グラスホッパー

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評判

グラスホッパーの評価:

3.71/5点 レビュー 432件。 B ランク

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平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全472件 381〜400 20/24ページ
No.92
(5pt)

再読すると

以前、伊坂さんこの小説を「シリアス?コメディ?オフビート?」と、店頭のポップか何かで紹介していました。 今回、再読してみると、伊坂さんの言いたかったことがわかったような気がします 鈴木は、「僕は、君のために、けっこう頑張っているんじゃないかな」と言って自分を奮い立たせますが、その度に、状況は悪くなっていくし、蝉は、文句を言いつつも仕事はきちんとこなし、自分のミスを、上司の岩西にきちんと報告しようとする、真面目なところがあるし、鯨にいたっては、胡散臭いホームレスに唆され、無理やりに、乱暴にすべてを精算しようとしています 冷静で、無感情に思える槿も、鈴木をからかって遊んでましたし、ファニーな殺し屋の物語というのはかなり、的を射ていると思います 蝉と鯨は、死を迎えることになるんですが、その最後はわりと報われる、というか悪くないように思えます 蝉は、嫌悪していた岩西との関係が和らいだように見えますし、鯨は、自分を騙すことをおぼえ、鈴木を押し屋として始末することで亡霊から解放されます 殺し屋として、活躍してきた2人にしては、上等な最後だと思います グラスホッパーは面白い小説です。今回、改めて、そう思いました。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.91
(5pt)

再読すると

以前、伊坂さんこの小説を「シリアス?コメディ?オフビート?」と、店頭のポップか何かで紹介していました。 今回、再読してみると、伊坂さんの言いたかったことがわかったような気がします 鈴木は、「僕は、君のために、けっこう頑張っているんじゃないかな」と言って自分を奮い立たせますが、その度に、状況は悪くなっていくし、蝉は、文句を言いつつも仕事はきちんとこなし、自分のミスを、上司の岩西にきちんと報告しようとする、真面目なところがあるし、鯨にいたっては、胡散臭いホームレスに唆され、無理やりに、乱暴にすべてを精算しようとしています 冷静で、無感情に思える槿も、鈴木をからかって遊んでましたし、ファニーな殺し屋の物語というのはかなり、的を射ていると思います 蝉と鯨は、死を迎えることになるんですが、その最後はわりと報われる、というか悪くないように思えます 蝉は、嫌悪していた岩西との関係が和らいだように見えますし、鯨は、自分を騙すことをおぼえ、鈴木を押し屋として始末することで亡霊から解放されます 殺し屋として、活躍してきた2人にしては、上等な最後だと思います グラスホッパーは面白い小説です。今回、改めて、そう思いました。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.90
(4pt)

エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考える

『砂漠』も読みましたが、随分『砂漠』と本書とでは作風が違うな、と感じました。個人的には、『砂漠』のほうが好きかな。砂漠 ミステリ、というか、ハードボイルド小説、ということですが、確かに、鈴木・鯨・蝉の三者が最後のほうでひとつの線にまとめられていく過程はわくわくドキドキして楽しめました。この先、いったいどういう展開になるんだろうか?と気になって、どんどん先に読み進めてしまいました。ただ、その殺人の動機というか、登場人物が殺人に至る過程にあまり意味を見出していないところが、小説としてどうなのかな、と。教師だった鈴木が復讐のために裏社会の会社に勤める、っていう設定もなんだか不自然な感じがしましたし。エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考えるきっかけにはならない感じ、です。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.89
(4pt)

エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考える

『砂漠』も読みましたが、随分『砂漠』と本書とでは作風が違うな、と感じました。
個人的には、『砂漠』のほうが好きかな。
砂漠
ミステリ、というか、ハードボイルド小説、ということですが、確かに、鈴木・鯨・蝉の三者が最後のほうでひとつの線にまとめられていく過程はわくわくドキドキして楽しめました。この先、いったいどういう展開になるんだろうか?と気になって、どんどん先に読み進めてしまいました。
ただ、その殺人の動機というか、登場人物が殺人に至る過程にあまり意味を見出していないところが、小説としてどうなのかな、と。
教師だった鈴木が復讐のために裏社会の会社に勤める、っていう設定もなんだか不自然な感じがしましたし。
エンタテイメントとしてはそこそこ面白いけども、読み終わった後にあらためて何かを考えるきっかけにはならない感じ、です。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.88
(4pt)

このパターンは

登場人物を複数出してストーリー進行を平行させ、最後に繋がっていくという形を作者は得意と
していますが、本作もそんな感じです。この形式は、中々物語に入り込むのが難しいというか、
話がパラパラと目まぐるしく変わるので頭がついていかず(私頭悪いんで、、)そんなに好きな
手法では無いのですが、本作は軽妙な描写、しゃれた筆致、世界観で描かれているのであまり
苦にならずに読み進める事が出来ました。
三人の殺し屋と超ブラック会社社員、そしてその会社社長に怨みを持つ主人公。これら登場人物
が絶妙な塩梅で絡み交錯する。
最後もホロリというか、ニヤリというか、後味良く終わる感じでとても良!でしたね。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.87
(4pt)

このパターンは

登場人物を複数出してストーリー進行を平行させ、最後に繋がっていくという形を作者は得意と
していますが、本作もそんな感じです。この形式は、中々物語に入り込むのが難しいというか、
話がパラパラと目まぐるしく変わるので頭がついていかず(私頭悪いんで、、)そんなに好きな
手法では無いのですが、本作は軽妙な描写、しゃれた筆致、世界観で描かれているのであまり
苦にならずに読み進める事が出来ました。
三人の殺し屋と超ブラック会社社員、そしてその会社社長に怨みを持つ主人公。これら登場人物
が絶妙な塩梅で絡み交錯する。
最後もホロリというか、ニヤリというか、後味良く終わる感じでとても良!でしたね。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.86
(4pt)

面白いんだけれど、あと一歩かな

伊坂さんの小説の中では、
異質な部類に入るのかな。
先が読めない
摩訶不思議さは健在だけれども
たぶん舞台が仙台じゃないからかな。
う〜ん、
なんでだろ?
なんだか
落ち着いて読めなかったな。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.85
(4pt)

面白いんだけれど、あと一歩かな

伊坂さんの小説の中では、
異質な部類に入るのかな。
先が読めない
摩訶不思議さは健在だけれども
たぶん舞台が仙台じゃないからかな。
う〜ん、
なんでだろ?
なんだか
落ち着いて読めなかったな。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.84
(5pt)

エンターテインメントの傑作

「押し屋」と呼ばれる、被害者を道路に押して車に轢かせることによって殺害する
殺し屋を、妻を悪人に殺された鈴木、相手を自殺に追い込むことによって目的を
遂げる殺し屋「鯨」、相手をナイフで殺害することで目的を遂げる「蝉」の3人が
追う、犯罪小説。
1つのストーリーが、章ごとに鈴木、鯨、蝉の3人の視点から語られるという構成
を取っている。
本作は登場人物の造形とか描写が浅く、純文学というには無理がある。
エンターテインメント小説としてどうかということになるが、ストーリーが面白い
し、伏線の張り方やエンディングも上手い。登場人物の人生観のようなものが描か
れてるのもいい。読後感も良かった。エンターテインメントとしてはかなりの傑作
だと思う。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.83
(5pt)

最後の最後までやられたって感じ

 伊坂幸太郎は初めてである。
 でも、あまりのすばらしさに言葉もない。
 例えば鯨。あまりにも淡々としていて、とっかかりがなさそうに見えて、私は最初の数行から魅せられてしまった。自分が自殺に追い込んだ人間の幻影を見続けるような、行っちゃってる奴なのに、なぜか初っぱなからものすごくかっこよく見えてしまう。
 それに、登場人物達の何気ない会話の端々に至まで全てが複線というのが、本当に恐れ入る。どの言葉一つとっても無駄がないのだ。
 そして最後の一行。あの終わりでまた後頭部を殴られたような衝撃を覚えた。ああ、やられてしまったと思った。ここまで全くこのラストを予期できなかったなんて、作者に完全に振り回された。
 感動ものである。
 という事で、また伊坂幸太郎を買ってしまう。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.82
(4pt)

どこか平和な殺し屋小説

妻の復讐するため、その敵の父親が経営する「非合法な会社」に入社した鈴木。
その一般市民である鈴木が、非合法的な事件に巻き込まれていく。
殺し屋小説と銘打っているが、それから想像されるものとはやや印象が異なる。
なかなか残酷なシーンも出てくるが、それでもなお、文章にどこか平和を感じた。
伊坂幸太郎が書いたどこか平和な殺し屋小説、といった印象。
印象に残るキャラクターとセリフは健在。
良く言えば読みやすい、悪く言えば薄っぺらい。
かっちりしたミステリーを期待して読むと、勢いはあるがどこか緊張感にかける感じがするか。
そこがこの作者の良いところでもあり、悪いところでもあるのでしょう。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.81
(4pt)

どこか平和な殺し屋小説

妻の復讐するため、その敵の父親が経営する「非合法な会社」に入社した鈴木。
その一般市民である鈴木が、非合法的な事件に巻き込まれていく。
殺し屋小説と銘打っているが、それから想像されるものとはやや印象が異なる。
なかなか残酷なシーンも出てくるが、それでもなお、文章にどこか平和を感じた。
伊坂幸太郎が書いたどこか平和な殺し屋小説、といった印象。
印象に残るキャラクターとセリフは健在。
良く言えば読みやすい、悪く言えば薄っぺらい。
かっちりしたミステリーを期待して読むと、勢いはあるがどこか緊張感にかける感じがするか。
そこがこの作者の良いところでもあり、悪いところでもあるのでしょう。
この作品は文庫になっています。
グラスホッパー (角川文庫)
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.80
(4pt)

バイキングのレストランで、

隣にじいさんが座ったとき「彼がジャック=スピルヒン?」と思いました。
トリップの住所に行った比予子がカブトムシのシールを手に入れ、なんだかんだで孝太郎君の手に渡るのかな?と思いました。
要するに、井坂本に慣れてくると「これは伏線で後に回収されるはずだ!」と想像しながら読んじゃうんですよね。でも、じっくり1文も見落とすまいと思うので読みごたえはありました。
面白かったです!
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.79
(5pt)

社会の裏の世界に観ちゃった感じ

「自殺屋」「一家殺し屋」「押し屋」
物騒な事件が最後はだんだん1つへとつながってゆく。
ある会社に妻を殺された主人公が物騒な人物たちと遭遇してゆく。
内容は血みどろっていう感じですが、最後は結構さわやかな結末になってゆく。
伊坂さん。面白いじゃないですか〜。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.78
(4pt)

手持ちぶさたで死なないように、がんばってみるかー、と思える作品

 伊坂幸太郎らしい、エンタテインメントなミステリ小説。だけども、内容的には後に倒れる感じの内容。面白いんだけど、なんかちがうんだなぁ。
 元教師の鈴木は、妻の復讐のために、まともじゃない会社の「フロイライン<令嬢>」で働いている。「自殺屋」の鯨は、政治家からの依頼で秘書を自殺させる最中で、「殺し屋」の蝉は一家惨殺の真っ最中。そこに登場する、人を車や電車に突っ込ませる「押し屋」。鈴木は、復讐がはたせるんかなぁ、鯨と蝉はどうかかわってくるんかなぁ、という作品。
 話が進み始めると、ジェットコースターのように展開し、メインキャラクターが関わっていく。そして、最後には割と丸く収まる、という伊坂幸太郎らしさ。いろいろな小道具を使い、セリフもいちいち面白く、展開も妙である。それでも他の伊坂作品に比べて、後ろ向きなイメージのする作品だった。「人は誰でも、死にたがっている」ってセリフに集約されるように。そのせいか、他の作品よりも最後に感じるすがすがしさも、ちょっと薄い。まぁ、なんとなくはっきりしない終わりでもあるし。最後が始まりなんだか、終わりなんだか、始まりの終わりなんだか、終わりの始まりなんだか、まだ始まっちゃいないんだかわかんなかった。
 グラスホッパーってのは、バッタのこと。殺し屋だとかその「業界」だとか出てくるが、これは人が群れているからである、ということを、バッタ(イナゴ)の相変異になぞらえているのである。なるほど、的を射ているかもしれない。
 それでも、やっぱり「生きてるみたいに生きる」、これが重要だ、ってことだね。手持ちぶさたで死なないように、がんばってみるかー、と思える作品だ。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.77
(4pt)

とてつもない・・・?

あまり道徳的な話ではありません。
命の尊厳とか、そういうことを考えたら、けっこう身も蓋もない話です。
一つの物語が、鈴木、鯨、蝉という三人の視点から交互に語られています。
結構強引な展開なのに、勢いがあるので引き込まれて一気に読んでしまいました。
善人が一人も出てこないという、ある意味潔い設定は、かえってすがすがしい印象すらあります。
でも、読書に癒しを求めるタイプの人には向かない本だと思いました。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.76
(4pt)

軽快だが・・

軽快でスピード感溢れる文章。読んでいて快感ですが、芯に重いものがあります。楽しく読み終わった後で、作者のメッセージがしっかり伝わってきました。お勧めです。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.75
(5pt)

ドライなスピード感

とにかくスピード感があってサクサク読み進められる。主人公を含めてどの登場人物も好きなれないが嫌いにもなれない。無駄な描写がなく、かつ大胆でタランティーノ監督の映画を見ているような感じがした。同作家の『重力ピエロ』の村上春樹のコピーのようなナルシスティックな文体には辟易したが、こちらの作品は同じ作家のものとは思えないほど秀逸であると思う。とにかくおもしろかった。
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X
No.74
(5pt)

ジャック・クリスピン曰く

初出は2004年7月。作者自身が一番達成感があった、と言うのも頷ける。キャラタ・伏線・構成どれをとっても『伊坂ワールド』が完成したと確信できる傑作だ。
『グラスホッパー』は殺し屋の話だ。ただいつもに増してリアリティがあって、まるでジェフリー・ディーヴァーを読んでいるような感覚に襲われた。普通の日常に出てくるキャラクタがすっぽりはまって何の違和感もない。交差点で待っていて、後ろに『押し屋』がいてもなんらおかしくないし、日々ニュースで伝えられる自殺の現場に『鯨』が実はいてもおかしくない。犯人不明の殺人現場に実は『蝉』がいても不思議ではない。そういうところがこのストーリーをより刺激的にしていると思う。
ところで文中によく『ジャック・クリスピン』という奴の台詞がで来るのだが、聞いたこと無い人名なので検索してみたが・・・どうも伊坂の創作した人物らしい。このあたりも実に面白い。
グラスホッパー Amazon書評・レビュー: グラスホッパーより
4048735470
No.73
(4pt)

伊坂ワールドに迷い込んでしまいました

 「このミスNo1」の『ゴールデンスランパー』で伊坂幸太郎氏の名前を初めて知った私です。
“話題の作家”の最初に読んだ著作がこの『グラスホッパー』だったのは、幸いだったのか、
それとも間違いだったのか・・・。
 あまりにも簡単に人が死んでいくあり得ないような展開。
「押し屋」「蝉」「鯨」三人の殺し屋の現実離れしたキャラクター。
主人公のありふれた「鈴木」とい苗字と、妻を殺された男の復讐という小説では平凡すぎる設定。
 こんな摩訶不思議と当たり前が入り乱れながら進んでいくうちに、
伊坂ワールドにぐいぐいと引き込まれてしまいました。
 「いくら危ない状況にいてもね、多分大丈夫だろう、って思うもんなんだって」
 「人は誰でも、死にたがっている」
どきっとするような言葉に出会い、突然現実の世界に引き戻されるのも、
読んでいて知った伊坂氏の魅力の一つだと思います。
 これから暫くは、伊坂氏の著作にはまりそうです。はたして幸いだったか、間違いだったか・・・
グラスホッパー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: グラスホッパー (角川文庫)より
404384901X