(短編集)

レキシントンの幽霊

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評判

レキシントンの幽霊の評価:

4.18/5点 レビュー 96件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全151件 61〜80 4/8ページ
No.91
(5pt)

どれも面白い短編集

どれも好きですが、「沈黙」「トニー滝谷」が特に良いですね。
人間の心の奥深いところにある澱のようなものがうまく表現されています。
何度読んでも新しい発見があります。

「沈黙」は考えさせられます。中学生くらいから読んでおくべきかと思います。
「トニー滝谷」は映画も良かったんですが、やっぱり文字の情報には敵いません。
トニー滝谷さんは人格者です。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.90
(5pt)

ページの折れがあったけれど、問題なし

中古なのはわかる程度のヨレ感があるがキレイで問題なし、
ページのヨレは直せたと思います。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.89
(5pt)

ページの折れがあったけれど、問題なし

中古なのはわかる程度のヨレ感があるがキレイで問題なし、
ページのヨレは直せたと思います。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.88
(4pt)

緑の獣が可哀想。

幽霊怖いですね。いじめ怖いですね。喪失怖いですね。孤独怖いですね。失望怖いですね。津波怖いですね。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.87
(4pt)

緑の獣が可哀想。

幽霊怖いですね。いじめ怖いですね。喪失怖いですね。孤独怖いですね。失望怖いですね。津波怖いですね。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.86
(5pt)

『トニー滝谷』出生秘話

最近氏の作品を読み直していますが、幸か不幸かまったく筋を忘れてしまっておりどれも(特に短編小説)新鮮に読めます。個人的にはちょっと調子に乗った軽い印象を受ける前半のものより、後半の作品により魅力を感じています。

『雑文集』にそれと知らずにハワイで買った同名日系議員の選挙応援Tシャツから想像を膨らませて書いた小説という記載がありましたね。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.85
(5pt)

『トニー滝谷』出生秘話

最近氏の作品を読み直していますが、幸か不幸かまったく筋を忘れてしまっておりどれも(特に短編小説)新鮮に読めます。個人的にはちょっと調子に乗った軽い印象を受ける前半のものより、後半の作品により魅力を感じています。

『雑文集』にそれと知らずにハワイで買った同名日系議員の選挙応援Tシャツから想像を膨らませて書いた小説という記載がありましたね。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.84
(5pt)

沈黙というラウンド。

この短編集は村上春樹が得意とする、静かな孤独と切ない喪失感が描かれている。
七番目の男やトニー滝谷と名作揃いだが、僕はなかでも「沈黙」に衝撃を受けた。
学校にも社会にも、一定のコミュニティーには必ず存在するであろう良い奴に見えて計算高くて、どうにも手に終えない奴が、たまたまそいつの内に秘めていた汚ならしさを見破ったばかりに主人公は、見事に羽交い締めにされる事になる。
孤独な学校生活を送りながらも、習っていたボクシングを通して身に付けたであろう忍耐が主人公を支え、ある時電車でそいつと見つめ合う事になる。そこが物語の山である。
沈黙のラウンドで鳴ったゴング。勝者はどちらか。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.83
(5pt)

沈黙というラウンド。

この短編集は村上春樹が得意とする、静かな孤独と切ない喪失感が描かれている。
七番目の男やトニー滝谷と名作揃いだが、僕はなかでも「沈黙」に衝撃を受けた。
学校にも社会にも、一定のコミュニティーには必ず存在するであろう良い奴に見えて計算高くて、どうにも手に終えない奴が、たまたまそいつの内に秘めていた汚ならしさを見破ったばかりに主人公は、見事に羽交い締めにされる事になる。
孤独な学校生活を送りながらも、習っていたボクシングを通して身に付けたであろう忍耐が主人公を支え、ある時電車でそいつと見つめ合う事になる。そこが物語の山である。
沈黙のラウンドで鳴ったゴング。勝者はどちらか。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.82
(5pt)

薄いが中身があつい!!!

村上ワールドを全部体験していなくても、この1冊は格別!
日常生活から飛んでいってしまう読後感は知人にも薦めます。
何冊か購入して、気軽に贈りました。今から何かが変わるかも?
村上春樹の短編集は秀逸でした。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.81
(5pt)

薄いが中身があつい!!!

村上ワールドを全部体験していなくても、この1冊は格別!
日常生活から飛んでいってしまう読後感は知人にも薦めます。
何冊か購入して、気軽に贈りました。今から何かが変わるかも?
村上春樹の短編集は秀逸でした。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.80
(4pt)

イライラしてる春樹

作者の短編集の中では、比較的好きな一冊。孤独感や喪失感というのは、村上作品特有の味としてよく指摘されるものだが、本書所収のどの短編にもそういう味はある。だが、自分自身の心の闇を前に力強く立ち上がったかのような「第七の男」、小器用な悪に踊らされるフツーの人々に対する違和感を表明した「沈黙」(silent majorityというニクソンの有名な表現を受けたと思われる表題)というような、妙にストレートなお話が混じっているところが、本書の特徴と言えるかもしれない。そして僕は、このどうしようもない世界に結構男らしくイライラしている村上春樹、というのも好きだったりする。

 それにしても、本書最終話の最終頁に載っている「目に見えるものが存在せず、目に見えないものが存在する場所」(p.210、『めくらやなぎと、眠る女』)というフレーズは、春樹ワールドそのものですね。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.79
(4pt)

イライラしてる春樹

作者の短編集の中では、比較的好きな一冊。孤独感や喪失感というのは、村上作品特有の味としてよく指摘されるものだが、本書所収のどの短編にもそういう味はある。だが、自分自身の心の闇を前に力強く立ち上がったかのような「第七の男」、小器用な悪に踊らされるフツーの人々に対する違和感を表明した「沈黙」(silent majorityというニクソンの有名な表現を受けたと思われる表題)というような、妙にストレートなお話が混じっているところが、本書の特徴と言えるかもしれない。そして僕は、このどうしようもない世界に結構男らしくイライラしている村上春樹、というのも好きだったりする。

 それにしても、本書最終話の最終頁に載っている「目に見えるものが存在せず、目に見えないものが存在する場所」(p.210、『めくらやなぎと、眠る女』)というフレーズは、春樹ワールドそのものですね。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.78
(5pt)

著者の過去。いじめをどうとらえるか。

レキシントンの幽霊。いじめの話です。いじめにあった人は多いと思います。いじめにあわない人の方が少ない世の中ではないでしょうか。
本作は短編です。著者自身、過去のいじめにあった体験から書いたそうです。
いじめにあった人が、本当の意味で克服することなどないのだろうと思います。
みんな過去を抱えて人生を送っているのだと思います。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.77
(5pt)

著者の過去。いじめをどうとらえるか。

レキシントンの幽霊。いじめの話です。いじめにあった人は多いと思います。いじめにあわない人の方が少ない世の中ではないでしょうか。
本作は短編です。著者自身、過去のいじめにあった体験から書いたそうです。
いじめにあった人が、本当の意味で克服することなどないのだろうと思います。
みんな過去を抱えて人生を送っているのだと思います。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.76
(4pt)

孤独と対峙して闘う

この短編集にまとめられた物語には、ひとが身近なひととかかわることで生まれる孤独が通奏低音として流れている。それぞれの物語の登場人物は、自分の心の中にイメージされる孤独と対峙し静かに闘っているように思えた。どの物語も時間を忘れてゆっくりと読みたいものばかりだ。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.75
(4pt)

孤独と対峙して闘う

この短編集にまとめられた物語には、ひとが身近なひととかかわることで生まれる孤独が通奏低音として流れている。それぞれの物語の登場人物は、自分の心の中にイメージされる孤独と対峙し静かに闘っているように思えた。どの物語も時間を忘れてゆっくりと読みたいものばかりだ。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.74
(5pt)

「孤独」と「本当の孤独」。

『レキシントンの幽霊』
『緑色の獣』
『沈黙』
『氷男』
『トニー滝谷』
『七番目の男』
『めくらやなぎと、眠る女』

7つの短編が収められています。
よく村上作品の特徴を「透明感」と言う方がおられますが、この短編集は実に言い得て妙だと思います。
あまり会話文を使わず、地の文で物語が進められてゆくのが共通しています。
村上春樹さんがあとがきで、それぞれの作品についてコメントを付されています。
それによれば、『七番目の男』と『レキシントンの幽霊』は、『ねじまき鳥クロニクル』(1996年)の後。
それ以外の作品は、『ダンス、ダンス、ダンス』『TVピープル』(1990、91年)の後に書かれたこと。
両者の間には5年あって、その期間アメリカに住んでおられたこと。
そして、『めくらやなぎと、眠る女』は1983年のものを短くしたものだが、『めくらやなぎと眠る女』とは別作品として存在していること。
他の作品も大体が初出に加筆したものであることなどが書かれています。

読後感としては、孤独、恐怖、メッセージといったものが残りました。
孤独は村上春樹さんの作品に常に見られるのですが、孤独でない孤独と本当の孤独があって、これまでになく”本当の孤独”を描いているように思えました。
そして、恐怖です。スリラーという意味ではなく、本当の恐しいこととは何か、といったことを伝えようとしている部分が何カ所か読みとれました。
それとこれまでになくメッセージ色が濃いようにも思いました。作者の心情の顕れ、といいましょうか。
『ノルウェイの森』の爆発的なセールスで村上さんを取り巻く環境が変わり始め、フラストレーションが増していった頃の心情が反映されているのではないか、といった想像をしています。

この短編集の中の『トニー滝谷』は市川準さんによって映画化されています。イッセー尾形さんがトニー滝谷、宮沢りえさんが奥様を演じています。
原作も映画もよかったと言える作品でした。是非ご覧ください。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300
No.73
(5pt)

「孤独」と「本当の孤独」。

『レキシントンの幽霊』
『緑色の獣』
『沈黙』
『氷男』
『トニー滝谷』
『七番目の男』
『めくらやなぎと、眠る女』

7つの短編が収められています。
よく村上作品の特徴を「透明感」と言う方がおられますが、この短編集は実に言い得て妙だと思います。
あまり会話文を使わず、地の文で物語が進められてゆくのが共通しています。
村上春樹さんがあとがきで、それぞれの作品についてコメントを付されています。
それによれば、『七番目の男』と『レキシントンの幽霊』は、『ねじまき鳥クロニクル』(1996年)の後。
それ以外の作品は、『ダンス、ダンス、ダンス』『TVピープル』(1990、91年)の後に書かれたこと。
両者の間には5年あって、その期間アメリカに住んでおられたこと。
そして、『めくらやなぎと、眠る女』は1983年のものを短くしたものだが、『めくらやなぎと眠る女』とは別作品として存在していること。
他の作品も大体が初出に加筆したものであることなどが書かれています。

読後感としては、孤独、恐怖、メッセージといったものが残りました。
孤独は村上春樹さんの作品に常に見られるのですが、孤独でない孤独と本当の孤独があって、これまでになく”本当の孤独”を描いているように思えました。
そして、恐怖です。スリラーという意味ではなく、本当の恐しいこととは何か、といったことを伝えようとしている部分が何カ所か読みとれました。
それとこれまでになくメッセージ色が濃いようにも思いました。作者の心情の顕れ、といいましょうか。
『ノルウェイの森』の爆発的なセールスで村上さんを取り巻く環境が変わり始め、フラストレーションが増していった頃の心情が反映されているのではないか、といった想像をしています。

この短編集の中の『トニー滝谷』は市川準さんによって映画化されています。イッセー尾形さんがトニー滝谷、宮沢りえさんが奥様を演じています。
原作も映画もよかったと言える作品でした。是非ご覧ください。
レキシントンの幽霊 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊 (文春文庫)より
4167502038
No.72
(4pt)

純文学の世界観

物語の至る所に散りばめられた「アフォリズム」と「メタファー」。
どの短編も一見すると暗く悲しい話に見えるが、パラドックスに差別からの開放や究極の愛を仄めかしている。

特筆すべき点は構成の素晴らしさ。非科学な話が続いた後に現実的な話に落ち着く。それでいて、テーマはコミットメントしている。

「アフォリズム」なり「メタファー」なり、人それぞれが自由な捉え方をできる純文学のアメリカナイズがこの本にはある。
レキシントンの幽霊 Amazon書評・レビュー: レキシントンの幽霊より
4163166300