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神なき世界のトーメンター



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【この小説が収録されている参考書籍】
神なき世界のトーメンター (電撃文庫)

神なき世界のトーメンターの評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

構成力と伏線の勝利

ファンタジー,ミステリーをうまく融合させています
シリーズとしての話はファンタジー
単巻としてミステリーを取り入れたという解釈をしましたが,
ファンタジー要素も結構,納得の行くオチが用意されています

そもそもシリーズなのかわかりませんが,この著者に期待です
神なき世界のトーメンター (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:神なき世界のトーメンター (電撃文庫)より
4048668641
No.2:
(5pt)

ミステリーとしても面白い

ファンタジーだけど、ミステリーとしても面白いと思います。
最後の最後で、今まで見えていた世界がガラッと変わるような、ハッとする展開があって、そこがとても気に入っています。
ヒロインも、可愛いんだけどあんまり甘いところがないのも私は好きです。
神なき世界のトーメンター (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:神なき世界のトーメンター (電撃文庫)より
4048668641
No.1:
(4pt)

主従の絆が世界を変革する! …かもしれない物語

烙印という謎パワーにより、身分制度に支配された世界の物語。

王族>貴族>平民>従者という関係性は絶対。上位者の命令に逆らっただけで死ぬ
という設定はなかなかにハードと思えるが、よく考えると現実の中世史でも似たようなもの。

そんなリアル系中世観の中で、拷問官である主人公が、死刑囚となった王女の冤罪を
晴らすために奮闘するというのがストーリーのメイン。
全体的に見ればボーイミーツガールの王道展開であり、よく練られた構成や文章のテンポ
の良さによりサクサク読み進めることが出来、読後感もすっきりしていて非常に良かった。

ただ難点が一つ。作中に登場する、スクエアをモチーフとした密室殺人事件の牽引力が
強すぎること。
なので、ミステリとして読めば同時進行するエピックファンタジーが添え物のように感じて
しまうし、ファンタジーに期待して読んでいると中盤の推理パートが冗長に感じてしまう。

だが悩ましいことに、その両パートともこの作品から切り離すことは出来ないだろう。
双方の手掛かりによって導き出される最後の「世界観の逆転」は文句なく素晴らしく、
それまでロールプレイに過ぎなかった二人の主従関係が本物になり、残酷な世界における
唯一の希望になるという展開は、シリーズ第一巻の決着点としては最高のものと思える。

良くも悪くも著者の個性が強烈であるがために、なんとも「濃ゆい」作品になってしまっている
印象。個人的にはとても面白かったのだが、万人にお勧めはできないという意味で、今回は
一点引かせていただくことにした。
神なき世界のトーメンター (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:神なき世界のトーメンター (電撃文庫)より
4048668641

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