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翼のある子供たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
翼のある子供たち (ランダムハウス講談社文庫)

翼のある子供たちの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

遺伝子操作サスペンス

遺伝子操作で新たな人間を作る。
もうこんなことが現実になってきたのかも知れません。
実際、遺伝子組み換え動物が市場に出始めようとしている時代。
技術的には可能なのかも知れません。
技術をどうコントロールしていくのか深い議論が必要そうです。

科学の闇と子供たちの愛らしさが伝わってくる作品でした。
話は相変わらずうまいので、文句なく楽しめました。
ただし結末が少し強引かな。
それで解決するなら、最初からそうしておけばというところも。
翼のある子供たち (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:翼のある子供たち (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100192
No.1:
(3pt)

想像の翼で物語を楽しもう

人体実験なくしては科学の発展はありえないと思っている医者たち、SFめいたバイオテクノロジーの行き着く先、天使のように美しく可愛らしい子供に迫る死の追っ手、主人公たちのラブロマンス、と盛りだくさん、サービス精神旺盛である。

はるか昔から空を飛ぶのは人類の夢。

その夢を背負って生まれてきたのが翼のある子供たちかと思いきや、真の目的はやはり人類の夢である別の理由。容姿は十分に美しく高い知能を持ち、空を翔ける翼と、そして肉体的にも精神的にも強いという以上の何を求めて作られたのかは読んでのお楽しみ。

子供たちはどこまでも可愛らしくピュアで、礼儀正しく思いやりに溢れ、挫折を知らない強さを持つ。一歩間違えれば非常に作られた胡散臭さが漂うかと思うが、作者はこれを彼らが置かれた環境を際立たせるために有効に使っているので、大して気にならなかった。

息をつかせぬテンポの良い展開はさすがだが、ストーリーの詰めは少々甘いかと思う。

ただ、これを読み終わると夢の中でしか知らない飛ぶ感覚がとても懐かしくなるのは確かだ。
翼のある子供たち (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:翼のある子供たち (ランダムハウス講談社文庫)より
4270100192

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