(短編集)

死神の精度

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

死神の精度の評価:

4.23/5点 レビュー 407件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全537件 321〜340 17/27ページ
No.217
(5pt)

傑作短編集

私は伊坂氏のファンであります。ストーリーテラーとしての才を高く評価する者です。
ゆえに彼に対する評価は少し甘めになります。
この作品は、欠点がありながらも彼の実力を遺憾なく発揮していると思います。
死神を使った着眼点。一週間の調査で「死の判定」をするという、惹きの面白さ。
五編それぞれがまったく異なる設定で、バラエティに富んでいる。娯楽作として申し分ないでしょう。
欠点を挙げるなら、死神という万能の人物が主人公のため、何でもありの設定になってしまい、かせが利いていない気がしたこと。また、一話目の「電話の声を聞いただけでその人の歌の才能を見抜く」という設定が現実ではありえないこと。しゃべる声と歌う声はまったく別のものです。私はその業界にいるので、その点がすごく気になりました。
それでも五つ星です。欠点を上回る魅力がこの作品にはあるからです。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.216
(5pt)

くすっと笑えて余韻が残る

伊坂さんの作品は、この本が初めてでした。読みやすいし文字を追いながら鮮明に映像が思い浮かびます。
短編集になっているけれど、繋がっている章があったり、ああ、あの人はこういう人生を歩んだんだね、ってじんわりきました。
凄腕ストーリーテーラーですね。
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.215
(5pt)

くすっと笑えて余韻が残る

伊坂さんの作品は、この本が初めてでした。読みやすいし文字を追いながら鮮明に映像が思い浮かびます。
短編集になっているけれど、繋がっている章があったり、ああ、あの人はこういう人生を歩んだんだね、ってじんわりきました。
凄腕ストーリーテーラーですね。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.214
(5pt)

No Music, No Life

寿命が尽きようとしている人間のまわりをウロウロし、
その人間の命がなくなってもよいか、
それとも寿命を延ばしたほうがいいか
を判定する、
人間の外見をした死神が登場します。

殺人のトリックに不死の死神がかかわってくるため、
通常のミステリーとは一味違った面白さがあります。

音楽好きな死神に寿命を先延ばしてもらうためには
素敵な音楽が必要です。
まさにNo Music, No Life です。
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.213
(5pt)

No Music, No Life

寿命が尽きようとしている人間のまわりをウロウロし、
その人間の命がなくなってもよいか、
それとも寿命を延ばしたほうがいいか
を判定する、
人間の外見をした死神が登場します。

殺人のトリックに不死の死神がかかわってくるため、
通常のミステリーとは一味違った面白さがあります。

音楽好きな死神に寿命を先延ばしてもらうためには
素敵な音楽が必要です。
まさにNo Music, No Life です。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.212
(4pt)

人間の愚かさや滑稽さと表裏一体として存在する美しさや尊さが巧みに表現されている

文庫本の解説でロシア東欧文学者の沼野氏が、この作品について「非日常的な視点から物事を見ることによって、普通のものを見慣れない奇妙なものにしてしまう」、所謂「異化」という手法を用いていると解説しています。死神が非日常的な視点というフィルタとなって、人や生を、時に滑稽で愚かしくも、それでいて美しく尊いものだと感じさせてくれます。例えば「人間は不思議なことに金に執着する、音楽のほうがよほど貴重であるにも関わらず・・・」。これを人間の台詞として聴いたならば、何てことはない唯の皮肉ですが、死神の言葉として発せられれば、そこにはかなりの客観性というか中立性が担保される気がします。また各短編の最後には死神である千葉の多くの印象的な一言があります。「死神と藤田」での「藤田は現れるだろう、愚かな剛毅さを漂わせてやってくる。」や、「旅路で死神」での「おい、フォークを忘れてるぞ。」などは、人間の愚かさや滑稽さと表裏一体として存在する美しさや尊さが巧みに表現されている様な気がしました。味わい深い良作短編かと思います。
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.211
(4pt)

人間の愚かさや滑稽さと表裏一体として存在する美しさや尊さが巧みに表現されている

文庫本の解説でロシア東欧文学者の沼野氏が、この作品について「非日常的な視点から物事を見ることによって、普通のものを見慣れない奇妙なものにしてしまう」、所謂「異化」という手法を用いていると解説しています。死神が非日常的な視点というフィルタとなって、人や生を、時に滑稽で愚かしくも、それでいて美しく尊いものだと感じさせてくれます。例えば「人間は不思議なことに金に執着する、音楽のほうがよほど貴重であるにも関わらず・・・」。これを人間の台詞として聴いたならば、何てことはない唯の皮肉ですが、死神の言葉として発せられれば、そこにはかなりの客観性というか中立性が担保される気がします。また各短編の最後には死神である千葉の多くの印象的な一言があります。「死神と藤田」での「藤田は現れるだろう、愚かな剛毅さを漂わせてやってくる。」や、「旅路で死神」での「おい、フォークを忘れてるぞ。」などは、人間の愚かさや滑稽さと表裏一体として存在する美しさや尊さが巧みに表現されている様な気がしました。味わい深い良作短編かと思います。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.210
(5pt)

一番好きな伊坂さんの作品。

とても読みやすく面白い作品です。
物語としては
一人の死神がそれぞれの短編に関与していくというものです。

映画化されていることから察せれるように
情景や人物の心理描写が手にとるように分かります。

寝る前に読むと、映画を見てるような良い気分になれました。
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.209
(5pt)

一番好きな伊坂さんの作品。

とても読みやすく面白い作品です。
物語としては
一人の死神がそれぞれの短編に関与していくというものです。

映画化されていることから察せれるように
情景や人物の心理描写が手にとるように分かります。

寝る前に読むと、映画を見てるような良い気分になれました。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.208
(5pt)

伏線てんこ盛り

最近は分かりやすい伏線はそんなにないかもしれませんが、こちらは「てんこ盛り」です。伊坂幸太郎の伏線が大好きな私にとっては最高の書です。
一気に読めてしまいますが、読後感がとてもすがすがしかったです!
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.207
(5pt)

伏線てんこ盛り

最近は分かりやすい伏線はそんなにないかもしれませんが、こちらは「てんこ盛り」です。伊坂幸太郎の伏線が大好きな私にとっては最高の書です。
一気に読めてしまいますが、読後感がとてもすがすがしかったです!
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.206
(4pt)

ミステリーでもなく、ファンタジーでもない。

死神の描写が気に入りました。
デスノートのリュークのような死神をイメージしてしまうと、な〜んだ…とがっかりしてしまうかも。
この死神は、角も生えてなれば、牙も羽も生えていない。死を扱うけども、その振る舞いは某映画のエンジェルのよう。短編集なのが、残念。長編だったらいいのに…と思うところがいくつかあります。だから星4つです。ミステリーには分類されないものの、物語全体に不思議感が漂っているところが好きです。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.205
(4pt)

ミステリーでもなく、ファンタジーでもない。

死神の描写が気に入りました。
デスノートのリュークのような死神をイメージしてしまうと、な〜んだ…とがっかりしてしまうかも。
この死神は、角も生えてなれば、牙も羽も生えていない。死を扱うけども、その振る舞いは某映画のエンジェルのよう。短編集なのが、残念。長編だったらいいのに…と思うところがいくつかあります。だから星4つです。ミステリーには分類されないものの、物語全体に不思議感が漂っているところが好きです。
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.204
(4pt)

死神目線の人間はおかしなところだらけのようだ

主人公は死神である。情報部から対象の人間がいつ死ぬかだけ聞かされてその人間の‘調査’にやってくる。どうやって死ぬのかは聞かされていないが、何日か接触した後たいていの場合は「可」と報告し、その人間は不慮の事故もしくは事件で死ぬことになる。死神は対象に同行しその死を見届けようとする。
 主人公の死神は人間の作った「ミュージック」をこよなく愛し、CDショップの試聴コーナーに一時間もいたりするとぼけたキャラクターだし、味覚も無いのに対象と同じ様に食べものを飲み込む変なやつだ。そして人間世界についての知識も不完全でときどきボケをかましてくれる。例えばこうだ

 「雨男なんですね」と彼女は微笑んだが、私には何が愉快なのか分からなかった。けれどそこで、長年の疑問が頭に浮かんだ。「雪男というのもそれか」

 という具合である。こういうボケがふんだんにかまされる。結構笑える小説だ。それでいて、死神目線の人間の洞察が深く鋭く、方々で唸らされる。読み応えたっぷりだ。
 この作品集には6篇の短編が収録されているが、客のクレームに悩む女性に起こる奇跡のストーリー「死神の精度」や片想いの青年の恋が実っていくが……の「恋愛で死神」、吹雪の中閉じ込められた人々が死神のある些細な行為が原因で次々に死んでいくミステリ仕立ての「吹雪と死神」、やくざの殴りこみの最中にいて死神ならではの理由でその結末を予測する「死神と藤田」など、バラエティに富み、出てくる人物が皆魅力的である。しかし、そのほとんどの人が「可」なのだ。つまり死ぬことになるのである。どんなに魅力的な人物で一緒になってドラマを体験しても「可」なのである。そこには死神独自の価値観が存在しているようで人間である我々には理解できることではない。最終話「死神対老女」には「死神の精度」の登場人物の何十年後かの姿が意外な形で登場する。時を超えた存在の物語としても楽しめる一品。


死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.203
(4pt)

死神目線の人間はおかしなところだらけのようだ

主人公は死神である。情報部から対象の人間がいつ死ぬかだけ聞かされてその人間の‘調査’にやってくる。どうやって死ぬのかは聞かされていないが、何日か接触した後たいていの場合は「可」と報告し、その人間は不慮の事故もしくは事件で死ぬことになる。死神は対象に同行しその死を見届けようとする。
 主人公の死神は人間の作った「ミュージック」をこよなく愛し、CDショップの試聴コーナーに一時間もいたりするとぼけたキャラクターだし、味覚も無いのに対象と同じ様に食べものを飲み込む変なやつだ。そして人間世界についての知識も不完全でときどきボケをかましてくれる。例えばこうだ

 「雨男なんですね」と彼女は微笑んだが、私には何が愉快なのか分からなかった。けれどそこで、長年の疑問が頭に浮かんだ。「雪男というのもそれか」

 という具合である。こういうボケがふんだんにかまされる。結構笑える小説だ。それでいて、死神目線の人間の洞察が深く鋭く、方々で唸らされる。読み応えたっぷりだ。
 この作品集には6篇の短編が収録されているが、客のクレームに悩む女性に起こる奇跡のストーリー「死神の精度」や片想いの青年の恋が実っていくが……の「恋愛で死神」、吹雪の中閉じ込められた人々が死神のある些細な行為が原因で次々に死んでいくミステリ仕立ての「吹雪と死神」、やくざの殴りこみの最中にいて死神ならではの理由でその結末を予測する「死神と藤田」など、バラエティに富み、出てくる人物が皆魅力的である。しかし、そのほとんどの人が「可」なのだ。つまり死ぬことになるのである。どんなに魅力的な人物で一緒になってドラマを体験しても「可」なのである。そこには死神独自の価値観が存在しているようで人間である我々には理解できることではない。最終話「死神対老女」には「死神の精度」の登場人物の何十年後かの姿が意外な形で登場する。時を超えた存在の物語としても楽しめる一品。


死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.202
(4pt)

優しい気持で読めました。

良かったですよ。

お話の中に、いろいろな波があってすごく読みやすかったです。
その波は、ゆったりとした波です。

いま振り返ってみても人の死を書いた本には思えません。

きっと登場人物みんなが魅力的だったんですね。
だから、お話全体が素敵に感じたんでしょう。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.201
(4pt)

優しい気持で読めました。

良かったですよ。

お話の中に、いろいろな波があってすごく読みやすかったです。
その波は、ゆったりとした波です。

いま振り返ってみても人の死を書いた本には思えません。

きっと登場人物みんなが魅力的だったんですね。
だから、お話全体が素敵に感じたんでしょう。
死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.200
(4pt)

短編集かと思いきや

死神の仕事ぶり(!?)の短編集。

死神対登場う人物という構成で
それぞれの登場人物によって話の内容やキャラがいろいろなので
完結で読みやすい。

と思いきや
最後にあ〜!そうだったんだ!
となる伊坂幸太郎氏らしい作品。

でも最後につながるなら登場人物全員をキッチリつなげてほしかったなぁ。

とても読みやすい作品だと思います!

死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804
No.199
(4pt)

短編集かと思いきや

死神の仕事ぶり(!?)の短編集。

死神対登場う人物という構成で
それぞれの登場人物によって話の内容やキャラがいろいろなので
完結で読みやすい。

と思いきや
最後にあ〜!そうだったんだ!
となる伊坂幸太郎氏らしい作品。

でも最後につながるなら登場人物全員をキッチリつなげてほしかったなぁ。

とても読みやすい作品だと思います!

死神の精度 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の精度 (文春文庫)より
4167745011
No.198
(5pt)

映画だけで満足しないで頂きたい

すでに映画を観ている状態でこの本を読んだ。
まあ、目新しいのは見たことがない話があることだけだろうと思っていた。
なんだかんだあって映画化されていない話も楽しみ、ラスト。
最後の話は映画化されていたのでまあ同じだろうと思っていた。
が、
最後の最後で驚いた。背筋に悪寒が走る感じがした。
ぜひとも映画で満足しないでほしい。
死神の精度 Amazon書評・レビュー: 死神の精度より
4163239804