土漠の花

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評判

土漠の花の評価:

3.78/5点 レビュー 154件。 B ランク

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平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 21〜40 2/6ページ
No.98
(5pt)

この本に出逢えて良かった、そう思える作品。

前評判に違わず涙した。久しぶりの清々しい涙。命とはこうもあっけなく、無惨に無くなるものなのか。読後、生きていることは当たり前じゃないことを思い知らされた。一日一日を大切に生きること、そう思わせてくれた作品。一読に価する。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.97
(5pt)

この本に出逢えて良かった、そう思える作品。

前評判に違わず涙した。久しぶりの清々しい涙。命とはこうもあっけなく、無惨に無くなるものなのか。読後、生きていることは当たり前じゃないことを思い知らされた。一日一日を大切に生きること、そう思わせてくれた作品。一読に価する。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.96
(5pt)

オススメの一冊です

一気読みしてしまいました。映画を観てるかと錯覚するほどのスケール感です。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.95
(5pt)

オススメの一冊です

一気読みしてしまいました。映画を観てるかと錯覚するほどのスケール感です。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.94
(5pt)

ひたすら逃げる!

ストーリーは有って無きが如き。ただひたすら追っ手から逃げるという、逃亡者ものです。

 けれど、感動は得られます。物語が単純なだけに、無駄なところに頭を使う必要がなく、登場人物についつい感情移入してしまうからでしょう。

 発行者の見城さんが「嗚咽した」とオビに推薦文を寄せていますが、嗚咽はさすがにちょっと大げさです。でも、泣けますよ。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.93
(5pt)

ひたすら逃げる!

ストーリーは有って無きが如き。ただひたすら追っ手から逃げるという、逃亡者ものです。

 けれど、感動は得られます。物語が単純なだけに、無駄なところに頭を使う必要がなく、登場人物についつい感情移入してしまうからでしょう。

 発行者の見城さんが「嗚咽した」とオビに推薦文を寄せていますが、嗚咽はさすがにちょっと大げさです。でも、泣けますよ。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.92
(4pt)

爽快で一気読みしてしまう冒険本

内容は、今の日本では、現実的ではないものの、情景の描写は適切で、本の世界に引き込まれます。
また、ソマリア、ジブチの情勢を知る上でも、勉強になります。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.91
(4pt)

爽快で一気読みしてしまう冒険本

内容は、今の日本では、現実的ではないものの、情景の描写は適切で、本の世界に引き込まれます。
また、ソマリア、ジブチの情勢を知る上でも、勉強になります。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.90
(5pt)

海外に派遣されれば、いつでも起こりそうなシミュレーションになっています

ソマリアでの海賊対処行動に従事する自衛隊にCMF(有志連合海上部隊)連絡ヘリの捜索救助要請が出され、陸上自衛隊第1空挺団から12名の警衛隊が捜索救助任務のため現場に派遣されることになります。野営しているときに、部族間の虐殺被害者に遭遇、保護したため虐殺側から攻撃を受けてしまいます。戦闘行為をせざるを得なくなった警衛隊(活動拠点における陸上自衛隊の呼称)は、現地武装グループから自身と保護した生き残りを守り、活動拠点に帰還することができるのか?というお話。

もし、海外に派遣された自衛隊が戦地で交戦したら、その戦力は、自衛官のメンタルは、日本およびアメリカの対応は、といったストーリーは今や架空の物語というより、想定シミュレーションとなっています。長さも適当で読みやすかったです。ソマリアの事情、日本の事情、アメリカの事情を興味深く読みました。それだけであれば、むしろ新書を読めばいいのですが、本書はフィクションですので、戦闘に巻き込まれる自衛官の個別のキャラクター、情動、行動が見どころになります。それぞれが何らかの事情を抱えながらもグループで目的達成のため行動していく様は実社会と変わりません(こちらは失敗すると死にますが)。極限状態で彼らがどのような決断をしていくかが見どころとなるでしょう。

決意をもって果敢に戦う強い自衛官が描かれている反面、実戦に対する個人的葛藤、組織内での歪みから、個人がないがしろにされる暗部も取り上げられており、どちらも実際の姿を映し出しているのだろうと思われるリアリティがありました。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.89
(5pt)

海外に派遣されれば、いつでも起こりそうなシミュレーションになっています

ソマリアでの海賊対処行動に従事する自衛隊にCMF(有志連合海上部隊)連絡ヘリの捜索救助要請が出され、陸上自衛隊第1空挺団から12名の警衛隊が捜索救助任務のため現場に派遣されることになります。野営しているときに、部族間の虐殺被害者に遭遇、保護したため虐殺側から攻撃を受けてしまいます。戦闘行為をせざるを得なくなった警衛隊(活動拠点における陸上自衛隊の呼称)は、現地武装グループから自身と保護した生き残りを守り、活動拠点に帰還することができるのか?というお話。

もし、海外に派遣された自衛隊が戦地で交戦したら、その戦力は、自衛官のメンタルは、日本およびアメリカの対応は、といったストーリーは今や架空の物語というより、想定シミュレーションとなっています。長さも適当で読みやすかったです。ソマリアの事情、日本の事情、アメリカの事情を興味深く読みました。それだけであれば、むしろ新書を読めばいいのですが、本書はフィクションですので、戦闘に巻き込まれる自衛官の個別のキャラクター、情動、行動が見どころになります。それぞれが何らかの事情を抱えながらもグループで目的達成のため行動していく様は実社会と変わりません(こちらは失敗すると死にますが)。極限状態で彼らがどのような決断をしていくかが見どころとなるでしょう。

決意をもって果敢に戦う強い自衛官が描かれている反面、実戦に対する個人的葛藤、組織内での歪みから、個人がないがしろにされる暗部も取り上げられており、どちらも実際の姿を映し出しているのだろうと思われるリアリティがありました。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.88
(4pt)

理不尽な命令はだれに対する忖度か?

この小説を読む前に先ずアフリカにおけるソマリアの位置を調べた。よく見るとアフリカには直線で引かれた国境が多い。
西欧諸国のエゴの現われであろう。次に写真を探した。緑が少なくサンドベージュ色の景色が多い。で、ページをめくると
もうノンストップの世界。月村氏得意の戦闘シーンが次から次へと続く。自衛隊員の戸惑いや恐怖、煩悶と葛藤。アフリカ
の未来のために死んでいった仲間達。ハエやゴキブリを駆除するかのような殺戮・・・等々。
 誰に対する忖度か、自衛官による戦闘行為などなかったと釘を刺される無念さ。どこかの国の防衛大臣殿、胸が痛みませ
んか?ラスト、ハンカチの用意を忘れずに。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.87
(4pt)

理不尽な命令はだれに対する忖度か?

この小説を読む前に先ずアフリカにおけるソマリアの位置を調べた。よく見るとアフリカには直線で引かれた国境が多い。
西欧諸国のエゴの現われであろう。次に写真を探した。緑が少なくサンドベージュ色の景色が多い。で、ページをめくると
もうノンストップの世界。月村氏得意の戦闘シーンが次から次へと続く。自衛隊員の戸惑いや恐怖、煩悶と葛藤。アフリカ
の未来のために死んでいった仲間達。ハエやゴキブリを駆除するかのような殺戮・・・等々。
 誰に対する忖度か、自衛官による戦闘行為などなかったと釘を刺される無念さ。どこかの国の防衛大臣殿、胸が痛みませ
んか?ラスト、ハンカチの用意を忘れずに。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.86
(4pt)

戦闘シーンが多い

戦闘シーンが多すぎでした。
サクサクと読めて、面白かったですけど、これ以上長かったら、飽きてたと思います
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.85
(4pt)

戦闘シーンが多い

戦闘シーンが多すぎでした。
サクサクと読めて、面白かったですけど、これ以上長かったら、飽きてたと思います
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.84
(5pt)

怒涛の逃避行劇!です。

ソマリア氏族の紛争に巻き込まれた自衛隊員たちが、情け容赦も対話も通じない
凶悪なソマリアの武装集団に目を付けられ、ろくな装備や移動手段も無い状況で、
とにかく生きて自分たちの拠点へ帰ろう!と決死の逃避行を繰り広げる、
というのがこの作品の主たるところなので「自衛官の戦闘行為は許されるのか?」
とかそういう事をじっくりとリアルにシミュレートした作品ではございません。
そこはくれぐれもご注意ください。
私は、アクション活劇として大変楽しく読まさせて頂きました。なので☆5個。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.83
(5pt)

怒涛の逃避行劇!です。

ソマリア氏族の紛争に巻き込まれた自衛隊員たちが、情け容赦も対話も通じない
凶悪なソマリアの武装集団に目を付けられ、ろくな装備や移動手段も無い状況で、
とにかく生きて自分たちの拠点へ帰ろう!と決死の逃避行を繰り広げる、
というのがこの作品の主たるところなので「自衛官の戦闘行為は許されるのか?」
とかそういう事をじっくりとリアルにシミュレートした作品ではございません。
そこはくれぐれもご注意ください。
私は、アクション活劇として大変楽しく読まさせて頂きました。なので☆5個。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.82
(5pt)

エンタテイメント!ハリウッドで映画して欲しいです。

ページをめくるごとにスーパーアクションの連続、まさにエンタテイメント!ハリウッドで映画して欲しいです。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306
No.81
(4pt)

軍隊であって軍隊でない組織

ストーリー自体は冒険小説の王道で、命を狙われてる一人の女性を守って、四面楚歌の状況下を何度もピンチを切り抜けながら敵と戦い、生還するというもの。
このストーリー自体も面白い。
数々の絶望的なピンチを知恵と運で切り抜けていくのはハラハラさせられるし、極限の状況下での隊員同士の人間関係や人間性が描かれているのも面白い。

しかし、本書で一番考えさせられるのは自衛隊という組織についてだろう。
これが普通の軍隊なら単なる冒険小説なのだが、戦闘に巻き込まれているのが日本の自衛隊というのがポイント。
御存知のとおり、日本の自衛隊という組織は、軍隊であって軍隊でない特殊な組織。「軍隊」ではなく「自衛隊」。
建前と欺瞞に満ち溢れた組織であり、あくまでも軍隊ではないし、あくまでも戦闘はしないという前提のもとに成り立っている。
どう見たって軍隊なのだが、日本政府は憲法解釈でごまかし、よくわからない組織になってしまっている。
それゆえに矛盾が起こる。

本書は、ソマリアに派遣されている自衛隊員が激しい戦闘に巻き込まれ、何人もの死者を出しながら生還するという話である。
自衛隊員も何人も殺されたし、自衛隊員も敵兵を何人も殺す。
この隊員たちは自衛隊史上初めて戦闘によって敵を殺した隊員になる。

その結果、日本本国ではどういう報告をする事になるかというと、
「自衛官による戦闘行為などいっさいなかったという事で公式発表はしない。生還した隊員には厳重な箝口令をしき情報操作を行う。」
「戦死した隊員達はヘリ墜落事故の救出作業中の事故で全員死亡という事にする。遺体を回収しようとしたが、岩盤の落下によりやむを得ず断念。マスコミや遺族にはそう伝える。」
「ソマリアは世界でも有数の危険地帯であり、遺体回収作業の続行も遺族やマスコミが現場に来ることも不可能。だから嘘がばれない。」
という事になる。

今まで自衛隊の存在を憲法解釈でごまかし、戦闘には参加しないという前提での自衛隊海外派遣を行ってきた日本政府にとって、自衛隊が海外で死者が出るような戦闘に巻き込まれたなんてあってはならない事だし、ましてや戦死者が出るなんて事は絶対に許されない事である。
だから戦闘など一切なかったとして嘘をついてごまかす事にした。

これは現実世界でも起こり得る。
昨年、南スーダンで自衛隊が戦闘にまきこまれた疑惑があるが、政府は「戦闘ではなく大規模な武力衝突」などという言葉遊びで逃げた。
もし、自衛隊に戦死者が出たとしても本書のように政府はごまかすであろう。
本書で主人公が「戦場で勇敢に戦って死んだ隊員が報われない。その行為は広く讃えられるべきではないのか!少なくとも遺族には伝えるべきではないか!」と考えるシーンがあるが、まったくそのとおりである。
これなら戦前の方がはるかにましである。
戦前は任務遂行中に戦死した兵士は靖国神社に英霊として手厚く祀られていた。
国のために命を捨てた行為に対し最大限の敬意を払っていた。
一方、今の時代、自衛隊員が戦死してもなかった事にされる可能性が極めて高い。

読後、自衛隊という組織について深く考えさせられた。
そろそろ自衛隊員が報われ、誇りをもって働いてもらえるような組織にする時期だと思う。
「軍隊ではない」なんていう詭弁はいいかげん通用しないだろう。
きつい任務をこなし、日本を守ってくれている人達に正当な評価をすべき時期にきていると思った。

冒険小説でありながら、深いテーマを内包した小説だった。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.80
(4pt)

今一番タイムリーな海外遭難フィクション

あらたに任務に追加された駆けつけ警護、
17年3月に発表された南スーダンからの撤退、
組織的な隠蔽が図られたとも指摘される現地部隊日報・・・

小説も斯くやの怒涛の現実ですが本書もそんな現実に優るとも劣らず、
もしかしたら南スーダンでは今こんな事が起きているのかもとすら感じてしまう
手に汗握る海外遭難フィクション。同じミリタリーフィクションでも、
フォーサイスが戦略的なら、こちらは戦術メイン。

南スーダンでは文字通り「命懸け」で平和に貢献しているはずなのに、
「命懸け」とは言ってはいけない歪んだ現状に想いを馳せつつ、
そして何より無事の帰国を祈りつつ、
日本では空気の様な扱いの平和な世界とは違う世界への関心をひらく一助になります。
土漠の花 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 土漠の花 (幻冬舎文庫)より
434442512X
No.79
(4pt)

集団的自衛権の時代に自衛隊は…

本書は、もともと2014年9月に単行本として刊行されたものの文庫化。
この同じ年2014年7月に集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたことと、無縁ではないでしょう。
本作品で活躍する、陸上自衛隊第1空挺団は、現実に行われているソマリア沖海賊の対処活動のために派遣されている部隊という設定。
集団的自衛権容認という新しい時代に入った自衛隊の活躍を、あくまでエンターテイメントではありますが、緊迫感ある筆致で描いていきます。

このジブチに拠点を置く、第1空挺団のもとに、ソマリアとの国境付近で連絡ヘリが墜落したとの報がもたらされた。
ただちに捜索救助隊が編成され、12名の隊員が70キロ離れた現場に向かう。
そこで待っていたのは、乗組員全員死亡の墜落した機体であった。
そこへ3人の現地女性が姿を現す。
女は、ピヨマール・カダン小氏族のスルタン(氏族長)の娘で、あとの二人は親類の者だと言う。
彼女たちは、別の氏族に追われており、救助を求めてきたのだった。
保護すべきかどうか、隊員たちが迷っているうちに、早くも追っ手が銃で攻撃を仕掛けてきた!
こうして、活動拠点まで70キロの、長く困難な逃避行が始まった…。

次から次へと迫る民兵たちと、前に立ちはだかる、自然の脅威。
まさにノンストップ・アクションの連続で、最後まで飽きることはありませんでした。
攻撃を受けたから、やむを得ないとは言え、彼らは、戦後初めて民兵を殺害した自衛隊員となってしまいます。
集団的自衛権かどうかは明確ではありませんが、そのあり方に一石を投じる物語展開と感じました。

著者の力量は、「機龍警察」シリーズで、その手堅いエンターテイメントの筆さばきは実証済み。
ノン・シリーズの本作品も、アクションシーンもさることながら、隊員それぞれの人物像も見事に書き分けられていて、読みごたえは十分。
刊行時2014年の出版社主催のミステリランキングで上位に位置するとともに、日本推理作家協会賞受賞も納得の一冊としてオススメします。
土漠の花 Amazon書評・レビュー: 土漠の花より
4344026306