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の評価:

3.81/5点 レビュー 188件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全216件 141〜160 8/11ページ
No.76
(4pt)

口裂け女

神様...から続けて読んだので、作者の幅の広さに驚きました。

 昔流行った口裂け女。私って綺麗?って聞かれて、綺麗って答えないと
殺される。口裂け女ってだーれ?

 そんな基本的な路線で、最後の落ちをつけるのにちょっと無理をしたかなあ。
と言うのが読後感です。
 都会は、奇妙奇天烈、考えもつかない魑魅魍魎が住むところ。それでもこんな
人いるのかなあ。ってかんじで、そんなに予想がつかないという訳でもなく、
いつも帯の宣伝文句にだまされている。

 しかしながら、作者の一貫した文章で、神様とは全然違ったテイストで、
これだけのしっかりとした構成力。神様...よりも質感は上でした。

 期待をこめて、75点かな。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.75
(4pt)

口裂け女

神様...から続けて読んだので、作者の幅の広さに驚きました。

 昔流行った口裂け女。私って綺麗?って聞かれて、綺麗って答えないと
殺される。口裂け女ってだーれ?

 そんな基本的な路線で、最後の落ちをつけるのにちょっと無理をしたかなあ。
と言うのが読後感です。
 都会は、奇妙奇天烈、考えもつかない魑魅魍魎が住むところ。それでもこんな
人いるのかなあ。ってかんじで、そんなに予想がつかないという訳でもなく、
いつも帯の宣伝文句にだまされている。

 しかしながら、作者の一貫した文章で、神様とは全然違ったテイストで、
これだけのしっかりとした構成力。神様...よりも質感は上でした。

 期待をこめて、75点かな。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.74
(4pt)

ミステリーというジャンルの枠を超えて

この「噂」のオビの文言は、ネタバレとまでは言わぬものの、この作品に施されたある「仕掛け」に触れている。どんな趣向の作品であれ、それがミステリーであるからには、何らかの仕掛けが施されるのは当然なのだが、それがどのようなものであるかを堂々とオビでうたっているわけである。犯人が誰であるかを明らかにしているわけではないのだから、別にいいではないかという人もいるだろうが、これはなかなか難しい問題だと思う。
たとえば、ある本のオビに「戦慄の一人二役!」「偽証はいかにして覆されたか?」なんて文言が書かれていたとしたら、その時点でほとんどの人がその本を買う気を失くしてしまうと思う。これは極端な例だが、一方で、オビの文言にひかれて本を手にとる人もたくさんいるのは事実。出版社にとっても著者にとってもそれは非常に結構なことには違いないのだろうが、この「噂」の場合、僕は「そこまで書いてしまうのはちょっとどうかな」と思っている。
そんなわけで、オビで要らぬ予備知識を与えられてしまった以上、くだんの「衝撃」はかなり減殺されるのだろうなと予想しつつ読んでみたのだが、やはりそのとおりだった。何がしか、その手の結末が用意されているのだろうと「身構えて」読んでしまうだけに、それは仕方のないことなのだろう。しかし、仮に予備知識なしに読んでいたとしても、果たしてその衝撃がさほどのものであったかどうか。この作品が読者に与えるとされている衝撃は、優れたミステリーを読んだときの衝撃とは質的に違うものだと思う。ミステリーとしての完成度という点で、この作品はいまひとつの感がある。
だがこの作品は、ミステリーというジャンルの枠を超えて、ひとつの物語として読者を惹きつける何かを持っているのは確かだ。例えば温かい親子の情愛が感じられる会話場面などがそうで、読んでいて単純に気持ちがよい。もっともこのあたりに筆者の周到な…いや、これ以上は言うまい。いずれにしても作者の才能は大したものだ。グイグイと読ませる筆力をもっている。くだんの「衝撃」だけがこの作品のすべてではない。それだけに、ネット上の書評などにおいても、その点ばかりが喧伝されるのは困ったものだと思う。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.73
(4pt)

ミステリーというジャンルの枠を超えて

この「噂」のオビの文言は、ネタバレとまでは言わぬものの、この作品に施されたある「仕掛け」に触れている。どんな趣向の作品であれ、それがミステリーであるからには、何らかの仕掛けが施されるのは当然なのだが、それがどのようなものであるかを堂々とオビでうたっているわけである。犯人が誰であるかを明らかにしているわけではないのだから、別にいいではないかという人もいるだろうが、これはなかなか難しい問題だと思う。
たとえば、ある本のオビに「戦慄の一人二役!」「偽証はいかにして覆されたか?」なんて文言が書かれていたとしたら、その時点でほとんどの人がその本を買う気を失くしてしまうと思う。これは極端な例だが、一方で、オビの文言にひかれて本を手にとる人もたくさんいるのは事実。出版社にとっても著者にとってもそれは非常に結構なことには違いないのだろうが、この「噂」の場合、僕は「そこまで書いてしまうのはちょっとどうかな」と思っている。
そんなわけで、オビで要らぬ予備知識を与えられてしまった以上、くだんの「衝撃」はかなり減殺されるのだろうなと予想しつつ読んでみたのだが、やはりそのとおりだった。何がしか、その手の結末が用意されているのだろうと「身構えて」読んでしまうだけに、それは仕方のないことなのだろう。しかし、仮に予備知識なしに読んでいたとしても、果たしてその衝撃がさほどのものであったかどうか。この作品が読者に与えるとされている衝撃は、優れたミステリーを読んだときの衝撃とは質的に違うものだと思う。ミステリーとしての完成度という点で、この作品はいまひとつの感がある。
だがこの作品は、ミステリーというジャンルの枠を超えて、ひとつの物語として読者を惹きつける何かを持っているのは確かだ。例えば温かい親子の情愛が感じられる会話場面などがそうで、読んでいて単純に気持ちがよい。もっともこのあたりに筆者の周到な…いや、これ以上は言うまい。いずれにしても作者の才能は大したものだ。グイグイと読ませる筆力をもっている。くだんの「衝撃」だけがこの作品のすべてではない。それだけに、ネット上の書評などにおいても、その点ばかりが喧伝されるのは困ったものだと思う。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.72
(5pt)

WOM(口コミ)の怖さ感じた本格的推理小説

丸二日掛けて読みましたが読み応えのある小説でした。
私は最後まで誰が犯人かわからなかったのですが、真
犯人よりも、何の罪の意識もなくああいうことを平気で
しでかしてしまう女子高生たちの方が何倍も怖かった。
確かに十年前ほど渋谷にいた女子高生たちはあんな感じ
でしたけど。
また、警察内部の所轄と本庁の確執も興味深かった。
ストーリーは最後までハラハラドキドキで、読者を飽き
させない展開は、多少のもたつきも気にならず楽しんで
読めました。まさか、最後にあんなどんでん返しが待って
いたとは想像すらでできませんでした。
マイナスイメージの情報はプラスイメージの情報の十倍の
スピードで伝わるはその通りだと思います。
「他人の悪口」や「他社の悪口」を意図的に流すことで
相手を再起不能に陥れるやり方は企業でも個人でもあると
思います。
今後、一気に荻原浩ファンになりそうな小説でした。

噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.71
(5pt)

WOM(口コミ)の怖さ感じた本格的推理小説

丸二日掛けて読みましたが読み応えのある小説でした。
私は最後まで誰が犯人かわからなかったのですが、真
犯人よりも、何の罪の意識もなくああいうことを平気で
しでかしてしまう女子高生たちの方が何倍も怖かった。
確かに十年前ほど渋谷にいた女子高生たちはあんな感じ
でしたけど。
また、警察内部の所轄と本庁の確執も興味深かった。
ストーリーは最後までハラハラドキドキで、読者を飽き
させない展開は、多少のもたつきも気にならず楽しんで
読めました。まさか、最後にあんなどんでん返しが待って
いたとは想像すらでできませんでした。
マイナスイメージの情報はプラスイメージの情報の十倍の
スピードで伝わるはその通りだと思います。
「他人の悪口」や「他社の悪口」を意図的に流すことで
相手を再起不能に陥れるやり方は企業でも個人でもあると
思います。
今後、一気に荻原浩ファンになりそうな小説でした。

噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.70
(5pt)

WOMの威力

WOM(Word of Mouth)とは口コミのことです。十数年前、まだ携帯電話が普及していない頃、渋谷駅の掲示板に記載したことが高校生を中心に口コミで広まって流行を生むという話を聞いたことがあります。また、以前から政治家の会話で前後の脈略を無視して、問題発言ぽいところだけを切り取り何度も放送することで政治家を辞職させることはマスコミのよく行う手法ですが、これも一種の口コミでの影響を意識した手法だと思います。それが分かっていながら踊らされているのは人間の弱さなのかもしれません。そんな心理状態を上手く利用したミステリーです。題材も面白いし、それを解決するために走りまわる巡査部長の小暮とエリート女性刑事名島警部補のチームワークも抜群でとても爽やかな感じの本です。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.69
(5pt)

WOMの威力

WOM(Word of Mouth)とは口コミのことです。十数年前、まだ携帯電話が普及していない頃、渋谷駅の掲示板に記載したことが高校生を中心に口コミで広まって流行を生むという話を聞いたことがあります。また、以前から政治家の会話で前後の脈略を無視して、問題発言ぽいところだけを切り取り何度も放送することで政治家を辞職させることはマスコミのよく行う手法ですが、これも一種の口コミでの影響を意識した手法だと思います。それが分かっていながら踊らされているのは人間の弱さなのかもしれません。そんな心理状態を上手く利用したミステリーです。題材も面白いし、それを解決するために走りまわる巡査部長の小暮とエリート女性刑事名島警部補のチームワークも抜群でとても爽やかな感じの本です。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.68
(4pt)

ミステリというよりも

殺人事件が起こり、その犯人を捜す、というミステリなのですが
どちらかというと
冴えない中年刑事とバツイチで天然の女性警部補の凸凹コンビの
どたばた捜査奮闘記、といったユーモア小説のように感じました。
娘と同じくらいの渋谷のチーマー(?)とのかみ合わない会話に、オジサンの物悲しさがあふれ
ポーカーフェイスの容疑者のプライドをつついて本音をこぼさせるベテランの刑事らしさを感じ、
年下の女性上司をさりげにフォローするやさしさについほろりとしたりして。

そんなほんわり小説だと思っていたのにラストはびっくりでした。

年代の違う人がお互いに、お互いを馬鹿にしてしまう怖さ。
「女子高生なんて、個性はないのよ」
「私たちがバカだと思ってるんだよね、おばさん」

その断絶ぶりがこの小説の怖さなんですね。

噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.67
(4pt)

ミステリというよりも

殺人事件が起こり、その犯人を捜す、というミステリなのですが
どちらかというと
冴えない中年刑事とバツイチで天然の女性警部補の凸凹コンビの
どたばた捜査奮闘記、といったユーモア小説のように感じました。
娘と同じくらいの渋谷のチーマー(?)とのかみ合わない会話に、オジサンの物悲しさがあふれ
ポーカーフェイスの容疑者のプライドをつついて本音をこぼさせるベテランの刑事らしさを感じ、
年下の女性上司をさりげにフォローするやさしさについほろりとしたりして。

そんなほんわり小説だと思っていたのにラストはびっくりでした。

年代の違う人がお互いに、お互いを馬鹿にしてしまう怖さ。
「女子高生なんて、個性はないのよ」
「私たちがバカだと思ってるんだよね、おばさん」

その断絶ぶりがこの小説の怖さなんですね。

噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.66
(4pt)

だいなしだよ

最後の一行が売りのようだが、正直がっくりきた。
触れ込み通りの衝撃だった。すばらしい仕掛けだと思う。しかし、この終わり方は好みじゃない。
これがやりたかったのか?最後の章は必要なのか?
大団円エンドでいいじゃないか。それで十分だよ。

主人公ペアが好きだ。この作家は働いている人をとても魅力的に描く。
ある種の、理想の大人だ。
それだけに、この終わり方にはがっくりきた。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.65
(4pt)

だいなしだよ

最後の一行が売りのようだが、正直がっくりきた。
触れ込み通りの衝撃だった。すばらしい仕掛けだと思う。しかし、この終わり方は好みじゃない。
これがやりたかったのか?最後の章は必要なのか?
大団円エンドでいいじゃないか。それで十分だよ。

主人公ペアが好きだ。この作家は働いている人をとても魅力的に描く。
ある種の、理想の大人だ。
それだけに、この終わり方にはがっくりきた。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.64
(4pt)

衝撃は、衝撃やけども・・・

『衝撃のラスト一行!!』って、ゆうレビューに惹かれて購入しましたが、読んでいくうちに物語が面白すぎて、登場人物たちに感情移入しすぎて、最後にくる衝撃が、怖くなってきました。ほんとにストーリーは一気読みです、結構長いんですが、すぐに読めますし、なにしろ先が気になって読むのを中断できなくなります。そして、話の大筋はグロテスクな殺人で重い割りに、ところどころ笑ってしまうところがあります。ぜんぜん☆5つなくらい面白かったんですが・・・・・あまりにも最後の1行は、衝撃すぎて私には受け入れられません。。。なので☆4つで。。。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.63
(4pt)

衝撃は、衝撃やけども・・・

『衝撃のラスト一行!!』って、ゆうレビューに惹かれて購入しましたが、読んでいくうちに物語が面白すぎて、登場人物たちに感情移入しすぎて、最後にくる衝撃が、怖くなってきました。ほんとにストーリーは一気読みです、結構長いんですが、すぐに読めますし、なにしろ先が気になって読むのを中断できなくなります。そして、話の大筋はグロテスクな殺人で重い割りに、ところどころ笑ってしまうところがあります。ぜんぜん☆5つなくらい面白かったんですが・・・・・あまりにも最後の1行は、衝撃すぎて私には受け入れられません。。。なので☆4つで。。。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.62
(4pt)

最後の一行よりも・・・

「最後の一行に驚愕の結末が」と言う触れ込みを聞き、気になったので読んでみた。 確かに最後の一行には驚かされた。 「やられた!」と思ってしまう結末だったと思う。 しかし、本作で読むべきところは別にあるのではないかと私は思う。 タイトルの「噂」と言う言葉が、いかに協力で恐ろしいかということ。 「人が人を殺す」ということはどういうことなのかということ。 揺るがない強い心を持つことが大事と言うこと。 この小説を「社会派ミステリ」と呼ぶ人はあまりいないとは思う。 だが、私は読んでいるとき、読み終わった後、「この作品は『社会派』なんだ」と思った。  この小説の犯人の俗称「レインマン」は、小説の中の虚構の存在ではない。 これから生まれてくるかもしれないし、もうすでに生まれて社会に溶け込んでいるのかもしれない。  自分はそうならないように、また自分の手で生み出してしまわないようにしなければいけない。 そう、本作を読んで強く感じさせられた。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.61
(4pt)

最後の一行よりも・・・

「最後の一行に驚愕の結末が」と言う触れ込みを聞き、気になったので読んでみた。 確かに最後の一行には驚かされた。 「やられた!」と思ってしまう結末だったと思う。 しかし、本作で読むべきところは別にあるのではないかと私は思う。 タイトルの「噂」と言う言葉が、いかに協力で恐ろしいかということ。 「人が人を殺す」ということはどういうことなのかということ。 揺るがない強い心を持つことが大事と言うこと。 この小説を「社会派ミステリ」と呼ぶ人はあまりいないとは思う。 だが、私は読んでいるとき、読み終わった後、「この作品は『社会派』なんだ」と思った。  この小説の犯人の俗称「レインマン」は、小説の中の虚構の存在ではない。 これから生まれてくるかもしれないし、もうすでに生まれて社会に溶け込んでいるのかもしれない。  自分はそうならないように、また自分の手で生み出してしまわないようにしなければいけない。 そう、本作を読んで強く感じさせられた。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.60
(4pt)

主人公に愛着が湧く作品

最近、どんでん返しミステリーにハマっていて
帯の「ラストの1行…」という箇所に引かれた。
書評を見ると、評価もまぁまあの割に賛否両論。
さて、自分はどっちか…。
結果的に、個人的には「否」でした。
何とも言えない、後味の悪さが残ってしまいます。
けれども、公平に物語として見れば
十分に面白く、読んでる最中に噴出しそうになる可笑しみは
この作者独特のものなのでしょう。
父娘の会話が凄く楽しく、微笑ましく。
男やもめの刑事の家庭が見えて、サイコミステリーを読んでいる
というのを忘れさせてくれるような感じ。
コンビを組んだ名島刑事との、最初の戸惑いが
次第に”チーム”意識が高まって、お互いに認め合うようになる
下りも、わかり易くて読んでいて楽しかった。
ストーリー的には、サイコ野郎が誰なのかなど
全く予想がつかない展開では無かったけれど、やはりこの本は
最後に1行に瞠目すべきことがキーなのだとしたら
そういう意味では成功だと思います。
読んでいても、主人公である小暮刑事の姿が目に浮かぶようで、
応援しながら読んでました。
登場人物に、感情移入して読むことが出来るのは
やはり魅力があるからだと思います。
こんな風に書ける作者の他の本も、是非読んでみたい。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.59
(4pt)

主人公に愛着が湧く作品

最近、どんでん返しミステリーにハマっていて
帯の「ラストの1行…」という箇所に引かれた。
書評を見ると、評価もまぁまあの割に賛否両論。
さて、自分はどっちか…。
結果的に、個人的には「否」でした。
何とも言えない、後味の悪さが残ってしまいます。
けれども、公平に物語として見れば
十分に面白く、読んでる最中に噴出しそうになる可笑しみは
この作者独特のものなのでしょう。
父娘の会話が凄く楽しく、微笑ましく。
男やもめの刑事の家庭が見えて、サイコミステリーを読んでいる
というのを忘れさせてくれるような感じ。
コンビを組んだ名島刑事との、最初の戸惑いが
次第に”チーム”意識が高まって、お互いに認め合うようになる
下りも、わかり易くて読んでいて楽しかった。
ストーリー的には、サイコ野郎が誰なのかなど
全く予想がつかない展開では無かったけれど、やはりこの本は
最後に1行に瞠目すべきことがキーなのだとしたら
そういう意味では成功だと思います。
読んでいても、主人公である小暮刑事の姿が目に浮かぶようで、
応援しながら読んでました。
登場人物に、感情移入して読むことが出来るのは
やはり魅力があるからだと思います。
こんな風に書ける作者の他の本も、是非読んでみたい。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323
No.58
(4pt)

「〇〇〇〇!」

この最後の一言によって読後感が変わる典型的な作品。
お約束と言えるのは、最後まで読んで、しかも叙述ミステリー
に慣れている人の科白。
それでも、このラストは、「やるせなさ」が漂ってて秀逸。
女子高生の描き方がストレートすぎて、現実感が
ないのは仕方ないとしても、真相やそれに至る
過程なども十分及第点だろう。
放置された伏線もなく、イイ感じが最後でひっくり返される
のがお好みな方にはご満足いただけるはず。
グロ表現も、「ハサミ」「殺戮」よりはマイルドだし。
どんでん返しを気軽に楽しめる入門書ですよ。
噂 Amazon書評・レビュー: より
4062104636
No.57
(4pt)

「〇〇〇〇!」

この最後の一言によって読後感が変わる典型的な作品。
お約束と言えるのは、最後まで読んで、しかも叙述ミステリー
に慣れている人の科白。
それでも、このラストは、「やるせなさ」が漂ってて秀逸。
女子高生の描き方がストレートすぎて、現実感が
ないのは仕方ないとしても、真相やそれに至る
過程なども十分及第点だろう。
放置された伏線もなく、イイ感じが最後でひっくり返される
のがお好みな方にはご満足いただけるはず。
グロ表現も、「ハサミ」「殺戮」よりはマイルドだし。
どんでん返しを気軽に楽しめる入門書ですよ。
噂 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 噂 (新潮文庫)より
4101230323