ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全243件 161〜180 9/13ページ
No.83
(5pt)

ブレイブストーリー上

出だしは小学生のちょっとした街の探検(?)の話。
と思いきや、主人公の親が離婚!さらに転校生の家庭はもっとえらいことになってました。
こういう理由で旅を始めるのか。と納得ではあるけれど、
「運命を変える」  けっこう漠然とした目的。
何が起こるかわからないけど、とりあえず、頑張れワタル!
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.82
(5pt)

ワタルの冒険の原点がここに・・・

最初に、映画の方を見て興味を持ったので原作の方も読んでみました。
上巻では、主にワタルが幻界(ヴィジョン)を訪れるまでの経緯が描かれていますが、そこまでが非情に重たいです。家族を捨て家から出て行ってしまう父、そのことにショックを受けワタルと共にガス自殺を図る母、平和な日常から一遍して家族が崩壊する様子がリアルに描かれています。
また、上中下を通して映画とは若干ストーリーに変更があったり、映画には登場しなかった人物などもいますので、一度映画を見た方でも楽しめると思う作品です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.81
(5pt)

北の大陸と南の大陸は朝鮮半島

北の大陸と南の大陸はあきらかに朝鮮半島を意識していると思います。
この物語はとてもリアリティーがあって最高です。
生きていくうえでとても大切なことが書かれています。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.80
(5pt)

大人になってから読んだからかな

映画でウエンツくんが声優をしていたから気にはなっていましたが,実際映画を観ることもなく,同じ宮部みゆきさん作の「ステップファーザーステップ」を読んで面白かったから,この本にも手を伸ばしてみました.
冒頭,両親の離婚問題で始まるこのお話,「子供にはあんまりおおっぴらには薦められないかな〜」なんて思いながら読み進み,どうしても離婚したい自分を正当化するお父さんがわからなかったけど,あとでそれなりに納得できる理由が出てきて,でも十分離婚の正当な理由にはならないな〜など,既婚者として複雑.
そうこうしているうちにウエンツくん演じる役どころの少年との関わりで主人公も旅に出ることになります.
旅に出るまでがとっても長く,ハリーポッターが学校に行くまでが長すぎるのと重なってしまいました.でもそれなりの理由があり,妙に自分の家庭と照らし合わせたりして,それなりに楽しみました.
でもこの部分は子供が読んだら確かに退屈かも.
上(っていうか第一部)を読むには何日かかけましたが,下(っていうか第二部)は一日で一気に読みました.話は確かに長かった...
いろいろな伏線がひかれてあって,様々な登場人物が絡み合っていて,でもわりと単純で,終わりはあっけなかったけど,人間何が大事なのか,それぞれの人達の考えていること,それらは全部間違いじゃなく,正解はなく,結局何が言いたいんだ!と言いたくなる一歩手前ぐらいで,ん〜,そうなんだよねーと思えました.
どうやって終わるんだろう,どうやってこの主人公のイメージをこわさず終わるんだろうと思っていたけど,うまく終わっていて安心.
物語だから結末を描かないといけないから描いてあるけど,それは特に異議を唱えようと思うような結末ではないけど,読んだ人が自分なりの結末を勝手に作ってみたり,残っている部分を想像したりすることが楽しめそうに思いました.
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.79
(4pt)

ファンタジーだけど

ちゃんとミヤベ作品ですね。上巻は家族の離婚問題などワタルの周辺の紹介等がメインになっている感じですが、これがミヤベ節です。変にファンタジーに偏らず、きっちり人間ドラマを展開させる。まだ上巻を読んだだけですが、模倣犯と同じくらいじっくり読まなきゃって思わせてくれる内容でした。明日早速中・下巻を買わなくちゃ!
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.78
(5pt)

初めて本が「面白い」と感じました。

私は今まで「本」というものに関心をもつことができませんでした。読むとしても漫画本だけ。
あんな字ばっかりなもの読んで何が楽しいんだろうと疑問さえ感じるほどでした。
そんな私の中の常識を覆したのがこの作品です。
きっかけは映画。そこで初めて本にちょっぴり関心を持ち、母にねだってこの上巻を買ってもらい、読み始めました。
すると主人公と歳が近いせいでしょうか、すぐに感情移入でき、自分でも信じられないくらいにこの本に夢中になっていました。
人間はあまりにも夢中になると周りの音が聞こえなくなったり時間を気にしなくなったりすることがあると言いますが、まさにそれでしょう。
私は寝る間も惜しんで一気に本を読み上げてしまいました。
もちろんその後はすぐに続きが気になり、少ないお小遣いを無理矢理はたいて、中・下と購入しました。
それほどまでに魔力のある作品です。
一回目読んでもわからなかったところは、2回3回と読み返せば「ああ、なるほど」と納得できるのと同時に、よりこのブレイブの世界に引き込まれていくと思いますよ。
映画でちょこっと気になった方、面白いことがなくて時間を持て余している方、本を読みたいがどの作品を読んだらいいのかわからない方、以前の私のように本なんて興味ない!という方にも大人子供関係なく是非ともオススメしたい一冊です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.77
(4pt)

この作品は「ファンタジー」ではない。

映画を観て気になり、原作を購入。
映画では思いっきり端折られていた冒頭部分が濃く綿密に描かれている。
夫婦の離婚問題。
ワタルの直面する現実。
「お父さんとお母さんが離婚するなんてやだ!」で済ませてしまった映画とは大きな差で、「ファンタジー」として捉えるのならその程度の設定構わないと思う。
だが原作には大人の都合に振り回される子どもや、子どもの中にも存在するルールや、そういった細かな描写がすごい。
上巻のみなら「ファンタジー」ではなく「ドロドロの昼ドラ」のような印象を受ける。
しかしワタルが「ビジョン」に行くまでの過程がよく理解できる。
「ファンタジー」なら、もう少し端折っても良かったほどに、長い長い説明だ。
こういう「説明」部分も宮部氏の力量で非常に興味深く読めるのだが、「ファンタジー」を求める読者には少々退屈に映るかもしれない。
物語に必要な部分とはいえ、もう少し削れた部分があったのでは、と思う。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.76
(4pt)

ファンタジーでここまで?

非常に厚く、中身もいろいろと濃く、すごい作品だと。
ファンタジーのはずなのに、この上巻の三分の二以上が幻界ではなく現実世界でのお話で、その内容が少々エグイ。映画化の影響で(映画は見てませんが、私も映画化の影響で読み始めたタイプです)子供とかも読んでみようと思うでしょうが、これは大人向けです。離婚問題が泥沼です。その分、ワタルの旅の動機付けなどがしっかりし、物語に深みが出るなどのメリットもありますが。
にしても、キ・キーマがムチャクチャいいやつなのには感動。(ちょっと時間はたつけど)泥沼のあとだから余計にいいやつがまぶしいぜ!
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.75
(4pt)

はじまり☆A

〔あらす〜じ〕
小学生五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界ー幻界へと旅立った。
〔感想〕
この話すっごい長い!ただひたすら長い!!だって1000n以上の作品なのに2部構成ってどうなのよ??って思いました。でも決して退屈ではなかった☆次々にいろんな出来事が起こるからだと思います。亘は1部では本当に不幸な少年です。大好きな両親が突然離婚の危機にさらされてしまうのですから当然です。しかも、そのことは全部自分の責任だと背負いこんでしまうところに子どもの純粋さを見ました。自分も小さい時、悪いことをしたらいけないというのは何気なくわかっていて、それは悪いことをすると必ず自分に返ってくる『因果応報』みたいに考えていたんじゃないかなと思いました。そんな亘に感情移入してしまいあっという間に読んでしまいました。冒険は始まったばかりなので中・下も楽しみです
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.74
(5pt)

ミツルの行動、態度は当然でしょう

ワタルは現世での自分の運命に立ち向かう覚悟で女神に願いを告げるが、ミツルは運命を変えたいばかりに、自分の中の憎しみに打ち負かされてしまう。運命から逃げない、立ち向かう勇気の大切さを訴えたいのでしょうが、ワタルはしょせん、父親の不倫と両親の離婚の危機というご家庭内の揉め事でしかないのに対し、一方のミツルは危うく実の親に殺されかけ、妹も失ったという状況なのだから、憎しみの度合いも当然異なれば、それを受け入れる為に必要な寛容の度合いもまるきり異なるはずで、設定上、小学生ならあそこまでねじくれても当然だし、この両者を天秤に掛けること自体が不当じゃないかと思うんですが・・・。
 憎しみに凝り固まった人は確かに身を滅ぼしますが、とはいうものの、この大ラスの終章の表現ではまるで、いかなることでも、人を憎むのはいけないこと、自分の身の上に降りかかる不幸は全て受け入れ、災厄の元となる人物であろうと赦せ、という敗北主義か、どっかの人権派の論調のようで、すっきりしません・・・。
 この物語がジュブナイルとして創作されたのなら、このような理想主義でも、まだ判りますが・・・確か、そうではなかったはず。
 
 ワタルの身の上の不幸が両親の離婚の危機なんて生易しいものではなく、ミツルのような、例えば、両親を惨殺され、犯人が例の不良石岡で、親のコネや、少年法に守られて罰せられることなく変わらず日常を送り、ワタルが親戚をたらいまわしにされて過酷な目にあっているような設定で、それでもなお、このラストにつなげるなら、宮部さんらしい力技を堪能できたんじゃないかと思うんですが・・・。宮部ファンなので、5ツ星入れときますが・・・。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.73
(4pt)

現世:幻界 7:3割合の上巻

異世界ファンタジーを期待して読み出しただけに、一向に異世界へ入る兆しのない中盤までは焦りました(笑)
現実と異世界の割合が7:3くらいに感じました。100%ファンタジーな作品を望むのであれば、上巻は抵抗を感じるかもしれません。
しかし
三谷家の家庭崩壊。最初はよくある普通の家庭だった(そのように見えた)だけに、歯車が軋み、一気に崩壊していく後半の展開は目が離せませんでした。
よくある普通の家庭の中の、普通の小学生だった主人公、三谷亘。彼が、大切なものを失い、悲劇に必死で抗い、その運命を変えようと幻界(ヴィジョン)へと旅立つ過程が、見事に描かれています。
主人公にとっての大きな「喪失」 ファンタジーで何よりも重要な要素を、丁寧に描ききった上巻に、私はとても好感が持てました。
喪失と決意の上巻。中巻も期待です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.72
(5pt)

勇気と努力

映画を観てから原作を読んでしまった。どちらもおもしろく、満足した。結末が違ってもかまわないし、それぞれの世界がある。言葉の力と映像の力を満喫できる作品だった。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.71
(4pt)

ファンタジー好きなら◎

宮部みゆきの特徴して、なかなか段落を変えてくれないので、ページを開くと、
そこは、文字でぎっしりだったりする。
しかも、上・中・下3巻ということで、かなり量でした。
物語は、おおまか、2部にわかれていて、
1部(前置き)だけで、簡単な小説なら2冊分の量があるので、
TVCMで期待するような展開には、なかなか発展しないので、すこしもどかしい。
それにしても、構成はすばらしい。
そして、描写もすばらしい。
頭の中で、複雑なアクションシーンが、詳細に再現されます。
ここまで、文章で表現できる作家って、他にいるか??
ストーリも非常に俊逸。
市場にあふれロールプレイングゲームでも、
ここまで優れたものにお目にかかった記憶は、まず少ない。
殺伐とした中にあって、
生きることがどういうことか、命というのがどういうことなのかを、
小さな小学五年生の男の子が、冒険を通じて学んでいく。
この小説で、唯一の不満は、主人公が、小学5年生にもかかわらず、
頭が良すぎること。
あまりの、聡明さで、小学五年生の主人公の人物像を、描くことができない。
すぐれた行動描写を実現しているにもかかわらず、これは、宮部みゆきも盲点か?
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.70
(5pt)

最高だ!こんなに面白い冒険に出会えるとは!

最近、本が読みたくて仕方なかったけれど、なかなか面白い本に出会えませんでした。
そんな時、宮部みゆき先生の『ブレイブ・ストーリー』が、
上・中・下巻として発売する事を知り、軽い気持ちで買ってみました。
そしたら、なんとなんと!
「面白い!」の言葉が、ページをめるく度についてきそうなほど、とてもとても最高な本です!
私の求めていた本は、こんな本だったのです。
日本の作家さんの本を読むのが苦手な私にとって、こんなに面白い本があるなんて、今まで知りませんでした。
最初は日常生活から始まるこの物語は、少しずつ幻界(ヴィジョン)の話になっていきます。
もう…そういうシーンが本当に大好きになり、ページをめるく手が止まりませんでした。
私は、ただでさえ本を読むのが遅いのです。
なのに、嫌いな文庫でぎゅうぎゅうずめの活字、それに500ページほどもある本! を、
本当にほんと〜っに読むのが遅い私が、たった1週間で読んでしまったのです!
今まで、こんなに早く読めた事があったでしょうか?
しかも、早く読んで内容を忘れてしまった、なんて事はなく、細かいところまで、
まるでワタルと一緒に冒険をしたみたいな感じに覚えているのです。ずっと心に残っているのです。
それに、後々出て来る勇者の試練も、ワタルと一緒に考えさせられました。
こういう時、早く読んで内容を忘れてしまう人は、きっと謎解きが出来なかったでしょう。
私は、今まで出会った本の中で、この物語で初めて謎が解けました。
深い深い謎は、まだ中巻や下巻を読まないと解りませんが、試練の問題などは、
考えて考えて…そして…あ! っと解るのです。
解いた後は、心がすっとして、雨の日でも心が晴れ晴れしそうでした。
上巻では、今まで読んだ事のないような現実的な内容でした。
だけど、読めば読むほどストーリーの中にすいこまれていって、ドキドキワクワクの冒険になるのです!
そんな不思議な冒険にめぐりあえて、今も胸が躍っています。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.69
(4pt)

お勧めです

一週間まえから、読み始めたら、止まらない!! 笑。 もしかして 俺は亘くんと似た性格だから、面白いと思っているかもしれないが、暇なときを本をよむ人なら、おすすめです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.68
(5pt)

本当に伝えたいこと

この小説は、読者の見方によって大きく評価が変わる。大きく見方を分けると、三つになるだろう。ファンタジーとしてみるか、ゲーム感覚でみるか、あるいは少年の人生を描いたものとしてみるか。ファンタジーや、ゲーム感覚でこの小説を読むと、あまり面白くないものに見えるだろう。現世での少年の私生活に始まり、両親の泥沼とかした離婚話、母親の自殺未遂を経て少年は幻界へと旅立つ。ここまでに、およそ小説の四分の一かけている。ファンタジーやゲーム感覚で読む人にとっては、序盤が長すぎるし、話の内容があまりにもファンタジーに無縁な話だ。幻界に行っても、他のファンタジー小説やRPGゲームによくあるような話しかない。これでは、ファンタジーやゲーム感覚で読む人にとっては、長く面白くない小説としか言いようがない。しかし考えてほしい、宮部先生はこの小説で何を伝えたかったか?ただのファンタジーとして楽しむ小説だったろうか?少年が願いを抱いたとき、少年は自分のことしか考えていなかった。家族がもとに戻って、自分が幸せになればいいと。だが幻界を旅するにつれて、少年の考えは変わった。状況だけ変えても自分自身は何も変わらない。また不幸が訪れたとき、それを乗り越えられず悲しみにあえぐだけ。現世の時と何一つ変わらない。本当に変えなければならないのは、自分自身なのだと。現実を受け入れる事のできる自分を築くことが大事なのだと。宮部先生がこの小説で伝えたいことは、「現実から目をそらさず、受け入れること」だと私は思う。宮部先生は、この小説を多くの子供たちに読んでほしいのだという。この小説がファンタジー小説であるのは、子供たちが読みやすくするため、そしてなによりファンタジーでしか伝えられないからだと私は思うのだ。これからこの小説を読もうと思う方。決してファンタジーを楽しむだけの小説としては読まないでほしい。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.67
(5pt)

クリシュナムーテイに通じる思想

大著にもかかわらず、2週間ほどで読み終わりました。大変、読みやすく、情景描写なども、必要かつ十分で、キャラクターなど想像しながら楽しく読みました(映画や漫画になっているとは知らずに、読んだので、かえって楽しめました)。話はファンタジーですが、メッセージは随所に散りばめられており、人生はそのゴールより人生の旅を続けていくことが大切であることなどはユダヤ教に通ずるものがあり、自己犠牲や同胞への愛などはキリスト教的な部分も少しあるかなと読み進めていました。後半で、嫉妬などの自分の醜い部分があることも、自分の一部と認めることは困難であるが大切であるというメッセージなどは、既存の宗教を超えたもので、クリシュナムーテイの“自我の終焉”などを思わせる高い精神性の境地かと思われました。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.66
(4pt)

扉の向こう

 昨日の次は今日、今日の次は明日。いつまでも続くかに見える毎日は、ちょっとしたきっかけで、その軌跡からずれてしまう。平凡な小学五年生のワタルに訪れた、二つの出会いと一つの別れは、彼を"幻界"と呼ばれる世界へと導く。
 出会う人、出会う人が自分をもてはやしてくれた時代はすでに去った。誰かに対して優越感を感じたり、逆に劣等感を感じたり、ほのかな恋心を抱いてみたり、自分だけの世界から社会の入口へと飛び込み始めた少年に突然訪れた両親の離婚…。この運命を変えられるという"幻界"への旅は、現実からの逃避に見えなくもない。
 これが現実からの逃避に終わるのか、それとも何かを得て帰還するのか、あるいはただの夢なのか。"幻界"での旅がワタルに何をもたらすのか楽しみだ。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.65
(4pt)

長い・・・。

映画となって、面白そうだなあ、と思って買ったのですが、幻界にいたるまでが長いですね。
私はよくファンタジー小説を読みますが、ほとんどが前置きもそこそこに、一気にファンタジーという感じなので、こちらもそのような感じかなあ、と思いました。
しかし、予想とは違い、ワタルが幻界に行く理由の土台をしっかり書いてありました。しっかり書くのはいいのですが、しっかり書きすぎ・・・?というのが正直な感想。
しかし、その両親の離婚話なども、泣けるシーンが多々あり、すらすらと読んでいけました。
ぶっ続けで読むことは少ないのですが、1巻を6時間ぶっ続けで読み終わりました。
飽きにくい人だったら子供でも大人でも面白いかと。実際義務教育終えていない私もかなり楽しめました。
★4つなのはとりあえず前置きが長すぎた、というところから。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.64
(4pt)

ひとあじちがう

第一部をケイタイで読んだところ、なかなかおもしろく、続きが気になったので購入してみました。が。ケイタイではスラスラ読めたのですが、本になると少々読みにくいかんじが・・・本の厚みにビックリ。“普通のコドモが、ある日突然ヘンな生きものと出会って旅に出る” というようなお気楽ストーリーではなく、両親の離婚・不倫相手の出現など、かなりヘビィな内容です。 逃げ出してしまいたい。 だけど、自分の大切なものを守りたい。・・・だから、戦う。決して楽しさ全開で読める本ではないのですが、たまにはこんなファンタジーもいいかな?
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110