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あやし 怪
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あやし 怪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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江戸不思議話短編集。 9作品あるが、妖怪、怨念などの部分はなかなか現実味がないからなじめない。 一般文学通算2359作品目の感想。2019/12/08 17:35 | ||||
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江戸を舞台の怪談集だが、それほど怖くなく、人間の深層心理が見せる不思議なオバケ話、と言う感じ。物語は良く練られており、人間心理の不思議さについて考えさせられる事が多かった。やはり宮部みゆきは面白い。 | ||||
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時代小説の中では、あまり難しくもなく、気分転換にさらりと読めます。元々、宮部みゆきさんの時代小説のファンなので、もっともっと作品に触れたいです。 | ||||
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宮部みゆきさんの現代ものの小説によくあるような、奇怪な死や残虐な事件にまつわる心の深層推理小説だと思います。 何故?の問いかけに答えがない結末には、読者の深層心理を問われているような気にもなりました。 これまでに読んだような、怖いながらも人情味あふれる時代小説ではなく少し残念でしたが、「女の首」これだけは、幼い子供が主人公となり、読んでいて思い描かれる絵にも温もりがあっておもしろかったです。 全体として、背筋が凍るほど・・・には程遠くそんなに怖くはなかったです。 | ||||
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宮部さん自身が深川の生まれ育ちということもあり、江戸の下町地理、風俗、そして開発の波に 消えてゆく景色、人情など、「こんな時代もあったのよ」と失われていくものへの憧憬と鎮魂を 籠めて書き綴っているように思える。(杉浦日名子さんとの対談などで本人が話したように) 掌編だが心に残るものが多く読み始めると止まらない。 「あやし」の題通りに、からり晴れた日が描かれるのは少なく、夜の闇、長屋に住む人々、商家の 佇まい、通りを行き交う人達が出す声、ざわめきなどの、なにげない日常に潜む恐ろしい人間の性 や恨みを残した魂魄が、ふとしたことを切っ掛けに姿を現し、人々の運命を変えてしまう。 冬時期より夏の夜長に読みながら背筋ヒンヤリがいいと思う。 | ||||
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また読みたくなり、再度購入しました。宮部さんの時代物ホラーのなかでは一番好きです!怖さよりも人間の悲しさや情というものが伝わってきます。 | ||||
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やっぱりこの人の時代小説、大好きです。 『あかんべえ』でハマったので、妖かしが出てくるような怪談モノが特に好きです。 結局のところ、妖かしより何より生きてる人間が一番怖い、と思わずにはいられない。 短編集なのですが、どの話も心の深い所をエグいてきます。特に私は、「安達家の鬼」が好きでちょっとホロッときました。 私自身も東京の下町出身の江戸っ子なので、地元の地名が出てくる度に、「あぁ、あの辺にからあの辺まで歩いたのね。」とより現実味を感じました。 現在、『おそろし』も購入済み、待機中なので読むのが楽しみです。 | ||||
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引越し時にだいぶリサイクルに出したので、今買い集めています。保管状況はバッチリでした! | ||||
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夏の夜の読書にピッタリ。怖いというよりは、さもありげな不思議はお話という、読後感でした。 | ||||
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背筋が寒くなる、というよりは哀しくなる、そんな感じの短編集。 怪奇小説に入るのだろうが、その背景の人物の心情描写が痛々しい。 器量が悪いと奉公を断られたムスメが悲嘆にくれて起こる怪奇現象、死んだ姉が守ってくれる奇妙な奉公先での出来事。 どれも単純な善悪では片付けられないからこそ、心に重く残った。 宮部みゆきさんの他の江戸を舞台にした短編集とは違い、中立な平和な探偵役がいないので、余計暗い。 | ||||
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時代怪談話ではあるが、その話のオチは読み終えた時に心の中を温かくしてくれるものばかり。宮部みゆきさんの時代話本を読めば読むほどに「こんな優しい人に成りたい」とかいつでも心をしなやかに保っていたい、と思うのだから不思議だ。中学生や高校生位の人達にもっと読んで欲しいなあ…そしたらもっと優しい社会に変わって行くんじゃないかな!? | ||||
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江戸人情話風のオリジナル怪異譚集。論理的で非常に読みやすい文章。物語の設定もひねりの効いた展開も非常に上手い。当代の人気作家にありがちな薄っぺらさがないのはとてもいい。 しかしあまり怖くない。解説の東雅夫が言うように、上質な欧米ホラー/ミステリの影響がかなりあるのがわかる。だから怖さが構造的な怖さであって、生理的にぞっとするという場面がないような気がする。結末のつけ方も明確な形にせず、英米作品のように暗示的、象徴的な終わり方にしている話が多い。 また、結局のところハッピーエンドであり、どうしょうもない極悪人も性格異常者も出てこない。愛すべき平凡な庶民である主人公の周辺で起こった解決可能な事件、理解可能な事件として描かれているのが、ちょっともの足りなく感じる。 しかし作品は粒揃いで、一級の作品集であるのは確か。どの作品もストーリーの面白さは十分以上にあり、買って損したと思うことは絶対ない。 いちばんの出来と思ったのは「時雨鬼」。犯罪小説に見せかけておいて実はホラーということが、読んだあとにわかるようになっている。掛け値なしの傑作だ。 | ||||
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ほぼ一気読みしたのですが、思いの外、飽きが…。 どれも設定が似ていたのと、オチや山場が割合上品だからだと思う。 もっと下品で毒気が強いとか、鮮烈に記憶に残る方が好みなのと、初の宮部作品なので慣れもなく…という、本当に勝手な言い分です。 あるいはゆっくり読めば、余韻が身に染みたかも知れません。 でもこの一冊で自分との相性を決め付けるには勿体ない作風なので、他の作品も読んでみたいと思いました。 「安達家の鬼」の意外性は面白かったし、「女の首」の、命のリレー的な部分に思わずホロリ。 | ||||
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純日本ホラー小説です。 ホラーとしては薄味ですがそれが逆にリアリティさが出て不思議な感じです。 文体が工夫されているので時代小説としてはスラスラ読めました。 読み終わった後は思わずコツコツ真面目に生きていこうと思ってしまいました。 | ||||
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幾つかの話し中で、本題へと繋がる布石が幾つも落ちている。読み続けるうちに、その布石が一つずつ拾われていき、最後には本流へと繋がっていく。 いつも宮部さんの作品を読んでいると、そんな感じを覚えます。その代表的な物が「あんじゅう」だと思っています。 このあやしもそんな感じを覚えた作品です。 | ||||
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江戸の「あやし」い話が沢山。恐い話、なるほどと思う話など9話。居眠り心中、影牢、布団部屋、梅の雨降る、安達家の鬼、女の首、時雨鬼、灰神楽、蜆塚。解説の東雅夫が、丁寧に背景を描いている。解説の引用・参考文献を読んだら、また読むと面白いかも。http://bit.ly/12TDEQH | ||||
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想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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評価が高いので読みましたが1話目があまりにもつまらなくて後の話を読む気がしません。え、これで終わり?って感じでした。 有名作家さんに対して失礼ですがセンスが感じられません。以前読んだちよこもつまらなかったし宮部さんの短編は私には合わないようです。 同じような設定の話で山白朝子さんのエムブリヲ奇譚が面白かったので読むならそちらをおすすめします。 | ||||
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江戸の市井が舞台の怪談話。 まさにタイトル通り「あやし」く怖いお話ばかり。 派手に血が噴き出すようなグロい直接的な恐さではなく、 じわじわっと来るような霊的な怖さ。 夏の夜長に読むのにちょうどいい。 | ||||
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江戸時代の話だけど、なぜかそれほど昔のことのように感じなかった。 嫁姑問題、介護、雇用、恋愛等、今でも身近なことがテーマになっていて、そこからさまざまな恨みや憎しみが生まれる。普通の人でも、何かのきっかけで、鬼に変身することがある。 人間て怖い生き物だなぁとつくづく思った。 | ||||
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