叶えられた祈り

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

叶えられた祈りの評価:

3.76/5点 レビュー 17件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 1〜20 1/2ページ
No.32
(5pt)

美本で満足

最近は文学全集なんてものは流行らないのだろうか?海外の作家の全集なんて村上カーヴァーくらいしかないよね。
カポの全集とかあったら買うのに。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.31
(5pt)

美本で満足

最近は文学全集なんてものは流行らないのだろうか?海外の作家の全集なんて村上カーヴァーくらいしかないよね。
カポの全集とかあったら買うのに。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.30
(4pt)

カポーテイー大好き

カポーテイーは観察力鋭い作家です。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.29
(4pt)

カポーテイー大好き

カポーテイーは観察力鋭い作家です。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.28
(3pt)

特になし

一連の読書
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.27
(3pt)

特になし

一連の読書
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.26
(4pt)

ナイフで胸を傷つけながら書いているような

1960年代、ベトナム戦争はまだ始まらないけど、戦後の幸福には飽き飽きして、退廃に浸っている。
アメリカの絶頂が音もなくほころび始めるのを、カポーティは身をもって体現したのかも。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.25
(4pt)

ナイフで胸を傷つけながら書いているような

1960年代、ベトナム戦争はまだ始まらないけど、戦後の幸福には飽き飽きして、退廃に浸っている。
アメリカの絶頂が音もなくほころび始めるのを、カポーティは身をもって体現したのかも。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.24
(1pt)

表紙が違う

Amazonでの紹介ページの写真では、エドワードホッパー氏の『ナイトフォークス』という絵画が本の表紙になっていました。
私はこの絵画のファン。よってこの本を購入するに至りました。
しかし届いた本の表紙はホッパー氏の別の作品!!

どうやら文庫本とハードカバーは表紙が違うようです。
このような場合、何かしらの案内があるべきではないでしょうか。

これは出品者の落ち度というより、Amazon側の不手際のようにも思えます。
表紙の美術的要素で購入した私にとって表紙違いの本など全く無意味です。
無駄な買い物をしました。非常に腹正しく思っています。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.23
(1pt)

表紙が違う

Amazonでの紹介ページの写真では、エドワードホッパー氏の『ナイトフォークス』という絵画が本の表紙になっていました。
私はこの絵画のファン。よってこの本を購入するに至りました。
しかし届いた本の表紙はホッパー氏の別の作品!!

どうやら文庫本とハードカバーは表紙が違うようです。
このような場合、何かしらの案内があるべきではないでしょうか。

これは出品者の落ち度というより、Amazon側の不手際のようにも思えます。
表紙の美術的要素で購入した私にとって表紙違いの本など全く無意味です。
無駄な買い物をしました。非常に腹正しく思っています。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.22
(5pt)

分裂症的だが、こういうのを傑作と言えようか

分裂症的だが、印象的。まさしく傑作だと思う。未完の大作と言われるだけあって、支離滅裂的な部分がない訳でもない。rich&famous族を実名でけちょんけちょんに扱き下ろす。読んでて爽快に思える時もあるが、カポーティー自身も堕落の底にはまっていく。結局、富と名声とは幻滅及び醜態そのものであり、幻惑にすらなり得ない。荷風の"支那街の記"に登場する糞貧しい人種と本質的には何ら代わりはない。偽善の富に浸るか真実の貧しさに生きるか。そこに何ら差異はない。
 "アメリカ文学の本質は無垢とその喪失にある"と解説してるが、カポーティーは無垢であり過ぎるが故に、何かを失った。しかし、この本の中には、その彼の無垢さが色濃く表現されてる。こんな純粋な小説も珍しい。彼は高みを目指し過ぎたのかもしれない。そして何かを失った。否、何か大切なものを自らの手で封じ込んだ。まさしくアメリカ文学の王道ではないだろうか。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.21
(5pt)

分裂症的だが、こういうのを傑作と言えようか

分裂症的だが、印象的。まさしく傑作だと思う。未完の大作と言われるだけあって、支離滅裂的な部分がない訳でもない。rich&famous族を実名でけちょんけちょんに扱き下ろす。読んでて爽快に思える時もあるが、カポーティー自身も堕落の底にはまっていく。結局、富と名声とは幻滅及び醜態そのものであり、幻惑にすらなり得ない。荷風の"支那街の記"に登場する糞貧しい人種と本質的には何ら代わりはない。偽善の富に浸るか真実の貧しさに生きるか。そこに何ら差異はない。
 "アメリカ文学の本質は無垢とその喪失にある"と解説してるが、カポーティーは無垢であり過ぎるが故に、何かを失った。しかし、この本の中には、その彼の無垢さが色濃く表現されてる。こんな純粋な小説も珍しい。彼は高みを目指し過ぎたのかもしれない。そして何かを失った。否、何か大切なものを自らの手で封じ込んだ。まさしくアメリカ文学の王道ではないだろうか。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.20
(4pt)

「叶えられなかった祈り」

カポーティは、『冷血』を頂点に作家としての命脈が途切れたのではないか、とい
う見方もできるのではないか。
村上春樹が、新潮社雑誌『考える人』2010年夏号「村上春樹ロングインタヴュー」で
松家仁之の質問に「小説家の資質として必要なのは文体と内容とストラクチャーであ
る」と云っている。カポーティは文体はともかく、長篇を完成させるうえでの容器が
なかった、もしくは創造できなかったのではないか。ノンフィクションノベルという
新分野を形成した自己満足、世界の評価に甘え、小説家として、より新しい方向を見
出せなかったのではないか。
 「文学におけるパガニーニだ」と吹聴している。「私は、言葉の束をつかみそれを
空に放り上げると、それがきちんとした順序できれいに並べられて落ちてくるという
能力がある」。『カポーティとの対話』
 しかし、アルコール中毒者、麻薬、薬物常習者、同性愛者、そして天才といって憚
らなかった彼は、作家生活後半、ルポルタージュを除き評価を受ける作品を残してい
ない。

 本作品は、亡くなる直前の「未完成作品」と云われている。しかし、読者にとって
真実「未完成」だったのか疑問に思えるだろう。「すべての文学はゴシップだ」と豪
語し、「彼ら(セレブリティの)が生きた時代を描いている」と語っている。
逆に解釈すれば、彼にはもうゴシップしか書けなかったのではなかろうか。『犬は吠
える』や『カメレオンのための音楽』からの流れである。
 カポーティの「天敵」であった作家ゴア・ウィダルがいみじくも語っている。「彼
には独創性がなく、ルポルタージュでじぶんの声をみつけた」と。天敵であったが故
の評価を差引いても一部正鵠を得ていると思う。

 一章・「まだ汚れていない怪獣」(訳者川本三郎があとがきで述べているが、初版
では「まだ見つかっていない怪獣」であった。後者訳の方が、八歳の少女が書いた詩
として自然ではないか)、二章・「ケイト・マクロード」、三章・「ラ・コート・バ
スク」の構成である。
 
 内容は、著者の分身らしき男が、パリ、ニューヨークで地元のセレブリティと交際
した、知的とも思われない見聞録や行動記録である。文学作品として、思想的にも考
えさせられる何物もない物足りなさである。
 「成り上がりもの」だが、異常に高い知能指数で「天才」と云われた男がのし上が
っていく姿は「道化」のようでもある。有名人、俳優、作家、画家、作曲家、政治家
婦人などの社交界やゲイの世界で動き回るカポーティの姿が浮かび上がってくる。
ただ、それだけである。ゴシップ作品が彼の得意分野とするのは情けない気がするが。
「事実」と「虚構」のはざまで彷徨した悲しき作家がみえてくる。

 本名で記載されている人たち、本名がすぐ誰かとわかる人たちなど、小説ではなく
「暴露本」である。インタビュアーで有名なローレンス・グロベールがカポーティに
忠告している。
 「喧嘩の理由は、あなたが実名をあげてしまったこと、心に思っていることを口に
出したことですね」。『カポーティとの対話』

叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.19
(4pt)

「叶えられなかった祈り」

カポーティは、『冷血』を頂点に作家としての命脈が途切れたのではないか、とい
う見方もできるのではないか。
村上春樹が、新潮社雑誌『考える人』2010年夏号「村上春樹ロングインタヴュー」で
松家仁之の質問に「小説家の資質として必要なのは文体と内容とストラクチャーであ
る」と云っている。カポーティは文体はともかく、長篇を完成させるうえでの容器が
なかった、もしくは創造できなかったのではないか。ノンフィクションノベルという
新分野を形成した自己満足、世界の評価に甘え、小説家として、より新しい方向を見
出せなかったのではないか。
 「文学におけるパガニーニだ」と吹聴している。「私は、言葉の束をつかみそれを
空に放り上げると、それがきちんとした順序できれいに並べられて落ちてくるという
能力がある」。『カポーティとの対話』
 しかし、アルコール中毒者、麻薬、薬物常習者、同性愛者、そして天才といって憚
らなかった彼は、作家生活後半、ルポルタージュを除き評価を受ける作品を残してい
ない。

 本作品は、亡くなる直前の「未完成作品」と云われている。しかし、読者にとって
真実「未完成」だったのか疑問に思えるだろう。「すべての文学はゴシップだ」と豪
語し、「彼ら(セレブリティの)が生きた時代を描いている」と語っている。
逆に解釈すれば、彼にはもうゴシップしか書けなかったのではなかろうか。『犬は吠
える』や『カメレオンのための音楽』からの流れである。
 カポーティの「天敵」であった作家ゴア・ウィダルがいみじくも語っている。「彼
には独創性がなく、ルポルタージュでじぶんの声をみつけた」と。天敵であったが故
の評価を差引いても一部正鵠を得ていると思う。

 一章・「まだ汚れていない怪獣」(訳者川本三郎があとがきで述べているが、初版
では「まだ見つかっていない怪獣」であった。後者訳の方が、八歳の少女が書いた詩
として自然ではないか)、二章・「ケイト・マクロード」、三章・「ラ・コート・バ
スク」の構成である。
 
 内容は、著者の分身らしき男が、パリ、ニューヨークで地元のセレブリティと交際
した、知的とも思われない見聞録や行動記録である。文学作品として、思想的にも考
えさせられる何物もない物足りなさである。
 「成り上がりもの」だが、異常に高い知能指数で「天才」と云われた男がのし上が
っていく姿は「道化」のようでもある。有名人、俳優、作家、画家、作曲家、政治家
婦人などの社交界やゲイの世界で動き回るカポーティの姿が浮かび上がってくる。
ただ、それだけである。ゴシップ作品が彼の得意分野とするのは情けない気がするが。
「事実」と「虚構」のはざまで彷徨した悲しき作家がみえてくる。

 本名で記載されている人たち、本名がすぐ誰かとわかる人たちなど、小説ではなく
「暴露本」である。インタビュアーで有名なローレンス・グロベールがカポーティに
忠告している。
 「喧嘩の理由は、あなたが実名をあげてしまったこと、心に思っていることを口に
出したことですね」。『カポーティとの対話』

叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.18
(3pt)

モデル小説

本書は、カポーティの身近にいた人間がモデルとなって登場する。カポーティの小説を振り返ると、『冷血』は、実際にあった事件を詳細に調べ上げて書いたノンフィクションノベルであるし、『遠い声、遠い部屋』は半自伝的な小説であるし、『ティファニーで朝食を』も、カポーティの分身である作家志望の青年が登場したり、主人公の女性にもモデルがいる。こうしてみると、カポーティは、ストーリーを創作する作家というより、実際に身近に起きたことを書く作家なのだろう。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.17
(3pt)

モデル小説

本書は、カポーティの身近にいた人間がモデルとなって登場する。カポーティの小説を振り返ると、『冷血』は、実際にあった事件を詳細に調べ上げて書いたノンフィクションノベルであるし、『遠い声、遠い部屋』は半自伝的な小説であるし、『ティファニーで朝食を』も、カポーティの分身である作家志望の青年が登場したり、主人公の女性にもモデルがいる。こうしてみると、カポーティは、ストーリーを創作する作家というより、実際に身近に起きたことを書く作家なのだろう。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.16
(3pt)

期待が大きすぎて、、

もちろんつまらないわけではないのですが、 ずっと以前から読んでみたくて読みそびれていた分期待が大きすぎたせいかちょっと肩すかしを食った感じでした。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.15
(3pt)

期待が大きすぎて、、

もちろんつまらないわけではないのですが、 ずっと以前から読んでみたくて読みそびれていた分期待が大きすぎたせいかちょっと肩すかしを食った感じでした。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071
No.14
(3pt)

ネタの尽きたカポーティの祈り

内容は週刊誌ネタと言われても仕方ないと思います。週刊誌を蔑視している訳ではなく、これならば「プレイボーイ」で毎月読めるんじゃないかな、と言う事で、文学者としてはネタが尽きた末の選択だったと思えて仕方有りません。
文体や所々の一文や構成の仕方には、小説家としてのこだわりがあるように受け取れはしましたが、本人も途中で嫌になって投げ出してしまったような印象も強く、貴方が書きたかったのはこれだったんですか?と、寂しさを感じます。
日本が固執してきた私小説と言う分野であれば、磨きをかけた文体もあって然るべき印象も残りますが、この軽妙な言い回しでは、やっぱり「プレイボーイ」で充分に御目にかかれていますよね、と感じました。
とても好きな作家です。
彼の叶えられなかった祈りに、胸を打たれます。
叶えられた祈り Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈りより
4105014056
No.13
(3pt)

ネタの尽きたカポーティの祈り

内容は週刊誌ネタと言われても仕方ないと思います。週刊誌を蔑視している訳ではなく、これならば「プレイボーイ」で毎月読めるんじゃないかな、と言う事で、文学者としてはネタが尽きた末の選択だったと思えて仕方有りません。
文体や所々の一文や構成の仕方には、小説家としてのこだわりがあるように受け取れはしましたが、本人も途中で嫌になって投げ出してしまったような印象も強く、貴方が書きたかったのはこれだったんですか?と、寂しさを感じます。
日本が固執してきた私小説と言う分野であれば、磨きをかけた文体もあって然るべき印象も残りますが、この軽妙な言い回しでは、やっぱり「プレイボーイ」で充分に御目にかかれていますよね、と感じました。
とても好きな作家です。
彼の叶えられなかった祈りに、胸を打たれます。
叶えられた祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 叶えられた祈り (新潮文庫)より
4102095071