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続々・珈琲屋の人々
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続々・珈琲屋の人々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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『珈琲屋の人々――宝物を探しに』(池永陽著、双葉社)は、東京の下町の商店街にある喫茶店「珈琲屋」を巡る連作短篇集です。 「カップのなかのコーヒーが残り少なくなったとき、『それにいい店だ。年季が入っていて重厚さがあって、ここに座っているだけで気分が落ちついてくる』。無駄な装飾のない店内を見回しながら、初名が弾んだ口調でいった。珈琲屋は樫材がふんだんに使われていた。重厚さと同時にほっとするような安心感を訪れる客に得てほしいという、(店主の)行介の父親のこだわりだった。『親父の残してくれた、たったひとつの大切な俺の財産です』」。 「珈琲屋」を舞台に繰り広げられる人間ドラマは、暫し、現実世界の煩わしさを忘れさせてくれます。 | ||||
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3巻分読みました 最後は ホッコリの会話でした その後の二人の生活が気になりました | ||||
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…が、それぞれのエピソードの主の人が全員「浅はか過ぎ」の感じがなきにしも非ず。 「どうしようもなくてそうなってしまいました」じゃなくて、「流されてこうなりました」って印象。 恋愛のすれ違いで引っ張るのであれば、ループは3冊位である程度オチをつけて欲しいとも思ったりして。 | ||||
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一作目からずっと読み続けて今回が最終巻です。 人を殺した過去があり刑期を終えてもなお自分を責め続ける珈琲屋のマスター・行介。 そんな行介にずっと想いを寄せている幼馴染で蕎麦屋の一人娘・冬子。 東京の下町の商店街を舞台に繰り広げられる人間ドラマです。 今作も色んな悩みを持つ人々が珈琲屋に訪れ美味しいけどちょっと苦味のあるコーヒーを飲みながら 行介に悩みを打ち明けたり、相談したりしている。 また、行介も自分の気持ちになかなか素直になれずに悩んでいる。 今回では、行介に最大のライバルが現れ、冬子との仲にもいよいよ決着を付ける時が・・・? 表題作の「宝物を探しに」は商店街にある一軒の古本屋の店主が主人公の話。 古本屋店主の草平は自分の夢だった、西洋風の書斎のような造りの店が気に入っているが 妻の智美はお客さんがもっと気軽に入りやすい店にしたい、と願っている。 二人はある提案をし、互いにとって何が一番大切なのかを考える。 一番の宝物は何なのかが分かった時、人は初めてその大切さを知るのかもしれない。 作中に出てくる何気ないセリフが本当にリアルで可笑しいやら切ないやら。 共感しきり、という所も多い。 シリーズ最終巻、とても読み応えのある1冊でした。 | ||||
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