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つくもがみ貸します
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つくもがみ貸しますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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軽い内容ですが、気持ちよく読 めました 私は人が騙されたり、裏切られたりする話が苦手なので安心して読めました ありがとうございました | ||||
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畠中恵先生の作品が大好きで購入させて頂きました。大変、面白かったです。 | ||||
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アニメ化したのもとても面白かったけれど、原作はもっと奥深いですね。 江戸の街がすごく詳しく書かれている。利休鼠もこんなストーリーだったんだ。登場人物の立場や背景が分かって私的には何度でも読み返して楽しめる。知ってるようで知らない江戸時代を勉強していますと思える一冊です♪ | ||||
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江戸の片隅で損料屋(現代の近藤産興みたいの?)を営む義姉弟と、そこに集まった付喪神(100年の時を経て命を宿したモノ)達の話。巷によく見かける人間VS妖怪のバトルものではなく、お喋り好きな神様と人間との奇妙だけど少し可愛らしい共存関係を軸に、小さな事件や人間ドラマが描かれた不思議な世界だった。本書のキーでもある付喪神達のお喋りパートを読んでいて、小さな道具達が会話している場面を想像していたらなんとも楽しい気分になりました(๑'ω`๑)♡アニメ版も見たが小説版の方が私は数段好きです。 | ||||
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意外に辛口評価が多くて驚く。有名無名、この本から百冊くらい振り返っても最高によく出来た話だったと思う。同作者作品はこれが初めてなんで、他の評価からするとネームからの期待より下だったのかもしない。 このガッチリとした構成は男性作家かと思ったら女性だった。 付喪神をテーマにすると幼稚で派手な演出を考えガチだが、この作品のような制限があると必然かつ理解しやすい。それを活かす構成、展開もしっかり練られていて、国内の小説に多い雰囲気を楽しむだけじゃない。ミステリー的要素はこの作品の中核ではないんでそれを求めると肩透かしを受けるかもしれないが。 | ||||
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長崎屋の若旦那が活躍するドラマ、シリーズ着々と読んでいます。 | ||||
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こちらも「しゃばけ」どうよう、お気に入りのシリーズになりました(^^) | ||||
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読み出したら時代背景などがわかりやすく面白くてどんどん先へと進みたくなりました。 | ||||
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深川で小さな古道具屋兼損料屋「出雲屋」を営む、お紅と清次の姉弟のお話です。 損料屋というのは品を貸し出す商売で、 出雲屋が扱う品の中には、百年を経て妖怪と化した付喪神が複数います。 付喪神たちは、貸し出された先で見聞きした噂話などを好き勝手に話し、 時には事件解決の役に立ったりします。 畠中先生の代表作「しゃばけ」シリーズと大きく異なるのは、 お紅と清次たち人間と、付喪神たち妖怪の距離感です。 「しゃばけ」の主人公 一太郎の周りにもたくさんの妖怪が居ますが、 家族や友達のように仲が良く、一太郎の頼みとあらば妖怪たちは全面的に協力してくれます。 一方、出雲屋の付喪神たちは、お紅と清次に自分たちの正体が知れていることが分かっていても、 積極的に関わろうとはしません。 人と妖怪、という線引きがありつつも、お紅と清次には愛着がありそうで、 ぶつぶつ文句を言いながらも役に立とうとはしてくれます。 「しゃばけ」には無い距離感が良かったです。 最後もハッピーエンド。畠中先生は切ない恋の話をたくさん書かれていて、 それも良いんですが、やっぱり恋は実ったほうがいいですよね。 | ||||
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畠中 恵さんは、しゃばけシリーズで楽しませていただいている作家さんです。 この「つくもがみ貸します」が文庫化されてすぐに購入を考えたのですが、 皆さんのレビューがどちらかと云うと辛口で、 ちょっと購入をためらっておりました。 思い切って購入したんですが、面白く読みました。 しゃばけシリーズと異なり、つくもがみ、怪が魅力的なキャラクターで登場しないので 物足りない読者が多いようですが、 私は小さな頃に周りの年寄りが話してくれた物に宿る魂 (つまりこれがつくもがみにも、またヤオヨロズにも通ずるのでしょう)をおもいだして、 まだ、ITなんか周りになかった頃の暗闇なんかも思い出して 楽しく読みました。 「世話物」のジャンルとして、楽しく読める本だと思います。 | ||||
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2007年に出た単行本の文庫化。 5篇を収める短編集。 付喪神のいる損料屋を舞台とした物語。 「しゃばけ」シリーズと同工異曲といってしまえばそれまでだが、付喪神と人間のあいだに一線を引いたのが設定として上手い。 また、書きぶりがこなれてきており、けっこう楽しめる一冊に仕上がっている。 ラストは納得いかないが、まあ、これしかないか。 | ||||
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「しゃばけ」の主人公が「妖の血を引いた大店のお坊っちゃん」と一般人とは掛け離れた設定であるのに対して、「つくもがみ〜」の主人公は、小さなお店を商う姉弟という設定で、入りやすく感じました。 スーパーマンな妖の登場もありません。 ファンタジー度は「しゃばけ」の方が上ですが、少し大人な内容になっているかと思います。 畠中さんのほのぼのワールドも堪能できますし、あまりファンタジーが得意でない方にはこちらの方がお薦めです。 | ||||
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損料屋(現代で云うところのレンタル業)を営む 血の繋がりのない姉弟のお話し。 姉・お紅、弟・清次、そして大店の長男・佐太郎、 三人のラブストーリーが全体の根底になっています。 長い年月を経てつくもがみとなった品々達が姉弟とは 会話を交わさずとも心が通じ合っていて 陰ながら応援している様がほほえましいです。 そしてあちらこちらに貸し出されては大活躍! ただお紅に惚れた佐太郎と清次の結末は…。 感激?の再会であったはずなのに無視とは…、 拍子抜けで少しガッカリしました。 | ||||
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‘しゃばけ’シリーズが大好きで、付喪神達との交流をこの作品でも 楽しみにしていたのですが、少々違いましたね。 読み初めは、主人公の二人の姉弟(血の繋がりはなく、物語の進行のポイント)と 二人のお店にいる付喪神とが直接、話さない事に違和感を感じたのですが、 読み進むうちに、あ〜、直接話さなくても繋がっていると分かって嬉しくなってきました。 付喪神は神なので尊大な態度なのですが、未熟な若い二人をなんだかんだと文句を言いながらも 助けていて、姉弟も品物である付喪神達を時々腹立たしく思いながらも大事にしている感じが 凄く微笑ましくて、やはりほんわかして畠中さんワールドだなと思いました。 どんな物にも命があり、魂がこめられている。物は大切にしないとな〜と感じました。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズとはまた違った味わいです。 「つくもがみ」がそもそも何たるかを知っている人からすれば,その扱い方にやや物足りなさを感じるかもしれません。もっと妖しさを強調して欲しい,と。 しかしここは,畠中さんお得意の「ほんわか」に味付けがされた世界観を楽しむのが得策というものです。 構成も短編仕立てとはなっていますが,最後に向かって徐々に謎解きがなされるようになっていて,読者を飽きさせません。 ただ,大団円を迎えるにあたって,結末が予想の範疇であること,また,やや単調であることが残念です。さらに,説明口調が気になるのですが,これは短編仕立てという制約上難しいところですね。 個人的な欲を言えば,つくもがみたちの描写をもっと詳しく描いて欲しかったところです。 ともあれ,作者の世界観は色濃く表れているので,畠中ファンにとっても,また初読者にとってもお薦めです。 | ||||
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○古道具屋兼損料屋で生計を立てるお紅(こう)と清次(せいじ)の姉弟。でもホントの姉弟ではないようだ。姉のお紅には忘れられない人、飯田屋佐太郎がいて、その思い出が蘇芳色の香炉と纏わる。清次はお紅を好きなのに言い出せない、そしてお紅もそのことに気づいている。 ○損料屋とはレンタルショップのこと。姉弟が貸しているのは古道具、その中に百年以上経った優れた品がありこれは単に物でなく付喪神(つくもがみ)という神になる。神なので動くことも見ることも聞くことも喋ることもできる。でも、人との直接の会話はしないルールがある。 ○付喪神は貸し出された先でいろんな情報を仕入れそれを仲間内でしゃべくり合う。それをお紅や清次が聞いたり、また、お紅や清次が付喪神に独り言を言ったりして意思の疎通はある程度できている。そんなことで、神々は事件解決のために活躍する。 ○表紙の姉弟と付喪神の絵がいい。 | ||||
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親を亡くしたお紅と、その叔父の養子である清次の二人は、姉弟として古道具屋件損料屋(今で言うと生活用品等のレンタル業ってとこでしょうか)出雲屋を営んでいます。その出雲屋の品の中には、百年の時を経て器物の妖「つくもがみ」となった品々が多数含まれているのですが、この面々が面白い。百年分だけ自尊心が強くて『人とは話などせぬ」と言っているけど、お喋り好きで好奇心旺盛、レンタルされて行った先々で様々な事を見聞きするのが何よりも楽しみ、という一風変わった妖怪達なのです。出雲屋の姉弟は、店に持ち込まれたり巻き込まれたりした謎を解くのに、彼ら「つくもがみ」を巧〜く利用しています。そして数々の謎を解く内に、お紅が執心している香炉とそれにまつわる姉弟の過去が露になっていくのですが...。暖かくも切ない恋物語が、6つの江戸ミステリーのベースに流れています。 畠中作品ならではの江戸情緒とほんわか感が心地よく、収められている6つのショートストーリーのタイトルが日本古来の色の名前であり、扉にもその色が使われている粋なところが時代物好きには堪らない1冊です。 | ||||
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今回登場してくる付喪神たちは「人間と直接口をきかない」という設定なので、「しゃばけ」シリーズのような、人間と妖の間の親密な雰囲気はない。作者自身が、この設定に苦戦しているように思える。 妖とのコミュニケーションがやや不自然で、説明的になってしまい、現実味に欠ける。主人公のきょうだいと、妖や周囲の人たちとの関係描写に情感が薄いため、きょうだいの孤独が際立ち、こちらの思い入れが難しい。 一方、最初に提示された謎が、短編を読み進むうちに徐々に解けていくという展開は面白い。 最後の落ちは、最初から見え見えなのだが、まあいいか、幸せになってくれ、という気分になれる。 この作品は、シリーズ化を前提にしているのだろうが、登場人物同士の関係がこなれた今後の方が、面白くできるのではないだろうか。次回作に期待したい。 | ||||
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江戸は深川で古道具屋兼損料屋を商っている若いお紅と清次。縁あって姉さんと呼び、呼ばれてはいるけれど姉弟ではなく、年若い清次は幼い頃からの想いを口に出せぬまま、行く方知れずのお紅の想い人?佐太郎を探している。ちょっと違うのは、店の品々がおしゃべりを楽しんでいる事。なんでも道具は大事に扱われ100年の時を経た物は『付喪神』になるのだとか。妖(あやかし)となった物どもは貸し出された先々で様々な情報を得て帰り、出雲屋の店表で二人が居るのも気にかけず、見聞きして来た事をしゃべりあう。そんな彼らを上手に扱い欲しい情報を手に入れ、いくつかの事の解決に至る二人。そのうち佐太郎へとつながる『蘇峰』の情報が入ってくる。佐太郎が現れたらお紅はどうするのか、二人の気持ちを知ってかしらずか、つくもがみ達は姦しい。果てさてこの二人の行く末は・・・それは読んでのお楽しみ! | ||||
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清次とお紅という、二人の男女を見守っていたい話でした。 つくもがみと化した古道具をとりまいて話が展開していくのですが、それよりも気になるのが、若い二人の男女の気持ちです。 姉弟のように育ってきた二人。 しかも、お紅には気になる人までいる。 それを気にする清次。 気にしていることをさらに気にする清次。 嫉妬したり、気遣ったり。 ころころ変わる感情を見るのが面白いです。 大げさではなく、ありそうな雰囲気の心模様です。 | ||||
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