後妻業

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後妻業の評価:

4.17/5点 レビュー 143件。 A ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全235件 81〜100 5/12ページ
No.155
(4pt)

大変興味深い内容

「後妻」と聞くだけでも世間一般にはあまりいい印象が無いですがそれを生業とする人って本当にいるんですね
現実の事件で知って本書の映画化が決まってから読みましたが・・・うん、間違いなくこれは大竹しのぶさんのハマり役ですね
昔みた「黒い家」を彷彿とさせる演技が期待できそうです
肝心の内容は実行犯、被害者、探偵の3つの立場で進行するわけですがそれぞれの立ち位置から思惑が絡み合って後半にかけて一気に面白くなってきたと思ったら終わり方が急でちょっと残念でした
しかし高齢化社会の昨今この本のような内容の問題はこれからもっと表面化するのではないかと非常に興味深い題材であることは間違いありません
もし、両親が資産家の方には、是非一読をお薦めします
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.154
(5pt)

黒川しか描けぬ絶品の作品

この作品が世に出て間もなく大阪で筧千佐子という女が、何人もの老人の後妻に入って、その老人たちが死んでいくという事件が世間を
騒がせることになる。普通実際に起きた事件を参考に小説が書かれるということはよくあるが、これほど犯罪の実態を調べつくした作品の
後に、そういった犯罪が実際に世間に晒されるということはそうあることではない。黒川は、このような「後妻業」の被害者が知り合いにいた
ことからその事件を徹底して調べつくしたと言われている。黒川らしい「その社会」での何らかの関係者との密接な取材を通じての作品で
あることは、この作品で描かれる犯罪のディーテールから容易に想像がつく。その事実に、より面白いエンターテインメントにすべく、これも黒川
らしい人物の描写や事件の掘り下げ、広がりが追加される。この犯罪に金の匂いを嗅いで、事件を追う元大阪府警マル暴担当刑事本多、
犯人の女の弟黒澤、犯罪を追う弁護士守屋等々、登場人物もいつも通り生き生きとして、かつ強かである。スピード感満載、ストーリーも事実
以上に面白く、エンディングもなるほどと思わせ、さすが黒川である。彼の作品で退屈することはないが、その中でも絶品の1冊である。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.153
(5pt)

黒川しか描けぬ絶品の作品

この作品が世に出て間もなく大阪で筧千佐子という女が、何人もの老人の後妻に入って、その老人たちが死んでいくという事件が世間を
騒がせることになる。普通実際に起きた事件を参考に小説が書かれるということはよくあるが、これほど犯罪の実態を調べつくした作品の後に、そういった犯罪が実際に世間に晒されるということはそうあることではない。黒川は、このような「後妻業」の被害者が知り合いにいた
ことからその事件を徹底して調べつくしたと言われている。黒川らしい「その社会」での何らかの関係者との密接な取材を通じての作品で
あることは、この作品で描かれる犯罪のディーテールから容易に想像がつく。その事実に、より面白いエンターテインメントにすべく、これも黒川
らしい人物の描写や事件の掘り下げ、広がりが追加される。この犯罪に金の匂いを嗅いで、事件を追う元大阪府警マル暴担当刑事本多、犯人の
女の弟黒澤、犯罪を追う弁護士守屋等々、登場人物もいつも通り生き生きとして、かつ強かである。スピード感満載、ストーリーも事実以上に
面白く、エンディングもなるほどと思わせ、さすが黒川である。彼の作品で退屈することはないが、その中でも絶品の1冊である。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.152
(4pt)

面白い!

戦慄を覚えた。今の超高齢化社会、ますます悪質な後妻業増えるだろう。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.151
(4pt)

面白い!

戦慄を覚えた。今の超高齢化社会、ますます悪質な後妻業増えるだろう。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.150
(5pt)

熟年婚活の悲惨で滑稽な顛末を描いた娯楽小説

エンターテイメント小説として申し分のない仕上がりです。
はじめて黒川博行を読みましたが冒頭から一気に引き込まれて結末まであっという間のスピード感でした。
熟年婚活を舞台に老人の孤独につけ込む金の亡者の悪巧みとそれを暴く金に困った不良探偵の物語です。
巧妙な詐欺の手口と泥臭い裏社会の人間模様が上手に織り込まれた構成は息つく間のない面白さでした。
ユニークなキャストで製作された映画も公開も楽しみです。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.149
(5pt)

熟年婚活の悲惨で滑稽な顛末を描いた娯楽小説

エンターテイメント小説として申し分のない仕上がりです。
はじめて黒川博行を読みましたが冒頭から一気に引き込まれて結末まであっという間のスピード感でした。
熟年婚活を舞台に老人の孤独につけ込む金の亡者の悪巧みとそれを暴く金に困った不良探偵の物語です。
巧妙な詐欺の手口と泥臭い裏社会の人間模様が上手に織り込まれた構成は息つく間のない面白さでした。
ユニークなキャストで製作された映画も公開も楽しみです。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.148
(4pt)

後妻の女

小金持ちの老人の後妻として収まり、次々に殺害しては財産を勝手に相続して姿をくらます老女。裏に糸を引くのは怪しげな結婚相談所の所長。実に9人も成功したが、ついに破綻の時がやってくる。その顛末を描いた小説だが、主に話を動かすのが、被害者家族の依頼した弁護士が下請けに出した調査員の本多という男と結婚相談所所長の柏木だ。言ってみれば善と悪の象徴の対決になる筈なのだが、小狡さや、女の温もりに癒される弱さなど共通点も描かれており、単純な対立関係にはならない。法律を悪用した手口の犯罪だが、犯人が制裁を受けてもなお、めでたしめでたしにならない難しさも印象に残った。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.147
(4pt)

後妻の女

小金持ちの老人の後妻として収まり、次々に殺害しては財産を勝手に相続して姿をくらます老女。裏に糸を引くのは怪しげな結婚相談所の所長。実に9人も成功したが、ついに破綻の時がやってくる。その顛末を描いた小説だが、主に話を動かすのが、被害者家族の依頼した弁護士が下請けに出した調査員の本多という男と結婚相談所所長の柏木だ。言ってみれば善と悪の象徴の対決になる筈なのだが、小狡さや、女の温もりに癒される弱さなど共通点も描かれており、単純な対立関係にはならない。法律を悪用した手口の犯罪だが、犯人が制裁を受けてもなお、めでたしめでたしにならない難しさも印象に残った。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.146
(4pt)

かなり面白かった。一気読みできました

話の内容は、まー、タイトル通りで、現実にもかなり似た事件が起きたので、あらましは省くが、登場人物の会話のかけあいにテンポがあって良かった。最初は、〇〇が言った、訊いたといったフレーズがかなり省略されているため、括弧の台詞が誰のだかわかりにくかったが、読みなれてくると、このしゃべり方は、〇〇だ、とわかるようになってくる。それだけ、それぞれのキャラクターに、あったしゃべり方で書かれているのだろう。悪漢小説だが、憎むに憎めないキャラクターばかりだった。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.145
(4pt)

かなり面白かった。一気読みできました

話の内容は、まー、タイトル通りで、現実にもかなり似た事件が起きたので、あらましは省くが、登場人物の会話のかけあいにテンポがあって良かった。最初は、〇〇が言った、訊いたといったフレーズがかなり省略されているため、括弧の台詞が誰のだかわかりにくかったが、読みなれてくると、このしゃべり方は、〇〇だ、とわかるようになってくる。それだけ、それぞれのキャラクターに、あったしゃべり方で書かれているのだろう。悪漢小説だが、憎むに憎めないキャラクターばかりだった。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.144
(5pt)

会話が軽妙な明るい犯罪小説

正業と同じで犯罪業界ではシルバー市場が活況だそうです。
実際、都内の喫茶店を良く利用していると、おかしな場面に良く遭遇します。
心配になるくらいのお年寄りにやたら熱心に何かを売り込むセールスマン風の男とか、
老人と女性のちょっと不釣り合いなカップルとか、色々います。
それらは殺人まで行かなくとも何らかの犯罪の匂いがします。
実際、金を奪われたくらいなら泣き寝入りがほとんどでしょう。
恥もあるしね。
その辺で本書はやはりエンターテイメントなので、かなり過激。
高齢者を騙して命まで奪います(さすがにネタバレじゃないよね?)
まさに驚きの犯罪ですが、
もうすでに実際の事件で有名なものもあるので、
ある意味では新鮮味はないです。

小説として特筆すべきは、登場人物のキャラクター。
悪人が皆良いキャラしていて、会話が面白い。
どの登場人物もみな個性があって、頭の良い悪いも明確。
私は後半で意外な頭の切れを見せる悪人の愛人が好き。
しかも関西弁なので、主役の悪人二人の会話は特に面白い。
「おまえ悪いやつだな」
「おまえに言われたくない」みたいに
ポンポン悪口が飛び交って楽しい。
老人を騙す女がボケで、そのパートナーの男がツッコミみたい。
犯罪物のわりに悪びれてなく、むしろカラッと明るい。

ただ、過去の犯罪を紐解いていくパートはちょいと退屈。
もともと謎解きの要素はなく、悪人を追い詰める御膳立ての
ためだけのパートなので仕方ない。

それと、このカバーデザインが良いですね。
怒りまくるお爺さんが良い!
でも、たぶん本当に怒っているのは遺族でしょうね。
本人は騙されてる自覚がなければ幸せだもの。

ストーリーのボリューム的にも映画化向きだし、
大竹しのぶや豊川悦司という配役もピッタリ。
映画も観に行きたい!
そしてみんな気を付けよう!
この犯罪は意外と身近にあります。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.143
(5pt)

会話が軽妙な明るい犯罪小説

正業と同じで犯罪業界ではシルバー市場が活況だそうです。
実際、都内の喫茶店を良く利用していると、おかしな場面に良く遭遇します。
心配になるくらいのお年寄りにやたら熱心に何かを売り込むセールスマン風の男とか、
老人と女性のちょっと不釣り合いなカップルとか、色々います。
それらは殺人まで行かなくとも何らかの犯罪の匂いがします。
実際、金を奪われたくらいなら泣き寝入りがほとんどでしょう。
恥もあるしね。
その辺で本書はやはりエンターテイメントなので、かなり過激。
高齢者を騙して命まで奪います(さすがにネタバレじゃないよね?)
まさに驚きの犯罪ですが、
もうすでに実際の事件で有名なものもあるので、
ある意味では新鮮味はないです。

小説として特筆すべきは、登場人物のキャラクター。
悪人が皆良いキャラしていて、会話が面白い。
どの登場人物もみな個性があって、頭の良い悪いも明確。
私は後半で意外な頭の切れを見せる悪人の愛人が好き。
しかも関西弁なので、主役の悪人二人の会話は特に面白い。
「おまえ悪いやつだな」
「おまえに言われたくない」みたいに
ポンポン悪口が飛び交って楽しい。
老人を騙す女がボケで、そのパートナーの男がツッコミみたい。
犯罪物のわりに悪びれてなく、むしろカラッと明るい。

ただ、過去の犯罪を紐解いていくパートはちょいと退屈。
もともと謎解きの要素はなく、悪人を追い詰める御膳立ての
ためだけのパートなので仕方ない。

それと、このカバーデザインが良いですね。
怒りまくるお爺さんが良い!
でも、たぶん本当に怒っているのは遺族でしょうね。
本人は騙されてる自覚がなければ幸せだもの。

ストーリーのボリューム的にも映画化向きだし、
大竹しのぶや豊川悦司という配役もピッタリ。
映画も観に行きたい!
そしてみんな気を付けよう!
この犯罪は意外と身近にあります。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.142
(5pt)

黒川博行文句なし!

この作家で、この作品のテーマで、面白くないはずがないと思いながら、手に取っだが、やはり、無茶無茶面白い。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.141
(5pt)

黒川博行文句なし!

この作家で、この作品のテーマで、面白くないはずがないと思いながら、手に取っだが、やはり、無茶無茶面白い。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.140
(4pt)

とんでもなく恐ろしいオンナを主人公にした犯罪小説。

とんでもなく恐ろしいオンナを主人公にした犯罪小説。

冒頭から描かれる小夜子の犯罪が物語の全てかと思ったらば、とんでもなく恐ろしい犯罪が次々と描かれ、ゾッとした。参考文献からすると、黒い看護婦事件、木嶋佳苗事件をモデルにしているようだ。

前半から中盤までは小夜子と結託する結婚相談所の柏木の数々の悪行が少しずつ暴れていくが、後半からは二人が向かう破滅への道がテンポ良く描かれる。

が、終盤になぜか急に失速し、やけにあっさりとした結末を迎えたことが残念でならない。

帯によれば、この夏、大竹しのぶと豊川悦司の主演で、『後妻業の女』というタイトルで映画公開されるようだ。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.139
(4pt)

とんでもなく恐ろしいオンナを主人公にした犯罪小説。

とんでもなく恐ろしいオンナを主人公にした犯罪小説。

冒頭から描かれる小夜子の犯罪が物語の全てかと思ったらば、とんでもなく恐ろしい犯罪が次々と描かれ、ゾッとした。参考文献からすると、黒い看護婦事件、木嶋佳苗事件をモデルにしているようだ。

前半から中盤までは小夜子と結託する結婚相談所の柏木の数々の悪行が少しずつ暴れていくが、後半からは二人が向かう破滅への道がテンポ良く描かれる。

が、終盤になぜか急に失速し、やけにあっさりとした結末を迎えたことが残念でならない。

帯によれば、この夏、大竹しのぶと豊川悦司の主演で、『後妻業の女』というタイトルで映画公開されるようだ。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.138
(5pt)

当たり前!!

図書館で借りた本を間違って廃棄してしまいました。そんな時に便利でした。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295
No.137
(5pt)

当たり前!!

図書館で借りた本を間違って廃棄してしまいました。そんな時に便利でした。
後妻業 Amazon書評・レビュー: 後妻業より
4163900888
No.136
(5pt)

取材や調査に裏打ちされたリアルなスピード感

実力のある作家です。一気に読者を引き込み飽きさせずそのまま力技で最後まで読み切ったきまいました。
事件が後から表にでてきたが、一般的には事件を題材にしたような小説は、リアルな方がインパクトが強すぎて、小説は角田光代さんのように昇華するのでなければ、見劣りするものです。ところが、本書は、緻密な計算と法律や調査や手口に至るまで、よく専門的に調べて書かれており、すばらしい。
それでいて、高村薫さんのようなぎっしり感満載のしんどさを読者に感じさせないところは、立派。そのため、ついのめり込んでいくことになる。
登場者のはっちゃけぶりもすごいが、リアル感があるのは、大阪という地域と大阪弁が醸し出す相乗効果だろうか。
そして、最後の終わり方もなかなかいい。
映画化され公開が近いので、別物としてみたみたい。小夜子は、大竹ではなく、むしろ余の方があっている気がするが。個人的にはたばこの似合う美魔女として浅丘ルリ子あたりが上手いと思うが …… 。
後妻業 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 後妻業 (文春文庫)より
4167906295