ウツボカズラの甘い息

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評判

ウツボカズラの甘い息の評価:

3.70/5点 レビュー 67件。 B ランク

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平均点3.70pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 101〜113 6/6ページ
No.13
(3pt)

読みごたえありますが、どこか既視感が

主婦の日常から胡散臭い旧友との出会い、警察サイドでは人間味のある刑事コンビの捜査と、緊張感のある展開で一気に読みました。確かに最後は説明色が強いものの、読みごたえのある作品です。

ただ、正体のわからない犯人の追跡や犯人の手口に、どうしても宮部みゆきの名作「火車」が重なりました。比べてしまうと犯人の心理、哀しさの描かれ方が、本作はどこか足りない気がしてしまいます。単独で読んだら十分満足したと思うのですが…。
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No.12
(4pt)

なかなか面白かったです。

なかなか面白かったです。ラストの辺で、ウツボカズラという意味がわかりました。しかし小説とは言え、ここまで人を騙すひどい人間に怒りを感じます。
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No.11
(1pt)

男刑事の会話に違和感あり

若い女刑事と捜査を組むことになり、女と組むのは苦手だと初めはイヤがっていたが、徐々にまんざらでもない様子。という、よくあるパターン。しかも、刑事の言葉遣いがすごく不自然で、今どき、こんな言葉遣いするか?と思った。「報告しなくちゃいかん」とか。
小説を読んでいても、会話の部分は会話として頭に流れてくるので、不自然なだけに違和感があった。
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No.10
(5pt)

甘いワナとは。

女性作家とは思えないハードボイルドな筆の運び、「孤狼の血」を読んで以来、柚月さんの小説に魅了されています。
この作品はミステリーの長編です。
ごく平凡な家庭の主婦の日常から始まり、生い立ちを入れてキャラをつくりあげ、あるきっかけから事件の発端までを追い続けていきます。
この流れと並行して、事件が発生した後の、警察の捜査が進行していく様子を描いていきます。
ウツボカズラの2本のつるがもつれあいながら伸びていくがごとくストーリーが進んでいきます。
そして中盤で、主婦と刑事のそれぞれが行動する時間軸が合致します。
後半にかけては、ウツボカズラのつるは長くねじれながら成長していくがごとく、事件の真相を追いかけていきます。
女性の心理やその性を知り尽くし、理不尽なところがなく、甘いワナに誘われ深く入り込んでいく姿を描いていきます。
誘惑される甘いワナとは、美しさの追求、美顔、化粧品、ダイエット、懸賞、わが子、高収入バイト、限定品、同窓生、新興宗教、マルチ商法。
ミステリーがどんどん解明されていく過程に読むスピードが加速していきますが、事件の真相が判明しても怒りを覚えることはありません。
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No.9
(5pt)

機会があれば、また宜しくお願いします。

昨日商品が着きました、対応も早く綺麗な状態で届きました。
有難うございました。
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No.8
(4pt)

ラストのストーリー展開のテンポの変化に驚いた。

これまでの柚月裕子の作品には無かった、ラスト3分の1からの物語のテンポの変化には驚いた。

毎日を家事と育児に追われる平凡な主婦の高村文枝の前にかつての同級生が現れる。同級生が文枝に持ち掛けたのは、多額の報酬を約束する大きなビジネスの話だった。

前半は文枝が同級生の加奈子の罠にはまっていくストーリーと鎌倉の殺人事件を捜査する秦圭介と中川菜月の二人の刑事のストーリーが交互に描かれる。

ここまで読むと詐欺からの殺人事件を描いた、ありきたりな作品かなと思うのだが、二つのストーリーが交錯すると、物語のテンポが明らかに変わる。次々と明らかにされる驚愕の事実にラストは息をつく暇も無かった。

お見事!
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No.7
(5pt)

文庫化は別タイトルと別デザインで

佐方貞人シリーズが人間ドラマに力点が置かれているとすれば、こちらはトリックとサスペンス満載の王道ミステリー。 解離性障害や詐欺商法のガジェットも効いているし、コンゲームの要素も満載。 登場人物が鬼籍に入っている事実が次々に明らかにされる展開も面白い。 これだけ魅力にあふれた作品にもかかわらず、この妖しくおどろおどろしいタイトルと装丁は明らかな失敗。 文庫化に際してはぜひ改題し新デザインで!
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No.6
(3pt)

序盤は引き込まれますが。。

作者の作品は全部読んでいます。 序盤のあたりはぐいぐいと引き込まれるように読み進められ ていきました。 文絵に関する衝撃の事実が徐々に明らかになるのには 度肝を抜かれましたが、秦という人物のあり方に物足りなさを 感じました。 作者の佐方貞人シリーズがとっても好きなため、本作品での 秦にも佐方のような深みのある人物であって欲しかったという 印象が拭えませんでした。 決して悪い作品ではないのですが、佐方シリーズを超える 作品、なかなか生まれないなあ。 。 というのが本音なところです。
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No.5
(5pt)

一気に読める

ネタバレになるかもしれませんが、中心人物の主婦の文絵が精神障害を患っていたりするあたりが、この話はどう転んでいくのだろうか?と思わせてくれます。 基本的に、どうなるんだろう?と思うので、一気に読めます。 女警察官あたりが、もっと深みを持たせてくれたら、もっと面白かったと思いますし、犯人の女のくだりをもっとドロドロ描けば、さらに面白くなったろうな、とは思います。 最後の終わり方はご都合主義のような気がしなくもないですが、基本的に面白いです。
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No.4
(5pt)

殺人事件です。

新聞の作家紹介コラムで山形出身に親近感が湧きDownloadしました。 本を読み進むうちに、ウツボカズラのタイトルに納得しました。 女流作家が表現する女性像にはリアル感があります。 Kindle版で新作が出ていましたので、もう一冊Downloadして読んでみたいと思います。
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No.3
(3pt)

甘いマルチ商法小説

人を犠牲にして自分の裕福な幸せを築く

マルチ商法の胡散臭いけどハマっていく儲かる実態を 鎌倉七里ヶ浜を中心に展開します

他人を踏み台にして狡猾なことばで夢を与える営業トークとしなやかな雰囲気でモデルのような身体を武器に営業トークを繰り広げる場面はスリリングです。

夢を見せられてどんどん深みにハマっていく主人公の心理描写は上手い

主人公の壊れていく場面には引き込まれてしまう

マルチ商法の仕掛人の自分たちが裕福になっていく手口(やり方)は知っておきたい。

2020年にむかい増えるでしょう

・センスなおしゃれな服
・痩せたモデル的身体
・高品質な車
・高品質なマンション
・高価な化粧品
・高価な健康サプリメント
・宗教
が登場するだけで複合したチャンスのお話です

ポイントはお金が掛からないってところだろう

現代日本において
希望が見えない閉塞感が蔓延している限り消えないマルチ商法

現代日本は 詐欺小説の中にいるようです

書く側も
日本の未来の希望をイメージできないかもしれない

読後は
どっと疲労感が出ます

しかし知っておきたい手口をハラハラしながら小説で確認できるでしょう
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No.2
(3pt)

後半の急展開には無理があるものの謎解き要素は楽しめます

初読みの作家さんです。

解離性同一性障害を患う高村文絵(たかむら ふみえ)は夫、二人の娘と4人で暮らす平凡な主婦
病名が幻覚妄想型の精神障害と言う事で、その事が物語を更に謎に包んで行きます。

461ページもある長編ですがプロローグからぐっと引き込まれて行きました。

マルチ商法に巻き込まれて行く文絵の物語と同時進行で進んで行く殺人事件が
どこでどう繋がるのか予想が付かないまま読み進めて行くと
思いがけない文絵の家族の過去が判明したり
又ジェットコースターの様に展開して行く犯人像にまんまと作者に転がされながら終盤まで辿り着きました。

殺人と巨額詐欺、この交錯していた2つの事件がラストでは全てのパズルのピースが
収まるべき所に収まりましたが、終盤はやや急展開過ぎた感が残りました。

人間の心の危うさ、脆さが描かれた読み応えのある作品でした。
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No.1
(2pt)

後半の展開に無理がある

461ページもの長編であり、前半は結構ていねいにゆっくり展開される。後半に思いがけないどんでん返しがあり、これは良いが、そこからは物語を終わらせる感が強くかなり展開に無理がある。
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