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黒丸ゴシック2 人間溶解



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒丸ゴシック2 人間溶解 (竹書房文庫)

黒丸ゴシック2 人間溶解の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

届いた結果

とても綺麗な状態で、梱包も良かったです。また、何か機会がありましたら、お願いしたいです。
黒丸ゴシック2 人間溶解 (竹書房文庫)Amazon書評・レビュー:黒丸ゴシック2 人間溶解 (竹書房文庫)より
4812444659
No.1:
(5pt)

あれ? おもしろいな

全31話です。FKBシリーズ第4弾の今作は1作目と同じく「東京伝説」系です。
正直な話、そこまで期待してなかったです。こういう話は回を重ねる毎に結構カタチが決まりつつあったものですからね。なのですが、これが想像以上におもしろかったです(こんなことを言うと不謹慎ですが)。
前作の『人間崩壊』はここのレビューを見る限りではそこまで高い評価はされていません。そちらはまだ拝見していないので、正直これはただ僕がひとりで「おもしろい」とはしゃいでいるだけなのかもしれません。

多分今回おもしろいと感じた理由は、大部分が男性が語り手の話だったからです。なにも男性が酷い目に遭っているのを「いい気味だ」とほくそ笑んでいるわけではありません。
こういう人間の恐ろしい話となると「東京伝説」が良い例ですが、女性絡みの話の多いこと多いこと。そういう話は大体が男が自分の欲を満たすため、思い通りにいかない女性を屈服させるため、とそこには男のエゴが見え隠れしているんです。僕としては“純粋でまっさらな狂気”にそのような汚らしい性欲を交ぜないでほしいんです。そういう話ほど読んでいてうんざりしますからね。「なにをするのか(考えているのか)わからない」という話こそが、人間の恐ろしい話の真骨頂だと思います。
今回はひねった話が多かった気がしますし、平山氏も言っていましたが黒史郎氏が「なにかを掴んだ」のか文章はなかなか良いのではないかと思います。なので☆5にしました。

個人的にオススメは、

忘れ物
歓迎します
モンロー
先輩風
いきすぎた指導
ゴボウ。リンゴ。
ラッシャー
父地獄
スイッチ
ばっこん
サブ
シナリオライター
棄て場

です。
なにもすべてが男の欲望が垣間見えない話というわけではないですが、読み慣れてきたからこそ「へぇ〜」と思う話もあったりします。
なにより〈スイッチ〉が良かったです。そっちか・・・と思いました。
いつかこんな本が出せなくなるくらい、変な話が減ると良いんですが多分無理でしょう。
黒丸ゴシック2 人間溶解 (竹書房文庫)Amazon書評・レビュー:黒丸ゴシック2 人間溶解 (竹書房文庫)より
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