ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全243件 41〜60 3/13ページ
No.203
(5pt)

「不完全を受け入れる勇気」を感じた

ファンタジーの話というのは基本的に善悪の立場がはっきりと分かれる書かれ方が多いが、この作品では、亘のやさしい部分とは別に、闇の部分、弱い部分、亘自身が、認めたくないような醜い部分が丁寧に描かれていた。(映画ではかなり省略されていたけど)だからこそ、最後の女神との対話にて、「幸せも不幸もある、この不完全な運命を自分は受け入れる」と言う決心が説得力のあるものになった。 解説にて「甘くは無い、けれど、やさしさをわすれない」と書かれていたが、正にその通りだと感じた。確かに話は長いけれども、すばらしい作品なので、ぜひ読んでほしいと思う。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.202
(5pt)

ヒトの本性とは

現世が舞台の第1部を読んでいる時は、この物語を単なるファンタジーとしてではなく子供を持つ親に読んで欲しい、子供はこんなにも心細いんだと思っていたけど、最後まで読んだ今はまた違った考えになりました。もちろんもう子供と言える年齢ではなくなりましたが、それでも主人公亘の心境・思考は読んでいてとても痛かったです。ですが全編読むことによってヒトの本来の姿とは何か、運命を変えるとはどういう事なのか、私もワタルと一緒に少しは理解できたような気がします。これは私が感じた事のほんの一部です。全部読めばきっと人それぞれいろんな事を感じると思います。ぜひ年齢・性別問わず読んで欲しい作品です。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.201
(5pt)

現実とファンタジーの違い

女神との会話が面白い。人間は誰も神を抱え、最後は神に相談したいと思っている。

かの酒鬼薔薇聖斗がそうだった。酒鬼薔薇は実在したが、本書はファンタジー小説だ。主人公はともに少年だが、酒鬼薔薇は悪にずるずると踏み込み、鬼となる。

ワタルは人間の善の部分を信じて進む。望みを捨てても、受け入れてしまえば普通に生きて行け、最後の一線を越えることはない。

それが現実とファンタジーの違いかもしれないが、切ないが安心できるのは後者だ。ファンタジーにはやはり夢がある。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.200
(4pt)

さよならは言わない

ジョゾにのって訪れた凍てつく大地。そこで滅びようとしていたのは、巨大な自尊心と空虚な心を持ったかつての"旅人"のなれの果てだった。望みを捨ててしまっても、それを受け入れてしまえば、人間は普通に生きて行ける。しかし、それはとても悲しい。

 滅びに瀕した"幻界"を救うために自分の望みを犠牲にするのか、それともその逆か。迷うことをやめてしまったものと、迷い続けて自分を失いかけたもの。それぞれの想いは北の帝国をも巻き込み、収束していく。

 一体どんな結末になってしまうのかと心配したが、落ち着いた先はとても現実的で快い。一度過ぎ去ってしまった時間は巻き戻ることは無いのかもしれないが、新たに流れる時間を変えることはきっとできる。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.199
(5pt)

和製ファンタジーの傑作

誰もが認める希代のストーリーテラー渾身のファンタジー。宮部みゆきほどの人が真剣に正統派ファンタジーを書くとこうも面白いのか、と感心した。ごく世間にありふれているファンタジー小説とは明らかに次元が違う。まず文章の読みやすさ。非常に丁寧である。その分長くなってしまっているが読んでいる最中は楽しくてしょうがないので長いのは大いに結構。そして全く軸のずれないテーマ。最後の女神との会話がこの大作の本質を見事に語っている。それが一貫されているのが非常に気持ちいい。読後感も言うことなし。年齢、性別を問わず多くの人に読んでほしいと思う。続編の執筆も予定されているそうだ。この世界観は一作だけではもったいないので、とても楽しみである。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.198
(5pt)

良かった!

この作者さんの本を読むのはこれが初めてです。

とても長い作品ですが、波に乗れば一気に読みきることの出来る作品だと思います。

描写が丁寧なので文が長くなっています。

でも、その分しっかりキャラクターの心理状況が伝わってきます。

終盤は、やはり泣いてしまいました。

主人公はとても良い判断をしたと思います。

長いですが、お勧めの作品です。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.197
(4pt)

人の心の在り様

「ファンタジー」と言う言葉の中では収まりきらない、壮大なストーリーです。言葉を自在に操り、読者を物語の中へと引き込んでいく…。かなり長いですが、どこを削ってもこの物語は成立しません。

最後のワタルの決断は、美しくもあり、残酷でもあり、当たり前のことであるとも言えるし、超越しているとも言える。

そして、この決断を理解しながらも、私はやっぱり心のどこかでミツルの運命を変えてあげたかったと思ってしまう。それもまた、ワタルの旅を通じて理解した、人の心の在り様というものなのだろう。

ただ、唯一疑問が…

もし、ワタルの方が最後の宝玉に早く王手をかけていたら、彼はそれをどのような方法で手に入れようとしたのだろう。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.196
(4pt)

RPG小説

宮部みゆきって作家はほんとに多面性のあるひとだなぁと思うと同時に、どこか一貫性のあるひとだなぁと思います。

 このブレイブストーリーは「勇気」がテーマだってことは分かりすぎるくらいですが、テーマはひとつではないように思います。

 主人公は小学生。当然「成長」ってことも含まれます。

 上巻のほとんどは「幻界(ビジョン)」と呼ばれる異世界に行くことなく、現実世界のことが語られています。そこに巧さを感じます。同時にだからこそ深さが出てくるんでしょう。

 ゲームっぽい世界が面白くて、ライトノベルとファンタジー小説の狭間のような作品が今までになかった感じでよかったです。

 ボリュームもありますが、のってくればすぐに読めます。あまり色々と考えないでそこから流れてくることをそのまま受け入れることが出来ればいいと思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.195
(5pt)

亘が好きです

「ファンタジー」という響きが嫌いで、大好きな宮部さんの作品だというにも関わらず嫌遠していたのですが、もっと早くに(たとえば出版当時に)読めばよかったと思わせられました。私的には全然ファンタジーじゃないです。ファンタジー特有のご都合主義的な設定はないし、ただ冒険をするだけというには緻密すぎる主人公の心理描写。大人のための物語だと思います。ラストの亘の決断も、宮部さんらしいなあと思いました。人間の善の部分を信じて進めるこの物語は、大人が成長するとともに失いつつある大切なものを思い出させてくれる作品です。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.194
(5pt)

ワタルの願い・亘の成長

ワタルが女神様に何をお願いするか、何がそうさせたのか、時間をかけて理解してほしい。そしてワタルとしてだけではない亘の成長を感じてほしい。
現代を生きる子供達には、このような成長が必要なのかもしれない
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.193
(4pt)

映画から入りました。

ワタルの冒険の終幕と彼の決断をクライマックスとして、

これに至る過程がテンポ良く描かれています。

映画版と異なり「ハルネラ」「南と北」「カッツとロンメル」の要素が

物語に深みを加え(というか原作はこちらなのですが)、

かつ「ワタルにとって幻界とは何だったのか」を彼が考え抜くことで、

彼がどうしてあの決断を選び取ったかが読者に伝わるようになっています。

女神にワタルが願いを告げる場面では、彼が年齢のわりに饒舌すぎる印象も若干受けましたが、

彼のたどり着いた結論には年齢差を越えた説得力がありました。

エピローグも映画版と本作では若干異なっています。

読み終わって自分もちょっとだけ成長したような気がしました。

(確実に気のせいでしょうけど)

主人公が子供であり、かつファンタジー要素も濃いですが、

やはり大人向けの作品であると思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.192
(5pt)

ワタルの勇気

勇者が出てくるお話の中には、すごい冒険物語がくりひろげられるものはたくさんあります。
しかしどんなにすごい大冒険をしても、無意識に「勇者なんだからこれくらいできるだろうな」という冷めた目で見てしまい、それほど感動できません。
この物語はごくふつうの少年が主人公。
はじめは勇気がなく怖がってばかりのワタルが物語の中で成長しながら冒険するからこそ、心から応援する気持ちが生まれ、ひとつひとつの場面に感動できました。
読後感は、「ワタル、よく頑張ったね」と言ってあげたくなる感じです!本当におもしろかったです。
特に下巻に入ってからは一気に読めました。
原作があまりにもすばらしかったので、早々と映画も観に行きましたが、やはり映画は子ども向けに作られていると感じました。
原作にあった思想の深い部分や残酷な部分はすべてカットされ、シンプルな冒険物語になっていました。
また、ワタルの家族についてもまるで理解できずに物語が進んでしまっていました。
ワタルの父親がこんな人で、母親がこんな人でというのを知ったうえで、ワタルの家族に起こったことを本当に理解できるのではないでしょうか。
この物語を最大限に楽しみたいならやはり原作を読むべきです。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.191
(5pt)

感動☆

ファンタジーが好きだけれど、子ども過ぎないものが読みたい人にオススメです! 物語が長いので集中力が切れてくることもあったのですが、ラストが近づくにつれてもー涙ボロボロでした!
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.190
(5pt)

冒険がいよいよ終結へ

ワタル達の冒険が三巻目に突入。

上巻と中巻はワタルの冒険、状況にしぼられて物語が展開していましたが、

下巻ではミツルにも焦点がしぼられ、ワタルとミツルの両方の視点から

物語が進みます。

ワタルとミツル、そして仲間達の思い、葛藤がとても興味深く綴られています。

中巻まで読み終えた方は、このまま下巻を一気に突き進んでください。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.189
(5pt)

リアルな状況設定

により、背景や心情を理解しやすくしている。中、下に比べるとファンタジー感は皆無だが、メリハリがある分、読みやすい。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.188
(5pt)

リアルな状況設定

により、背景や心情を理解しやすくしている。中、下に比べるとファンタジー感は皆無だが、メリハリがある分、読みやすい。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.187
(4pt)

「ナルニア国物語」を思い出しました。大人が読んでも楽しいです

宮部みゆきさんは主にミステリ、時代ものを読んできました。ファンタジーは「過ぎ去りし王国の城」に続いて2作目です。ゲームはやらないし子供もいないので、普通の小説を読む大人の目から見た感想です。

「いつまでも終わらない長い作品が好き」だと言ったのは作家の池澤夏樹氏ですが、私も同様で、気に入ってしまうと読み終わるのが惜しくなり、いつまでもその世界にいたくなってしまいます。この「ブレイブ・ストーリー」はそれでなくても分厚い本がさらに3巻もありますが、あまり長さを感じさせませんでした。思い出したのは子供の頃に読んだ「ナルニア国物語」です。「ブレイブ・ストーリー」でも、主人公のワタルが別世界の幻界を隅々まで旅をして巡ります。南と北の2つの大陸に分かれた世界。いくつかの国が林立しているけれど仲良く連合を組んでいる気候も温暖で平和な南と、厳しい寒冷の気候で人種差別のある独裁国家の北。そしてその間には針の霧が漂っていて風に乗る船でしか渡れない恐ろしい海が広がっており、良いドラゴン族の住む島がある、なんてステキな世界観でしょうか。

暖かい家庭、親友のいる学校と、ごく普通の子供として楽しく日々を送っていたワタルですが、ある日突然、両親の離婚問題が持ち上がり、ワタルの世界はめちゃくちゃになってしまいます。そんな日常から扉を通って幻界へ行くまでの事情が上巻の380ページ超に渡って詳細に描かれていて、このあたりはすっかり普通の小説というか、子供の目から見た社会小説のようで、ファンタジーを期待して読んだ人はじりじりしてしまうかもしれません。が、この前提があって、どうしてワタルがあちら側へ行こうと決心したのか、そして幻界で何を達成しようとしたのか、その動機が深く理解できると思います。未知の世界に入って、いきなり出会う人たちがみんないい人ばかりなのが子供向けかなと思ってしまいますが、まあそのあたりはそんなに突っ込まなくてもいいでしょう。

自分は人付き合いが苦手でつい自分の世界を作ってしまう方なのですが、いろいろと心に響く言葉がありました。「俺は物心ついたころにはもう風来坊だったし、ずっと1人だから1人を孤独だとは思わない。不思議だよな、孤独はそれだけじゃ決して害のあるものじゃないのに、怒りや悲しみとくっつくとすごくタチの悪いものに変わっちまうんだ」という言葉に、その通りだとうなずいたり、
「きっとこの人はいつもこんなふうだったんだ。胸にあるのは自分の言い分だけ。見るものも自分の見たいものだけ。求めるものも自分のほしいものだけ。傷つくのもいつも自分だけ。思い通りにならないものを捨て、気に染まないものを切り離し、そこにあっても見ない振りをして(中略)そしてようやくたどりついた安息の地は、女神との盟約という燦然と輝く空虚だ。」という言葉などはまるで自分のことを言われているようでぐさっときました。

「僕はこれからも、喜びや幸せと同じように、悲しみにも不幸にも何度となく巡り合うことでしょう。それを避けることはできない。ましてや、悲しみや不幸にぶつかるたびに、運命を変えてもらうわけにはいかないのです。別れ、失うことはこれからも繰り返されてゆくだろう。何度運命を変えてそこから逃げ出そうと、変えた運命のその先には、またその運命の中の喪失や別離が待っている。変えることができるのは僕だけだ。僕が、僕の運命を変え、切り開いていかなくては。」という言葉に、ワタルが旅の末に教訓を得て強くなったことが象徴されています。
エンタメとして楽しむのも、文学に近い作品としてじっくり読むのもいいのではないでしょうか。読み応えのある力作でした。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.186
(4pt)

「ナルニア国物語」を思い出しました。大人が読んでも楽しいです

宮部みゆきさんは主にミステリ、時代ものを読んできました。ファンタジーは「過ぎ去りし王国の城」に続いて2作目です。ゲームはやらないし子供もいないので、普通の小説を読む大人の目から見た感想です。

「いつまでも終わらない長い作品が好き」だと言ったのは作家の池澤夏樹氏ですが、私も同様で、気に入ってしまうと読み終わるのが惜しくなり、いつまでもその世界にいたくなってしまいます。この「ブレイブ・ストーリー」はそれでなくても分厚い本がさらに3巻もありますが、あまり長さを感じさせませんでした。思い出したのは子供の頃に読んだ「ナルニア国物語」です。「ブレイブ・ストーリー」でも、主人公のワタルが別世界の幻界を隅々まで旅をして巡ります。南と北の2つの大陸に分かれた世界。いくつかの国が林立しているけれど仲良く連合を組んでいる気候も温暖で平和な南と、厳しい寒冷の気候で人種差別のある独裁国家の北。そしてその間には針の霧が漂っていて風に乗る船でしか渡れない恐ろしい海が広がっており、良いドラゴン族の住む島がある、なんてステキな世界観でしょうか。

暖かい家庭、親友のいる学校と、ごく普通の子供として楽しく日々を送っていたワタルですが、ある日突然、両親の離婚問題が持ち上がり、ワタルの世界はめちゃくちゃになってしまいます。そんな日常から扉を通って幻界へ行くまでの事情が上巻の380ページ超に渡って詳細に描かれていて、このあたりはすっかり普通の小説というか、子供の目から見た社会小説のようで、ファンタジーを期待して読んだ人はじりじりしてしまうかもしれません。が、この前提があって、どうしてワタルがあちら側へ行こうと決心したのか、そして幻界で何を達成しようとしたのか、その動機が深く理解できると思います。未知の世界に入って、いきなり出会う人たちがみんないい人ばかりなのが子供向けかなと思ってしまいますが、まあそのあたりはそんなに突っ込まなくてもいいでしょう。

自分は人付き合いが苦手でつい自分の世界を作ってしまう方なのですが、いろいろと心に響く言葉がありました。「俺は物心ついたころにはもう風来坊だったし、ずっと1人だから1人を孤独だとは思わない。不思議だよな、孤独はそれだけじゃ決して害のあるものじゃないのに、怒りや悲しみとくっつくとすごくタチの悪いものに変わっちまうんだ」という言葉に、その通りだとうなずいたり、
「きっとこの人はいつもこんなふうだったんだ。胸にあるのは自分の言い分だけ。見るものも自分の見たいものだけ。求めるものも自分のほしいものだけ。傷つくのもいつも自分だけ。思い通りにならないものを捨て、気に染まないものを切り離し、そこにあっても見ない振りをして(中略)そしてようやくたどりついた安息の地は、女神との盟約という燦然と輝く空虚だ。」という言葉などはまるで自分のことを言われているようでぐさっときました。

「僕はこれからも、喜びや幸せと同じように、悲しみにも不幸にも何度となく巡り合うことでしょう。それを避けることはできない。ましてや、悲しみや不幸にぶつかるたびに、運命を変えてもらうわけにはいかないのです。別れ、失うことはこれからも繰り返されてゆくだろう。何度運命を変えてそこから逃げ出そうと、変えた運命のその先には、またその運命の中の喪失や別離が待っている。変えることができるのは僕だけだ。僕が、僕の運命を変え、切り開いていかなくては。」という言葉に、ワタルが旅の末に教訓を得て強くなったことが象徴されています。
エンタメとして楽しむのも、文学に近い作品としてじっくり読むのもいいのではないでしょうか。読み応えのある力作でした。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.185
(5pt)

喜んでました!

単身赴任の主人が欲しがってたので
送りました。
とても喜んでました!
ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)より
4043611137
No.184
(5pt)

主人に送りました

単身赴任の主人に送りました。買いに行く時間が無いと言ってたので。
喜んでました
ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)より
4043611129