ブレイブ・ストーリー

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ブレイブ・ストーリーの評価:

4.10/5点 レビュー 261件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全243件 181〜200 10/13ページ
No.63
(5pt)

ワタルがどんな子か・・・

映画を観てから読みました。ファンタジーというのには、長い現実世界の描写ばかりですが、
どうしてワタルが幻界(ヴィジョン)へ行く事になるのかと、彼の周りの人物の言動がとても
細かく描かれていて、映画であまりの急展開についていけなかった人にとっては納得のゆく内容
ではないかと思います。子供向けというにはあまりに人間くさい登場人物達のもどかしいほどの
現実と日常。リアルな人物像は、映画でのヒーローっぽいワタルよりも親しみが湧きました。
ただ、この一冊だけでは、ファンタジーではないので、続きも購入・読破する事をお勧めします。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.62
(5pt)

映画を観てから読みました

上巻は、ほぼ現実世界のお話です。家族の崩壊というのでしょうか、上手くいかない、みんな何となく空々しい、そういう雰囲気が家族の間で徐々に広がっていくのですが、大人は何とかそういうのを隠そうとするんですよね。かえってそんな中で主人公ワタルは徐々に息苦しさを感じて・・・ 
最初から、ぱっと冒険にでることができる既存のファンタジーと違うのがこの上巻の部分です。正直長いかな?と思わないでもないんですが、ここがあるからあとが効いてくるんだと思います。また、映画では出てこない、おばあちゃんやおじさんも登場するので、ワタルとその家族の生活がよく分かります。そういう点でも、映画を楽しんだひとなら読んで損はないと思います。
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4043611110
No.61
(4pt)

ストーリーより文章がすき

ストーリーはまだ現実の世界がほとんどですが、文章がすきです。
なんていうか亘の今考えていることとか気持ちとかが上手に書かれていて読んでいて面白いですよ。
2冊目からはストーリーも楽しみです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.60
(4pt)

映画が始まって読んだ

映画の予告を見て読み始めたけど、最初の思ってたイメージと全然違った。上巻では、ほとんど現実の話で「まだ冒険には行かないのか」と思って読んでました。
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4043611110
No.59
(4pt)

映画から入りました。

「宮部みゆき氏の著作」という入り口でなく、「映画を見てから原作へ」という経路で本作にたどり着きました。
映画で語ることの出来なかった数々の伏線(かなり重大なものもあります)や、
ワタルのおかれた状況と彼の心理描写、ワタルの周囲の人物像などが詳しく描かれているため、
説明不足であるが故にしばしばストーリー展開に唐突感を覚えた映画版に比べて、
一層深く感情移入できる作品になっています。
特にワタルに関しては、映画で感じる「素直でかわいい少年」という第一印象のみならず、
彼の内部で展開されていた苦悩・葛藤を知ることができ、一層親近感が湧きます。
上巻は「ワタルがなぜ旅立たねばならなかったか」について語ったパートです。
映画を見て、今ひとつ食い足りない印象を持った方にはぜひおすすめします。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.58
(5pt)

現代の子供にこそ読んで欲しい

子供向けでないという方がいますが、現代を生きる子供にこそ読んで欲しいです。内容に離婚や不倫などが含まれています。が、現実にはこの様なことに子供が巻き込まれています。このような内容の問題は大人の視点でしかなかなか語られません。現代の問題を、子供の視点でどう感じ、どう動き、どう解決するか、主人公を通して子供達に感じ欲しいです。
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4043611110
No.57
(4pt)

お子様には読ませたくない内容?

上中下の3冊構成です。
物語は現代の日本からスタートします。
主人公が、どんな家庭で育ち、親戚や友達はどんな人たちなのかを描くのに
上巻のほとんどを使っています。現代で起こる様々な出来事を通じて主人公
とその周囲の人達がどのような人たちなのかを、丁寧に描写しています。
この本がファンタジーであることを感じさせる要素が少し混じっていますが、
最初は勇者も、竜も魔法も出番がありません。
この部分が、少々長く退屈なようにも思えますが、勇者の旅に必然性を与え
リアルなものにすることに役立っています。また、本書のテーマと著者の
主張を力あるものにするためも、とても役にたっています。
中、下巻では主人公が、現代の世界を離れて活躍する(現代がほとんど登場
しない)全くのファンタジーワールドです。
この冒険の部分が、ゲームのような非現実的な感じになっておらず、
もしかしたら実際にありそうな話だと思えるのも、上巻からのしっかりした
ストーリー設定があればこそです。
退屈せずに読んでいきましょう。上巻の後半からは、がぜん面白くなります。
なお、内容は「子ども向け」ではありません。不倫や離婚などが全面にでて
きます。こういうことが、何であるかわかる年齢、不倫を話題にしても問題
ない年齢でないとまずいかと思います。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.56
(4pt)

子供向けというよりは

とても厳しく、一方で優しい物語だと思います。こどもはもちろん、むしろ大人にとって、必要な物語なのかもしれません。自分の心だけが現実の人生と世界を作っているということが巧みに描かれています。なにをつかんで、なにを手放すか。どんな物語をつむぐかは、自分次第。そこまで腹をくくれたらまさに「ブレイブ」になれるでしょう。あっというまに全巻読んでしまいました。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.55
(5pt)

大人でも

宮部みゆきさんのあらゆる著作を愛読している私ですが、この本だけは「子ども向け」なのかと思い避けていて、今回文庫化・映画化されたのをきっかけに手に取りました。なので、まさかこんなにも大人が胸をしめつけられるような本だとは予想していませんでした。
確かにストーリー展開だけ見ると奇想天外でファンタジーだと紹介されるのは分かります(著者自身も以前にどこかで実在のテレビゲームから発想を得たと書いていました)が、この本の奥深くには現代社会のどっしりと重いテーマが横たわっています。「本当に恐いのは、怪物でも魔物でもなく人間の心」だということを主人公の亘(ワタル)の目を通して読者に実感させてくれます。
私は、またもや著者の筆力にはまってしまい、つらい試練にワタルがもがき苦しむ姿に涙し、また、よき友を得て喜びも勇気も分かち合うワタルの姿に安堵を覚えました。すっかり感情移入させられていました。これが「子ども向け」なわけがありません。
宮部みゆきさんの大人のファンの期待も裏切らない本だと思います。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.54
(5pt)

かつてのファミコン少年少女のために。

かつてファミコンブームの中で「ドラゴンクエスト3」が一際光り輝いていた頃、
すぎやまこういち先生がN響をバックにコンサートを開き、「ドラゴンクエスト」の名曲の数々を演奏した時、
演奏を聴いていた子供が皆一様にファミコンのコントローラーを操る手の仕種をしたという逸話があります。
「ブレイブストーリー」を読んでいると当時子供だった頃の記憶がフラッシュバックし、
手が勝手にファミコンのコントローラーを操る仕種となります。
ファミコン世代の方はイイ大人でしょう。そんな大人の方に是非読んで欲しい1冊です。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.53
(5pt)

家庭の事情

全体の構成はとってもありがち。
こちら側の世界から、あちら側の世界に旅立つ、というもので、
「ナルニア国物語」や「十二国記」と同じ系統です。
他の作品と際立って違うのが、「こちら側」である現実世界での出来事を、
丹念に丹念に描いているところ。
小学生の亘(わたる)にとってはあまりにもつらい出来事が、現実世界では起こる。
それは大人の身勝手で、だけど一方でどうしようもないことなのだけど、
亘の心を確実に壊してゆく。
しかし彼にはどうすることもできない。不条理に耐えるしかない。
そして状況が煮詰まり、前方には絶望へ続く道しかなくなったその時、
ついに「あちら側」への扉が開く!
この過程を描かなければ、きっと物語りは、平凡なものとなっていたことでしょう。
いえ、宮部さんのことだから、
それがなくてもすごい作品を構築したのかもしれません。
しかし、現実世界との境目をなめらかにして、「あちら側」に確かな重みを与えることにより、
これまでのおなじみの物語とはまた違った面白さを提示してくれています。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.52
(5pt)

子供と、かつて子供だった大人へ

文庫化された宮部さんの作品だということで購入しましたが
内容は至って良質な児童文学でした。
何故この本が児童文学の棚に置かれていないのか、不思議なほどに。
ミステリーなど、いつもの宮部作品を求める人にはお勧めしません。
ファンタジーという言葉を受け入れられない人にもお勧めしません。
作品の説明は単行本の方にあったので割愛しますが
主人公ワタルを取り巻く人物、環境、そして変化する状況。
感情移入しやすい主人公だったので読み始めたら止まらず
一気に読み終えてしまいました。
宮部さんは子供の持つ、大人の部分を描くのが上手だなといつも思います。
ワタルは小学五年生で十一歳。もう一人の主人公とも言えるミツルも
おそらくワタルと同じ十一歳なのでしょう。
ジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」を見た時も思いましたが
出来れば自分が十一歳の時に読んでみたかった。
十一歳は大人から見て子供なのかもしれません。
けれども、どんな大人にも、かつて子供であった時期はあるのです。
本作はどちらかと言えば子供向きかと思いますが
かつて子供だった大人が読んでもおかしくない物語だと思います。
子供の抱える問題の延長線上には大抵、大人の抱える問題が存在しますから。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.51
(5pt)

現実に立脚したファンタジー

個性的な世界観、キャラクター達が贈る楽しいファンタジー!
・・・を想像して読めば多分、肩透かしを食らうはず。決して楽しいだけの
ファンタジーではありません。
上巻でメインとなるのは主人公、亘の苦しい現実世界の話。映画版では
おもいっきりすっ飛ばされていた生々しくて見ていられない黒い話です。
その日常を丹念に描いているから、話が長くなってしまうのは当たり前であり、そこが辛くなる人もいるはず。
だが、それさえ乗り切ってしまえば、単なる幻想的なストーリーにとどまらない、
他のファンタジーよりも厚みのあるお話を楽しめるはずです。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)より
4043611110
No.50
(5pt)

硬く苦いファンタジー

オウム真理教によるテロ事件や、旧ユーゴスラビアの内戦のショックを受けて書いたというこの小説は、「大人向けのファンタジー」小説です。読んでいてつらくなる展開です。父親が愛人を作って妻や息子のワタルを捨てる、ミツルの父が無理心中を図って妻と娘を斬殺し自殺する、といった悲惨な話が現実世界で。そして、ワタルが運命を変えるために渡った異世界「幻界」では、人種差別ならぬ種族差別が横行し、民族浄化ならぬ種族浄化が行われている、といった具合に、幼い子どもにはあまりにも過酷な現実が待ち受けています。その現実に対し、ワタルは歯を食いしばって全身で立ち向かっていきます。これは甘いファンタジーではありません。硬く苦いファンタジーです。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.49
(5pt)

ヴィジョンの世界を一緒に旅する本

もともと宮部さんのファンです。
ですが、この本は宮部さん初のファンタジーものということであまりに賛否両論分かれていたので手を出すことを渋っていました。今回映画を見て映画が面白かったので読んでみました。
ワタルと一緒に喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、など様々な感情を一緒に感じることができる話。それがこのブレイブストーリーです。
最初の方は現実世界に通じる描写が多く、読むのが辛い場面もあります。こんなに長く書く必要があったのかとおっしゃっている方もいます。ですが、私はこの長さが必要だったと思います。
読み終わったときには、ワタルと一緒にヴィジョンを旅したような気持ちになれるからです。
宮部さん独特のさわやかな読後感も健在でした。
皆さんもヴィジョンを旅してみませんか?
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.48
(5pt)

心温まるストーリー

テレビゲームを本にしたような作品です。
ストーリーはとても深い!
自分という存在について思わず考えさせられました。
そして仲間との深い絆。
ラストは涙があふれてきました。
上中下巻すぐ読み終わります。
それくらいハマります。
ゲーム以上に熱中しました。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.47
(5pt)

ファンタジーの原点

久々にぐっとくる作品でした。
社会的な現代作品を期待したり、純ファンタジー文学を期待してこの本を読んだ人はガッカリするのかも。
ファンタジーというには前半の幼い主人公に襲い来る現実はあまりに俗っぽく容赦なさ過ぎるし、ファンタジーに馴れていない人には後半の竜が出てきたり魔法使いの出てくるファンタジー世界は幼稚なおとぎ話のようで馴染めないだろうし。
でもこの2つが等価に描かれる部分にこそ価値がある作品だと思います。
最終目的地に行くまでの紆余曲折は長いですが、そのまどろっこしい体験のひとつひとつに大切な鍵がひそんでいる。
ファンタジーという「比喩」を通して現実の姿を浮き彫りにする、という点では、むしろファンタジー文学としては王道なのではないかという気さえします。
ファンタジーゲームや、最近の「主人公が大活躍してスッキリ」というだけのファンタジー文学に馴れてしまっている人にも違和感があるかもしれませんが。
読み終えたときに自分の心の持ち方も変わってくるようなお話は久しぶりです。
出てくる人達全員がひたむきで愛おしく切なくなるような読後感でした。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.46
(4pt)

宮部節から始まる本格ファンタジー

なんということのない家族、平穏な生活、変わらぬ日常。導入部分はファンの方にはおなじみの、いつもの社会派ドラマ。そして、現代社会への問題提起的転機によって話が急展開し、事件に巻き込まれる…というのはいつもどおりですが、今回はかなりの変化球。そのままロールプレイングゲーム(RPG)として使えそうな、異世界での冒険譚のはじまりはじまり。実力派の作家さん(しかもゲーム好き)が腕まくりしてファンタジーを書くと、こうも面白い話にまとまるものかと驚きながら、本の厚みを気にすることなく、読み進められる。
本を読むくらいならゲームをする、というRPGファンの方こそ、コントローラを少し置いて、ぜひ本書を手に取ることをオススメしたい。ご都合主義のヒロイズムにまみれた作品が溢れる昨今、きっと新鮮な冒険に出られるはずだから。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.45
(5pt)

王道なのに個性的

主人公の少年ワタルは、運命を変えるために「幻界(ヴィジョン)」という異世界に行き、仲間と共に5つの「宝玉」を見つけ、女神のいる「運命の塔」を目指すために旅をする。
あらすじだけみると、ファンタジーの王道中の王道、とてもありがちな設定のはずなのにそれを感じさせないほど面白かった。
冒頭、ワタルの両親の離婚問題に多くのページが割かれているのだけれど、これがとても生々しくリアルで、思い詰めるワタルに感情移入してしまう。
また、もう一人の幻界の旅人であるミツルとワタルの関わり方がいい。ライバル同士なのだけれど、時に心配しあって助けたり助けられたりし、時には出し抜かれたりする。「幻界」と「旅人」の真実を知った二人が対峙する場面は切なく印象的だった。
ミツルの結末については悔しい思いが残ったが、それだけ入り込んで読むことができた。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431
No.44
(4pt)

読まず嫌い

著者の作品は数あれど、これまで読まず嫌いで目にした事はなかったが
7月8日の映画公開前に予習として初めて宮部ワールドを堪能した。
主人公のワタル=亘(個人的にワタルは「魔神英雄伝」の救世主の名なのだが。)とミツル=美鶴が
現世(うつしょ)と幻界(ヴィジョン)という表裏一体の世界の中で成長という冒険を続ける物語。
これまで味わってきた「ドラクエ」「ファイナルファンタジー」を代表するTVゲーム、「ドラクエ小説版」「ロードス島戦記」「バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼」「マヴァール年代記」等々の日本ファンタジーの名作に似て非なるなかなかの内容だった。
実写だったが「模倣犯」はがっかりだったので今作は是非とも原作の良さを活かした作品に仕合げてほしいと思う。
ブレイブ・ストーリー(上) Amazon書評・レビュー: ブレイブ・ストーリー(上)より
4048734431