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きたれ、甘き死よ



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【この小説が収録されている参考書籍】
きたれ、甘き死よ (現代ウィーン・ミステリー・シリーズ)

きたれ、甘き死よの評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ミステリーを超える言葉の魅力

芸術の都市ウィーンを舞台に、バッハの「マタイ受難曲」のアリア「来たれ、甘き十字架よ」の甘美なメロディーが流れる中、元刑事のブレナーが殺人事件の謎を解く!
というようなかっこよさは実はあまりないのだが、さえない主人公のマイペースさと、それを見つめる語り手「私」の絶妙な語りが心地良い。この小説最大の魅力は、コピーライターをしていたこともあるという作者からこれでもか繰り広げられる言葉遊びにあり、これは原書でないとやはり実感できないだろう。単なるミステリーの枠を越えた、珠玉の一作。
きたれ、甘き死よ (現代ウィーン・ミステリー・シリーズ)Amazon書評・レビュー:きたれ、甘き死よ (現代ウィーン・ミステリー・シリーズ)より
4891764449

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