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100KB[キロババア]を追いかけろ
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100KB[キロババア]を追いかけろの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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黒史郎の幽霊詐欺師ミチヲシリーズがおもしろかったので、黒史郎つながりで購入しました。 表題の通り、まあまあでした・・・ | ||||
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最近にしては分厚い印象の小説だが、読み出すとすいすい進む。登場人物たちの会話のやりとりがリズムよく自然。適度なユーモアも交えて、話の核心に入っていく。一家惨殺事件の被害者の生き残り・カオル、叔父を事故で失った元バイク乗りのトシオ、都市伝説マニアで100キロ婆頻出の謎を追うジュン。その3人のストーリーが100キロ婆を軸に絡みあう。怖さを煽る普通のホラーと違って、都市伝説という広がるうわさとそれを信じる人たちの不思議さが大きなテーマに思える。悩みを抱える若者たちが追うものは実態の不確かであやふやなところにある。高校卒業以来時間を隔てて再会したが、みな立ち位置や行き場がうまくみつけられていない3人。奇妙な街のうわさが彼らを再び結びつけ、濃厚なドラマが展開される。キッスの曲がBGMに使われ懐かしくもあり、CDを聞き直した。 | ||||
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黒史郎って、ただのホラー作家じゃないとおもった。ドライバーたちの恐怖のまと100キロババア。これはその都市伝説に追いかけられるのではなく、追いかける話。身近に起こる死の真相の鍵は100キロババアだった。不思議な事件が次々おきてその謎がどんどん深まっていく。どこか最近のアメリカのテレビドラマシリーズを見ているような感じ。いっきによめて楽しめた。 | ||||
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ぶっ飛んだタイトルに惹かれて読みました。でも、著者の力量が完璧に発揮できてるとも思わないし、講談社なのに編集者が著者と十分なやり取りをした結果なのか、と疑問に思えてしまう後半部分が本当に残念です。 登場人物が大映テレビ的であるのは愛嬌としても、キャラの体臭がして来ないのが川崎周辺とミスマッチ。五感を活かした表現が乏しい。若者特有のギラギラ感も薄い。なぜか繰り返される缶コーヒー/缶ジュースがらみの表現が効果的とも思えないのも残念。道路について表現しなくてはならないのに、路面についての記述はあっさりで、著者の思い入れや前提が伝わって来ないのです。著述家であるらば、日常的でありふれているものほど効果的に使うべきなのに惜しい。 ストーリーのアイディアはいいのですが、最後まで所詮希薄な人間関係という設定と描写であるならば、もうちょっと違う方向性であったら、もう少しは納得できるエンディング(=物語の構造)だったのかな、とも思います。 エンターテインメントとしてはおもしろいし、一気に読んでしまった程です。現代の記号があふれているので、時間を置いて再読したいと思っています。 | ||||
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