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占い師ミス・アンジェリカのいる街角 悩み相談、ときどき、謎解き?
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占い師ミス・アンジェリカのいる街角 悩み相談、ときどき、謎解き?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ミス・アンジェリカは、祖母譲りの霊感を持つ街占占い師。 占いを勉強中の私としては、霊感を持つ設定はうらやましい。霊感や超能力にあこがれる平凡な私です。 ネット上の意見を拝読すると、謎解きに霊感を出すなんてというような意見も見受けられますが、こんな設定もありということでいいのではないでしょうか。 押しかけ助手というか恋人というか、キャンドル売りの誠司、積極的ですねえ。男たるもの、これくらい強引でないと彼女ができないのだ。 ストーリーの謎解き部分ですが、本格推理のようなあっと驚く大仕掛けやトリックがあるというわけでもなく、日常の生活や対人関係でありがちな誤解に基づくもの。いわば、“日常の人間関係ミステリー”。 人生経験豊富なお年寄りなどに相談したら意外といいアドバイスをもらえそうな事件です。 それこそ、ミス・マープルのような安楽椅子探偵なら、似たような事例を紹介しながら謎解きしてくれそう。 私としては、人間関係が希薄なので、人間関係について考える勉強になりました。 本書巻末の事件で、ミス・アンジェリカは最大の危機を迎えます。 確かに占いは、他人の人間関係を左右する恐ろしい面も持っています。 こんな話を読むと、いい加減な姿勢で占いなんかできないぞ、と思えてきます。 私にとっては人間心理の勉強になったし良い作品だと思います。 | ||||
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自分ではコントロールできない、不思議な力をもった女子の話だ、と思いました。 確かに謎な出来事はあるけど、ミステリー的な謎解きの話ではないです。謎解きに「?」がついているところがミソなのかも。 主人公や他の登場人物の心の動きがよかった。 わたしは、主人公みたいに「秘密の部屋をもっている」けど、社交性はないことはないタイプです。 主人公は、社交性がないタイプだけど、その気持ちに、うんうん、と頷いてしまう。 そんな風に考えちゃ、ダメだよー、と言いたくなる。でも、そうなっちゃうのもよくわかる……。 自分の心も他人の心も、謎に満ちていると思えます。 出来事的謎の話だけではなく、人間の心の謎を描いた話なのかもしれないです。 | ||||
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私、趣味が読書としたら、愛読書は「経済小説」や「歴史小説」であるべき、 いい歳こいたオジサンです。 なれど、近頃メディア・ワークス(MW)文庫を手にする機会が多いな〜・・。 思い返せば20代の頃、私は写真家を目指しておりました。 何度も公募に応募しては落選し、一度写真展を開催したからといって、それ が写真家への第一歩になるわけでなし・・・・。 大変失礼かもしれませんが、MW文庫から作品を刊行されている作家さんの 多くに、当時のわが身を重ね合わせ。 これの作品も、駅中書店でさっと目にして、さっと購入にして、拝読。 確かに筋の粗さは気になりますし、謎解きとしてはちょっと・・・です。 でも、昼間はしがないOL、夜は街角のカリスマ占い師というヒロインの キャラは、オジサン、とても輝いて見えます。 う〜〜ん、“ラノベ”というジャンルの読者層って、「いつか自分も、作品 を書きたい」と思っていらっしゃる方が、多いの? “ライバル”の作品も、素直に読みましょうよ。 | ||||
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