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(アンソロジー)

「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌7



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【この小説が収録されている参考書籍】
「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌〈7〉 (光文社文庫)

「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌7の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
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「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌〈7〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌〈7〉 (光文社文庫)より
4334735169
No.1:
(4pt)

マニアック?!

最近売れている軽めのミステリー小説をお好みの方が、これを読むと「なんじゃこりゃ?!」
と、思われるかもしれません。
それだけ甦る探偵雑誌シリーズの中でもマニアックな作品が多いかもしれません。
裏を返せば、旧作好きな人にはたまらない一冊です。

「検死医」(島田一男)
資産家の未亡人が、自宅の階段で台の上に飾ってあった花瓶が落ちてきて死亡した。
検死医の花井は「花瓶が落ちたくらいで、こんなに頭蓋骨にはめり込まないよ」と事件を示唆。
被害者の書き物用の鼻眼鏡が遺体の近くで見つかったことにより、花井は死亡する直前に被害者は
何か書くか読むかしていたのではないかと推測する。
被害者には甥がいたが見解の違いで決別し、死後の財産は長年世話になった家政婦に、家と家具は間貸しをしていた同居人の男に
与えることになっていた。

「遺言映画」(夢座海二)
作者が撮影所にいただけあって、撮影、録音技術の盲点を駆使したこの作品は、是非、テレビドラマで見たいものです!
映画社勤務の加瀬の元に、妙齢の女性、易子が訪れ、こう質問をする。
「フイルムで撮った言葉というものが、法律的な証拠物件に充分堪え得る程、信頼を置いてもいいものでしょうか・・・」と。
易子の伯父は遺言をフイルムに撮影していたのであった。

「舶来幻術師」(日影丈吉)
明治中期を時代設定にした『ハイカラ右京シリーズ』の中でも異色と言われる一作。
華やかな見世物小屋を舞台に、美少年たちがた~くさん登場します。
「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌〈7〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:「探偵倶楽部」傑作選―甦る推理雑誌〈7〉 (光文社文庫)より
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