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密閉病室



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【この小説が収録されている参考書籍】
密閉病室 (Hayakawa novels)
密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)

密閉病室の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

ページが進む。

闇の中のモヤモヤ感に、ページが進む。
密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408947
No.2:
(4pt)

描写がうまくイメージがわきやすい

ザ・キープを映画で観てその後本を読んで、ファンになりました。テンポもよく、読みやすかったです。
密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408947
No.1:
(5pt)

医療サスペンスの傑作

久しぶりに、文句なしに面白い小説でした。合衆国随一の医科大学イングラム。その行き届いた美しい環境の陰には陰謀が渦巻いていた・・・。
 主人公のクインは、利発で主体的に行動する使命感に燃えた医学生。BFのティムは繊細な心をハッタリと皮肉な態度で隠した天才肌。この二人が対決する陰謀とは、マインドコントロールによって医学生に「人を能力によって階層化し、限りある医療資源の分配に差をつける」という考えを植えつけること。これにより、富裕層は充実した医療を受けられ、貧困層や社会的弱者を切り捨てることに迷いがなくなるし、それどころか、ホームレスの病人を新薬の実験材料として提供することも可能になる・・・。
 物語前半は大学内の丹念な描写を通し、日常に潜む違和感を少しずつ明らかになっしていきます。後半に入り、主人公たちが真相に迫るにつれテンポアップし、最後はジェットコースター状態のアクションシーンが続きます。いや、途中で止められないくらい面白い。
 それにしても、人を生かすために進めた医学の研究が、いつの間にか狂った計画に結び付いて行く様子や、中心的な医学者がそれを世のためだと信じて込んでいく様子に、いかにも説得力があります。一度ボタンを掛け違えると、もう元に戻すことは出来ないのでしょうか。最後に自殺する二人の教授に愛惜の念を覚えました。
密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:密閉病室 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408947

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