ブレイブ・ストーリー

評判

ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全243件 21〜40 2/13ページ
No.223
(5pt)

大人の為のファンタジー

宮部さん自身RPGの攻略本収集がご趣味ということで、幻界の世界観はすばらしく、素直に入り込めました。細かすぎる設定もありましたが、RPGをプレイした事がない方、ファンタジー初心者でも楽しめると思います。しかし、RPGが心底好きな方や、『ロードオブザリング』のようなファンタジーじゃないものは邪道!と言う方、年令の若い方には受け入れられないかも知れません。。
ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫)より
4041111714
No.222
(4pt)

映画から入りました。

本作ではワタルが現世から旅立った後の幻界での冒険が描かれています。

映画では詳しく描かれなかったワタルとその仲間との友情、

幻界の世界観、幻界と現世の関係が深く掘り下げてあり、

且つ、「ハルネラ」・南と北・種族間差別・真実の鏡など

映画には登場しなかった要素が書き込まれているため、

ワタルの行動の背景・理由が納得できました。

映画よりもシリアス度も高く、ファンタジー的な要素にアレルギーさえなければ、

大人が呼んでも十分に手応えのある作品だと思います。

個人的には本作を呼んだおかげで、映画では人の良い妖怪くらいにしか

印象の無かったキ・キーマがすごく好きになりました。いいやつだ〜。
ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 中 (角川文庫)より
4041111714
No.221
(5pt)

勇気が湧いてくる作品

小学生の頃、紙の小説で読みました。当時の当方は自発的に動くような性格ではなかったのですが、この小説を読んで、勇気を出して自ら動くことの大切さを学びました。とても良い感動的な作品だと思います。
ブレイブ・ストーリー 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 上 (角川文庫)より
4041111706
No.220
(5pt)

喜んでました!

単身赴任の主人が欲しがってたので
送りました。
とても喜んでました!
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.219
(5pt)

素晴らしい構成力で、健全なメッセージに説得力あり

ここまで良い評価を控えてきたが、最後まで読んで素晴らしい構成力に感嘆。最高評価を進呈したい。幻界に入り込むまで全体の4分の1もかけて丁寧に語られた現実世界が、ラストではホンのおまけ程度で切り上げているのが上手い。本人の分身やライバルとの死闘を経てたたどり着いた運命の塔で願った主人公の本当の願いと言うのが素晴らしく、それまでの余韻に浸るにも余計な後日譚が短いのは助かった。  
素晴らしいと書いたが、結局何一つ変わらない事を選択した主人公の願いを、ナーンダで片付ける事の出来ない説得力がこの作品のキモだと思う。そう、辛い現実を変える事は出来ないのだ。それでも心の持ち方一つで明るい未来を目指して強く生き抜こうと言う、良識派宮部みゆきらしい健全なメッセージが感じられた。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.218
(5pt)

【ネタバレ】なるほど、読む価値はあった

皇都に攻め込むゴーレムと、ドラゴン達との戦いの場面に痺れてしまいました。
この場面を映像にするべく、ハリウッドで実写映画化すべきだ(日本のCGじゃ絶対ダメ)。

などという戯言はともかく、もっともグッと来たのが、ファイアドラゴンの腕輪を、ハイランダーの仲間達に返して欲しいと願う部分。
「やられたー」と思いました。
ワタル・・・11歳にしては、人間が出来すぎな感もありますが(笑)。

”あの声”の主オンバさまが、そういった出自だったというのは良いとしても(もっと女神に近しい者かと思ってたが)、導士と仲がいいという設定だけは解せません。接点あるのはおかしくないだろうか?

それから、上巻の現世で美鶴が召喚したバルバローネ、あれこそ魔界のモノだと思うんだけど・・・。
あれが何で、どうして呼び出せたのか?あの場面しか出てこないので結局わからなかったのが、心残りといえば心残り。
幻界でも出るんじゃないかと、ちょっと期待してたのになぁ。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.217
(5pt)

ファンタジーの王道、でもいい!

宮部みゆきの才能はとどまることを知らない。ミステリーはもちろん、時代物、そしてファンタジーまでこなせるとは。しかも、王道中の王道を行くストーリーながら、面白い。飽きさせない。そして、エンディングも教訓的メッセージがうかがえるものの、陳腐ではない。さすが、というべきか。

父が母と自分を捨てて、愛人と暮らすことを宣言してから、小学5年生の亘の生活は一変する。そんなとき、ひょんなことから 別世界、幻界の存在を知る。幻界で困難を乗り越え、運命の女神に会うことができればたった1つ、願いが叶えられるという――。設定はゲームそのものだ。それもそのはず、幻界は現世の人間の想像によって生まれたものである、というそのための布石がある。見習い勇者となり、旅の仲間を連れて宝探しをするのも、運命の塔を目指すのも、全てオーソドックス。さらに言えば、最後の戦いが自分自身だというのも、「ゲド戦記」と同じだし、最後に幻界を救うというのも、ありがちといえば、ありがちだ。それでいて、王道には王道ならではの醍醐味がある。数々の困難を乗り越え、自分自身に打ち勝ち、たった1つの望みを叶える権利を手にしたワタルが願ったのは、運命を変えることではなかった。それは、理不尽な運命に会うたびに、それをなかったことにすることはできないから。大切なのはそれと向き合うこと、それを克服することだとわかったのだ。

人間、長い人生の中では誰だって理不尽な運命に直面することがあるだろう。私にだってあった。「何で私だけがこんな目に」そんなことを思って他人を羨んでも仕方ないのだ。しかし、それに気づく人が一体どれぐらいいるだろう。自分の運命を呪い、他人を憎み、自分を助けてくれた人の存在に気づかないではいないだろうか。自分自身の憎しみに負けたミツル、旅に挫折し、想像の世界の中で王となり朽ちていったかつての旅人、教王。この物語の中で登場するそうした存在を考えると、この物語の深さに気づく。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.216
(5pt)

価値観

この話は映画が有名だが本のほうがすばらしいと思う
もちろん映画も面白いのだが本のほうが夢があり 映画についていけなかったという人も
この本だったらついていけると思う。
ただし結構な文量があるのでよみにくいかもしれない
でも退屈しないし面白いのでお勧め。
落ち込んでいるときに読んだので、励まされた。
つらいことから逃げても楽しいことばかりとは限らないし
つらいことを乗り越えても楽しいことばかりが待っているとはかぎらない
それでも頑張る主人公に勇気を感じる。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.215
(5pt)

ものすごく感情移入できました

個人的な動機だったからこそ主人公達の必死さが伝わり、彼らが道を間違えてしまったときでさえ、同情できました。
未回収の伏線や一見すると矛盾に見える設定のおかげで、複数の結末が想定できました。
読了後は、しばらくブレイブストーリーのことで頭がいっぱいになり、他の本を読む気になれませんでした本当に素晴らしい作品だったと思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.214
(5pt)

流石宮部みゆき!と思わされる作品

イヤ、相変わらず宮部作品は面白い!子供の視点からの作品ですが、年齢に関係なく読み応えがあると思います。
夫婦は元は他人ですから別れるのもある意味勝手なのかも知れませんが、犠牲になるのはやはり子供ですよね。私は亘の父親の身勝手な理屈にはかなり腹が立ちます。そもそも結婚当初から問題があるのでは?何か二股かけたみたいですが?何か冷たさのみしか感じませんでした。理論じゃなくて彼の言っていることは、単なるみっともない自己弁護。だから最後に亘が出した答えは正解だと思います。一度壊れてしまった家族は二度とは元と同じようには戻れないと思うので。より素敵な義父に巡り会えるかも知れませんし、ね。
ワタルとミツルの対比はなかなか興味深かった。
正直、人生は不平等で残酷なものです。でも人間は所詮自分に与えられた人生を、精一杯一生懸命に生きていかざるを得ないんですよね…。タイトルのように一歩一歩勇気を持って。もし間違えることがあっても、またそこからやり直していけば良いんです。艱難辛苦汝を玉にす…という言葉もありますしね。ミツルのようにその艱難辛苦の闇に呑まれてしまわないように…。
素敵なお話でした。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.213
(4pt)

勇気の物語は大人にだって必要だ

朝日が昇るまで読んでしまった。で、眠れなくなった。

10歳の男の子の勇気(ブレイブ)の物語。
簡単に言えばファンタジー。
幻界(ビジョン)とよばれるロールプレイングゲームのような世界にわけあって入り込み、
目標に向かって旅をしていくなかで、成長して大人になっていくお話。
そこは差別や貧富の差、南北分断、宗教戦争…どこか現実の世界と似通った世界で、やさしさも憎しみも充満している。

そんなファンタジー、子どもが読むもんでしょ、ってかたずけてしまえばかたずけてしまえるんだけど。
かたずけられないから朝まで寝ずに読んでしまったわけで。
昔の童話のように、王子さまがやってきて、お姫さまを助け、めでたしめでたしとはいかないのだ。

主人公の男の子が、自分の弱さや、人を恨んだり妬んだりする心とも向き合っていかなくては物語が進まない。
仲間が傷ついたり、死んでしまったり、つらいことがどんどん起こる。
RPGのように教会で復活させてはくれない。

現世での自分の運命を変えるため、命をかけた旅をしながら、自分とも他人とも目をそらさず向き合っていかなくてはいけない。
なんと過酷な旅なんだろう。
大人なら、自分なら無理だ。
読んでいて、心が痛くなった。

お話の結末は予想どおり、少年が旅を経て成長して…というお決まりなのは読む前からなんとなくわかっていた。
なんたって「勇気の物語」なんだから。
ただ、後半ぐいぐいとこのお話にひっぱられたのは、「勇気の物語」はこどもだけではなく、
大人にだって、今だって必要なんだとわかったから。

RPGのように、ゲーマー(読者)によって、結末は同じでも違う物語になるのかもしれない。
この本を主人公と同じ小学生のころに読み、大人になってから読み返してみたかった、とかなわぬ思いを馳せてみる。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.212
(5pt)

2日で読んじゃった

中間を終えてからさっそく下巻にはいりました。すると、
なんと1日で中間まで来てしまいました。こんなに早く
読めてしまうおもしろい小説はいいとおもいました。
ラストも感動しました。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.211
(5pt)

メッセージ性を感じる

何が善で、何が悪なのか。それは誰にも分からない。
でも、彼らは、それぞれの意思を貫き、その意思を持ちながら突き進んだ。
結果として何が正しかったのか、何が間違っていたのか。

でもこの作品は、メッセージを残した。
人生なんて七転八起。良いこともあれば悪いこともある。
喜びと悲しみは、繰り返されるものなのだ。

そして亘は結果として、それを悟り、現実の世界を変えなかった。
しかし、代わりに亘は何かを手に入れた。
それは簡単に説明できるものではない。
とても複雑なもの。でも、とっても大切なもの。
そしてそれは一生消えることはない。
全てを完全にさせる必要は無い。
それを受け入れる勇気を、亘は手に入れた。

この作品は、きっと大きく私の人生を変化させてくれるはず。
何度この作品を読んでも、飽きません。
大切な事を教えてくれる素晴らしい良作だと思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.210
(5pt)

ブレイブストーリー下

何が正しくて何が間違っているのか。

それはきっと見る側の立場によっても変わる。

ミツルにとっての正義、ワタルにとっての正義。

ワタルは自分にとっての正義を見つけてそれを貫いた。

ミツルは最後の最後で迷ってしまったのかもしれない。

喜びと悲しみはどこに行ってもあるもので、繰り返すもの。

それに気づいて、運命を変えるために、変えるべきものは運命ではないことを悟り

また、自分の内にある「負なるもの」を認め受け入れることで人は成長できる。

勇気と臆病は紙一重で、その違いは1歩が踏み出せるかどうかなのだと思う。

そんなことを考えさせられました。

読後感さわやかで、無駄のない本当におもしろい物語でした。

次は映画で、幻界の世界を映像で見てみたいと思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.209
(5pt)

いつかハイティーンのワタルを!

11才の男の子が立ち向かう現代の現実を、生きにくいであろうと中年の男からも容易に想像できる重い現実を、いかに乗り越えるか?がこの物語の主題です。そして、タイトルが、その答えです。

答えなんですが、そのありきたりな答えにいかに説得力を持たせ、言葉に出来ない想いを読者に与えるか。また、その答えを実行させうる力として、ただの答えじゃなく、解決への手がかかりとするか。この難問に宮部みゆきがファンタジーで挑みます。

いわゆる友情や正義、あるいは仲間の死等のいわゆる乗り越えなければならない試練を簡単に乗り越えさせず、1度ならず2度、3度、と立ち止まって考えさせる、その結果それぞれの立場における見方、正義対悪でなく、正義対正義の争い事の解決は無いという事を理解させる手法は、この年齢の特に男の子には必要な事だと思う。実際私達が子供だった頃にも感じていた事だったが、その頃はまだお子様向け小説にも、マンガにも、テレビにも、正義対正義の構図はそれほど現れてなかったと思う。

その正義対正義の構図をローティーンの子供に向けて教える事が私には重要だと思う。確実に世界は複雑になっているのだ。

だからこそ、ありきたりの正義、勝利、という気持ちの良さだけで立場を選ばせるのでなく、試行錯誤があっていいと思う。失敗さえも包み込めるものが子供には必要なのだと思う。

この物語に対する不満は『神』の扱いです。

神様という自身を超越し全能なる者を持ってくる事で解決できる問題は非常に大きく、また使い勝手が良い。この物語の受けてを考えるならばファンタジーで正解なのだと思うし、実際成功しているのだけれど、この物語を書いた宮部さんならば、もうひとつ、この神の問題をまた解決する物語を書かなければいけない時が来ると思う。

人はオトナになってゆく努力を日々繰り返す事に(オトナはある線を越えた人でなく、その状態を維持する事を続けられる努力を払える人だと私は思う)めげずに進める準備が整ったのだと私は理解しています。

神様から自身を引き受ける事ができるように。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.208
(4pt)

すばらしい、のですが。。。

上・中・下とどれもおもしろく、読んだ後もいろいろと考えさせられる本でした。人が成長するために直面すること、そのときの苦悩、決断。このストーリーは人が現状から1歩前に進む時に何が必要なのかと問いかけられているように感じました。単なる冒険物語ではないところはさすが、の一言です。

ただ、上巻でミツルがなぜ幻界を訪れたのに比較的長い間現実世界に戻ることが出来たのかなど謎に包まれていて、個人的にはそのあたりももう少し説明して欲しかったです(こちらであれこれ想像することは容易なのですが、あえて言わせていただければ)。映画とはまた違った無いようですが、どちらも申し分ないと思います。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.207
(5pt)

ただのファンタジー小説ではない!

この本は前半が現実世界のどろどろした場面になっていて、後半つまり「幻界」にワタルが足を踏み入れてからは、本格的なファンタジー小説に変わる。このギャップがいい。でも、最初の現実世界の話はだらだらと長いところもあり、前半を乗り越えるのが少々辛い。でも後半(文庫本「上」の終盤)からはおもしろくなっていく。主人公が幻界で強くなっていくだけという平凡なストーリーでなく、自分の負の部分を受け入れ自分を変えようとするというメッセージを読者に向けた物語だと私は思う。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.206
(5pt)

ワタルとミツルの対比はフェアじゃないんじゃない?

ワタルは現世での自分の運命に立ち向かう覚悟で女神に願いを告げるが、ミツルは運命を変えたいばかりに、自分の中の憎しみに打ち負かされてしまう。運命から逃げない、立ち向かう勇気の大切さを訴えたいのでしょうが、ワタルはしょせん、父親の不倫と両親の離婚の危機というご家庭内の揉め事でしかないのに対し、一方のミツルは危うく実の親に殺されかけ、妹も失ったという状況なのだから、憎しみの度合いも当然異なれば、それを受け入れる為に必要な寛容の度合いもまるきり異なるはずで、この両者を天秤に掛けること自体が不当じゃないかと思うんですが・・・。

 憎しみに凝り固まった人は確かに身を滅ぼしますが、とはいうものの、この大ラスの終章の表現ではまるで、いかなることでも、人を憎むのはいけないこと、自分の身の上に降りかかる不幸は全て受け入れ、災厄の元となる人物であろうと赦せ、という敗北主義か、どっかの人権派の論調のようで、すっきりしません・・・。

 この物語がジュブナイルとして創作されたのなら、このような理想主義でも、まだ判りますが・・・確か、そうではなかったはず。
 
 ワタルの身の上の不幸が両親の離婚の危機なんて生易しいものではなく、ミツルのような、例えば、両親を惨殺され、犯人が例の不良石岡で、親のコネや、少年法に守られて罰せられることなく変わらず日常を送り、ワタルが親戚をたらいまわしにされて過酷な目にあっているような設定で、それでもなお、このラストにつなげるなら、宮部さんらしい力技を堪能できたんじゃないかと思うんですが・・・。宮部ファンなので、5ツ星入れときますが・・・。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.205
(5pt)

完璧引き込まれました。

読みました!!一気に!!!!

やらなきゃいかんことあるのに、そんなことやってる間にも、気になって気になって・・・

読み終えないと何も手につかない・・・・笑

ってことで自分を納得させて・・・w

とにかく宮部ワールドに吸い込まれました。

本当、どーにもこーにも、吸い込まれました。

そして、ワタルの成長に感動しました。

どーにもこーにも感動しました。

私も旅をしている気分になりました。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722
No.204
(5pt)

ワタルとミツルの物語

ワタルの最後の決断、勇気の物語。ファンタジーの王道らしく、ラストはある程度想像できたし、爽やかな涙を流せたと思う。
それとは対象的にミツルに対しては切なくて痛くて涙がボロボロだった。あまりにも重い運命を背負って一人突っ走るミツルから目が離せなかった。痛々しくて、いたたまれなかった。彼は最後には救われたと信じたい。
読み終わって何週間たっても余韻が残る本は初めてでした。
ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー 下 (角川文庫)より
4041111722