■スポンサードリンク
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自身が旭川近郊の出身で見知った場所の描写があるため読み続けているシリーズですが、ここ4巻分くらいは、読後の達成感がありません。 陰鬱な展開もありますが、読者の目線になる正太郎くんの浅はかさ(近代機器を一切使わない櫻子がEメールなんてよこすはずない事とか)や考え方(シリアルキラーの考えに正しさを見いだしたり、自己の価値観を目上の人間に押し付けたり)のズレを強く感じる為です。 櫻子がいくら賢いからと言って何でも出来ると過信し過ぎだし、異質な存在を無理やり自分の価値観に当てはめようとするのは愚かしいでしょう。世の中そんな人間も多いですけどね。 作中で、「僕は怖がりだから花房の言いなりになって人を殺したりしません」と言う台詞があるのですが、花房は自分で手を汚さず人を懐柔して罪を犯させる手練れであり、正太郎にその才能の片鱗を見たからこそマーク(自身の後継者として?)されてるんでしょうに。 花房の行動に少しでも正当性を感じたら、もうシンパとして彼(彼女?)の思いのままになりそうです。 あと、これこそ私の価値観の押し付けですが、「自分の命を軽く考える人は、他人の命も軽く扱う」存在だと思います。 そういった意味で今巻時点の正太郎くんは若く未熟かつ危険ですね。そのうち家族や友人を間違いなく悲しませるか巻き込みます。 そう感じさせるのも太田先生の手腕ならではなのかもしれませんが、暫くは爽やかな気持ちで読み終わることはないでしょう。 結末が気になるので、読み続けていますが正太郎くんには表面上の自覚ではなく内面の根っこからの成長や変革に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品のシリーズは、全巻持っています。櫻子さんのおばさまの親友の話。正太郎の家にカラスの死骸とかが。不穏な気配。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前巻を受けてさらにと思ったら、また停滞気味になってしまったのが残念。 私が歳なのかもしれませんが、正太郎君の主張にはあまり共感が持てませんでした。 櫻子さんの言っていることの方がまだ共感できてしまいました。 とはいえ、この年頃ならこんな意見になるかな~てな感じで微笑ましくもありました。 同級生、同世代との恋愛を進めたいのか、年上の女性に対する恋心を進めたいのか 本格的にミステリーを進めたいのかが中途半端になっている感じがするので、薄味に 最近はなっているので、そろそろ軌道修正してほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと最近何巻かだれてきたかな、まだ話進まないの?と思っていた櫻子さんシリーズ。 これまでじわじわ進んでいましたが、この巻になってようやく大きく動き出しましたね。 2人の日常をずっと見ていたい気持ちと早く花房の正体を知りたい気持ちが入り混ざっています。 早く続きが読みたいです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わって、シリーズで一番ストレスが溜るかもしれません。頭の中で警報が鳴っている感じ。悪い予感と、それを打ち消したい感情がクルクル赤色灯のように回っている。早く次回が読みたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう何作目だろうか。 ここ数巻、引き延ばし過ぎではないかと思っていましたが、 いよいよ終わりを迎えるのではという感じがしました。 今回は、それに向けた導入部分でしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
その前ふり作品の様やった。短編で、しのいではるけど、面白無い。 おそらく次回が最終作やろうことで、エンディングを期待してるわ~。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
完結ですが、結果的に尻すぼみになってしまった。面白い作品だけに残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
花房に直接関わるような大きな動きがあったわけではありませんが、櫻子さんと正太郎くんの身辺で、薄気味悪く不吉な何かが、確実に忍び寄って来ていることを印象づける巻でした。全体的に、そう深刻にならずに読める話が多かったように思います。 内海さん、磯崎先生、薔子さんなどの大人たちは、それぞれのやり方で正太郎を支え、そして鴻上さんら同級生は、寄り添うように正太郎を助けてくれるようになっています。ただ以前と比べると、全体的に人間関係が希薄になっているような。相変わらず嬉々として骨を煮出し、標本に仕立てる櫻子さんですが、しばしば指摘されるように、倫理とか善悪に頓着しない危うさを持っています。それに対し正太郎くんの方は、幾たびの死を目の当たりにする中で、自分なりの価値観や善悪を固め、櫻子さんの「歯止め」のような存在になりつつあるように感じました。距離をはかりかねる二人ですが、これからも共に歩んで、花房に迫って欲しい。しかし最後の九条家の不在は何を意味するのか…続巻がただただ待ち遠しいです。 本作でも度々取り上げられていますが、日本の死因究明制度は非常に貧弱です。法医学は予算的にも人員的にも苦境に立たされ、多くの死の真相は有耶無耶に葬られているのが現状です。解剖は、「ご遺体との会話」だと今巻で語られていますが、まさにその通りだと思います。生と死について色々と考えさせられるのも、この作品の一つの魅力ではないでしょうか。 長々と失礼いたしました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
櫻子さんの血肉にまみれた巻で、最後に正太郎が彼女の血肉を骨ごと嬲る場面はかなり堪えるものがありました ですが、聖闘士花房ショウタロウを通じ改めて、これまでよりも更に洗練されてゆく白く美しい彼女の骨が描かれるのだろうと想像すると嬉しく、また楽しみでなりません 二人共頑張れ~!>o< | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!