何者

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評判

何者の評価:

3.95/5点 レビュー 390件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全548件 141〜160 8/28ページ
No.408
(5pt)

頭とセンスの良い人は面白く読めるはず

冒頭から興味を惹かれた。主人公がライブハウスでふと雰囲気に馴染めない自分を自覚し、恥ずかしいと思うシーンである。この感覚が分かる人は、おそらくこの小説が楽しめる。通読して気づいたが、冒頭に示された主人公の感覚こそが小説の要になっている。

主人公は、他人のダサさ・イタさを判別できる感覚を持っている。つまり、センスが良く、頭が良い側の人間である。作者の朝井リョウもそれは同じであろう。朝井世代以下のある程度の頭を持った人なら、大方はこの感覚を持っているはずだ。インターネット上の膨大な他人の目が生み出す現代ならではの感覚。

頭がよく、センスが良いがゆえに持てるこの感覚が、却って生きづらさの原因ではないかと深く自問させられる小説だった。ダサい、イタいという概念についても再考してしまう。
飽きさせない展開を追っているうちにガラリと見る角度を変えることで読者に訴えかける構成は見事。読みやすく、テーマは深く、読み物として面白い。
未読の方には、「桐島、部活やめるってよ」も合わせておすすめしたい。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.407
(5pt)

ラスト10ページに作者のメッセージがあるかと思います。

就活ってこんな感じじゃないとか、こんな人いなくない?という論点はそもそもお門違いかと思ってしまいます。
この小説が伝えたいメッセージを汲み取れば、すごくいい本です。
p.s. コンプレックスを受容するのは難しい
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.406
(5pt)

ラスト10ページに作者のメッセージがあるかと思います。

就活ってこんな感じじゃないとか、こんな人いなくない?という論点はそもそもお門違いかと思ってしまいます。
この小説が伝えたいメッセージを汲み取れば、すごくいい本です。
p.s. コンプレックスを受容するのは難しい
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.405
(4pt)

ゆとり世代に薦められた昭和世代の感想

隣同士でSNSしてコミュニケーションする世代。SNSに載せる自分の内容も、SNSで見る誰かの内容も、実際よりもってみたり、もっていると推測したり...昭和世代からすると高度ではあるけれどある意味ドロドロとしたコミュニケーションが描かれている。最近のニュースでSNSによるいじめも問題になっているが、そんなことも起こるだろうなと感じる。
 SNSは気軽に発信できる反面、「ほんとうにたいせつなこと」が「隠れ」たり「埋もれたり」すると表現している。「現実の中にいる」先輩(SNSを使わない)や、現実に立ち戻ろうとする仲間との交流を通して、主人公が変わる姿を描いている。その描き方が鮮やかで、至る所に散りばめられた伏線が最後の最後に繋がり、主人公が周囲からどう見られていたかが分かり主人公と共に読者も恥ずかしさを感じるように設計されている。昭和世代よりゆとり世代の方が主人公との共感部分が大きく、恥ずかしさもなおのことだろう。
 SNS世代の大変さが分かり、昭和は平和だったと思う。便利さに埋もれて、却って無駄なことをしたり、大切なことを見失ったりすることがほかにもたくさんあるのだろう。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.404
(4pt)

ゆとり世代に薦められた昭和世代の感想

隣同士でSNSしてコミュニケーションする世代。SNSに載せる自分の内容も、SNSで見る誰かの内容も、実際よりもってみたり、もっていると推測したり...昭和世代からすると高度ではあるけれどある意味ドロドロとしたコミュニケーションが描かれている。最近のニュースでSNSによるいじめも問題になっているが、そんなことも起こるだろうなと感じる。
 SNSは気軽に発信できる反面、「ほんとうにたいせつなこと」が「隠れ」たり「埋もれたり」すると表現している。「現実の中にいる」先輩(SNSを使わない)や、現実に立ち戻ろうとする仲間との交流を通して、主人公が変わる姿を描いている。その描き方が鮮やかで、至る所に散りばめられた伏線が最後の最後に繋がり、主人公が周囲からどう見られていたかが分かり主人公と共に読者も恥ずかしさを感じるように設計されている。昭和世代よりゆとり世代の方が主人公との共感部分が大きく、恥ずかしさもなおのことだろう。
 SNS世代の大変さが分かり、昭和は平和だったと思う。便利さに埋もれて、却って無駄なことをしたり、大切なことを見失ったりすることがほかにもたくさんあるのだろう。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.403
(4pt)

時代を反映

人の内心なんて日記ぐらいでしか他人にはわからなかったのに。
結構現実でもありそうな話。
リアル感があって面白く読めました。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.402
(4pt)

時代を反映

人の内心なんて日記ぐらいでしか他人にはわからなかったのに。
結構現実でもありそうな話。
リアル感があって面白く読めました。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.401
(4pt)

何者なのか問われることは不合理

朝井リョウ『何者』は若者の就職活動を描いた小説である。直木賞受賞作。SNSが普通に使われるWeb 2.0時代の作品である。就職活動を通して自分が何者なのかを問い続ける物語である。しかし、就職活動は、それほど重大事だろうか。企業は労働者として欲しい人物を採用するだけの話であり、採用されなかったとしても、それは企業の都合に過ぎない。そこで自分が何者なのか問われることは不合理である。

これは就職氷河期世代(ロスジェネ世代)にとって深刻である。この世代は景気動向で新卒採用を減少するという本人達と無関係な事情で割を食った。不合理を特定世代に押し付ける社会で、自分が社会にとって何者かになろうという感覚になるか。現実に戦争が起きて現秩序が崩壊することを望む主張すらなされている(赤木智弘「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」論座2007年1月号)。

この就職氷河期世代の苦しみがあったにもかかわらず、下の世代が就職活動のシステムに自発的適用を目指していることは不思議である。昭和の日本的経営と合い通じるようなコミュニケーション至上主義が先祖帰りした感もある。就職活動のシステムの中で成長するよりも、システムからの脱却や破壊を志向すべきではないか。

文学よりも現実の方が進化しそうである。新卒採用が減少し、通年採用が一般化するだろう。働き方改革の進展でコミュニケーション至上主義が見直され、コミュ症にとって働きやすい職場がダイバーシティの観点から人気になるかもしれない。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.400
(4pt)

何者なのか問われることは不合理

朝井リョウ『何者』は若者の就職活動を描いた小説である。直木賞受賞作。SNSが普通に使われるWeb 2.0時代の作品である。就職活動を通して自分が何者なのかを問い続ける物語である。しかし、就職活動は、それほど重大事だろうか。企業は労働者として欲しい人物を採用するだけの話であり、採用されなかったとしても、それは企業の都合に過ぎない。そこで自分が何者なのか問われることは不合理である。

これは就職氷河期世代(ロスジェネ世代)にとって深刻である。この世代は景気動向で新卒採用を減少するという本人達と無関係な事情で割を食った。不合理を特定世代に押し付ける社会で、自分が社会にとって何者かになろうという感覚になるか。現実に戦争が起きて現秩序が崩壊することを望む主張すらなされている(赤木智弘「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」論座2007年1月号)。

この就職氷河期世代の苦しみがあったにもかかわらず、下の世代が就職活動のシステムに自発的適用を目指していることは不思議である。昭和の日本的経営と合い通じるようなコミュニケーション至上主義が先祖帰りした感もある。就職活動のシステムの中で成長するよりも、システムからの脱却や破壊を志向すべきではないか。

文学よりも現実の方が進化しそうである。新卒採用が減少し、通年採用が一般化するだろう。働き方改革の進展でコミュニケーション至上主義が見直され、コミュ症にとって働きやすい職場がダイバーシティの観点から人気になるかもしれない。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.399
(5pt)

終盤に 大ブーメラン ぶっささる(ネタバレ注意)

おとなしいと思っていた瑞月が隆良に正論をぶちまけるところがてっきりクライマックスだと思ってたので、見事だまされてしまった。

確かに、名刺うんぬんのくだりで、隆良の裏垢「備忘録」を拓人が見つけてほくそ笑むシーンはあるのだが、まさか拓人も裏垢を持ってたのは予想できなかった。(拓人が語り部ということもあり、ミスリーディングされていることに気づかなかった。)

後半に入るまでに、理香の一言一言が余計で、露骨に気持ち悪いので、一発かましてくれんかなぁとは思っていたが、予想以上のバチバチが待っていたので、あっけにとられてしまった。どちらかというと、理香にかますというよりは、拓人がかまされるのだが、両方内定を持っていなかったり、瑞月、光太郎の就職先のネガティブな検索をかけていたりと、見事にブーメランでぶっささっているので、個人的には大満足だった。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.398
(5pt)

終盤に 大ブーメラン ぶっささる(ネタバレ注意)

おとなしいと思っていた瑞月が隆良に正論をぶちまけるところがてっきりクライマックスだと思ってたので、見事だまされてしまった。

確かに、名刺うんぬんのくだりで、隆良の裏垢「備忘録」を拓人が見つけてほくそ笑むシーンはあるのだが、まさか拓人も裏垢を持ってたのは予想できなかった。(拓人が語り部ということもあり、ミスリーディングされていることに気づかなかった。)

後半に入るまでに、理香の一言一言が余計で、露骨に気持ち悪いので、一発かましてくれんかなぁとは思っていたが、予想以上のバチバチが待っていたので、あっけにとられてしまった。どちらかというと、理香にかますというよりは、拓人がかまされるのだが、両方内定を持っていなかったり、瑞月、光太郎の就職先のネガティブな検索をかけていたりと、見事にブーメランでぶっささっているので、個人的には大満足だった。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.397
(5pt)

シューカツは二度としたくない...

私が就活をしていたのは5、6年前ですが、読み進めながら当時の記憶(主に苦い)がふつふつと蘇ってきました。
登場人物それぞれ、「あーいたなあこんな人、私もこんなんだったなあ...」という感じで、作中に出てくる各人のツイッター文面がまたリアルです。登場人物達のピリピリした空気感に過去の自分を思い出しつつ...物語に引き込まれました。物語終盤は自分の想像と違った切り口で意外でした。

これからシューカツするという方は一読していただきたい作品です。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.396
(5pt)

シューカツは二度としたくない...

私が就活をしていたのは5、6年前ですが、読み進めながら当時の記憶(主に苦い)がふつふつと蘇ってきました。
登場人物それぞれ、「あーいたなあこんな人、私もこんなんだったなあ...」という感じで、作中に出てくる各人のツイッター文面がまたリアルです。登場人物達のピリピリした空気感に過去の自分を思い出しつつ...物語に引き込まれました。物語終盤は自分の想像と違った切り口で意外でした。

これからシューカツするという方は一読していただきたい作品です。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.395
(4pt)

純粋に面白かった

読み始めは、やたら回りくどい情景・心情描写にちょっと面倒くささを感じたけれど、主人公の性質が分かって来ると気にならなくなった。
最後の最後は、そう来たか、と。ものすごく突飛な発想ではないのに、何故かそう来る事を想定せずに読んでいた。 解説にあったように、安全な俯瞰者の位置で物語を眺めて来た読者の私が突然、主人公と一緒に糾弾されるあの感覚。思わず唸ってしまった。
就活とSNS、と、いつの時代の大学生も抱えて来たセンチメンタルと葛藤。今の大学生は私の頃よりもっと大変だ。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.394
(4pt)

純粋に面白かった

読み始めは、やたら回りくどい情景・心情描写にちょっと面倒くささを感じたけれど、主人公の性質が分かって来ると気にならなくなった。
最後の最後は、そう来たか、と。ものすごく突飛な発想ではないのに、何故かそう来る事を想定せずに読んでいた。 解説にあったように、安全な俯瞰者の位置で物語を眺めて来た読者の私が突然、主人公と一緒に糾弾されるあの感覚。思わず唸ってしまった。
就活とSNS、と、いつの時代の大学生も抱えて来たセンチメンタルと葛藤。今の大学生は私の頃よりもっと大変だ。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.393
(5pt)

最後は衝撃だった

自分にも主人公のような面がある。でもそれは物語ラストの展開になるまで気づかされる事はなかった。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.392
(5pt)

最後は衝撃だった

自分にも主人公のような面がある。でもそれは物語ラストの展開になるまで気づかされる事はなかった。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.391
(5pt)

ほんと、何者

「何者」かになりたい、漠然とした頭の中にいる凄い自分。皆と自分は違うという心の表層に浮き沈みする感情。
気づきたくない自分に気づかされる一冊でした。
登場人物達の抱く言動や感情が、読み進めていくうちに、小さなトゲのように心に違和感として刺さっていく。
その答えは、ラストに一気に読者も含めて主人公に突きつけられる。

登場人物の嫌なところとか、当てはまるところもあったりで、なんか人生振り返ってしまいますね。
痛い奴のままがむしゃらに生きるしかないですね。
頑張ってみようって思えるとてもいい一冊でした。
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319
No.390
(5pt)

ほんと、何者

「何者」かになりたい、漠然とした頭の中にいる凄い自分。皆と自分は違うという心の表層に浮き沈みする感情。
気づきたくない自分に気づかされる一冊でした。
登場人物達の抱く言動や感情が、読み進めていくうちに、小さなトゲのように心に違和感として刺さっていく。
その答えは、ラストに一気に読者も含めて主人公に突きつけられる。

登場人物の嫌なところとか、当てはまるところもあったりで、なんか人生振り返ってしまいますね。
痛い奴のままがむしゃらに生きるしかないですね。
頑張ってみようって思えるとてもいい一冊でした。
何者 Amazon書評・レビュー: 何者より
4103330619
No.389
(5pt)

就活が始まる前に

就活が始まる前に読むことをお勧めします。
この本を読むことでなんとなくわかるはずです。就活というものが
何者 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 何者 (新潮文庫)より
4101269319