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ライオンの歌が聞こえる: 平塚おんな探偵の事件簿2
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ライオンの歌が聞こえる: 平塚おんな探偵の事件簿2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ライオンの棲む街に続く女探偵コンビによる連作短編集の第二弾。 4編を収録。 本格趣向に富んだ短編だが、トリック自体は東川氏の作品の中ではかなり安易な印象を与える。 最後の消えたフィアットのトリックとか今時小学生が書いたとしてもかなり苦しいのでは・・・と思わせるトリックのレベルだが、それでも許せてしまうのが東川氏の凄いところだろう。 本格的なトリックにあまり期待しなければ普通に最後まで退屈せず読める。 | ||||
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ミステリーとユーモアを混ぜ合わせた一冊です。 4つの短編集。 簡単に言ってしまうと、烏賊川市シリーズの女探偵版です。 面白いことは面白いんですが、あちらと比べると 登場人物にパンチが効いてないというか、魅力に欠けるんですよね。 土地勘のある平塚市を舞台にしているおかげで、 楽しめてる部分もありますが、そうでなかったらどうかなという気がします。 | ||||
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『小説NON』に掲載(14-15年)された四篇を収めたミステリ中篇集の二冊目となります. 事件の状況やアリバイなど,不自然な様子から解決へとたどり着く流れがおもしろく, ロジックの積み重ねで真実を浮かび上がらせ,そこからもう一押しの話運びもまずまず. それまでの四話を巻き取るようなエピローグも,きれいに畳まれていて悪くはありません. ただ,静と動の凸凹おんな探偵コンビに魅力が乏しく,二人のやり取りもそうですが, 依頼者や刑事といった周りも地味で,著者に期待されるユーモアの部分も今ひとつです. このほか,主人公の容姿や性格を,いちいちライオンにたとえるのがややわざとらしく, そこは直接ではなく,自身や周りの振る舞い,雰囲気からうまく見せてほしかったところ. そのライオンにしても言い過ぎで,そこまでの強さや頼もしさはほとんど伝わってきません. 結果として,ミステリの良い部分を,彼女たちの存在自身が薄めてしまっているようで, 最初の巻もそうでしたが,ミステリとキャラクタの不釣り合いがどうしても気になります. | ||||
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