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(短編集)
天久鷹央の推理カルテ
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天久鷹央の推理カルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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天久鷹央の推理カルテシリーズの1作目です。 超人的な頭脳を持つ天才医師が病気や日常的な謎を解いていきます。 個性溢れる登場人物ばかりで、面白いです。 メディカルコメディミステリーといったところでしょうか。 | ||||
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図書館で借りて何度もリピートしていましたが、やっぱり手元に置きたくて購入しました。これからも何度も読むと思います! | ||||
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最初の数ページを読んだだけで この本面白いなと確信して読んだら 予想通り面白かったです^^ | ||||
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多くの医者が見落とした患者の診断とその背後の謎を、天才女医天久鷹央が解き明かす物語。 ワトソン役には内科医を目指す青年医師小鳥遊優(たかなしゆう) 鷹央の変人ぶりと天才ぶりに舌を巻くのと同時に、小鳥遊(通称小鳥)の狼狽ぶりがおもしろい。 後輩の研修医から鷹央との仲を疑われて必死に否定する小鳥遊の姿は、ライトノベルのような楽しさを漂わせます。 鷹央が全開で謎に挑む姿は、本格的な推理もののおもしろさを感じます。 軽くて重い、読者を飽きさせない展開が見事です。 | ||||
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超人的な頭脳を持つ女医・天久鷹央が摩訶不思議な謎を解き明かす、メディカルミステリー。河童を見た、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身ごもった、と叫ぶ女子高生。天久を訴える、と喚く患者の母親。などの四篇が収録されている。テンポが良く、医療の専門用語も分かりやすく説明してくれているので、大変読みやすい。天久先生のキャラクターも可愛らしく、その部下である小鳥遊とのやり取りも楽しい。伏線の張り方も上手く、トリックも実にメディカルで面白い。正に新感覚メディカルミステリーだ。 | ||||
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医療ミステリといえば「チームバチスタ」シリーズなどが有名ですが、 そんな小難しくなりがちな題材を極度にデフォルメしたような本というのが読後の印象でした。 登場人物の年齢設定は高めながらも、キャラクターは実にラノベ然としており、 解くべき謎についてもさして高度なものはありません。 また、前半二編はお世辞にも巧いエピソードだとはいえず、盛り上がりにも意外性にも欠け、 読んでいて退屈ではありました。しかし後半二編は面白く読め、総合的には良作かと思われます。 | ||||
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コミックを先に読みましたが、やはり小説版の方が自分で都合よく補完できて楽しめる気がします。2人の仲の行方も気になります。 続きも買おうと思います。 | ||||
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他の巻を既に一冊読んでしまっているので慌ててこの本を読みました. 「統括診断部」とはいかなるものか. その辺りがきちんと書かれています. また,読み物として飽きさせずに無駄なく最後までたのしめます. ミュンヒハウゼン症候群とか,久々にきいた言葉です. 本書には少し違った言葉で出ていますが,この辺りの考証も含め, こういった使い方をしてくるとは思っていませんでしたのでちょっと驚きました. このシリーズ,ライトノベルと思っていると侮りがたいです. 安心して手に取れる本です. | ||||
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ドクターG的な鑑別診断クイズ+あり得なくはないがご都合主義的な偶然=ミステリーとして成功しています。診断は、あるあるではありますが、一般の方にもわかりやすく、かつ内科医が読んでも大変よく作られていると思います。医学生が読むと一番おもしろいのかもしれません。 ただ毒物検査ってこんな簡単にできるのでしょうか... 鷹央は高知能なアスペルガーとして描かれていますが、優秀すぎる彼女が誤り、悩む様は一般の方に医学の不確実性や診断の困難さを間接的に伝えることにも成功していると思います。 | ||||
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医療と謎解きが合体して好みです。鷹央が天才なのにこどもみたいな見た目で小鳥遊をもてあそぶ設定も楽しいです。 | ||||
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専門的な知識をもとに、スピード感のあるストーリー展開。 感情移入してしまうキャラクター設定。 シリーズ一気によんでしまい、次作が待ち遠しいです。 | ||||
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知念実希人氏の作品は以前、「誰がための刃」を読んで感動したが、これは全く趣の異なる作品で、ユーモアを交えた、本格推理。 | ||||
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この作者の本は、他の作品を最初に読みました。 分かりやすい医療用語の解説、大げさなようでそうでない設定 医療ミステリーでも、心理的要素の強い感じがします。 このシリーズ、人気があるがあるのがわかります。 作者得意の個性的なキャラ、 分かりやすい説明、 通快な結末 ライトタッチノベルという感じで、満足です | ||||
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最初見た時には、最近流行りの日常ミステリーものの医療現場バージョンか?と思いましたが、医者は日常的に業務として「謎解き」をしてるので、診断困難症例が普通より多い医者の日常もの、という感じでしょうか? ラノベ並に読みやすい文体で軽いユーモアも散りばめていて、診断に関すること以外は考えさせる部分は少ないので、気軽に読める一冊です。 無神経で傍若無人で天才的な診断力を持ち他の分野にも才能を示す変わり者の医者が主人公と言えばアメリカのTVドラマの名作House M.D.ですが、患者の様態から鑑別診断の考慮を省略して一点張りで診断を下して片付けるという場面などからも、この作品は主人公に萌え要素を加えたオマージュと言う印象を受けました。 House M.D.でもそうですが、今日の高度情報化社会の医療現場では、単に一つの診断困難症例について診断を下す過程を扱うと言うだけではミステリーレベルの「謎」に昇華させることは困難なため、「一つの診断困難症例の陰にもう一つ隠れている」などの「捻り」が加えられています。その「捻り」が巧いかどうかがこういう作品では問題になるのですが、少なくとも1巻では自然に導入されていて巧いなと思いました。 (重要なネタばれになるかも知れないので敢えて書きませんが)「Houseの口癖」が1巻の多くのエピソードの鍵となってることもリスペクトの顕れでしょうね。 ただ、件のドラマでは回を重ねるに連れてネタ切れしてきたのか、非現実的とも思えるような「捻り」が出てきたりして残念に感じたので、本作品では今後もこのクォリティを維持していってもらいたいものです。 まあ、非現実的なのもそれはそれで面白いこともありますが。 ※以下、軽く核心部分に触れるかも知れませんのでご注意を 敢えて言うなら、「天才」を豪語するのみならず公式に天才設定の人間がそれではどうなんだろう?と言う点もないでもありません。 例えば、発作中・直後に立ち会ったのにそこでの対処とか、重要な徴候の見逃しとか。もっとも、前者に関しては、適切に対処して「直接的原因」を知ることが出来た場合、「根本原因」の解決が遅れたかも知れないので結果オーライとも言えますが。 「集められた情報を元に診断する」ことは完璧に近くても、「情報を集める技術」に関してはまだ経験不足なのかも知れません。 其のような細かいことを除けば非常によく書けている、楽しめる作品だと思います。 | ||||
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私はラノベ以外の本はそんなに読まないのですが、まず表紙に惹かれ、 あらすじと新感覚メディカル・ミステリーという紹介に関心を持ち買ってみました。 文庫本は固いというイメージがあったのですが、この作品を読んで文庫本のイメージが変わりました。 まず読みやすく、頭の悪い私でも専門用語が分かりやすかったです。 伏線の回収には毎回驚かされます!「え!?そこ拾うの!?」とビックリしました(笑) 他にも、個性的な登場人物の掛け合いが面白いです!電車の中で顔がニヤけるのを堪えるのに必死です(笑) あと、この作品の魅力は主人公である鷹央先生の可愛さにもあると思います! 年齢とギャプがある外見は勿論ですが、男勝りな口調とは裏腹に子供っぽい仕草が凄く可愛らしいです! でも、眺めてる分には良いのですが、振り回されてる部下の小鳥遊先生を見ていると、 ご愁傷様としか言いようがありません(笑)せめて時間外手当ぐらい出してあげても・・・(苦笑) とにかく、面白い作品に出会えました!もうすでに刊行されてる二巻と三巻も楽しみです!! | ||||
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面白かった.医学薬学の知識があれば、より楽しめるのではないかな? | ||||
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医療の用語や場面も素人にもついていけるので、読み易い作品でした。 続きも読みたいです。 | ||||
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変に凝った難病を引っ張り出して来るわけでは無いところが気に入った。 先に難点を挙げてしまえば、メイン所の鷹央こと探偵役超頭脳の持ち主と、小鳥遊こと助手兼語り部役が、 歳の割りには妙に幼い気がした点。20代後半のはずだけど、20前後の印象が強かった。 また、その超頭脳を活かすには、そんなに医療知識の無い私でも、確かこんな病状有ったよな、と、 なんとなく心当たりが出て来てしまう程度のことがキーファクターとなっていたりするので、 鷹央が凄い、よりも、周りがちょっと鈍くない? という気持ちになってしまう辺り。 専門以外ってこんなもんか、医者ってのは? という辺りが頭に湧いて来る。 また描写も、小鳥遊の一人称でも、三人称神視点の雰囲気でも、視点や心情語りがごちゃ混ぜに なっているような所も有って、おっとっと、という気分になることも少しながら有った。 ただその点を差し引いても結構面白かったと言えるのは、隠された病気があくまでもツールとして 使われている点だと思われる。その病気を探り当てることが最重要課題では無く、あくまでも キーファクターとして扱われているため、病気という要因を含んだミステリーに落ち着いているように 感じられたからだと思う。病気が判明したことで、その他のカラクリがパタパタと解けていく様は、 病気そのものに関しては、ふ~ん、そんな病気も有るのね、程度で流してしまっても、その他の部分で ミステリーとしての醍醐味を感じられたからだと思われる。 むしろ医療知識が有ると引っ掛かりが多いんじゃないかなぁと思いはしたが、特に無い私としては、 3巻まで含めて、うん悪くないよ、結構面白いよ、と言えるものに思えた。 | ||||
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面白いです。 普通の医療ミステリーは難しくて読みにくいから…… と敬遠している人にもお勧めしたい作品です。 話の運び方や、伏線の張り方が上手く、 専門用語なども分かりやすく説明しています。 河童や人魂の目撃談や、存在しないはずの赤ちゃんを妊娠する話や、 探偵役が患者から訴訟される話などが収録されています。 優秀な頭脳と我儘な性格を持つ女医の探偵役が、 気の弱いワトソン役の男性を振り回す、という王道のストーリーです。 探偵役の女性は不器用で誤解されやすい性格なのですが、 この本を読み終える頃には彼女のことが好きになっていることでしょう。 ワトソン役も医者という設定なのに少し鈍そうに見えてしまいますが、 医者ではあっても探偵ではないので仕方がないと思います。 主人公の男女のコンビの会話が面白く、にやにやしてしまいます。 | ||||
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幼い容姿にはじまり,人間的には大いに難がありながらも天才的な頭脳を持つ主人公や, そんな彼女に振り回される部下の男性とのコンビなど,キャラクタや設定はテンプレ通り. ただ,伏線をうまく撒き,それをこれまた丁寧に拾い上げて解決する様子であったり, それまでの話をさりげなく絡めつつ,物語全体をうまく畳んでいく話運びは好印象です. また,主人公をただの変人で終わらせず,それを欠点として自身が認識しているのも良く, そんな彼女が相手を説得する場面では,飾り気や計算がない分,強く響くものがありました. このほか,いかにも顔見せ的な一話から,徐々に登場人物を増やし,話を盛り上げていき, 最後の見せ場から後日談にてキレイに締める流れは,気持ち良く本を閉じることができます. ライトとはいえ,医療ミステリで,その様相が強くなる中盤以降は少し堅めにもなりますが, 適度な説明もあるため戸惑うようなことはなく,知識欲を刺激されて最後まで引っ張られます. | ||||
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