霧越邸殺人事件

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評判

霧越邸殺人事件の評価:

3.79/5点 レビュー 76件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21〜34 2/2ページ
No.14
(2pt)

無理ありすぎな感じがして冷めた

残念ながら自分には合いませんでした。真犯人の動機も強引だし、霧越邸の住人が話の展開の都合で動かされてる感がある。「名前」の暗示が最後はくどい域に。のめり込めずに冷めた気持ちで読了しました。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.13
(2pt)

これは本格ミステリの衣を被ったファンタジーである

本作までの著者の作品は、かなり本格度が高かった。だから、「新潮ミステリー倶楽部」で本書が刊行されたときも、それを期待して読んだ。ラストまでは本格テイスト濃厚で進んだのだが、本作はラストで幻想小説になってしまった。そのことにびっくりしたし、実に残念だった。

 社会派全盛のミステリ界で、島田荘司と笠井潔が孤独な闘いをしていたとき、颯爽と現れた本格ミステリの騎手が著者だった。ミステリは遊びだ。遊びごころの詰まったものが本格ミステリだ。それを実作で表した格好良さに、しびれたものだった。その後の「館シリーズ」も、紆余曲折はあれど、本格度は高いものだった。だから、本作のラストにはがっかりした。

 今から思えば、これは著者の本来の持ち味なんだと理解できる。「囁きシリーズ」や「暗黒館〜」など、ミステリの上着は着ているが、本質は幻想小説であり、こういう作品のほうが著者の筆は実にいきいきとしている。しかし、私は、期待を裏切られたという気持ちがある分、本作に対する評価は低い。あえて幻想小説にしなくても、十分本格ミステリとして完成度の高い作品になったのではないか。

 未読のひとには、一言注意しておきたい。割り切れる解決を期待するなら、読まないこと。あえてそれでも、というなら、本格ミステリという期待をしないことである。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.12
(2pt)

これは本格ミステリの衣を被ったファンタジーである

本作までの著者の作品は、かなり本格度が高かった。だから、「新潮ミステリー倶楽部」で本書が刊行されたときも、それを期待して読んだ。ラストまでは本格テイスト濃厚で進んだのだが、本作はラストで幻想小説になってしまった。そのことにびっくりしたし、実に残念だった。

 社会派全盛のミステリ界で、島田荘司と笠井潔が孤独な闘いをしていたとき、颯爽と現れた本格ミステリの騎手が著者だった。ミステリは遊びだ。遊びごころの詰まったものが本格ミステリだ。それを実作で表した格好良さに、しびれたものだった。その後の「館シリーズ」も、紆余曲折はあれど、本格度は高いものだった。だから、本作のラストにはがっかりした。

 今から思えば、これは著者の本来の持ち味なんだと理解できる。「囁きシリーズ」や「暗黒館〜」など、ミステリの上着は着ているが、本質は幻想小説であり、こういう作品のほうが著者の筆は実にいきいきとしている。しかし、私は、期待を裏切られたという気持ちがある分、本作に対する評価は低い。あえて幻想小説にしなくても、十分本格ミステリとして完成度の高い作品になったのではないか。

 未読のひとには、一言注意しておきたい。割り切れる解決を期待するなら、読まないこと。あえてそれでも、というなら、本格ミステリという期待をしないことである。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.11
(2pt)

これは本格ミステリの衣を被ったファンタジーである

本作までの著者の作品は、かなり本格度が高かった。だから、「新潮ミステリー倶楽部」で本書が刊行されたときも、それを期待して読んだ。ラストまでは本格テイスト濃厚で進んだのだが、本作はラストで幻想小説になってしまった。そのことにびっくりしたし、実に残念だった。

 社会派全盛のミステリ界で、島田荘司と笠井潔が孤独な闘いをしていたとき、颯爽と現れた本格ミステリの騎手が著者だった。ミステリは遊びだ。遊びごころの詰まったものが本格ミステリだ。それを実作で表した格好良さに、しびれたものだった。その後の「館シリーズ」も、紆余曲折はあれど、本格度は高いものだった。だから、本作のラストにはがっかりした。

 今から思えば、これは著者の本来の持ち味なんだと理解できる。「囁きシリーズ」や「暗黒館〜」など、ミステリの上着は着ているが、本質は幻想小説であり、こういう作品のほうが著者の筆は実にいきいきとしている。しかし、私は、期待を裏切られたという気持ちがある分、本作に対する評価は低い。あえて幻想小説にしなくても、十分本格ミステリとして完成度の高い作品になったのではないか。

 未読のひとには、一言注意しておきたい。割り切れる解決を期待するなら、読まないこと。あえてそれでも、というなら、本格ミステリという期待をしないことである。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.10
(2pt)

吹雪の山荘でありえない不自然、緊迫感の欠如

この作品には決定的に欠けているものがあります。それは緊迫感です。吹雪の山荘もの、ではありますが登場人物が多く、なによりこの事件を早く解決しなければ自分も殺されてしまう、周りの、大切な人が殺されてしまう…といったような緊迫感、感情の動きがまるで感じられませんでした。例えば、あなたに本当に愛している人がいたとして、すでに殺人が行われている場所において、もしその愛する人が次の犠牲者になるかもしれない…と露程でも予感できる出来事が起こったとして何の対策も講じないでしょうか?つかず離れず、一緒にいようとは思わないでしょうか?少なくとも愛する人を守るため、何らかの行動を起こすでしょう。そういった行動が一切ないままではあなたは本当にその人のことを愛しているのか?と疑われても仕方ありません。主人公の行動は、そういった点で理解しがたく、常識的に考えて不自然です。また、ミステリを多少なりとも読んだことがある、と紹介されている登場人物たちが邸で出される珈琲や茶を少し緊張を解いたぐらいで飲んでしまう…犯人はわかっていないというのに、今宵も誰かが殺されるかもしれないというのに。出されたものをそのまま出所も確認せず。睡眠薬が存在していて、それが誰にでも盗める状況にあって、かつそれを登場人物達が知っていて、それでいて出される珈琲を飲む。そんな馬鹿な。神経質なぐらい毎回疑っても当然の状況でしょう。一体主人公たちはどんなミステリを読んできたのか。それはこの作品最大の謎といっても過言ではありません。そもそも一人殺されたと確定された時点でお互いに一箇所で見張りあおう、などという議論がなされて当然です。なぜ毎度毎度普通のことのように各自の部屋へ戻っていくのか…防衛の観念すらないのでしょうか?この作品には全編通して「命を守ろう(自他ともに)」という、殺人への抵抗意思がまるで感じられません。とても不自然です。上記のことから緊迫感など望むべくもありません。扱われる命があまりにも軽いのです。文章が長いわりにそのスペースの殆どを蘊蓄の羅列に使ってしまったのは、作品にとって不幸である以上に読者にとって不幸です。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.9
(2pt)

吹雪の山荘でありえない不自然、緊迫感の欠如

この作品には決定的に欠けているものがあります。それは緊迫感です。吹雪の山荘もの、ではありますが登場人物が多く、なによりこの事件を早く解決しなければ自分も殺されてしまう、周りの、大切な人が殺されてしまう…といったような緊迫感、感情の動きがまるで感じられませんでした。例えば、あなたに本当に愛している人がいたとして、すでに殺人が行われている場所において、もしその愛する人が次の犠牲者になるかもしれない…と露程でも予感できる出来事が起こったとして何の対策も講じないでしょうか?つかず離れず、一緒にいようとは思わないでしょうか?少なくとも愛する人を守るため、何らかの行動を起こすでしょう。そういった行動が一切ないままではあなたは本当にその人のことを愛しているのか?と疑われても仕方ありません。主人公の行動は、そういった点で理解しがたく、常識的に考えて不自然です。また、ミステリを多少なりとも読んだことがある、と紹介されている登場人物たちが邸で出される珈琲や茶を少し緊張を解いたぐらいで飲んでしまう…犯人はわかっていないというのに、今宵も誰かが殺されるかもしれないというのに。出されたものをそのまま出所も確認せず。睡眠薬が存在していて、それが誰にでも盗める状況にあって、かつそれを登場人物達が知っていて、それでいて出される珈琲を飲む。そんな馬鹿な。神経質なぐらい毎回疑っても当然の状況でしょう。一体主人公たちはどんなミステリを読んできたのか。それはこの作品最大の謎といっても過言ではありません。そもそも一人殺されたと確定された時点でお互いに一箇所で見張りあおう、などという議論がなされて当然です。なぜ毎度毎度普通のことのように各自の部屋へ戻っていくのか…防衛の観念すらないのでしょうか?この作品には全編通して「命を守ろう(自他ともに)」という、殺人への抵抗意思がまるで感じられません。とても不自然です。上記のことから緊迫感など望むべくもありません。扱われる命があまりにも軽いのです。文章が長いわりにそのスペースの殆どを蘊蓄の羅列に使ってしまったのは、作品にとって不幸である以上に読者にとって不幸です。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.8
(2pt)

吹雪の山荘でありえない不自然、緊迫感の欠如

この作品には決定的に欠けているものがあります。それは緊迫感です。吹雪の山荘もの、ではありますが登場人物が多く、なによりこの事件を早く解決しなければ自分も殺されてしまう、周りの、大切な人が殺されてしまう…といったような緊迫感、感情の動きがまるで感じられませんでした。例えば、あなたに本当に愛している人がいたとして、すでに殺人が行われている場所において、もしその愛する人が次の犠牲者になるかもしれない…と露程でも予感できる出来事が起こったとして何の対策も講じないでしょうか?つかず離れず、一緒にいようとは思わないでしょうか?少なくとも愛する人を守るため、何らかの行動を起こすでしょう。そういった行動が一切ないままではあなたは本当にその人のことを愛しているのか?と疑われても仕方ありません。主人公の行動は、そういった点で理解しがたく、常識的に考えて不自然です。また、ミステリを多少なりとも読んだことがある、と紹介されている登場人物たちが邸で出される珈琲や茶を少し緊張を解いたぐらいで飲んでしまう…犯人はわかっていないというのに、今宵も誰かが殺されるかもしれないというのに。出されたものをそのまま出所も確認せず。睡眠薬が存在していて、それが誰にでも盗める状況にあって、かつそれを登場人物達が知っていて、それでいて出される珈琲を飲む。そんな馬鹿な。神経質なぐらい毎回疑っても当然の状況でしょう。一体主人公たちはどんなミステリを読んできたのか。それはこの作品最大の謎といっても過言ではありません。そもそも一人殺されたと確定された時点でお互いに一箇所で見張りあおう、などという議論がなされて当然です。なぜ毎度毎度普通のことのように各自の部屋へ戻っていくのか…防衛の観念すらないのでしょうか?この作品には全編通して「命を守ろう(自他ともに)」という、殺人への抵抗意思がまるで感じられません。とても不自然です。上記のことから緊迫感など望むべくもありません。扱われる命があまりにも軽いのです。文章が長いわりにそのスペースの殆どを蘊蓄の羅列に使ってしまったのは、作品にとって不幸である以上に読者にとって不幸です。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.7
(1pt)

蘊蓄とこじつけの塊

なんでこんな駄作が?と思いますよ。本当に。どこがいいんだろう?幻想的?なら著者が常日頃言っている『謎とその論理的解明を主軸とした物語』が本格ミステリならば、これはただのファンタジー小説そのものではないか!蘊蓄にもウンザリしたし、トリックもつまらない。というよりトリックなんて無いじゃないか!読むとバカをみます。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.6
(1pt)

蘊蓄とこじつけの塊

なんでこんな駄作が?と思いますよ。本当に。どこがいいんだろう?幻想的?なら著者が常日頃言っている『謎とその論理的解明を主軸とした物語』が本格ミステリならば、これはただのファンタジー小説そのものではないか!蘊蓄にもウンザリしたし、トリックもつまらない。というよりトリックなんて無いじゃないか!読むとバカをみます。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.5
(1pt)

蘊蓄とこじつけの塊

なんでこんな駄作が?と思いますよ。本当に。どこがいいんだろう?幻想的?なら著者が常日頃言っている『謎とその論理的解明を主軸とした物語』が本格ミステリならば、これはただのファンタジー小説そのものではないか!蘊蓄にもウンザリしたし、トリックもつまらない。というよりトリックなんて無いじゃないか!読むとバカをみます。
霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (ノン・ノベル)より
4396207409
No.4
(2pt)

門構えの割には中身が乏しい

「館」シリーズを離れて本格物に挑戦した作品だが、真犯人、動機、犯行方法とも平凡で何故「雪の中の山荘」物に敢えて手を付けたのか理解不能な出来。結局、作者はデビュー作の「十角館」(叙述トリック物)で成功した以外は、やはりミステリ研でマニアックな薀蓄を傾けている方が似合っていたのだと思う。
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.3
(2pt)

門構えの割には中身が乏しい

「館」シリーズを離れて本格物に挑戦した作品だが、真犯人、動機、犯行方法とも平凡で何故「雪の中の山荘」物に敢えて手を付けたのか理解不能な出来。結局、作者はデビュー作の「十角館」(叙述トリック物)で成功した以外は、やはりミステリ研でマニアックな薀蓄を傾けている方が似合っていたのだと思う。
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110
No.2
(1pt)

そして霧越邸には何があったんじゃ?

 かなり期待して読み始めたんです.確かに、最初は引き込まれて、ドキドキハラハラ読み進んだのですが、結局、思わせぶりの見かけ倒しでした。推理小説として読んだら、人が人を殺すということにまつわる、葛藤や覚悟や情動がまったく垣間見れず、殺人の動機はあまりにしょうもなくて説得力がない。「そんなことで殺すのかオメーは!」と突っ込みたくなりました。また幻想小説として読むには、精緻に描かれているぶんだけ、抒情性や余韻が足りません。登場人物もなんか類型的で、例えば「遊んでる女はソバージュで肉感的で化粧も服装も派手」みたいな古臭く短絡的な発想に基づいてる気がします。 私としては、荘厳で美しく魅惑的な霧越邸の中は、何にもなく空っぽという感じでした。残念です。 
霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027216
No.1
(1pt)

そして霧越邸には何があったんじゃ?

 かなり期待して読み始めたんです.確かに、最初は引き込まれて、ドキドキハラハラ読み進んだのですが、結局、思わせぶりの見かけ倒しでした。推理小説として読んだら、人が人を殺すということにまつわる、葛藤や覚悟や情動がまったく垣間見れず、殺人の動機はあまりにしょうもなくて説得力がない。「そんなことで殺すのかオメーは!」と突っ込みたくなりました。また幻想小説として読むには、精緻に描かれているぶんだけ、抒情性や余韻が足りません。登場人物もなんか類型的で、例えば「遊んでる女はソバージュで肉感的で化粧も服装も派手」みたいな古臭く短絡的な発想に基づいてる気がします。 私としては、荘厳で美しく魅惑的な霧越邸の中は、何にもなく空っぽという感じでした。残念です。 
霧越邸殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 霧越邸殺人事件 (新潮文庫)より
4101386110