■スポンサードリンク
幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天才女医・天久鷹央が事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。 シリーズお馴染みのキャラクター鴻ノ池舞が殺人の容疑者に?!鷹央先生が小鳥遊先生をクビに?!さらには事件の捜査中に鴻ノ池の容態が急変し──?!と、今回の長編も盛り沢山。 作中で小鳥遊先生が語るように、必死に鴻ノ池を救おうとする鷹央先生の姿が嬉しい。論理ではなく『感情』によって動く様は、人間としての成長を見せてくれている。 ストーリー展開も○。特にラスト、事件解決に向かう場面の緊張感と爽快感は絶妙。ページをめくる手が止まらなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ダイインングメッセージは、犯人を示すのはフィクションで、 家族など守りたい人のために遺すのなら、あり得る、には、なるほどと唸る。 確かに「ミステリー作品」によって作り出された感もある。 金持ち(元院長の娘)で、大病院の副院長で、統括診断部の部長、医療の知識(技術?)は天才的だが、 中学生にも間違われそうな小柄で、可愛い容姿でありながら、言葉遣いと人使いは乱暴で自己中心的、 人付き合いが悪そうなのにもかかわらず年上から好まれ、人脈も幅広く、 警察からは煙たがられているが、頼りにもされている。 この主人公像は、どこかで見た(読んだ)ものに、多くが重なり、同様に、既視感も強い。 良い作品なだけに、登場人物の性格設定は、もっと独創的になって欲しいと、思えてしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知念先生の作品は、ほとんどの小説を読んでいます。 特に天久鷹央シリーズは、トリビア的な発見があって、とても面白いです。 天久先生と、小鳥遊先生のキャラも大好きです♡ ただ、今回の犯人は、病院関係者には想像がついちゃった⤵︎ 的な部分がありました。 医療関係者以外の方が読んだら、面白いと思いますが。 チョッとあるある的な部分があって少し、期待と違ってたのが残念です。 でも、これからも楽しみなので、面白い小説を期待しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
医療系でミステリになりそうな材料をあつめ、体裁をととのえつつ、 透明人間と争い、密室内で死亡、全身麻酔明けで動けないだろう患者が容疑者!? というキャッチーで奇妙な謎に仕立てた手腕は非常に凄い。 パズルの絵を描き、そこに話を向かわていく展開作りは非常にうまい作者だと思った。 ただ、”本格”医療ミステリかといわれると疑問。今回で言えば、 死因特定司法解剖の抜け道を、特定できる描写が本文にはなかったと思う。 また、一般的な読者でも推理可能なのかどうかもっと明示して欲しかった。 専門的な薬の名前とかで決着がつくんだろうぐらいに思い、少々読み飛ばしてしまった。 ただこれは、おどろおどろしい事件の様相のわりに、文体や台詞が軽いせいで 展開の進展にばかり関心が向いたせいかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書店で目立つ場所に置いてあったので意味もなく購入しました. 読むのを後回しにしていましたが,読み始めて良い意味で裏切られました. しっかりとした内容で驚きました. 他にも出ているようなので,そちらも読んでみようと思わされる本でした. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きなシリーズです。期待を裏切らない繊細な描写が素晴らしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
御手洗潔シリーズの御手洗を女性にして、医療系要素を加味したらこうなりました。という作品。作者が島田氏の御手洗シリーズのファンと聞いて納得。キャラの掛け合いも激似。医療系要素については海堂氏が帯で推しているものの、トリックと呼べるようなものは何もなく、医療関係者なら失笑するだけ。医療関係者には薦めない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ますます快調のシリーズ第6弾。巧みなプロットと医学をベースにした見事なミステリー。安定の面白さ。 今回、変人で天才女医の天久鷹央が挑む事件は密室の手術室で起きた奇妙な殺人事件。手術室に居たのは、殺害された麻酔医と、全身麻酔状態にあった患者の二人だけ。しかも、その患者・鴻ノ池舞は、近々、鷹央と小鳥遊の所属する統括診断部に入局する予定だった。 ラノベチックな表紙にオジさん世代は購入するのに多少の勇気を伴うが、読んでみて、満足。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズの六作目は二冊目となる長篇.は第零巻のような位置付けでしたが, 時系列は全巻を通じて最新となり,主人公と語り部のおかしなコンビも二年目に入ります. 物語の方は混乱と緊迫,そしてまさかの容疑者と,これまでとはやや異なる始まりで, そこに透明人間や幽霊と,方向の違う要素を絡める話運びには最後まで引き込まれます. その一方,犯人当てだけであればまだしも,その真相や動機については専門性が高く, 確かに驚きはするのですが,知識が足りない分,強引に感じてしまうことは否めません. また,解決のきっかけとなる記録映像の内容や,犯人を油断させるための仕掛けなど, 具体的な部分は後出しとなるため,解決篇についてはほぼ『見ているだけ』の状態です. さらに,それらを語る主人公が焦らすため,難しさもあってモタつき気味に映ることも…. とはいえ,ダイイングメッセージへの医師ならではの考え方に頷かされたかと思えば, 多少の疑問はあるものの,被害者の最後の行動と,それを受け手前を向くある人の姿は, 寂しさと悲しさを伝えながらも,その人物のキャラクタも相まって明るい余韻を残します. そして,そんな彼女が『チーム』に加わるかも知れない次からの展開も楽しみなところです. ただ,連作と長篇ではタイトルの規則性(ナンバリングの有無など)が変わるらしく, 何らかの意図はあるのでしょうが,何冊目かわかりづらいのはいささか面倒くさくて…. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズを追っかけて読んでいるが、二人のコンビネーションにますます磨きがかかってきた感じ。 相変わらずパーフェクトな鷹央先生だが、回を重ねるごとにヒトとして体温を感じてくる。 とにかく…主治医にしたい先生ナンバーワンだな!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
密室殺人という本格ものの王道を医療というスパイスで上手く味付けしてある。 新時代の本格ミステリはこのような専門知識を多用していく傾向になるのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やたら本格推理としておしてるが絵の無いラノベって感じ キャラの掛け合いとかも多過ぎる 推理もまあ…フツー 売れたのはもしドラと同じで萌え絵のお陰 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天久鷹央シリーズは「推理カルテ」が連作短編、「事件カルテ」が長編、という括りのようです。 ということで、本作は長編。冒頭から大仕掛けの謎の提示があり、ぐっと引き込まれる展開でした。 シリーズ最高傑作であると同時に、新規読者がこの作品からも読める小説かと。大満足です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!