(短編集)

満願

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評判

満願の評価:

3.81/5点 レビュー 339件。 A ランク

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平均点3.81pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全344件 221〜240 12/18ページ
No.124
(5pt)

粒ぞろいの6つの短編

短編集。6つの作品が収められている。夜警、死人病、柘榴、万灯、関守、そして満願。6つの作品はそれぞれ個性も登場人物も設定も違うが、いずれも粒ぞろい。あまりの展開に、読みながら言葉を失い、鳥肌が立った。確かに、ミステリーではあるが、単にそういう枠だけで片付けられない余韻が残る。面白いということで、半信半疑で中古商品でお安く買ったのだが、これはアタリだった。見事な作品集である。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.123
(5pt)

人間心理心理の闇を描き、ミステリを文学にまで昇華させた傑作

作者は古典部シリーズしか読んだ事がなく、いわゆる「日常の謎」系でほろ苦い青春物を描いているイメージだった。が、本書を読んでビックリ。作家として長足の進歩なのか、私の鑑賞眼が不足していたのか、こんな凄い作品集を書いているとは知らなかった。やはり「日常の謎」であり、犯人捜しの本格ミステリとは全く違うが確かにミステリである。扱っているのは人間心理の闇で、この人がなぜこの犯罪を犯したのか、と言う謎が描かれてどの作品も読みごたえがある。が、18禁小説を書いてる素人作家としてはやはり、美人中学生姉妹の恐るべき行動を描いた「柘榴」に度肝を抜かれた。個人的には江戸川乱步の「芋虫」を想起したが、間違いなく傑作と思う。他の作品も粒揃いでハイレベル。
 エンタテイメント性を保持しながら、ミステリを文学にまで昇華させたと絶賛しておく。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.122
(5pt)

人間心理心理の闇を描き、ミステリを文学にまで昇華させた傑作

作者は古典部シリーズしか読んだ事がなく、いわゆる「日常の謎」系でほろ苦い青春物を描いているイメージだった。が、本書を読んでビックリ。作家として長足の進歩なのか、私の鑑賞眼が不足していたのか、こんな凄い作品集を書いているとは知らなかった。やはり「日常の謎」であり、犯人捜しの本格ミステリとは全く違うが確かにミステリである。扱っているのは人間心理の闇で、この人がなぜこの犯罪を犯したのか、と言う謎が描かれてどの作品も読みごたえがある。が、18禁小説を書いてる素人作家としてはやはり、美人中学生姉妹の恐るべき行動を描いた「柘榴」に度肝を抜かれた。個人的には江戸川乱步の「芋虫」を想起したが、間違いなく傑作と思う。他の作品も粒揃いでハイレベル。
 エンタテイメント性を保持しながら、ミステリを文学にまで昇華させたと絶賛しておく。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.121
(5pt)

すごい。

いままで読んだ短編は、宮部みゆきや東野圭吾など正統派なミステリー短編が多かったのですが、この「満願」を読んで、短編小説ってこんなに面白かったんだ!と唸りました。「柘榴」を読み終えた後はあまりに後味が悪くしばらくの間先を読むのをためらいましたが、「関守」は本当にすばらしかったです。後味が悪く誰にでも勧められるライトさはありませんが、読みやすく、作者の技巧の詰まった毒のある至高の一冊でした。

きれいな話や本格ミステリが読みたい方にはあまりお勧めしません。どちらかといえば、どんな話でもさらっと読める方にお勧めかもしれないです。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.120
(5pt)

すごい。

いままで読んだ短編は、宮部みゆきや東野圭吾など正統派なミステリー短編が多かったのですが、この「満願」を読んで、短編小説ってこんなに面白かったんだ!と唸りました。「柘榴」を読み終えた後はあまりに後味が悪くしばらくの間先を読むのをためらいましたが、「関守」は本当にすばらしかったです。後味が悪く誰にでも勧められるライトさはありませんが、読みやすく、作者の技巧の詰まった毒のある至高の一冊でした。

きれいな話や本格ミステリが読みたい方にはあまりお勧めしません。どちらかといえば、どんな話でもさらっと読める方にお勧めかもしれないです。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.119
(5pt)

良イヤミス詰め

表題作の『満願』は、私が初めて読んだ米澤穂信の作品で、彼のファンになる切っ掛けになったお話でもあります。
『満願』をはじめとして、良イヤミスが詰め込まれた、値段以上 な1冊だと思います。イヤミス好き、特に『儚い羊達の祝宴』が好きな人には本当にお勧め。o(^o^)o
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.118
(5pt)

良イヤミス詰め

表題作の『満願』は、私が初めて読んだ米澤穂信の作品で、彼のファンになる切っ掛けになったお話でもあります。
『満願』をはじめとして、良イヤミスが詰め込まれた、値段以上 な1冊だと思います。イヤミス好き、特に『儚い羊達の祝宴』が好きな人には本当にお勧め。o(^o^)o
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.117
(5pt)

ハズなし!の短編集

短編6編収録。短編で、しかもミステリですべて外れがないというのは
さすがだった。瑞々しい情景描写、緻密な心理風景、ぎりぎりまでそぎ落とされた
文章、そして短編でありながらすぐれたストーリー運び。6編皆最後に
あっと言わせる筆致力。
特に『柘榴』が素晴らしい。両親と娘2人の話だが、これは長編小説にも
匹敵するのではないか。一人称目線で描かれるこの話は、誰も予期しない
方向へと向かう。柘榴を貪る描写はそれだけで、十二分になまめかしい。
恐ろしいのは『関守』だ。人間の黒々とした部分がとても巧く描かれている。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.116
(5pt)

ハズなし!の短編集

短編6編収録。短編で、しかもミステリですべて外れがないというのは
さすがだった。瑞々しい情景描写、緻密な心理風景、ぎりぎりまでそぎ落とされた
文章、そして短編でありながらすぐれたストーリー運び。6編皆最後に
あっと言わせる筆致力。
特に『柘榴』が素晴らしい。両親と娘2人の話だが、これは長編小説にも
匹敵するのではないか。一人称目線で描かれるこの話は、誰も予期しない
方向へと向かう。柘榴を貪る描写はそれだけで、十二分になまめかしい。
恐ろしいのは『関守』だ。人間の黒々とした部分がとても巧く描かれている。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.115
(5pt)

面白過ぎてゆっくり読んだ

山本周五郎賞受賞作品という帯に惹かれて購入。
米澤穂信さんの作品を読んだのは初めてであったが、全六篇の作品どれもが素晴らしい作品であった。
このため、最初の短編を読んでからは通勤電車でゆっくり噛みしめるように作品を楽しんだ。
通常このボリュームの短編集は一日で読了するが、今回は一週間かけて読んだ。
1週間は至福の通勤時間であった。
文章の巧さ、ストーリーの意外性においてはトップクラスの作品だと思う。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.114
(5pt)

面白過ぎてゆっくり読んだ

山本周五郎賞受賞作品という帯に惹かれて購入。
米澤穂信さんの作品を読んだのは初めてであったが、全六篇の作品どれもが素晴らしい作品であった。
このため、最初の短編を読んでからは通勤電車でゆっくり噛みしめるように作品を楽しんだ。
通常このボリュームの短編集は一日で読了するが、今回は一週間かけて読んだ。
1週間は至福の通勤時間であった。
文章の巧さ、ストーリーの意外性においてはトップクラスの作品だと思う。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.113
(5pt)

米澤穂信著「満願」

山本周五郎賞受賞作品とか、最近読んだ中でもなかなか読み応えある短編集です。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.112
(5pt)

米澤穂信著「満願」

山本周五郎賞受賞作品とか、最近読んだ中でもなかなか読み応えある短編集です。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.111
(5pt)

見事なできばえ

文章も構成も展開も秀逸で、小説を読むという喜びをひさしぶりに堪能した気がする。
短編集で、あっという間に読み終えてしまい、読み終えたことが残念、と思うほど。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.110
(5pt)

見事なできばえ

文章も構成も展開も秀逸で、小説を読むという喜びをひさしぶりに堪能した気がする。
短編集で、あっという間に読み終えてしまい、読み終えたことが残念、と思うほど。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.109
(5pt)

うんうんやっとでたねぇ文庫本♡

最近のたくさんあるお手軽でうすーいい内容の短編集と違って、人物描写がしっかり、文章もしっかり、余分なものはそぎ落とし、良かったです。タイトルにもなった満願が一番心に残りました。死んだ夫の目からみたら妻はどうだったんだろう、寧ろ妻はのちに弁護士になった主人公に尽くし利用することで、荒んだ現実から自分だけは違う「高い」所にいるつもりになり、夫を蔑んでいたのではないか。少なくとも夫はそう感じた。妻は「高い」所の拠り所である「物」を手放さないための殺人も厭わなかった。ただ殺した理由は主人公と妻が墓場まで持って行く。夫が死んで保険金で借金を返してその女(妻)は満願成就の目玉を達磨にいれたのか。
これに限らず全ての話のその後が気になる。ある意味満願成就した人達が堕ちていく話である。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.108
(5pt)

うんうんやっとでたねぇ文庫本♡

最近のたくさんあるお手軽でうすーいい内容の短編集と違って、人物描写がしっかり、文章もしっかり、余分なものはそぎ落とし、良かったです。タイトルにもなった満願が一番心に残りました。死んだ夫の目からみたら妻はどうだったんだろう、寧ろ妻はのちに弁護士になった主人公に尽くし利用することで、荒んだ現実から自分だけは違う「高い」所にいるつもりになり、夫を蔑んでいたのではないか。少なくとも夫はそう感じた。妻は「高い」所の拠り所である「物」を手放さないための殺人も厭わなかった。ただ殺した理由は主人公と妻が墓場まで持って行く。夫が死んで保険金で借金を返してその女(妻)は満願成就の目玉を達磨にいれたのか。
これに限らず全ての話のその後が気になる。ある意味満願成就した人達が堕ちていく話である。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.107
(5pt)

やっと文庫本出ましたね。

私は大のミステリーファンですが、この作品は文庫が出たら絶対に読もうと思ってたので、けっこう出るまでが長かった(笑)

内容はどれも重厚で、かつ設定やキャラクターも丁寧に描かれてあり、オチも納得のいくものばかりで、5年待ったかいがありました。どれも物語が終わったあとで先が気になるものが多く、後に尾を引く?描き方をしてあるのは、この作者特有なのかな?(後味が悪すぎるという意見もあるみたいですが)、ドラマ化映画化しても面白い6篇だと思います。私は主に夜の警備の仕事をしてるので、「夜警」とか特によかったかな。。。

この作品で米澤短編作品が気に入った人は、ほかに「儚い羊たちの祝宴」もおすすめです。
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741
No.106
(5pt)

やっと文庫本出ましたね。

私は大のミステリーファンですが、この作品は文庫が出たら絶対に読もうと思ってたので、けっこう出るまでが長かった(笑)

内容はどれも重厚で、かつ設定やキャラクターも丁寧に描かれてあり、オチも納得のいくものばかりで、5年待ったかいがありました。どれも物語が終わったあとで先が気になるものが多く、後に尾を引く?描き方をしてあるのは、この作者特有なのかな?(後味が悪すぎるという意見もあるみたいですが)、ドラマ化映画化しても面白い6篇だと思います。私は主に夜の警備の仕事をしてるので、「夜警」とか特によかったかな。。。

この作品で米澤短編作品が気に入った人は、ほかに「儚い羊たちの祝宴」もおすすめです。
満願 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 満願 (新潮文庫)より
4101287848
No.105
(4pt)

心の機微に触れる

個人的に柘榴と満願が気に入りました。
 
どちらの話も女性の芯の強さあるいは
心底に抱えたものすごい熱とでも呼べそうなものを表現するための洗練された工夫が施されている。
 
拝見したのはまだ三冊目ですがこの作者、人の内面を詳細に書く。
行数では無く、(うまく表現できないので)上記を繰り返すがとても「工夫」された文章を読み手にぶつけて来る感じ。
あらためてミステリーとは
まずもって人が何を考えているかわからないってところが面白いんだと。
 

kindleになっている作品数が多いのもありがたい。
もう一冊読んでみたい。
  
満願 Amazon書評・レビュー: 満願より
4103014741