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秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 21~40 2/4ページ
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お決まりのトリックで最期を締めくくるパターンであるが、亭主の方もそういう決断を一旦したんだから、再婚なりして、自分の幸せ見つけたらいいんじゃないかと思うのだが。私だったら、最後のシーンで、平助が娘の学校の先生か誰かと結婚しており、一緒に娘の結婚式に参列するようにしたいかな。でも、今いてくれている嫁さんに感謝したくなるのは確か。今度、初デートの場所にでも連れて行こうかな。 | ||||
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私が直子だったら娘が死んだことだけは絶対信じたくないので自分は母の記憶を持って蘇った娘の方だと信じ込んだと思う。当然もなみとしてしか生きられない。 だから最後はどっちかなんてそんなに重要? 直子は事故の時に死んだのだ。最初に直子の記憶がある事を平介に話したのが間違い。母は自分を殺し娘である自分を幸せにしたのだから最良の結末。 もなみを直子にしてたのは平介だけ。普通は事故で頭のおかしくなった娘としか扱わない。だいたい肉体も娘もいないのに自分は直子だと夫を説得する必要が直子にある?娘を失った母であるには若い肉体はあまりに前向き思考。どっちつかずはもはや第三の不気味な生き物。嫁にもらう人がいてありがたいよ、殴るかフツー。結局人は孤独。良いように考えよう。そもそも 事故で母の記憶を持たされて自分を母だと思い込んでいる娘なんである。 頭がおかしくなって他の記憶が混ざっても娘の肉体に宿る魂が娘です。 | ||||
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ストーリーは楽しめました。 読みやすく、ページをめくる手が止まりませんでした。 だけど・・・正直、直子の言動は理解できなかったです。。。 作中、主人公の視点でしか書かれていなかったのもありますが、心は妻でも、体はもなみなのに・・・夫と行為をしようとするところが、本当に理解できなかった。。。 知り合いも言ってましたが、心と体の年齢が合わないのは、少し気持ち悪いかも。 そしてラストの「秘密」。これも、平介のためなのか、読み終わった今でもわからないですね。なんだか、読後もやもやしちゃいました。 私は未婚なので、夫婦関係がどんなものか、わかってから再読したら、もう少し考えはかわるかも。 | ||||
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映画版・小説とも最初は切なさの余韻が勝っていましたが、何かしらすっきりしない違和感を払拭できないままでした。ここでの皆さんのレビューを拝見して再読後の感想を綴りたくなりました。 この「秘密」は、ブログにもラストの解釈や直子の生き様について相当数のやりとりがされているようです。直子の生き様に関しては、男性・女性とで意見が大きく別れるものだと再認識しました。 著者東野氏は、このような読者からの反響が沸くのを最初から目論んで書いたのではないかと想像してしまいます。とすれば、読者はまんまと術中にはまってしまった訳ですが・・・。 8章で直子は娘の藻奈美の身体で生きていくことを平介に問い平介も同意しています。指輪について、直子はいつでもそばに置いておきたいとぬいぐるみに隠し、二人の秘密と会話しています。この指輪の件が、終盤の藻奈美に戻ったのではなく直子が棲み続けていたのかと驚愕に繋がります。でも冷静に考えると、直子と藻奈美が入れ替わるようになったときノートにこの下りを記していれば、直子が棲み続けていたのかという驚愕の証拠とはならないと思うのです。ここが東野氏のずるいところです。敢えてラストを藻奈美の結婚式に設定したのも、過去に藻奈美がふつうの奥さんがいいと言っていることを直子に平介が話すこの章が伏線となっています。 ここから先は、藻奈美の身体が大人に変化していくにつれ、中に棲む直子の葛藤が平介を通して語られていくわけですが、藻奈美の中に棲む直子が藻奈美として強く生きていく決心を17章で述べています。自分の身に起きた現実を直視し、自立した女性を目指そうと発する言葉には、まさに女性の力強さ、したたかさを象徴しているところです。 一方、平介には男の嫉妬を盗聴という設定で女性から嫌悪されるように描いていますが、盗聴行為は褒められないにしても平介の直子に対する思いまで否定されるのはどうでしょうか。36章で盗聴の一件から冷めた二人の間で、藻奈美に棲む直子から夫婦の営みを平介にモーションをかけ、出来ないことを再確認した訳ですから、38章で直子が藻奈美と入れ替わり始める期間に、藻奈美に棲む直子は辛いでしょうが平介に再婚を進言すべきです。平介が再婚するかどうかは別として、この再婚という言葉を明確に何度も言うべきでした。ここの夫婦間の切なさという痛みわけがない分、やりきれない読後感の悪さにつながると感じました。このことで2減点としました。 直子が藻奈美に棲み続けたとした場合(前段のように事実ははっきりしませんが)、直子が一生秘密を一人で背負っていくことの辛さを述べておられる方がいますけれども、その辛さを背負うのは平介も同じことです。直子には若い藻奈美の身体で将来がありますが、平介には何が残るのでしょうか。先に年老いていく平介にやり直せる時間は多くはありません。 文庫本の解説の末尾には新しい出発と書かれていますが、私にはそうは思えませんでした。藻奈美に戻ったのではなく直子が棲み続けたままだと思い込んだまま見届ける平介の将来には耐え難い辛さしかないと思うのです。直子が棲む藻奈美に子供が出来たときどう接するのか。また、先に老いて死んでいく平介に対して藻奈美に棲む直子はどう応えようとするのか。 最終章、平介が新郎の文也を殴りかけようとして座り込み号泣で幕です。直子が棲み続けたままだと気づいた(本当は藻奈美に戻り、平介の思い違いなのかもしれませんが、もはや確かめる術はありません)平介の立場に私が立たされたのなら、結婚式場を出て自殺します。年老いていく自分を知り、自分という存在の必要性がなくなり、寄り添える伴侶が娘として他人の妻として見続けることしか出来ない身に、何の夢が持てるのでしょう。私にはこのような責め苦に耐えられるほどの強い精神はありません。新たな出発と結べるのは、文庫本の解説者が女性だからなのでしょう。 | ||||
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どうしてもレビューを書かざるを得ない小説です。 筆者が書きたかったのは人間の弱さと残酷さでしょうか? もし、人生をやり直すことができるとしたら? これから、平介はどのように生きていけるのか?多分、駄目だろうな。 身近にこんな状況をもたらした直子もまた後悔せざるを得なくなるだろう。そのうち。 弱さゆえに選択した人生が、またその弱さゆえに後悔をもたらすのは必然でしょう。 後味悪い! 超ブルー! | ||||
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内容は面白いし読みやすい。 でも最後は…30年前から知ってた…でジ・エンドで良かったのではないだろうか? 感情を抑えきれなくなってストーリーが終わった。 あまりにも悲劇的だ。すこしでも平ちゃんに幸を残して終われたら 良かったのに。。。 最初に二人とも失っていたほうが、平ちゃんは自由な人生と 少しの幸福を手にいれられたかもと連想させられてしまう。 どっちにしても最後の十数行はいらなかったように思える。 | ||||
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恋愛に対する考え方の違い。 男性は過去の恋愛を引きずる。ボロボロになっても尚引きずる。 対する女性は、過去の恋愛を綺麗にたたんでタンスにしまって あっさりと次の恋愛と向き合うことが出来る。 | ||||
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「泣ける!感動!」「母と娘が入れ替わる」この二点に惹かれ、この本を読む事にしました。 ファンタジー感溢れる、中高生が好きになるような物語なのかなと予想していました。 ところが内容は、恐ろしいくらいの現実。その決して起こり得ない現実で彩られた世界観が、堪らなくツボで、私にページを捲らせました。 直子の最の行動は賛否両論あるところです。しかし、それが「絶対に平介にバレてはいけない」というのは満場一致の意見でしょう。あの行動は軽率かつお粗末すぎます。オチがしたいが為に、理解不能な行動をさせられた直子。終始現実的だったのに、最後は結局…と。 直子が地方に行って、「これを〜〜〜してください」と言ったところで物語が終わった方がミステリーとしては良かったと思います。全体の雰囲気には合いませんが(笑) 全体的には読みやすく面白かったですが、ラストで破壊された感じですね。 | ||||
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結果的に二日程度で読み切ってしまったので、読みやすさ、作品への没入感はとてもよかったと思います。 また、作者のアイディアは一見よくある小説的プロットでありますが、途中の紆余曲折、ラストに至るまで、既存の小説とは別種のものを感じさせました。 しかし、です。本当にそうなのか?と思ってしまったのはキャラクターの行動。あれほど妻、直子のことを思っていた彼が、なぜラストでああいう決断をしてしまったのか、納得してしまったのか。そして直子にも同じことが言えます。むしろ直子のほうが分からない。 東野圭吾さんは、もちろんそういった心境に行きつかせるため、必死の小説構成を試みているでしょう。それは直子が高校時代に経験したこと、そこからの縺れ等々からよくわかります。 ですが、どうも納得がいかない。小説なのだから…と言ってしまうのは簡単ですが、小説は本来、限りなくリアリティをはらんでいるものではないでしょうか。それはファンタジーが、ミステリーが、一般のエンタメ小説が悪いということではなく、一見ありえないような設定だったとしても、何らかのリアリティ、それは現実と乖離しているからリアリティを欠く、という意味ではないリアリティ、つまり、小説という虚構を通して、実は私たちが気づいていなかったリアリティへと帰ってくるリアリティです。本作には、そのリアリティに帰ってくることなく、作り事の小説と、既成の事実の間を行き来することのない、ある意味では中途半端な、またある意味では極端な、そういうレベルの小説に留まっているように思えました。 それでも、最後まで読ませる手腕、素晴らしいです。今後の作品にも期待しています。星は三つと思います。 | ||||
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ok。 読んで損なし。 とんでもない秘密があります。 | ||||
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まず、ラストが読めます。 多分、こうなるんだろうなあ。という展開通りになってしまい、それが辛かったです。 さまよえる刃や百夜行に見られた先の読めない展開、はなかったですね。 そしてこの作者にしては人物描写が平板でした。 平介も直子も周囲の人物もどれも「よくあるパターン」の描写ばかりで。。。 まあ、そのせいで最後が読めてしまうのですが。 さて悪く書きましたが、スキーに挑戦、山下公園のデート、実家の人々に祝福されて結婚、相手はあの人。。。というストーリーからわかるように主題は「運命と生きていくこと」です。 訪れた不幸を受け止め、共存していくことが本作の主題です。 その過程で「直子が軽率すぎ」とか「5年も一緒にくらしているのに、あのクリスマスはひどい」とか言い合っても仕方ないと思います。 確かにラストは空しくなります。運命ってなに?って本当に考えさせられます。何度も、何度も愛する人を失い続ける物語、そしてそれを受け入れ続ける物語がこの「秘密」なのです。 そういう意味でやっぱり読むのが辛い作品でした。ってことで★3つ | ||||
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東野作品、初の長編でした。物語としては面白いのではないでしょうか。ところどころにヤマがあって最後まで読み進められます。 さて、本作の内容と解釈です。 夫婦の絆、愛とか言う意見が多いのですが、私には娘さんがあまりにないがしろにされて可哀想に思えました。 自分が亡くなった後で両親にこんなドタバタをされては浮かばれないし、成仏も無理です。 特に学生時代の母の行動を見たらショックを受けそうです。 結婚相手が自分の死に間接的に関与している人物など、生きている両親にとっては良いのかもしれませんが、意見を言うことのできない立場の娘としてはやりきれないと思います。 大人の独善的な行動に振り回される「体だけが残った気の毒な娘さん」の悲しいお話とも言えるかも。 世の中では、生きている人間が一番怖いかもしれません。 | ||||
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TVドラマが面白そうなので原作を読んでみた。娘である藻奈美の肉体に母であり妻である直子の魂が宿るという設定の中で、夫であり父である平介が右往左往するという作品。当然そのままで終るわけはないので、話の途中でどういう形で決着がつくのか考えてみた。私は男なので息子と父の関係に置き換えてみると、父である自分の肉体の死を自覚して息子の学校生活に戻る時点で父の魂を封印して息子として生きていくことを決意するだろう。社会的には父である自分は死んでおり、妻の前でだけ夫であるというのはしんどい、ずっと息子をやってるほうが楽なはずだ。またそれが残された妻のためにもなる。よって直子はいつかはいなくなってしまうと思っていた。それは藻奈美の魂が舞い戻ってくるという形かもしれないし、直子を封印して一生藻奈美として生きるという生き方かもしれない。だから、直子の最後の選択は意外ではなかったのだが、藻奈美の肉体で妻をやる期間が長すぎたために作品の大半が男女の愛憎を描くことになり、特に夫婦のエロスは近親相姦的なきわどい描写になってしまった。結局そのあたりは最初から狙っていたんだと思うが、人によってかなり好悪がはっきり出るだろう。 | ||||
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テレビドラマが始まったことを切っ掛けにこの本を注文し数時間で読破しました。 後半のスピーディーな展開は時間を忘れさせてくれます。 そして、多くの皆様がレビューで語ったようにラストで心が揺れました。 夫目線から話を進めることで、物語の核心となる妻の気持ちを「秘密」にしている ことで、私は色々な事を考えることができました。 物語の本質が「裏切」であるのに、「愛」を感じることができる不思議な本。 評価が低いのは、私がこの本について出した結論が、 「日常から逸した出来事の為に、心変わりした妻を許した優しい夫の物語」 であり、それが後味の悪さが残したからです。 | ||||
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安易なハッピーエンドが好きではないので東野作品とは相性がよかったのですが・・・ 自分は20代後半の♂ですが、主人公に感情移入しすぎて読み進めるのが苦しくなってギブアップ。 最後まで読んではいませんが、どっちに転んでも主人公は地獄の苦しみでしょう これなら死別してたほうがマシだったとすら思えます。 | ||||
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正直後味の悪い終わりかた。せっかく、娘が戻ってきたと思ったら、実は嫁さんだった?これでは娘可哀想過ぎ。東野の作品は意外性を出すためだけに、倫理を無視することがある。確かに意外だが、これでは何が言いたいのかわからない。娘より、夫と妻のバカップルぶりの方が大事ということ?んな馬鹿な。クライマックスをどうもっていけるかそれが評価の分かれ目。ゆえに星2、7個。 | ||||
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直接的でないとはいえ、娘が死んだ事故に起因する若者と結婚したりしますかね?文也に罪はないし理不尽だとわかっていても、藻奈美を殺した関係者には関わりたくない、許せない、と思うのが娘を忘れられない母親ってもんじゃないでしょうか?直子は我が娘より女としての自分のほうが大事だったんでしょうかねえ。この結婚が、実は計画的な復讐劇の始まりだとしたらまだ納得がいくのですが…また、お喋りな登場人物たちが梶川運転手に関する情報をぺらぺら喋りするぎるのも気になりました。いくら関係があるからって、他人の平介をわざわざ呼んだり訪ねたりしてまで自分の家の恥をぺらぺら喋るでしょうかお喋りな登場人物頼みでストーリーを進行させるのはなだかなぁ | ||||
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かなり遅ればせながら、「秘密」を読みました。 バスの転落事故で娘の身体に母親の精神が宿ってしまう、 という設定にすんなり読者を馴染ませてしまう筆力には脱帽です。 ただ、いくつか強引な点があるように思いました。 まず、主人公・平介の加害者(バス運転手)家族への関わり方。 いくら同情に値する事情が明らかになったとはいえ、 運転手の旧友ででもあるかのうような親切さは理解に苦しむ部分がありました。 そして何といっても、結末。平介が気づかないというのは無理があります。 妻の、娘の、何を見ていたのか?ということになると思うのですが… | ||||
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その他レビューでは結末に納得できない意見が多い中、私はうまく着地したなと思う。 ミステリーとしての位置づけであれば納得は出来ないが、作品やストーリ性は申し分ない。 切ないと思うか、感動するかは読者次第。私はハッピー。 | ||||
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東野圭吾作品好きです。この作品も、おもしろくないとは言いません。けれど、感動とか涙とかまったくありませんでした。唯一うるっと来たのは、終盤、藤崎の車におそろいの女の子の人形のエピソード。直子は、途中からもなみのことより自分の取り戻した青春に貪欲になって、自分のことしか考えてない自己中女にしか見えなかったし、そしてそんな自己中女の考えることは読めてしまって、ラストに繋がる。でも、私の意見は少数みたいですね。でも、どこが感動するのか、なぜラストの秘密を驚愕の事実と思うのか私にはわかりません。直子に騙されちゃいけません。 | ||||
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