にのめり込めた。最後あたりのエピソードは少し泣ける。
蒲生邸事件 下 (文春文庫 み) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 下 (文春文庫 み)より
4167909588
No.302
(5pt)

「終章」の美しさ。

一見すると、宮部みゆき版『戦国自衛隊』、または宮部みゆき版『時をかける少女』。だが本書の設定は、たかが個人の行動によっては「歴史」は改変されない、というものである。それゆえより正確には宮部みゆき版「昨日公園」。
 スイッチを押して自由にお湯が使えるわけではなく、洗濯機が洗濯してくれるわけでもない、というように、とにかく丁寧な筆致で1930年代当時の「生活」が描写されてゆくのは、本書の焦点が「庶民の生活」にあるからだ。それはいわば「歴史」に埋没するものである。あるいは「歴史」の射程外の存在である。だから二・二六事件という、それこそ「日本の歴史的の大きな転換点」をその舞台として選んだことが実に効果的となる。また一方で、二・二六事件という舞台が選ばれた、ということ自体にも意義がある。エンターテインメントを目的とする小説で、この時代を扱う物語はほぼ皆無だ。つまり「避けて通られている」のである。理由は単純で、書きようによってはイデオロギー的に面倒くさいことになりかねないからだ。具体的にはいわゆる「リベラル」とされる立場の人々によって「軍国主義の美化」だ、などという批判が生じる怖れが多分にある、ということである。しかし「避けて通る」ことこそが実は、いわば起こった出来事の違いにおいて「過去」を「差別」していると言わねばならない。したがって、解説の関川夏央が宮部の作家としての姿勢を「過去を過去であるという理由で差別しない態度」と捉えたのはまさに慧眼だろう。そしてこれを日本SF大賞とした勇気にも敬意を表する。
 一方、宮部作品には珍しく、本書の主人公は「軽率かつ生意気で出しゃばり」という短所が目立つ人物である。設定上、主人公が慎重に隠れてばかりいると話が前に進まない、という事情によるのだろうが、結構鬱陶しい。
 さらには「蒲生邸」の「事件」という言葉どおりに、これが他方で一つの「推理作品」としても構成されていることも付け加えておかなくてはならない。
 どこから見ても完璧な作品。中でも「終章」が絶品。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.301
(5pt)

「終章」の美しさ。

一見すると、宮部みゆき版『戦国自衛隊』、または宮部みゆき版『時をかける少女』。だが本書の設定は、たかが個人の行動によっては「歴史」は改変されない、というものである。それゆえより正確には宮部みゆき版「昨日公園」。
 スイッチを押して自由にお湯が使えるわけではなく、洗濯機が洗濯してくれるわけでもない、というように、とにかく丁寧な筆致で1930年代当時の「生活」が描写されてゆくのは、本書の焦点が「庶民の生活」にあるからだ。それはいわば「歴史」に埋没するものである。あるいは「歴史」の射程外の存在である。だから二・二六事件という、それこそ「日本の歴史的の大きな転換点」をその舞台として選んだことが実に効果的となる。また一方で、二・二六事件という舞台が選ばれた、ということ自体にも意義がある。エンターテインメントを目的とする小説で、この時代を扱う物語はほぼ皆無だ。つまり「避けて通られている」のである。理由は単純で、書きようによってはイデオロギー的に面倒くさいことになりかねないからだ。具体的にはいわゆる「リベラル」とされる立場の人々によって「軍国主義の美化」だ、などという批判が生じる怖れが多分にある、ということである。しかし「避けて通る」ことこそが実は、いわば起こった出来事の違いにおいて「過去」を「差別」していると言わねばならない。したがって、解説の関川夏央が宮部の作家としての姿勢を「過去を過去であるという理由で差別しない態度」と捉えたのはまさに慧眼だろう。そしてこれを日本SF大賞とした勇気にも敬意を表する。
 一方、宮部作品には珍しく、本書の主人公は「軽率かつ生意気で出しゃばり」という短所が目立つ人物である。設定上、主人公が慎重に隠れてばかりいると話が前に進まない、という事情によるのだろうが、結構鬱陶しい。
 さらには「蒲生邸」の「事件」という言葉どおりに、これが他方で一つの「推理作品」としても構成されていることも付け加えておかなくてはならない。
 どこから見ても完璧な作品。中でも「終章」が絶品。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.300
(5pt)

「終章」の美しさ。

一見すると、宮部みゆき版『戦国自衛隊』、または宮部みゆき版『時をかける少女』。だが本書の設定は、たかが個人の行動によっては「歴史」は改変されない、というものである。それゆえより正確には宮部みゆき版「昨日公園」。
 スイッチを押して自由にお湯が使えるわけではなく、洗濯機が洗濯してくれるわけでもない、というように、とにかく丁寧な筆致で1930年代当時の「生活」が描写されてゆくのは、本書の焦点が「庶民の生活」にあるからだ。それはいわば「歴史」に埋没するものである。あるいは「歴史」の射程外の存在である。だから二・二六事件という、それこそ「日本の歴史的の大きな転換点」をその舞台として選んだことが実に効果的となる。また一方で、二・二六事件という舞台が選ばれた、ということ自体にも意義がある。エンターテインメントを目的とする小説で、この時代を扱う物語はほぼ皆無だ。つまり「避けて通られている」のである。理由は単純で、書きようによってはイデオロギー的に面倒くさいことになりかねないからだ。具体的にはいわゆる「リベラル」とされる立場の人々によって「軍国主義の美化」だ、などという批判が生じる怖れが多分にある、ということである。しかし「避けて通る」ことこそが実は、いわば起こった出来事の違いにおいて「過去」を「差別」していると言わねばならない。したがって、解説の関川夏央が宮部の作家としての姿勢を「過去を過去であるという理由で差別しない態度」と捉えたのはまさに慧眼だろう。そしてこれを日本SF大賞とした勇気にも敬意を表する。
 一方、宮部作品には珍しく、本書の主人公は「軽率かつ生意気で出しゃばり」という短所が目立つ人物である。設定上、主人公が慎重に隠れてばかりいると話が前に進まない、という事情によるのだろうが、結構鬱陶しい。
 さらには「蒲生邸」の「事件」という言葉どおりに、これが他方で一つの「推理作品」としても構成されていることも付け加えておかなくてはならない。
 どこから見ても完璧な作品。中でも「終章」が絶品。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.299
(4pt)

長いけど、どんどん面白くなる

冒頭少し読んで、しばらくの間は積読でした。そのまま年末の大掃除で処分しかけて、思い直して読み始めたら、中盤からどんどん面白くなり、一気に読めてしまいました。書かれている時代は暗鬱なイメージがありますが、人間ドラマやファンタジーがあって、読み終わって温かい気持ちになりました。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.298
(4pt)

長いけど、どんどん面白くなる

冒頭少し読んで、しばらくの間は積読でした。そのまま年末の大掃除で処分しかけて、思い直して読み始めたら、中盤からどんどん面白くなり、一気に読めてしまいました。書かれている時代は暗鬱なイメージがありますが、人間ドラマやファンタジーがあって、読み終わって温かい気持ちになりました。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.297
(4pt)

長いけど、どんどん面白くなる

冒頭少し読んで、しばらくの間は積読でした。そのまま年末の大掃除で処分しかけて、思い直して読み始めたら、中盤からどんどん面白くなり、一気に読めてしまいました。書かれている時代は暗鬱なイメージがありますが、人間ドラマやファンタジーがあって、読み終わって温かい気持ちになりました。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.296
(5pt)

主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたい

同じ本でもこの表紙絵が大変気に入り、敢えて中古本を購入しました。若い頃のふきさんですね。
前半は正直あまり面白いとは思いませんでしたが、事件の発生を境に読み進む程に面白くなり、最後は圧巻でした。時の流れは残酷で、全てが過去の思い出となる時が必ず来るのですね。
私の父も戦争でフィリピン方面に行き、マラリアに感染しながらも戦い、そして捕虜になりました。幸い父は平田とは異なり無事に日本に帰国する事が出来、今こうして私が存在しています。父も青春を2.26事件の時代に生きたんだなと思うと感慨深いものがあります。
主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたくなりました。タイムトラベルの力が主人公にも与えられてふきさんと再会し、ふきさんと幸せに暮らしました、とかね!
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.295
(5pt)

主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたい

同じ本でもこの表紙絵が大変気に入り、敢えて中古本を購入しました。若い頃のふきさんですね。
前半は正直あまり面白いとは思いませんでしたが、事件の発生を境に読み進む程に面白くなり、最後は圧巻でした。時の流れは残酷で、全てが過去の思い出となる時が必ず来るのですね。
私の父も戦争でフィリピン方面に行き、マラリアに感染しながらも戦い、そして捕虜になりました。幸い父は平田とは異なり無事に日本に帰国する事が出来、今こうして私が存在しています。父も青春を2.26事件の時代に生きたんだなと思うと感慨深いものがあります。
主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたくなりました。タイムトラベルの力が主人公にも与えられてふきさんと再会し、ふきさんと幸せに暮らしました、とかね!
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.294
(5pt)

主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたい

同じ本でもこの表紙絵が大変気に入り、敢えて中古本を購入しました。若い頃のふきさんですね。
前半は正直あまり面白いとは思いませんでしたが、事件の発生を境に読み進む程に面白くなり、最後は圧巻でした。時の流れは残酷で、全てが過去の思い出となる時が必ず来るのですね。
私の父も戦争でフィリピン方面に行き、マラリアに感染しながらも戦い、そして捕虜になりました。幸い父は平田とは異なり無事に日本に帰国する事が出来、今こうして私が存在しています。父も青春を2.26事件の時代に生きたんだなと思うと感慨深いものがあります。
主人公がこの後、どの様に生きたのか知りたくなりました。タイムトラベルの力が主人公にも与えられてふきさんと再会し、ふきさんと幸せに暮らしました、とかね!
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.293
(4pt)

蒲生邸事件

大学予備校受験生が東京の宿泊先で火災に合い、突然タイムトリップで昭和11年の2.26事件前夜に来てしまう。
元陸軍大将の蒲生邸に現れる。
タイムスリップさせた謎の人物はじめ蒲生邸の人々との葛藤が始まる。
話題性はそこそこだが再び現在に舞い戻った受験生と蒲生邸の女中との淡い恋の結末が印象的でよかった。
一般文学通算2373作品目の感想。2020/02/24 17:05
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.292
(4pt)

蒲生邸事件

大学予備校受験生が東京の宿泊先で火災に合い、突然タイムトリップで昭和11年の2.26事件前夜に来てしまう。
元陸軍大将の蒲生邸に現れる。
タイムスリップさせた謎の人物はじめ蒲生邸の人々との葛藤が始まる。
話題性はそこそこだが再び現在に舞い戻った受験生と蒲生邸の女中との淡い恋の結末が印象的でよかった。
一般文学通算2373作品目の感想。2020/02/24 17:05
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.291
(4pt)

蒲生邸事件

大学予備校受験生が東京の宿泊先で火災に合い、突然タイムトリップで昭和11年の2.26事件前夜に来てしまう。
元陸軍大将の蒲生邸に現れる。
タイムスリップさせた謎の人物はじめ蒲生邸の人々との葛藤が始まる。
話題性はそこそこだが再び現在に舞い戻った受験生と蒲生邸の女中との淡い恋の結末が印象的でよかった。
一般文学通算2373作品目の感想。2020/02/24 17:05
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.290
(4pt)

時間SFであると同時に、ミステリーやラブストーリーとしても楽しめる傑作。

時間SFだけど、主人公が「二・二六事件」に関係する軍人宅に移動してしまい、その時代の人達と過ごす事になる、と言う設定。彼が同年代の少女に恋して、彼女が焼死してしまう未来を変えようと奮闘するサイドエピソードがあり、現代に帰ってから、老女となった彼女と再開する、ラブストーリーとしても、楽しめた。

 このように、ガチガチのSFじゃないのだが、現代にも移動出来る能力を持った時間旅行者が、現代人からは、暗くて展望のない時代と思われる、昭和初期のこの時代に暮らす事を選ぶエピソードが、人の価値感の違いを感じさせて興味深かった。

 時間SFであると同時に、ミステリーやラブストーリーとしても楽しめる傑作。ただ、主人公が自分の立場を考えず、目上の人間にも失礼な話し方をするのは、ひどく違和感を感じた。ストーリーを展開させる都合上だろうけど、本来生真面目な彼のキャラとずれを感じる。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.289
(4pt)

時間SFであると同時に、ミステリーやラブストーリーとしても楽しめる傑作。

時間SFだけど、主人公が「二・二六事件」に関係する軍人宅に移動してしまい、その時代の人達と過ごす事になる、と言う設定。彼が同年代の少女に恋して、彼女が焼死してしまう未来を変えようと奮闘するサイドエピソードがあり、現代に帰ってから、老女となった彼女と再開する、ラブストーリーとしても、楽しめた。

 このように、ガチガチのSFじゃないのだが、現代にも移動出来る能力を持った時間旅行者が、現代人からは、暗くて展望のない時代と思われる、昭和初期のこの時代に暮らす事を選ぶエピソードが、人の価値感の違いを感じさせて興味深かった。

 時間SFであると同時に、ミステリーやラブストーリーとしても楽しめる傑作。ただ、主人公が自分の立場を考えず、目上の人間にも失礼な話し方をするのは、ひどく違和感を感じた。ストーリーを展開させる都合上だろうけど、本来生真面目な彼のキャラとずれを感じる。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.288
(4pt)

時間SFであると同時に、ミステリーやラブストーリーとしても楽しめる傑作。

時間SFだけど、主人公が「二・二六事件」に関係する軍人宅に移動してしまい、その時代の人達と過ごす事になる、と言う設定。彼が同年代の少女に恋して、彼女が焼死してしまう未来を変えようと奮闘するサイドエピソードがあり、現代に帰ってから、老女となった彼女と再開する、ラブストーリーとしても、楽しめた。

 このように、ガチガチのSFじゃないのだが、現代にも移動出来る能力を持った時間旅行者が、現代人からは、暗くて展望のない時代と思われる、昭和初期のこの時代に暮らす事を選ぶエピソードが、人の価値感の違いを感じさせて興味深かった。

 時間SFであると同時に、ミステリーやラブストーリーとしても楽しめる傑作。ただ、主人公が自分の立場を考えず、目上の人間にも失礼な話し方をするのは、ひどく違和感を感じた。ストーリーを展開させる都合上だろうけど、本来生真面目な彼のキャラとずれを感じる。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511