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シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件 (竹書房文庫)

シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件の評価: 2.56/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(4pt)

ミステリーというより、ハリウッド映画調冒険活劇+アクション路線

ハリウッド映画『シャーロック・ホームズ』の監督が手がけたオリジナルの小説……と思って購入したら、ガイ違いの別人が作者でしたよ!
作者は人違いでしたが、実在の秘密結社「黄金の夜明け団」の内紛を背景にして、虚実の登場人物が入り乱れて展開するストーリーはミステリーというより、まさにハリウッド映画調冒険活劇+アクション路線であります。まあ、キム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』シリーズの路線でコンパクトに一冊にまとめたものだとお考えください。
オカルト事件ということで脇を固めるのはA・ブラックウッドの「心霊博士」ジョン・サイレンスとW・H・ホジスンの「幽霊狩人」カーナッキ。ところが、ハリウッド映画並みに脚色されまくっていて、原典のキャラクターとは二人ともぜんぜん違っているのであります。だいいち、設定年代の1899年にはどちらもまだデビューしてないよ! アレイスター・クロウリーの設定も年譜的にはおかしいし、全体にイメージ優先の内容で考証的にはゆるゆるなのです。
そういえばA・ブラックウッドといえば映画『シャーロック・ホームズ』でももろにモデルのキャラクターが悪玉として登場していまして、本書でのジョン・サイレンスの扱いといい、もしかして英米では不評の作家なのかといろいろ困惑。
19世紀末英国を舞台にして旧時代の魔術と新時代の文明を交錯させるという発想の妙はよろしいものの、実在の人物を犯人にしちゃったり、他人さまが創造したキャラクターを作中で殺したりしていいのかいな。
シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件 (竹書房文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件 (竹書房文庫)より
4812488958
No.8:
(2pt)

陰陽師か

ドラマか映画のノベライズを読んでいるような本だ。原作ではなく、あくまでノベライズ。つまり先行する映像作品があってしかるべきなのに、肝心のそれが存在しない、という不思議。

もし本作を映画にしたら、『陰陽師』みたいな感じになると思う。安倍晴明かよ! といわれそうなので、ホームズもので例えるなら、『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』の亜流みたいになるのではないだろうか。

作者のガイ・アダムスは元俳優だそうで、まあそう思えば、そんなに期待しても仕方ないかという気もするのだが…でもなあ。ホームズというタイトルさえ付けていれば、そこそこ売れるという「ホームズ商法」のようなものを感じなくもない。

残念ながら続編の『シャーロック・ホームズ 恐怖! 獣人モロー軍団』(どうにも気が乗らないタイトルだ)もすでに買ってしまったので、まあ読んでみるとしよう。
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No.7:
(1pt)

自分には無理でした。。。

シャーロック・ホームズものは小学校の時から現在まで途切れ途切れで読んだり観たりを続けていますが、これは頂けなかった。。。ひと言でいうと、ただのファンタジーであり、ホームズものである必要性を感じませんでした。ただのゴーストバスターズ。結末も読んで半分ぐらいで何となく予想できちゃうし。古本で買いましたが、1円くらいの価値しか無いですね。時間の無駄でした。
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No.6:
(1pt)

分からない。

一晩で読み切ってしまった。 だが、面白かったわけではない。 このままで終わりだなんて、そんな馬鹿なことは無いはずだ、と思ってページをめくっているうちに、ページが終わってしまっただけ、そして全く納得できなかった。 この文章は、作品として扱うべきものなのか、ただの文字の羅列なのか、私には分からない。
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No.5:
(3pt)

miss marple

コナンドイルのホームズは殆ど読んでいるので、これは期待をせず読めたのと、 ホームズ像をこわして無かったのが星3、題材的に解明できない部分は仕方が無い? と云うことでしょうか?
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No.4:
(1pt)

他人の名作の主人公をこんな風に扱う権利はないのでは。

この物語には、心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿 (創元推理文庫)アルジャナン ブラックウッド 作、および幽霊狩人カーナッキ (角川ホラー文庫) ウィリアム・ホープ・ホジスン作の、それぞれの主人公である、ジョン・サイレンスとカーナッキが登場します。しかも、二人ともインチキ扱いです。この二つの作品は、なかなかの佳品です。他人の名作の主人公をこんな風に扱う権利はありません。非常に不愉快です。
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No.3:
(5pt)

思わず一晩で読んでしまいました

ホームズとは相性のあまりよくない(パスティーシュは他にもありますが正直あんまり…)カーナッキやアレイスター・クロウリーとの共演、となれば、どうしても読む前から身構えてしまいますが、これはよかった。
著者さんがおっしゃっているとおり、文体はコナン・ドイル真似ているわけではなく、アクションに重きを置いているお話ですので、聖典らしいホームズを求めている方にはやや辛いかもしれません。
が。BBCの現代版が、特にジョンがお好きな方には間違いなく面白いお話ですので、全力でお勧めします。前半辛いと思っても、がんばって進んでください。後半は、一気読みです。
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No.2:
(1pt)

駄作

シャーロック・ホームズを読んでたと思ったらファンタジーを読んでいた
幽霊狩人とかゆー別の作品(本物の幽霊やら悪魔がでるらしい)の主人公も出てきて、ワトソンと一緒に悪魔退治しちゃう始末
しかも、冒頭で異様な死に方した人の死因も解明されないとゆーステキな内容
読んでストレスを溜めたいって人以外にはお勧め出来ないです
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No.1:
(5pt)

ひさびさにおもしろいパスティーシュに出会いました。

ホームズのパスティーシュは、たくさんありますが、長編で「おもしろい」と思ったのはひさしぶりでした。
ホームズもワトソンも、聖典そのままのキャラクタです。
ワトソンが少しだけ「読みが深く、かしこい」設定になっていますが違和感ありません。
著者のアダムス氏はストーリーテラーなのでしょう。各章立てもわかりやすく引き込まれます。映画にしてほしいと思いますね。

登場人物は「カーナッキ」「アレイスタ・クロウリー」がキーマンで出てきます。
こういう名を聞くとおわかりの通り、ホームズが最も忌み嫌う分野、「非科学的」な「超常現象」「心霊現象」がテーマです。

心霊現象を素直に受容れる医師「ジョン・サイレンス」
心霊事件も科学的事件も扱ううぬぼれ屋の探偵「カーナッキ」
信じたくないけれど、超常現象を経験してしまって困ってしまう「ワトソン」
そして、心霊・超常現象などありえない、すべては科学で解明できると確信する「ホームズ」

この面々が、なにかしら怪しい組織のたくらみに巻き込まれていきます。

是非ご一読ください。
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