鍵のかかった部屋

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評判

鍵のかかった部屋の評価:

4.45/5点 レビュー 29件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 21〜40 2/4ページ
No.53
(5pt)

クラシカルな海外小説

とてもきれいな本でした。内容的には、小説としてクラシカルで期待ほどではありませんでした。
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.52
(5pt)

クラシカルな海外小説

とてもきれいな本でした。 内容的には、小説としてクラシカルで期待ほどではありませんでした。
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468
No.51
(5pt)

クラシカルな海外小説

とてもきれいな本でした。 内容的には、小説としてクラシカルで期待ほどではありませんでした。
鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説)より
4560044562
No.50
(5pt)

冒頭部分がヤバイ

すごい冒頭部分だ

オースター史上 最高の出だしだ

もうそこだけでも傑作確定のはじまりだ

ああ、オレにそれを全部引用するだけの気力があれば、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.49
(5pt)

冒頭部分がヤバイ

すごい冒頭部分だ オースター史上 最高の出だしだ もうそこだけでも傑作確定のはじまりだ ああ、オレにそれを全部引用するだけの気力があれば、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468
No.48
(5pt)

冒頭部分がヤバイ

すごい冒頭部分だ オースター史上 最高の出だしだ もうそこだけでも傑作確定のはじまりだ ああ、オレにそれを全部引用するだけの気力があれば、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説)より
4560044562
No.47
(5pt)

これを読み終えて自分が年取ったなと思った。

オースターのファンはたくさんいて、オースターの小説にはオースターの小説なりの読み方があるような気がするのだが、なんせ私はオースターを読むのはこれが2冊目で、ぱりぱりの初心者で、三部作の最終話が2冊目なことからも明白なように三部作を最初から読んでもおらず、そんな不埒な読者の言うことなど誰の役にも立たないだろうと承知の上で、思うところを記そうと思う。
読み終わって、というより、終わり頃に近づいて、自分が年をとったなとつくづく思った。もし、あと15年か20年くらい若かったら、言い換えれば、主人公くらいの年齢だったら、こんな風に結末がストンと腑に落ちることはなかったような気がする。読み終わって今頃、暴れたくなっていたと思う。でも多分、ファンショーは主人公のアルター・エゴ(もう1人の自分)なんやろうね。。。だから親友の未亡人に恋をして愛し合って、その子に父親と呼ばせるなんて、フツー道義的にどうよ?って言ってしまいそうになるような関係があたかも必然のように成り立ってゆくのではないか?不思議にいやらしさを感じない。そうこうするうちに、親友と自分との境界線があいまいになってゆく。いやいや、それはたんに私自身が感じたことだ。読むヒトそれぞれの感じ方があって良いと思う。
「鍵のかかった部屋」は、それだけで1つの、簡潔で調和の取れた、小説にはこうあって欲しいと思えるものが全部はいった、小説らしい小説で、読みやすかった。日本語訳も良いと思う。なぜだか無性に小説が読みたいと思っているヒトには本当にお薦めする。そんなに長くないので気軽に読み始められると思う。
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.46
(5pt)

これを読み終えて自分が年取ったなと思った。

オースターのファンはたくさんいて、オースターの小説にはオースターの小説なりの読み方があるような気がするのだが、なんせ私はオースターを読むのはこれが2冊目で、ぱりぱりの初心者で、三部作の最終話が2冊目なことからも明白なように三部作を最初から読んでもおらず、そんな不埒な読者の言うことなど誰の役にも立たないだろうと承知の上で、思うところを記そうと思う。
読み終わって、というより、終わり頃に近づいて、自分が年をとったなとつくづく思った。もし、あと15年か20年くらい若かったら、言い換えれば、主人公くらいの年齢だったら、こんな風に結末がストンと腑に落ちることはなかったような気がする。読み終わって今頃、暴れたくなっていたと思う。でも多分、ファンショーは主人公のアルター・エゴ(もう1人の自分)なんやろうね。。。だから親友の未亡人に恋をして愛し合って、その子に父親と呼ばせるなんて、フツー道義的にどうよ?って言ってしまいそうになるような関係があたかも必然のように成り立ってゆくのではないか?不思議にいやらしさを感じない。そうこうするうちに、親友と自分との境界線があいまいになってゆく。いやいや、それはたんに私自身が感じたことだ。読むヒトそれぞれの感じ方があって良いと思う。
「鍵のかかった部屋」は、それだけで1つの、簡潔で調和の取れた、小説にはこうあって欲しいと思えるものが全部はいった、小説らしい小説で、読みやすかった。日本語訳も良いと思う。なぜだか無性に小説が読みたいと思っているヒトには本当にお薦めする。そんなに長くないので気軽に読み始められると思う。
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468
No.45
(5pt)

これを読み終えて自分が年取ったなと思った。

オースターのファンはたくさんいて、オースターの小説にはオースターの小説なりの読み方があるような気がするのだが、なんせ私はオースターを読むのはこれが2冊目で、ぱりぱりの初心者で、三部作の最終話が2冊目なことからも明白なように三部作を最初から読んでもおらず、そんな不埒な読者の言うことなど誰の役にも立たないだろうと承知の上で、思うところを記そうと思う。
読み終わって、というより、終わり頃に近づいて、自分が年をとったなとつくづく思った。もし、あと15年か20年くらい若かったら、言い換えれば、主人公くらいの年齢だったら、こんな風に結末がストンと腑に落ちることはなかったような気がする。読み終わって今頃、暴れたくなっていたと思う。でも多分、ファンショーは主人公のアルター・エゴ(もう1人の自分)なんやろうね。。。だから親友の未亡人に恋をして愛し合って、その子に父親と呼ばせるなんて、フツー道義的にどうよ?って言ってしまいそうになるような関係があたかも必然のように成り立ってゆくのではないか?不思議にいやらしさを感じない。そうこうするうちに、親友と自分との境界線があいまいになってゆく。いやいや、それはたんに私自身が感じたことだ。読むヒトそれぞれの感じ方があって良いと思う。
「鍵のかかった部屋」は、それだけで1つの、簡潔で調和の取れた、小説にはこうあって欲しいと思えるものが全部はいった、小説らしい小説で、読みやすかった。日本語訳も良いと思う。なぜだか無性に小説が読みたいと思っているヒトには本当にお薦めする。そんなに長くないので気軽に読み始められると思う。
鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説)より
4560044562
No.44
(3pt)

意表をつかれてリアリズムだった。

『シティ・オヴ・グラス (角川文庫)』と『幽霊たち (新潮文庫)』と読んできて、ここでどんな手法を見せるのか?と読みはじめてみたら、これがオーソドックスなリアリズム小説だったことに驚いた。ポール・オースターのニューヨーク三部作と呼ばれる初期作品群は、前述の二作品が前衛手法を駆使していたため本作もそうなのだろう、と思い込んでいた僕の予想--(というか勝手な思い込みですな)--はあっさり裏切られた。そして作品自身もファンショーという主人公の友人の失踪という仕掛けがありつつも、その友人のへの羨望と愛と嫉妬の入り混じるいい意味で青々しい主人公の内面の描写を中心として作品は進む。だが、他者を通して自分を見出してゆくプロセスはその痛みはわかるのだが、著者のキャリアがまだ浅いためか、その具象化の弱さ=書きたい事を直接書いてしまう表現衝動が眼につく。しかし、と主人公とファンショーという友人の二重構造で自己を浮かび上がらせる設計と文章は上手い。これは訳者の柴田元幸氏の実力に依るところも大きいだろう。ただ、僕は読みながら「これ村上春樹の文体じゃねえか?」と思えるほどの類似点にいくつもぶつかった。本作の発表年度からみれば村上氏は79年デビューのため、無論剽窃ではない。ただ、氏は現代アメリカ文学の影響を深く受けているため、その文体うんぬんを口にするのはナンセンス、というかにわとりとたまごの関係を突き詰めるようなもので無意味だろう。色々書いてしまったが、ポール・オースターの素直な肖像を見れた印象をもてて幸い、というのが読後感だ。
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.43
(3pt)

意表をつかれてリアリズムだった。

『シティ・オヴ・グラス (角川文庫)』と『幽霊たち (新潮文庫)』と読んできて、ここでどんな手法を見せるのか?と読みはじめてみたら、これがオーソドックスなリアリズム小説だったことに驚いた。ポール・オースターのニューヨーク三部作と呼ばれる初期作品群は、前述の二作品が前衛手法を駆使していたため本作もそうなのだろう、と思い込んでいた僕の予想--(というか勝手な思い込みですな)--はあっさり裏切られた。そして作品自身もファンショーという主人公の友人の失踪という仕掛けがありつつも、その友人のへの羨望と愛と嫉妬の入り混じるいい意味で青々しい主人公の内面の描写を中心として作品は進む。だが、他者を通して自分を見出してゆくプロセスはその痛みはわかるのだが、著者のキャリアがまだ浅いためか、その具象化の弱さ=書きたい事を直接書いてしまう表現衝動が眼につく。しかし、と主人公とファンショーという友人の二重構造で自己を浮かび上がらせる設計と文章は上手い。これは訳者の柴田元幸氏の実力に依るところも大きいだろう。ただ、僕は読みながら「これ村上春樹の文体じゃねえか?」と思えるほどの類似点にいくつもぶつかった。本作の発表年度からみれば村上氏は79年デビューのため、無論剽窃ではない。ただ、氏は現代アメリカ文学の影響を深く受けているため、その文体うんぬんを口にするのはナンセンス、というかにわとりとたまごの関係を突き詰めるようなもので無意味だろう。色々書いてしまったが、ポール・オースターの素直な肖像を見れた印象をもてて幸い、というのが読後感だ。
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468
No.42
(3pt)

意表をつかれてリアリズムだった。

『シティ・オヴ・グラス (角川文庫)』と『幽霊たち (新潮文庫)』と読んできて、ここでどんな手法を見せるのか?と読みはじめてみたら、これがオーソドックスなリアリズム小説だったことに驚いた。ポール・オースターのニューヨーク三部作と呼ばれる初期作品群は、前述の二作品が前衛手法を駆使していたため本作もそうなのだろう、と思い込んでいた僕の予想--(というか勝手な思い込みですな)--はあっさり裏切られた。そして作品自身もファンショーという主人公の友人の失踪という仕掛けがありつつも、その友人のへの羨望と愛と嫉妬の入り混じるいい意味で青々しい主人公の内面の描写を中心として作品は進む。だが、他者を通して自分を見出してゆくプロセスはその痛みはわかるのだが、著者のキャリアがまだ浅いためか、その具象化の弱さ=書きたい事を直接書いてしまう表現衝動が眼につく。しかし、と主人公とファンショーという友人の二重構造で自己を浮かび上がらせる設計と文章は上手い。これは訳者の柴田元幸氏の実力に依るところも大きいだろう。ただ、僕は読みながら「これ村上春樹の文体じゃねえか?」と思えるほどの類似点にいくつもぶつかった。本作の発表年度からみれば村上氏は79年デビューのため、無論剽窃ではない。ただ、氏は現代アメリカ文学の影響を深く受けているため、その文体うんぬんを口にするのはナンセンス、というかにわとりとたまごの関係を突き詰めるようなもので無意味だろう。色々書いてしまったが、ポール・オースターの素直な肖像を見れた印象をもてて幸い、というのが読後感だ。
鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説)より
4560044562
No.41
(4pt)

自分の少年時代に向き合うこと

憧れであり、秘密を共有した親友であり、そして忽然と行方をくらましてしまった そんな男が、もう一度自分の人生に現われた 正確には、行方不明者として、 なるほどあの男の妻だろう、という、 でも、すっかり途方にくれた美しい女性を 自分を引き合わせた 彼は、あなたにとって、それでもなおヒーローであり続けるでしょうか ほんとうの謎は、そこじゃないかと思います
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468
No.40
(4pt)

自分の少年時代に向き合うこと

憧れであり、秘密を共有した親友であり、そして忽然と行方をくらましてしまった そんな男が、もう一度自分の人生に現われた 正確には、行方不明者として、 なるほどあの男の妻だろう、という、 でも、すっかり途方にくれた美しい女性を 自分を引き合わせた 彼は、あなたにとって、それでもなおヒーローであり続けるでしょうか ほんとうの謎は、そこじゃないかと思います
鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説)より
4560044562
No.39
(4pt)

自分の少年時代に向き合うこと

憧れであり、秘密を共有した親友であり、そして忽然と行方をくらましてしまった
そんな男が、もう一度自分の人生に現われた

正確には、行方不明者として、
なるほどあの男の妻だろう、という、
でも、すっかり途方にくれた美しい女性を
自分を引き合わせた

彼は、あなたにとって、それでもなおヒーローであり続けるでしょうか

ほんとうの謎は、そこじゃないかと思います
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.38
(2pt)

意味がわからない

以下かなりねたばれを含むレビューになります。

親友が謎の失踪

その謎を中心に主人公の生活が一変する

しかしその謎は最後まではっきりとしない

物語後半親友の謎を追いパリまで行き

そこで神経衰弱におちいる

それもなぜなのか自分にははっきりわからない

またその間の主人公の行動も嫌悪感を覚える

いくらもう戻ってこないとはいえ、またいくら友人から託されお互いに想いあう仲になったとしても

親友の妻と結婚するというのはどうしても親友の失踪で気落ちしているところにつけこんでいるようなそんな嫌な気持ちになるし(そこに関しての主人公の逡巡や葛藤は描かれているにしても)

また作品の扱いを委ねられた親友の残した作品を出版しお金を手にするのはいいけれど

もう1つの僕(親友)のことは忘れてくれ追わないでくれという約束は破り
(親友の妻を託すという約束はしっかり守っているのに)

出版社と親友の自伝を書く約束までして、さらにその取材の過程で親友の母親に会いに行きただならぬ関係をもつ。

唖然

一体主人公にとって親友とは友達とはなんなのか?

これを含めたニューヨーク三部作はあとがきのある批評家の言によれば

「アメリカ文学史の最良の入門書」

とのことらしいが、もしそうなら自分など到底アメリカ文学を理解し得ないし楽しむことすらできないだろうと思った。

じゃあ、面白くないのかと言われれば後半、もうこれ謎解けないんだな、とわかるまではとても面白かった
しかし肝心の謎が結局解けないことには自分にとって本当に意味のわからない小説だと思った。

時にはっきりとさせず読者に判断を委ねたり、あるいはこの本の主題にとって謎を解くということの意味がそれほど重要ではないのかもしれないけれど自分ははっきりさせて欲しかった

そうでなければ上記行動も余計理解不能である。

親友失踪の謎が物語の始まりであり軸であり、主人公の世界と生活変えた端緒であるのに、その謎が結局わからず仕舞いでは自分はこの物語を主人公の行動をどう受け止めれば良いのか全くわからない(もちろんこれは僕の誤読で作者には別の深い意図があるだろうことはわかるけれども、それでも尚)

自分は以前同じポール・オースターの「ムーンパレス」をジャケ買いし、とても面白かったので期待していただけに少しがっかりした。

なお「ニューヨーク三部作」最後の作品とのことですが、どれから読み始めても構わないそうです。
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.37
(2pt)

意味がわからない

以下かなりねたばれを含む自分個人の感想になります。

親友が謎の失踪

その謎を中心に主人公の生活が一変する

物語後半親友の謎を追いパリまで行き

そこでなぜか神経衰弱におちいる

そしてその謎は最後まではっきりとしない

後述しますが、結果的に自分にとってわからないことだらけの小説で

それ故か主人公の言動が釈然とせず、嫌悪すら覚えます。

いくらもう戻ってこないとはいえ、またいくら友人から託されお互いに想いあう仲になったとしても

親友の妻と結婚するというのはどうしても親友の失踪で気落ちしているところにつけこんでいるようなそんな嫌な気持ちになるし
(そこに関しての主人公の逡巡や葛藤は描かれているにしても)

特に作品の扱いを委ねられた親友の残した作品を出版しお金を手にするのはいいけれど

もう1つの僕(親友)のことは忘れてくれ追わないでくれという約束は平気で破り、
(親友の妻を託すという約束はしっかり守っているのに)
少しも悪びれることもなく、あろうことか出版社と親友の自伝を書く約束までしてしまう、
さらにその取材の過程で親友の母親に会いに行きただならぬ関係をもつ。

唖然・・・

一体この物語は読者に何を伝えようとしているのか?この主人公にとって親友とは、友達とはなんなのか?・・・誰なのか?

これを含めた著者の「ニューヨーク三部作」はあとがきのある批評家の言によれば

「アメリカ文学史の最良の入門書」

であるらしいが、大半のアメリカ人にとっては自分の感じる違和感、嫌悪感を感じず、この物語に共感することができるだろうか?
結果的に自分には作品の主旨を読み取ることができず、心に何も残らなかった。

僕はなんの前知識も持たず雑多に本を読む素人です、それを自覚しながら読んでも、この著者が読者に伝えたいこと、著者がこの物語に託した意味は全く理解も共感もできず、もしこれが本当に本当に「アメリカ文学史の最良の入門書」であるのならば、自分など到底アメリカ文学を理解し得ず、楽しむことなどできないだろうと思う。

じゃあ、面白くないのかと言われれば後半、もうこれ謎解けないんだな、とわかるまではとても面白かった、
しかし肝心の謎が結局解けないだろうことがわかった瞬間、自分にとっては本当に意味のわからない小説になった。

時にはっきりとさせず読者に判断を委ねたり、あるいはこの本の主題にとって謎を解くということの意味がそれほど重要ではないのかもしれないけれど自分ははっきりさせて欲しかった。

そうでなければ上記主人公の言動も余計理解不能である。

親友失踪の謎が物語の始まりであり軸であり、主人公の世界と生活変えた端緒であるのに、その謎が結局わからず仕舞いでは自分はこの物語を主人公の行動や心の推移をどう受け止めれば良いのか全くわからない(あくまでこれは僕の感想で作者には別の深い意図があるだろうことは推測できるけれど、それでも尚)

自分は以前同じポール・オースターの「ムーンパレス」をジャケ買いし、とても面白かったので期待していただけにがっかりした。

なお「ニューヨーク三部作」最後の作品とのことですが、どれから読み始めても構わないそうです。

追記
2015年12月13日加筆しました。
他の方々のレビューを読ませて頂き、自分がいかに浅い読み方をしていたのか思い知り、多少加筆しました、
でも基本的な感想は当時のままで変化はありません、これ以後「アメリカ文学」は読んでいません。
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468
No.36
(2pt)

意味がわからない

以下かなりねたばれを含む自分個人の感想になります。

親友が謎の失踪

その謎を中心に主人公の生活が一変する

物語後半親友の謎を追いパリまで行き

そこでなぜか神経衰弱におちいる

そしてその謎は最後まではっきりとしない

後述しますが、結果的に自分にとってわからないことだらけの小説で

それ故か主人公の言動が釈然とせず、嫌悪すら覚えます。

いくらもう戻ってこないとはいえ、またいくら友人から託されお互いに想いあう仲になったとしても

親友の妻と結婚するというのはどうしても親友の失踪で気落ちしているところにつけこんでいるようなそんな嫌な気持ちになるし
(そこに関しての主人公の逡巡や葛藤は描かれているにしても)

特に作品の扱いを委ねられた親友の残した作品を出版しお金を手にするのはいいけれど

もう1つの僕(親友)のことは忘れてくれ追わないでくれという約束は平気で破り、
(親友の妻を託すという約束はしっかり守っているのに)
少しも悪びれることもなく、あろうことか出版社と親友の自伝を書く約束までしてしまう、
さらにその取材の過程で親友の母親に会いに行きただならぬ関係をもつ。

唖然・・・

一体この物語は読者に何を伝えようとしているのか?この主人公にとって親友とは、友達とはなんなのか?・・・誰なのか?

これを含めた著者の「ニューヨーク三部作」はあとがきのある批評家の言によれば

「アメリカ文学史の最良の入門書」

であるらしいが、大半のアメリカ人にとっては自分の感じる違和感、嫌悪感を感じず、この物語に共感することができるだろうか?
結果的に自分には作品の主旨を読み取ることができず、心に何も残らなかった。

僕はなんの前知識も持たず雑多に本を読む素人です、それを自覚しながら読んでも、この著者が読者に伝えたいこと、著者がこの物語に託した意味は全く理解も共感もできず、もしこれが本当に本当に「アメリカ文学史の最良の入門書」であるのならば、自分など到底アメリカ文学を理解し得ず、楽しむことなどできないだろうと思う。

じゃあ、面白くないのかと言われれば後半、もうこれ謎解けないんだな、とわかるまではとても面白かった、
しかし肝心の謎が結局解けないだろうことがわかった瞬間、自分にとっては本当に意味のわからない小説になった。

時にはっきりとさせず読者に判断を委ねたり、あるいはこの本の主題にとって謎を解くということの意味がそれほど重要ではないのかもしれないけれど自分ははっきりさせて欲しかった。

そうでなければ上記主人公の言動も余計理解不能である。

親友失踪の謎が物語の始まりであり軸であり、主人公の世界と生活変えた端緒であるのに、その謎が結局わからず仕舞いでは自分はこの物語を主人公の行動や心の推移をどう受け止めれば良いのか全くわからない(あくまでこれは僕の感想で作者には別の深い意図があるだろうことは推測できるけれど、それでも尚)

自分は以前同じポール・オースターの「ムーンパレス」をジャケ買いし、とても面白かったので期待していただけにがっかりした。

なお「ニューヨーク三部作」最後の作品とのことですが、どれから読み始めても構わないそうです。

追記
2015年12月13日加筆しました。
他の方々のレビューを読ませて頂き、自分がいかに浅い読み方をしていたのか思い知り、多少加筆しました、
でも基本的な感想は当時のままで変化はありません、これ以後「アメリカ文学」は読んでいません。
鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (新しいアメリカの小説)より
4560044562
No.35
(5pt)

美人妻の悲喜劇をあなたにも!

失踪した幼友達の美人妻から「主人を探して!」って請われた「僕」。これを断らない手はないってんで、当然「僕」はこの依頼を受ける。あわよくばこの美人妻をモノにすることができるやも知れぬ。実際のところ、モノにしてしまい、結婚もした。さらにさらに、この失踪した友人のいまだに若々しくて魅力的な母親とも仲良くなり、2回もいたしてしてしまった。

 冗談はさておき、ニューヨーク三部作の最終巻である本書は、過去の2作品と同様のテーマを扱っていることには違いない。つまり、訳者あとがきで柴田元幸が述べているように、「誰かを見張っている人物が、自分こそ誰かに見張られているのではないかという思いに襲われる」、あるいは「僕がファンショーを追いかけるプロセスは、ある意味で僕がファンショーになってゆくプロセスでもある」ということなのだ。

 オースターの巧みなストーリー・テリングでついつい引き込まれて読んでしまうが、「僕」がソフィーと暮らし始め、ついには結婚までした後のいろんなファンショー追っかけエピソードは、どうでもいいんじゃないか。
 最終章までずるずると面白く読ませる手順は「さすが!」だが、最期の最期、コロンブス・スクウェアのシーンだけで話を終えることもできるし、読者も納得する・・・・・。
鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)より
4560070989
No.34
(5pt)

美人妻の悲喜劇をあなたにも!

失踪した幼友達の美人妻から「主人を探して!」って請われた「僕」。これを断らない手はないってんで、当然「僕」はこの依頼を受ける。あわよくばこの美人妻をモノにすることができるやも知れぬ。実際のところ、モノにしてしまい、結婚もした。さらにさらに、この失踪した友人のいまだに若々しくて魅力的な母親とも仲良くなり、2回もいたしてしてしまった。

 冗談はさておき、ニューヨーク三部作の最終巻である本書は、過去の2作品と同様のテーマを扱っていることには違いない。つまり、訳者あとがきで柴田元幸が述べているように、「誰かを見張っている人物が、自分こそ誰かに見張られているのではないかという思いに襲われる」、あるいは「僕がファンショーを追いかけるプロセスは、ある意味で僕がファンショーになってゆくプロセスでもある」ということなのだ。

 オースターの巧みなストーリー・テリングでついつい引き込まれて読んでしまうが、「僕」がソフィーと暮らし始め、ついには結婚までした後のいろんなファンショー追っかけエピソードは、どうでもいいんじゃないか。
 最終章までずるずると面白く読ませる手順は「さすが!」だが、最期の最期、コロンブス・スクウェアのシーンだけで話を終えることもできるし、読者も納得する・・・・・。
鍵のかかった部屋 Amazon書評・レビュー: 鍵のかかった部屋より
4560046468