(短編集)

中国行きのスロウ・ボート

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

中国行きのスロウ・ボートの評価:

4.40/5点 レビュー 77件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全207件 41〜60 3/11ページ
No.167
(4pt)

村上作品のエッセンス

村上春樹最初の短編集。
個人的には収録順に面白くなっていった。
シドニーのグリーン・ストリートは大人向け絵本って感じでとても好き。挿し絵もついてるし。物語通してどこかコミカルなんだよなあ。村上春樹の長編でもクスッとくるところが結構あって、同じ種類のコミカルさだった。
やっぱり短編って作者のエッセンスが詰められてるんだなあって思う。

村上春樹の小説って音楽と酒とセックスは必ず出てくるけど、動物も準レギュラーかもと思った。動物園もけっこう出てくるし。
あと、人物の描写の仕方は作者が人をどう見てるかってところに繋がると思うのだけれど、村上作品って服装の描写が丹念だなあと思った。魅力的な人(特に女性)は品のいい着こなしをしていて、モブとかつまらない人は無難だったり品のない服を着ている傾向にある気がする笑
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.166
(5pt)

一番初めに手に取った、村上氏の本

まだ学生だった頃、ある友人の下宿を訪れたことがあった。その友人は、法学部に在籍しているにもかかわらず、将来は小説家になりたいと考えているようだった。その彼がその夜、『小説を書くのだったら、現代の作家の作品も読まなくちゃね、例えば〇〇とか、村上春樹とか、さ……』と語ったのだった。余り文学に熱心でなかったのか、〇〇さんの方は残念ながらまったく記憶に残っていないのだが、不思議なことに村上春樹についてはおかしな表現だが、完全にフル・ネームで記憶していた。

そして、暫らくして、大学の生協の書籍部を訪ねてみると、このフル・ネームで憶えた作家の本が平積みになっている。その書名は、「中国行きのスロウ・ボート」であった。表紙は上半分が白で、書名と作者名が印刷されており、下半分はボートではなくて、皿に乗った2つの西洋梨が青い背景に印刷されている。だが現代作家だから、ひょっとして難解な小説なのではないか、と危惧して恐る恐る手に取ったように思う。だがパラパラとめくってみると、これまで自分が読んできた作家、夏目漱石や筒井康隆と大きく変わることはなさそうだと言うことは感覚的に理解できた。それが、村上氏との邂逅であった。ひょっとするとその友人が、村上氏について語ってくれなければ、村上氏の作品を知ることができた時期は、少なくとももっと遅くなっていたかもしれない。

本当に久しぶりに、その村上春樹氏の最初の短編集を再読している。そう、こんな話だったよね、と思い返しながら読んでいる。きっと気に入ったのだろう、それも、とっても……。こんな作家に会ったことはない、いや、もともと同時代の作家については、それほど熱心な読者ではなかったのは、先述のとおりである。そしてこの短編集を読んだ後、村上氏の初期3部作を文庫本で、ひょっとすると「羊をめぐる冒険」は、まだ文庫化されていなかったかもしれないけれども、たて続けに読んだように記憶している。はっきりとは記憶していないが、「中国行き……」を読み終えてから、まもなくすべてを読んだように記憶している。

これが村上氏のファンになった経緯であるが、まさかこんな世界的な作家になろうとは、まったく思っていなかった……。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.165
(5pt)

一番初めに手に取った、村上氏の本

まだ学生だった頃、ある友人の下宿を訪れたことがあった。その友人は、法学部に在籍しているにもかかわらず、将来は小説家になりたいと考えているようだった。その彼がその夜、『小説を書くのだったら、現代の作家の作品も読まなくちゃね、例えば〇〇とか、村上春樹とか、さ……』と語ったのだった。余り文学に熱心でなかったのか、〇〇さんの方は残念ながらまったく記憶に残っていないのだが、不思議なことに村上春樹についてはおかしな表現だが、完全にフル・ネームで記憶していた。

そして、暫らくして、大学の生協の書籍部を訪ねてみると、このフル・ネームで憶えた作家の本が平積みになっている。その書名は、「中国行きのスロウ・ボート」であった。表紙は上半分が白で、書名と作者名が印刷されており、下半分はボートではなくて、皿に乗った2つの西洋梨が青い背景に印刷されている。だが現代作家だから、ひょっとして難解な小説なのではないか、と危惧して恐る恐る手に取ったように思う。だがパラパラとめくってみると、これまで自分が読んできた作家、夏目漱石や筒井康隆と大きく変わることはなさそうだと言うことは感覚的に理解できた。それが、村上氏との邂逅であった。ひょっとするとその友人が、村上氏について語ってくれなければ、村上氏の作品を知ることができた時期は、少なくとももっと遅くなっていたかもしれない。

本当に久しぶりに、その村上春樹氏の最初の短編集を再読している。そう、こんな話だったよね、と思い返しながら読んでいる。きっと気に入ったのだろう、それも、とっても……。こんな作家に会ったことはない、いや、もともと同時代の作家については、それほど熱心な読者ではなかったのは、先述のとおりである。そしてこの短編集を読んだ後、村上氏の初期3部作を文庫本で、ひょっとすると「羊をめぐる冒険」は、まだ文庫化されていなかったかもしれないけれども、たて続けに読んだように記憶している。はっきりとは記憶していないが、「中国行き……」を読み終えてから、まもなくすべてを読んだように記憶している。

これが村上氏のファンになった経緯であるが、まさかこんな世界的な作家になろうとは、まったく思っていなかった……。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.164
(5pt)

一番初めに手に取った、村上氏の本

まだ学生だった頃、ある友人の下宿を訪れたことがあった。その友人は、法学部に在籍しているにもかかわらず、将来は小説家になりたいと考えているようだった。その彼がその夜、『小説を書くのだったら、現代の作家の作品も読まなくちゃね、例えば〇〇とか、村上春樹とか、さ……』と語ったのだった。余り文学に熱心でなかったのか、〇〇さんの方は残念ながらまったく記憶に残っていないのだが、不思議なことに村上春樹についてはおかしな表現だが、完全にフル・ネームで記憶していた。

そして、暫らくして、大学の生協の書籍部を訪ねてみると、このフル・ネームで憶えた作家の本が平積みになっている。その書名は、「中国行きのスロウ・ボート」であった。表紙は上半分が白で、書名と作者名が印刷されており、下半分はボートではなくて、皿に乗った2つの西洋梨が青い背景に印刷されている。だが現代作家だから、ひょっとして難解な小説なのではないか、と危惧して恐る恐る手に取ったように思う。だがパラパラとめくってみると、これまで自分が読んできた作家、夏目漱石や筒井康隆と大きく変わることはなさそうだと言うことは感覚的に理解できた。それが、村上氏との邂逅であった。ひょっとするとその友人が、村上氏について語ってくれなければ、村上氏の作品を知ることができた時期は、少なくとももっと遅くなっていたかもしれない。

本当に久しぶりに、その村上春樹氏の最初の短編集を再読している。そう、こんな話だったよね、と思い返しながら読んでいる。きっと気に入ったのだろう、それも、とっても……。こんな作家に会ったことはない、いや、もともと同時代の作家については、それほど熱心な読者ではなかったのは、先述のとおりである。そしてこの短編集を読んだ後、村上氏の初期3部作を文庫本で、ひょっとすると「羊をめぐる冒険」は、まだ文庫化されていなかったかもしれないけれども、たて続けに読んだように記憶している。はっきりとは記憶していないが、「中国行き……」を読み終えてから、まもなくすべてを読んだように記憶している。

これが村上氏のファンになった経緯であるが、まさかこんな世界的な作家になろうとは、まったく思っていなかった……。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.163
(5pt)

村上春樹を考える

中国から来た留学生です。
『ノルウェーの森』『風の歌を聴け』『海辺のカフカ』など読んだことがある。
『中国行きのスロウ ・ボート』はまだ読んでいないですが、「On a Slow Boat to China」という古い歌があって、その意味は確か「長い旅」です。また、村上さんのいろんな作品は歌と繋がっている感じ、「Norwegin Wood」とか「California Girls」とか。
さらに、「On the road」という小説を読んだことがある人分かるかもしれないが、その主人公が一番落胆した時、「俺の中国行きのスロウボートは何処にあるんだ」(こう翻訳していいかな ^_^)と言ったことがある。
村上文学ずっと前から好きだった。そのラベルの一つは孤独だった、多分僕もそいう人間だから、結構好きだった。彼の作品を読むと、いつも自分の人生を考える気がする。取り敢えずこれを読んでみる。
変な日本語が出たら申し訳ない。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.162
(5pt)

村上春樹を考える

中国から来た留学生です。
『ノルウェーの森』『風の歌を聴け』『海辺のカフカ』など読んだことがある。
『中国行きのスロウ ・ボート』はまだ読んでいないですが、「On a Slow Boat to China」という古い歌があって、その意味は確か「長い旅」です。また、村上さんのいろんな作品は歌と繋がっている感じ、「Norwegin Wood」とか「California Girls」とか。
さらに、「On the road」という小説を読んだことがある人分かるかもしれないが、その主人公が一番落胆した時、「俺の中国行きのスロウボートは何処にあるんだ」(こう翻訳していいかな ^_^)と言ったことがある。
村上文学ずっと前から好きだった。そのラベルの一つは孤独だった、多分僕もそいう人間だから、結構好きだった。彼の作品を読むと、いつも自分の人生を考える気がする。取り敢えずこれを読んでみる。
変な日本語が出たら申し訳ない。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.161
(5pt)

村上春樹を考える

中国から来た留学生です。
『ノルウェーの森』『風の歌を聴け』『海辺のカフカ』など読んだことがある。
『中国行きのスロウ ・ボート』はまだ読んでいないですが、「On a Slow Boat to China」という古い歌があって、その意味は確か「長い旅」です。また、村上さんのいろんな作品は歌と繋がっている感じ、「Norwegin Wood」とか「California Girls」とか。
さらに、「On the road」という小説を読んだことがある人分かるかもしれないが、その主人公が一番落胆した時、「俺の中国行きのスロウボートは何処にあるんだ」(こう翻訳していいかな ^_^)と言ったことがある。
村上文学ずっと前から好きだった。そのラベルの一つは孤独だった、多分僕もそいう人間だから、結構好きだった。彼の作品を読むと、いつも自分の人生を考える気がする。取り敢えずこれを読んでみる。
変な日本語が出たら申し訳ない。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.160
(4pt)

あまり熱心な読者ではないが

ハルキストなどと呼ばれる人たちとは縁遠い。ノーベル文学賞云々と聞いてもどうも納得がいかない。※ファンの方気を悪くなさらずに。
『貧乏な小母さんの話』これは良いと思った。
長編よりも短編の方が達者な小説家なのかも知れない。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.159
(4pt)

あまり熱心な読者ではないが

ハルキストなどと呼ばれる人たちとは縁遠い。ノーベル文学賞云々と聞いてもどうも納得がいかない。※ファンの方気を悪くなさらずに。
『貧乏な小母さんの話』これは良いと思った。
長編よりも短編の方が達者な小説家なのかも知れない。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.158
(4pt)

あまり熱心な読者ではないが

ハルキストなどと呼ばれる人たちとは縁遠い。ノーベル文学賞云々と聞いてもどうも納得がいかない。※ファンの方気を悪くなさらずに。
『貧乏な小母さんの話』これは良いと思った。
長編よりも短編の方が達者な小説家なのかも知れない。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.157
(5pt)

これが初期の村上春樹!?

1983年の村上春樹氏の初期の短編作品を読み返しました。
その後の長編に繋がるテーマと創作スタイルがほぼ完成していることに改めて驚きましたので内容をかいつまんでご紹介します。
【中国行きのスロウボート】
主人公の僕の半生を中国人とのエピソードとともに振り返る。
誇りを持つように諭す中国人小学校の教師、運命を嘆く中国人女学生、過去を忘れることができない中国人セールスマン。中国と日本の過去が一つの塊となって個人の心に影を落としている。
僕は加害者と被害者のかかえる記憶の違いに気付き、誤謬がもたらす問題に目を向ける。そしてささやかな誇りとともに真実に向き合うことを誓う。
【貧乏な叔母さんの話】
主人公の僕は「貧乏な叔母さん」という奇妙な概念に取り付かれる。
「叔母さん」は具体的な人物像をもたず、理由もなく存在し、見る者それぞれに意味を与える。そんな「彼女」は僕にとって完璧なテーゼなのだ。
郊外電車で見かけた少女の悲しみに触れたとき、不意に僕の心は癒され「貧乏な叔母さん」は僕から離れていった。
【ニューヨーク炭鉱の悲劇】
僕の周りで次々と同世代の友人が命を落としていった。革命とも戦争とも無縁な市井の人々の死。彼らにどのような鎮魂歌をささげればよいのだろう?
パーティーで出会った女性は僕に死んだ彼氏の面影を見る。死者を見送る残された人々。慰めの言葉は彼らに届くのだろうか?
「生命の音」を求める声なき声が暗闇の中で救いを求めている。
【カンガルー通信】
大いなる不完全さを持つあなたの手紙が僕のこころを揺さぶる。
ゴタゴタ込み入った描写、感情のない文章、そして取り掛かる手がかりひとつ与えてくれないストーリー。その手紙に触発された僕は、「同時にふたつの場所で進行する心の物語」「個人を超えた原則の物語」を志す。
【午後の最後の芝生】
恋人を失った僕は芝生を刈るアルバイトを止めることにした。
最後のアルバイトの日、夫と娘を失った女性の家を訪れる。
かつての幸せな日々の名残を感じさせて物悲しいその家で僕の心に深い喪失感がこみあげてくる。
いつかこの悲しみを乗り越えたとき、僕は再び芝生を刈り始めるだろう。
【土の中の彼女の小さな犬】
ふとしたきっかけで死が体に取り付いてしまう。
ホテルで出会った女性は愛犬の死に再会した時に手に死の匂いがしみ込んでしまった。
僕は昔の記憶を思い浮かべながら彼女の気持ちにこころを重ね合わせる。
このあと別れたガール・フレンドを求めてダイヤルを回す。「生命の音」を求めて。
【シドニーのグリーン・ストリート】
架空の通りに住む架空の探偵が巻き起こすドタバタコメディー。
今ではお馴染みとなった羊男と羊博士の和解。精神分析の言葉が解決のカギ。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.156
(5pt)

これが初期の村上春樹!?

1983年の村上春樹氏の初期の短編作品を読み返しました。
その後の長編に繋がるテーマと創作スタイルがほぼ完成していることに改めて驚きましたので内容をかいつまんでご紹介します。
【中国行きのスロウボート】
主人公の僕の半生を中国人とのエピソードとともに振り返る。
誇りを持つように諭す中国人小学校の教師、運命を嘆く中国人女学生、過去を忘れることができない中国人セールスマン。中国と日本の過去が一つの塊となって個人の心に影を落としている。
僕は加害者と被害者のかかえる記憶の違いに気付き、誤謬がもたらす問題に目を向ける。そしてささやかな誇りとともに真実に向き合うことを誓う。
【貧乏な叔母さんの話】
主人公の僕は「貧乏な叔母さん」という奇妙な概念に取り付かれる。
「叔母さん」は具体的な人物像をもたず、理由もなく存在し、見る者それぞれに意味を与える。そんな「彼女」は僕にとって完璧なテーゼなのだ。
郊外電車で見かけた少女の悲しみに触れたとき、不意に僕の心は癒され「貧乏な叔母さん」は僕から離れていった。
【ニューヨーク炭鉱の悲劇】
僕の周りで次々と同世代の友人が命を落としていった。革命とも戦争とも無縁な市井の人々の死。彼らにどのような鎮魂歌をささげればよいのだろう?
パーティーで出会った女性は僕に死んだ彼氏の面影を見る。死者を見送る残された人々。慰めの言葉は彼らに届くのだろうか?
「生命の音」を求める声なき声が暗闇の中で救いを求めている。
【カンガルー通信】
大いなる不完全さを持つあなたの手紙が僕のこころを揺さぶる。
ゴタゴタ込み入った描写、感情のない文章、そして取り掛かる手がかりひとつ与えてくれないストーリー。その手紙に触発された僕は、「同時にふたつの場所で進行する心の物語」「個人を超えた原則の物語」を志す。
【午後の最後の芝生】
恋人を失った僕は芝生を刈るアルバイトを止めることにした。
最後のアルバイトの日、夫と娘を失った女性の家を訪れる。
かつての幸せな日々の名残を感じさせて物悲しいその家で僕の心に深い喪失感がこみあげてくる。
いつかこの悲しみを乗り越えたとき、僕は再び芝生を刈り始めるだろう。
【土の中の彼女の小さな犬】
ふとしたきっかけで死が体に取り付いてしまう。
ホテルで出会った女性は愛犬の死に再会した時に手に死の匂いがしみ込んでしまった。
僕は昔の記憶を思い浮かべながら彼女の気持ちにこころを重ね合わせる。
このあと別れたガール・フレンドを求めてダイヤルを回す。「生命の音」を求めて。
【シドニーのグリーン・ストリート】
架空の通りに住む架空の探偵が巻き起こすドタバタコメディー。
今ではお馴染みとなった羊男と羊博士の和解。精神分析の言葉が解決のカギ。

やはり最初の短編から「世界のハルキ・ムラカミ」だった!
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.155
(5pt)

これが初期の村上春樹!?

1983年の村上春樹氏の初期の短編作品を読み返しました。
その後の長編に繋がるテーマと創作スタイルがほぼ完成していることに改めて驚きましたので内容をかいつまんでご紹介します。
【中国行きのスロウボート】
主人公の僕の半生を中国人とのエピソードとともに振り返る。
誇りを持つように諭す中国人小学校の教師、運命を嘆く中国人女学生、過去を忘れることができない中国人セールスマン。中国と日本の過去が一つの塊となって個人の心に影を落としている。
僕は加害者と被害者のかかえる記憶の違いに気付き、誤謬がもたらす問題に目を向ける。そしてささやかな誇りとともに真実に向き合うことを誓う。
【貧乏な叔母さんの話】
主人公の僕は「貧乏な叔母さん」という奇妙な概念に取り付かれる。
「叔母さん」は具体的な人物像をもたず、理由もなく存在し、見る者それぞれに意味を与える。そんな「彼女」は僕にとって完璧なテーゼなのだ。
郊外電車で見かけた少女の悲しみに触れたとき、不意に僕の心は癒され「貧乏な叔母さん」は僕から離れていった。
【ニューヨーク炭鉱の悲劇】
僕の周りで次々と同世代の友人が命を落としていった。革命とも戦争とも無縁な市井の人々の死。彼らにどのような鎮魂歌をささげればよいのだろう?
パーティーで出会った女性は僕に死んだ彼氏の面影を見る。死者を見送る残された人々。慰めの言葉は彼らに届くのだろうか?
「生命の音」を求める声なき声が暗闇の中で救いを求めている。
【カンガルー通信】
大いなる不完全さを持つあなたの手紙が僕のこころを揺さぶる。
ゴタゴタ込み入った描写、感情のない文章、そして取り掛かる手がかりひとつ与えてくれないストーリー。その手紙に触発された僕は、「同時にふたつの場所で進行する心の物語」「個人を超えた原則の物語」を志す。
【午後の最後の芝生】
恋人を失った僕は芝生を刈るアルバイトを止めることにした。
最後のアルバイトの日、夫と娘を失った女性の家を訪れる。
かつての幸せな日々の名残を感じさせて物悲しいその家で僕の心に深い喪失感がこみあげてくる。
いつかこの悲しみを乗り越えたとき、僕は再び芝生を刈り始めるだろう。
【土の中の彼女の小さな犬】
ふとしたきっかけで死が体に取り付いてしまう。
ホテルで出会った女性は愛犬の死に再会した時に手に死の匂いがしみ込んでしまった。
僕は昔の記憶を思い浮かべながら彼女の気持ちにこころを重ね合わせる。
このあと別れたガール・フレンドを求めてダイヤルを回す。「生命の音」を求めて。
【シドニーのグリーン・ストリート】
架空の通りに住む架空の探偵が巻き起こすドタバタコメディー。
今ではお馴染みとなった羊男と羊博士の和解。精神分析の言葉が解決のカギ。

やはり最初の短編から「世界のハルキ・ムラカミ」だった!
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.154
(4pt)

7つの短編集

7つの短編集が収められており、どれも不思議な世界に引き込まれてしまった。
「午後の最後の芝生」は学生最後の夏休みでの芝刈りバイトの出来事が描かれており、自分の学生時代を思い出してしまった。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.153
(4pt)

7つの短編集

7つの短編集が収められており、どれも不思議な世界に引き込まれてしまった。
「午後の最後の芝生」は学生最後の夏休みでの芝刈りバイトの出来事が描かれており、自分の学生時代を思い出してしまった。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.152
(4pt)

7つの短編集

7つの短編集が収められており、どれも不思議な世界に引き込まれてしまった。
「午後の最後の芝生」は学生最後の夏休みでの芝刈りバイトの出来事が描かれており、自分の学生時代を思い出してしまった。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.151
(5pt)

僕的村上作品最高傑作

僕的に、村上作品の最高傑作。
世の中の評価としては、さほど高くないようですが。
切なく、甘酸っぱく、胸締め付けられます。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X
No.150
(5pt)

僕的村上作品最高傑作

僕的に、村上作品の最高傑作。
世の中の評価としては、さほど高くないようですが。
切なく、甘酸っぱく、胸締め付けられます。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
4122012880
No.149
(5pt)

僕的村上作品最高傑作

僕的に、村上作品の最高傑作。
世の中の評価としては、さほど高くないようですが。
切なく、甘酸っぱく、胸締め付けられます。
中国行きのスロウ・ボート Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボートより
4120011909
No.148
(5pt)

僕的村上作品最高傑作

僕的に、村上作品の最高傑作。 世の中の評価としては、さほど高くないようですが。 切なく、甘酸っぱく、胸締め付けられます。
中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)より
412202840X