ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全243件 141〜160 8/13ページ
No.103
(4pt)

人の心の在り様

「ファンタジー」と言う言葉の中では収まりきらない、壮大なストーリーです。言葉を自在に操り、読者を物語の中へと引き込んでいく…。かなり長いですが、どこを削ってもこの物語は成立しません。
最後のワタルの決断は、美しくもあり、残酷でもあり、当たり前のことであるとも言えるし、超越しているとも言える。
そして、この決断を理解しながらも、私はやっぱり心のどこかでミツルの運命を変えてあげたかったと思ってしまう。それもまた、ワタルの旅を通じて理解した、人の心の在り様というものなのだろう。
ただ、唯一疑問が…
もし、ワタルの方が最後の宝玉に早く王手をかけていたら、彼はそれをどのような方法で手に入れようとしたのだろう。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.102
(4pt)

RPG小説

 宮部みゆきって作家はほんとに多面性のあるひとだなぁと思うと同時に、どこか一貫性のあるひとだなぁと思います。
 このブレイブストーリーは「勇気」がテーマだってことは分かりすぎるくらいですが、テーマはひとつではないように思います。
 主人公は小学生。当然「成長」ってことも含まれます。
 上巻のほとんどは「幻界(ビジョン)」と呼ばれる異世界に行くことなく、現実世界のことが語られています。そこに巧さを感じます。同時にだからこそ深さが出てくるんでしょう。
 ゲームっぽい世界が面白くて、ライトノベルとファンタジー小説の狭間のような作品が今までになかった感じでよかったです。
 ボリュームもありますが、のってくればすぐに読めます。あまり色々と考えないでそこから流れてくることをそのまま受け入れることが出来ればいいと思います。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.101
(5pt)

亘が好きです

「ファンタジー」という響きが嫌いで、大好きな宮部さんの作品だというにも関わらず嫌遠していたのですが、もっと早くに(たとえば出版当時に)読めばよかったと思わせられました。私的には全然ファンタジーじゃないです。ファンタジー特有のご都合主義的な設定はないし、ただ冒険をするだけというには緻密すぎる主人公の心理描写。大人のための物語だと思います。ラストの亘の決断も、宮部さんらしいなあと思いました。人間の善の部分を信じて進めるこの物語は、大人が成長するとともに失いつつある大切なものを思い出させてくれる作品です。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.100
(5pt)

ワタルの願い・亘の成長

ワタルが女神様に何をお願いするか、何がそうさせたのか、時間をかけて理解してほしい。そしてワタルとしてだけではない亘の成長を感じてほしい。現代を生きる子供達には、このような成長が必要なのかもしれない
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.99
(4pt)

映画から入りました。

ワタルの冒険の終幕と彼の決断をクライマックスとして、
これに至る過程がテンポ良く描かれています。
映画版と異なり「ハルネラ」「南と北」「カッツとロンメル」の要素が
物語に深みを加え(というか原作はこちらなのですが)、
かつ「ワタルにとって幻界とは何だったのか」を彼が考え抜くことで、
彼がどうしてあの決断を選び取ったかが読者に伝わるようになっています。
女神にワタルが願いを告げる場面では、彼が年齢のわりに饒舌すぎる印象も若干受けましたが、
彼のたどり着いた結論には年齢差を越えた説得力がありました。
エピローグも映画版と本作では若干異なっています。
読み終わって自分もちょっとだけ成長したような気がしました。
(確実に気のせいでしょうけど)
主人公が子供であり、かつファンタジー要素も濃いですが、
やはり大人向けの作品であると思います。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.98
(5pt)

ワタルの勇気

勇者が出てくるお話の中には、すごい冒険物語がくりひろげられるものはたくさんあります。
しかしどんなにすごい大冒険をしても、無意識に「勇者なんだからこれくらいできるだろうな」という冷めた目で見てしまい、それほど感動できません。
この物語はごくふつうの少年が主人公。
はじめは勇気がなく怖がってばかりのワタルが物語の中で成長しながら冒険するからこそ、心から応援する気持ちが生まれ、ひとつひとつの場面に感動できました。
読後感は、「ワタル、よく頑張ったね」と言ってあげたくなる感じです!本当におもしろかったです。
特に下巻に入ってからは一気に読めました。
原作があまりにもすばらしかったので、早々と映画も観に行きましたが、やはり映画は子ども向けに作られていると感じました。
原作にあった思想の深い部分や残酷な部分はすべてカットされ、シンプルな冒険物語になっていました。
また、ワタルの家族についてもまるで理解できずに物語が進んでしまっていました。
ワタルの父親がこんな人で、母親がこんな人でというのを知ったうえで、ワタルの家族に起こったことを本当に理解できるのではないでしょうか。
この物語を最大限に楽しみたいならやはり原作を読むべきです。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.97
(5pt)

感動☆

ファンタジーが好きだけれど、子ども過ぎないものが読みたい人にオススメです! 物語が長いので集中力が切れてくることもあったのですが、ラストが近づくにつれてもー涙ボロボロでした!
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.96
(5pt)

冒険がいよいよ終結へ

ワタル達の冒険が三巻目に突入。
上巻と中巻はワタルの冒険、状況にしぼられて物語が展開していましたが、
下巻ではミツルにも焦点がしぼられ、ワタルとミツルの両方の視点から
物語が進みます。
ワタルとミツル、そして仲間達の思い、葛藤がとても興味深く綴られています。
中巻まで読み終えた方は、このまま下巻を一気に突き進んでください。
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.95
(4pt)

面白いですよ。

高校生の頃映画化をきっかけに読みました。
映画は子供向けな感じでしたし色々と削られまくりであまり好きではありませんが(まぁ原作のある映画はどれもそんなものですが)この小説は奥が深く読み応えあります。
結論から言うとありすぎてちょっとラストまでごたごたしすぎて(宮部さんはゲーム好きらしいのでそれを思うと納得ですが…)評価は4にしてますけど、でも本当に最後には読んだ人それぞれに感じるものがあると思います。私は特に中学生ぐらいの子に読んでほしいです、って言うか、自分が中学生の時に読んでおきたかった。と思いました。
落ち込んだり不安になったり、ミツルの存在に色んな意味でドキドキさせられたり、もはや1つの経験ですねコレ。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.94
(5pt)

テレビアニメで・・・

面白いです でも長く 最初は重いです
映画で一気に有名になりましたが個人的にはテレビアニメで放送して欲しかったな〜
大事なところが抜かれすぎていて。。。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.93
(5pt)

勇気や元気をもらいました!

「あなたの身におきたことは、
すべてあなたの人生に必要になるからおきたこと。
どんなに当初の目的から外れ、
回り道をしているように見えても、
それが自分の欲のためじゃなく、
誰かが喜んでくれるなら、
大丈夫、
道、それてないよ♪
失敗もあったけど、
結局、乗り越えて、
成長してきてるじゃない。
全てのことは必然、
全てのことには価値がある。
だから、
あなたにも価値がある。
だから色んな出来事を楽しみ、喜ぼう。
ときには悲しみ落ち込むけど、
あなたには友達がいる!
頼られて、また頼っていれば、
やっていけそうじゃない。」
私は、この本を通してそんなメッセージをもらいました。
きっとあなたにも、主人公ワタルとの旅のなかで、
あなたに必要なメッセージと勇気が見つかると思いますよ。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.92
(4pt)

一番インパクトのあったキャラクター

●この話で一番すごいモンスターは主人公のオヤジでしょう。理屈ぽくかっこつけていつも家族を論破しひざまづかせてたくせに最期は自分の下半身の欲望で暴走するダッセー人間です。なんというか教育というのはこういう人物になるのを防ぐためにあるのだと思いました。こういう場合もし子供に刺されてもたぶん情状酌量で無罪になりますね、その子は。あるいは親だったら告訴取り下げるでしょう。だって自分の欲望達成したんだからちょっとやそっと血がブシュブシュ出るくらい我慢すべきでしょう。トカゲのあんちゃんや猫娘がこのオヤジの描写を読んだあとだとなんと気高く良き心か。騎士団の団長然り竜やトカゲの親方然りみんな化け物あるいはそれに順ずる存在なのに現世での人間より遥かに礼儀正しい、包容力がある、気安くやさしい。これはかなりどぎつい作者の皮肉受け止めました。見た目は理知的でも心は薄汚い化け物だった主人公のオヤジ、主人公は、たぶん死ぬまで自分の父よりトカゲの方に暖かい思いを抱き続けるんでしょうね。そっちのほうが正しいと思います。●やっぱり宮部さんはああいういやらしい人間を描くのがうまいですね。デフォルメされた悪よりも身近な悪。●ブレイブストーリー現世偏が好きな方は「戦場のサレ妻」という本もお勧めします。こっちにもどうしようもない下半身モンスターの亭主が出てきます。同性でもさすがに呆れます。なんでそんなに感情に弱いくせに結婚しちゃったの?って。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.91
(4pt)

単なる「お子様向けRPG」と思いきや

宮部みゆき作RPGのノベライズ、というのがもっとも適切な紹介になるだろう。アニメ化もされ、一躍彼女のもっとも有名な作品になったが、お話は万事が古めのテレビゲームさながら、善悪ははっきりと分かれ、危険はいつもぎりぎりで回避され、万事好都合にまっすぐ進んでいく。一見複雑にみえても、地名と何人かの人名を覚えれば作品世界の理解は容易。今時のRPGなら、この程度の世界構築は平凡であるとさえいえるだろう。
文庫版は3冊に分かれているが、中巻まではリアリティも希薄。いかにもフィクションらしい手触りである。だから私は最初、これは「お子様向けRPG」だと思い、期待して読み始めたことを後悔した。しかし、下巻では描写に力が加わり、俄然物語に熱を帯びる。あたかもそれまでの全てが、北の帝国潜入以後のクライマックスへの伏線であったかのようである。主人公・ワタルの最後の決断は予想どおりであったが、読後感はよく、私はこの異界の物語を堪能して読了した。この上なく健全、昔の子どもなら小学校低学年でも読めたと思われる明快・平易な文章であり、エンターテインメントとして肩肘張らずに楽しめる点では、とくに日頃読書に親しんでいない青少年にはありがたい作品だろうと思う。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.90
(5pt)

映画を見てからの場合

アニメの映画を見てから、原作を読もうとしました。
アニメに比べると、内容が濃いので、なかなか読み進みませんでした。
原作が何が言いたいかを消化しようとすると、アニメだけの理解では難しいものがあるかもしれません。
登場人物の立場や、社会構造などを、少しずつ、読み解いていくとよいかもしれません。
文庫は、いつまでに読まなくてはいけないというものではないので、時間をかけて読んでみてはいかがでしょうか。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.89
(5pt)

グイグイ読みました。

私が知ったのはアニメ映画のCMです。
さすがにアニメ映画は見に行けないなと考えつつ見ていると
原作者が宮部みゆきさんということなので驚きました。
子供向けの小説も書かれるんだろうかと…
しかもファンタジーですか???と
悩みながらもついに全三巻まとめ買いをし読み始めると、
全然子供向けじゃありませんでした。
大きなテーマは勇気と正義とは?というファンタジーの王道が題材です。
でもその中に、人の弱さ(これは普段目を避けがちな自分の弱さ、大人の醜さ)が
誠実に書かれてあったように思います。
一気に読み上げ、久しぶりに満足できたように感じます。
ただ、絶対悪と絶対の正義に分類できない。
人は迷い、後悔をし、それを打破し成長するものだと感じられる小説です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.88
(4pt)

上質

なかなか質の高い作品だと思います。確かにストーリー展開にはそんなに意外性がありませんが,人物描写が巧みで思わず引き込まれました。その点,長編ながら退屈せずに読めるのではないでしょうか。そして一番のポイントは他のファンタジー作品にはない,壮大なテーマです。それが主人公の葛藤として表現されており考えさせられます。最近の外国ファンタジー作品に飽きた人にお薦めです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.87
(5pt)

ファンタジー=ガキの読み物と決めつけてしまってはいけませんぜ!

ファンタジー=ガキの読み物と決めつけてしまってはいけませんぜ!
この本には現代社会が抱える問題点を的確に捉えていると思います。多分、宮部さんの筆力による物だとは思いますが・・・
宮部みゆき=ミステリーと思っている方には、あまりお勧めできませんが、一読の価値はあります!
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.86
(5pt)

ただのファンタジーじゃない

映画観て面白かったのですが、最近やっと読む機会ができたので読んでみました。
映画は純粋にファンタジーといった感じ。
ではこちら小説はというと、ファンタジーというよりは、ファンタジーという舞台を利用した現代社会のさまざまな問題点を描いている気がします。
親の離婚問題、無理心中、自分勝手な大人の振る舞い。
そしてその現代を生きるワタルはとてもちゃんとその大人たちを見ていて、私が思っていた以上にずっといろいろなことを考えている子どもです。
ワタルが父や母に問いかける言葉はあまりにも飾り気がなく、真っ直ぐすぎて胸に突き刺さるようです。
なんて残酷なドラマなのだろうと思わざるを得ません。
「幻界」に行ってからも、ファンタジーという世界観をしっかりと表現しつつ、その中で起きている北の帝国との隔絶や宗教問題、種族差別など、現代社会の問題点をしっかりと描いていて、その上で子どもなりの回答を出していくワタルがとても格好いいです。
しかし子どもの感性には驚いてばかりですね。「どうして?」という疑問のキモチなど、久しく忘れていたと思います。
実は私、ファンタジーものは苦手で指輪物語など1巻目の半分くらいで投げたくらいですが、これは本当に面白いです。
ページがサクサク進みます。是非手に取ってみてください。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.85
(5pt)

泣きます

とにかくおもしろいです。
上巻で泣いちゃいました。
ゲームのRPG的世界を舞台にした冒険ファンタジー小説なのですが、
最初は現実世界での少年をじっくりと描いていて、異世界「幻界(ヴィジョン)」へといく理由がしっかりと語られます。泣けます。
ファンタジー小説が苦手な人でも、この巻で描かれる少年の現実のおかげで、すっと世界に入っていけると思います。
上巻以降は、大冒険が繰り広げられます。最後の盛り上がりの連続でまた泣いちゃいまいした。
両親の離婚の話が子供には重すぎるという意見もありますが、子供を馬鹿にしないでほしいです。
長いので、お休みの日などに、じっくりと、ワクワクしながら読んでほしい本です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.84
(5pt)

子供たちの現実と幻想世界

この本の中には悲しいまでの現実があり、そしてすばらしいまでの幻想がありました。
それらは全て子供たちの世界であり、かつて子供だった私たち大人が抱いていた世界ではないでしょうか?。
社会派作家が描いたSF作品。
21世紀初期に描かれた「指輪物語」として次世代、そしてまた次世代に受け継がれていく作品だと思います。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110