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3.81/5点 レビュー 188件。 A ランク

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平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全216件 161〜180 9/11ページ
No.56
(4pt)

衝撃の二番底

新ブランドの香水のプロモーションとして意図的に流された口コミによる不吉な噂。
プロモーション会社によって作られたその噂をまさになぞるかのような猟奇殺人が
東京都内で発生した。妻に先立たれた巡査部長の小暮は、警視庁から出向して
き女性警部補の名島とのデコボココンビで捜査に乗り出すのだったが・・・。
本作は、実在するマーケティング手法のworld of mouth、口コミを題材にしたミステ
リーだ。いったい誰から、そしてどこから流れ始めたかわからないのが噂というもの
の不気味さだが、この小説はそれをうまく作品として表出している。
帯にもあり、また多くの評者が書いているとおり、本作は最後の一行まで気が抜け
ない。いや、最後の一行によって今まで読んできた状況が、信じてきた景色が、いっ
きに不気味な様相を呈するそれに代わるという仕組みになっている。
そのように、本作は映画でいうとM・ナイトシャマランの作品群に通ずるところがある。
がしかし、その最後の大どんでん返しが「活きる」のも、それまでに構築してきた物語
が豊穣であったからこそ。解説にて茶木則雄も書いているが、仕事に追われながらも
一人娘のことを思ってやまない小暮や、おっさん読者の心をズキュンと射抜くことうけ
あいの名島といった魅力的な人物描写によって、500ページ近くあろうと読者のペー
ジをめくるスピードを増進させることは間違いない。けして、単なるシャマラン的「終わり
よければ」の作品ではないのだ。
そのラストにびくついてもらうために、思わずすすめたくなる一冊だ。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.55
(4pt)

衝撃の二番底

新ブランドの香水のプロモーションとして意図的に流された口コミによる不吉な噂。
プロモーション会社によって作られたその噂をまさになぞるかのような猟奇殺人が
東京都内で発生した。妻に先立たれた巡査部長の小暮は、警視庁から出向して
き女性警部補の名島とのデコボココンビで捜査に乗り出すのだったが・・・。
本作は、実在するマーケティング手法のworld of mouth、口コミを題材にしたミステ
リーだ。いったい誰から、そしてどこから流れ始めたかわからないのが噂というもの
の不気味さだが、この小説はそれをうまく作品として表出している。
帯にもあり、また多くの評者が書いているとおり、本作は最後の一行まで気が抜け
ない。いや、最後の一行によって今まで読んできた状況が、信じてきた景色が、いっ
きに不気味な様相を呈するそれに代わるという仕組みになっている。
そのように、本作は映画でいうとM・ナイトシャマランの作品群に通ずるところがある。
がしかし、その最後の大どんでん返しが「活きる」のも、それまでに構築してきた物語
が豊穣であったからこそ。解説にて茶木則雄も書いているが、仕事に追われながらも
一人娘のことを思ってやまない小暮や、おっさん読者の心をズキュンと射抜くことうけ
あいの名島といった魅力的な人物描写によって、500ページ近くあろうと読者のペー
ジをめくるスピードを増進させることは間違いない。けして、単なるシャマラン的「終わり
よければ」の作品ではないのだ。
そのラストにびくついてもらうために、思わずすすめたくなる一冊だ。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.54
(5pt)

事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でした

新製品ミリエルを売り出すためには、企画会社がある噂を流す。その噂は、「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね。ミリエルをつけてると狙われないんだって」というものだ。やがて、その噂が現実に起こる。その事件を小暮と名島のコンビが解決する。
ホラーミステリーみたいなものかなと思います。事件自体の犯人はそんなに難しくないかなと思う。事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でしたね。すぐにどういうことか理解できずに、もう一度周辺を読み直してこういうことかと合点した。小暮と名島のコンビの苦労が報われないのではないかという感じだ。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.53
(5pt)

事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でした

新製品ミリエルを売り出すためには、企画会社がある噂を流す。その噂は、「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね。ミリエルをつけてると狙われないんだって」というものだ。やがて、その噂が現実に起こる。その事件を小暮と名島のコンビが解決する。
ホラーミステリーみたいなものかなと思います。事件自体の犯人はそんなに難しくないかなと思う。事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でしたね。すぐにどういうことか理解できずに、もう一度周辺を読み直してこういうことかと合点した。小暮と名島のコンビの苦労が報われないのではないかという感じだ。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.52
(4pt)

口コミの話。

フィクションだけれど、口コミの影響力の大きさを改めて感じる。
友達からの情報が最先端だと感じる人。
口コミが広がるスピードは速いわけではないけれど、
ティッピングポイントを超えたら誰も止められない。
この影響力は無視できない。
話がずれましたが、ラスト一行はホントに瞠目です。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.51
(4pt)

口コミの話。

フィクションだけれど、口コミの影響力の大きさを改めて感じる。
友達からの情報が最先端だと感じる人。
口コミが広がるスピードは速いわけではないけれど、
ティッピングポイントを超えたら誰も止められない。
この影響力は無視できない。
話がずれましたが、ラスト一行はホントに瞠目です。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.50
(5pt)

渋い刑事が渋谷で奮闘

噂をテーマにした本格サスペンス。
舞台は2000年初頭の渋谷。
作中では最先端の流行の発信地ではあるが、今見ると・・・ちょっと懐かしい感じ。
派手なギャルJKが頻繁に登場し、堅物刑事の捜査に協力したりします。
そこが意外なほどテンポがよく、読者を惹きつけます。
一見、両極端な両者の間に立ち、バランスを取る相棒の女警部。
とにかく登場人物の描写が心地よいのです。
「ラスト一行」は確かに驚きますが、全体として良く出来た面白い小説です。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.49
(5pt)

渋い刑事が渋谷で奮闘

噂をテーマにした本格サスペンス。
舞台は2000年初頭の渋谷。
作中では最先端の流行の発信地ではあるが、今見ると・・・ちょっと懐かしい感じ。
派手なギャルJKが頻繁に登場し、堅物刑事の捜査に協力したりします。
そこが意外なほどテンポがよく、読者を惹きつけます。
一見、両極端な両者の間に立ち、バランスを取る相棒の女警部。
とにかく登場人物の描写が心地よいのです。
「ラスト一行」は確かに驚きますが、全体として良く出来た面白い小説です。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.48
(4pt)

最後の一行は飛躍しすぎ

明日の記憶の作者の作品だということで興味を持って読んだ。ミステリーまたはサスペンスものというジャンルになるのだろうか。文庫本としては分厚い部類だが、一気に読んでしまった。最後の最後で犯人がわかるのだが、予想外だった。最初に出てくる話の導入のためだけの人物だと思っていた広告マンが真犯人とは! しかし、最後の一行で新たな犯人として刑事の娘を匂わせて終わるのは余りに飛躍しすぎだし、白けさせると思った。犯人の意外性だけで十分だったのではないだろうか。父子家庭で、自分の父親である刑事が担当する事件の犯人になるような行動を娘がするとは思えない。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.47
(4pt)

最後の一行は飛躍しすぎ

明日の記憶の作者の作品だということで興味を持って読んだ。ミステリーまたはサスペンスものというジャンルになるのだろうか。文庫本としては分厚い部類だが、一気に読んでしまった。最後の最後で犯人がわかるのだが、予想外だった。最初に出てくる話の導入のためだけの人物だと思っていた広告マンが真犯人とは! しかし、最後の一行で新たな犯人として刑事の娘を匂わせて終わるのは余りに飛躍しすぎだし、白けさせると思った。犯人の意外性だけで十分だったのではないだろうか。父子家庭で、自分の父親である刑事が担当する事件の犯人になるような行動を娘がするとは思えない。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.46
(5pt)

鋭すぎる切れ味!読後の衝撃が凄すぎる!

オビにある「衝撃のラスト1行」のコピーは伊達じゃない!
凍りつくような切れ味の4文字。
恐ろしく静かなどんでん返しです。
ミステリーの醍醐味は「意外性」。
いかに読者の予想を裏切るかがポイントだと思うのですが、
この作品はそれがあまりに唐突に、静かに訪れます。
ある香水の販促戦略をまかされた代理店。
口コミを使ったその戦略は、ある都市伝説を生み出します。
「レインマンが足を切る」
そして、その通りの死体が発見されてしまうのです。
女子高生の遺体からは足首が切り取られてしまっておりました。
事件を担当する、今は所轄の刑事小暮さん。
若き女性警部補、名島さんとの異色コンビに当初はギクシャク。
この動機にも手口にも形のない犯罪の糸口をたぐりよせます。
それは「噂」。あまりにも不確実な情報に遠回りを重ねるも、
しっかりと解決への道を歩んでいく二人。
ここで小暮・名島の距離が「ぐぐっ」と近づいていくのがポイントです。
3つ目の死体(実は1番最初の死体)に残されたペディキュアの不明点から事件は解決に急加速!
後味の悪い犯人逮捕、解決となります。
その後、名島親子と小暮の未来の見えそうな食事風景。
素朴で暖かなその終わりが、最後の一行で「ガン!」っと冷え込みます。
瞬間的に自分が薄氷になって割れてしまうかのような衝撃度。
あまりにも唐突で、静か過ぎるこのインパクト。
読後の衝撃度は、人生でトップ3に入ります!
すごすぎる作者の天才的な作品。
傑作です!
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.45
(5pt)

鋭すぎる切れ味!読後の衝撃が凄すぎる!

オビにある「衝撃のラスト1行」のコピーは伊達じゃない!
凍りつくような切れ味の4文字。
恐ろしく静かなどんでん返しです。
ミステリーの醍醐味は「意外性」。
いかに読者の予想を裏切るかがポイントだと思うのですが、
この作品はそれがあまりに唐突に、静かに訪れます。
ある香水の販促戦略をまかされた代理店。
口コミを使ったその戦略は、ある都市伝説を生み出します。
「レインマンが足を切る」
そして、その通りの死体が発見されてしまうのです。
女子高生の遺体からは足首が切り取られてしまっておりました。
事件を担当する、今は所轄の刑事小暮さん。
若き女性警部補、名島さんとの異色コンビに当初はギクシャク。
この動機にも手口にも形のない犯罪の糸口をたぐりよせます。
それは「噂」。あまりにも不確実な情報に遠回りを重ねるも、
しっかりと解決への道を歩んでいく二人。
ここで小暮・名島の距離が「ぐぐっ」と近づいていくのがポイントです。
3つ目の死体(実は1番最初の死体)に残されたペディキュアの不明点から事件は解決に急加速!
後味の悪い犯人逮捕、解決となります。
その後、名島親子と小暮の未来の見えそうな食事風景。
素朴で暖かなその終わりが、最後の一行で「ガン!」っと冷え込みます。
瞬間的に自分が薄氷になって割れてしまうかのような衝撃度。
あまりにも唐突で、静か過ぎるこのインパクト。
読後の衝撃度は、人生でトップ3に入ります!
すごすぎる作者の天才的な作品。
傑作です!
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.44
(5pt)

ラスト1行

ラスト1行を読んで驚愕し、しばらく呆然とした後、
もう一度最初から読み返してみましょう。
この作品がいかに恐ろしいかがよくわかります。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.43
(4pt)

広報宣伝にとっては、なかなか役に立ち。。。

これはなかなか怖い話でした。
サイコサスペンスであり、また結構残酷な犯罪シーンにも出くわすのですが、それ以上に「怖い」と思ったのは、人のいい加減な噂、と言うモノ。
特に、いいことは余り広がらないけど、悪いこと、怖いこと、怪しいこと、に限って人の口から口の伝搬し、また話が拡大する様子は実に怖い。
自分という人間に対しても、きっといい話ではなく、悪い話が尾ひれがついているかと思うと、いやぁ、怖い怖い。
おまけに、それが意図的にやられては、たまったもんではありません。
話は意外な展開を見せ、予想外の犯人が出現し、いやいや、推理モノ、サスペンスとしても、なかなか読ませる小説でした。
ただ、生来がちょっと怖がり、それもサイコこわ、ですので、☆一個減じさせてもらいました。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.42
(4pt)

広報宣伝にとっては、なかなか役に立ち。。。

これはなかなか怖い話でした。
サイコサスペンスであり、また結構残酷な犯罪シーンにも出くわすのですが、それ以上に「怖い」と思ったのは、人のいい加減な噂、と言うモノ。
特に、いいことは余り広がらないけど、悪いこと、怖いこと、怪しいこと、に限って人の口から口の伝搬し、また話が拡大する様子は実に怖い。
自分という人間に対しても、きっといい話ではなく、悪い話が尾ひれがついているかと思うと、いやぁ、怖い怖い。
おまけに、それが意図的にやられては、たまったもんではありません。
話は意外な展開を見せ、予想外の犯人が出現し、いやいや、推理モノ、サスペンスとしても、なかなか読ませる小説でした。
ただ、生来がちょっと怖がり、それもサイコこわ、ですので、☆一個減じさせてもらいました。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.41
(4pt)

圧巻。

本書は色々な要素を取り入れた作品でとても面白く読む事ができた。主人公である刑事と似たような境遇にある相棒の女性刑事とのコンビを楽しめて、また現代の若者の背景をよく取り入れていて面白い。また、2段階にも3段階にもトリッキーなからくりが施されていて、帯にあるように最後の一行には圧巻の一言に尽きる。オススメの作品です。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.40
(4pt)

圧巻。

本書は色々な要素を取り入れた作品でとても面白く読む事ができた。主人公である刑事と似たような境遇にある相棒の女性刑事とのコンビを楽しめて、また現代の若者の背景をよく取り入れていて面白い。また、2段階にも3段階にもトリッキーなからくりが施されていて、帯にあるように最後の一行には圧巻の一言に尽きる。オススメの作品です。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.39
(4pt)

確かに衝撃のラスト

「衝撃のラスト一行に瞠目!」がウリのこの作品。
私にとっては初の荻原さんのミステリーでした。
お馴染みのユーモア小説とは一変し、
荻原さんってこういうのも書けるんだ〜とちょっと意外な感じも。
しかしやっぱり"読ませる力"はどのジャンルにも不変。
ちょっと不気味で恐怖を感じる犯罪が次々と起こりますが、
登場人物のキャラや会話が相変わらず楽しいので、
読みながら暗い気持ちに押しつぶされることはありませんでした。
あくまで"荻原流"ですね。
言い換えればミステリーとしての読み応えとか、深さとか、
そういうのを期待して読むと外れてしまうかもしれません。
トリックや推理を重視した本格ものではなく、サイコ・サスペンス。
が、決して内容が軽いとか薄いとかいうわけではなく、
「噂」(都市伝説)の怖さ、現代の親子のコミュニケーションの薄さなど、
随所で訴えられている社会問題の数々が、犯人の異常心理同様に興味を引きました。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.38
(5pt)

ひしひしと伝わってくる切迫感

娘を心配する時の焦りがしっかり伝わってきます。
犯人も意外な人物だったし、話も結末には目を見張るものがありました。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.37
(5pt)

芸術

読み手を引き込ませるテクニックが素晴らしいです。普段あまり小説を読まない私ですが、通学時間だけで一気に読むことができました。登場人物の人物像、やりとりの巧妙さ、作品全体のテンポ、ストーリー、どれをとっても素晴らしいのですが、そのすべてを最後の一行で打ち壊しています。最後の一行がなくても完成された素晴らしい作品になることを荻原さんは分かっていた、その上で最後の一行を加え作品を打ち壊し、読み手にモヤッとした気持ちを与えることを楽しんでいるような気がしてなりません。ある種、芸術ですね。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323