キッドナップ・ツアー

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評判

キッドナップ・ツアーの評価:

3.86/5点 レビュー 51件。 D ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 41〜60 3/6ページ
No.62
(5pt)

説教くさくないのがいい。

面白い!
素敵な作品に出逢いました。
この著者の作品ははじめて読んだのだけど、一人称の心情描写がすごく巧みだ。
かっこよさげな仰々しい言葉を並べるんじゃなくて、すごくすごくシンプルな言葉で、でも微妙な感情を表してくれる。
なんだか文庫版解説の重松清氏の意見と全面的に重なってしまうのだけれど、こういうストーリーの中で説教臭く「親子の絆」やらなんやらを持ち出してこないところがすごく好き。
子供には親が必要だ、とか、親子とはこういうものだ、なんて言われるとなんだか反感を覚えてしまうけど、こんなふうに言葉に出せないもどかしさを描かれると、すごく共感してしまうのだ。
微妙な年頃の女の子と、情けないお父さんの二人のつながりも、だんだんと変わっていく二人の関係も素敵。
僕も父と娘の物語を書いてみたい、と思った。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.61
(5pt)

説教くさくないのがいい。

面白い!
素敵な作品に出逢いました。
この著者の作品ははじめて読んだのだけど、一人称の心情描写がすごく巧みだ。
かっこよさげな仰々しい言葉を並べるんじゃなくて、すごくすごくシンプルな言葉で、でも微妙な感情を表してくれる。
なんだか文庫版解説の重松清氏の意見と全面的に重なってしまうのだけれど、こういうストーリーの中で説教臭く「親子の絆」やらなんやらを持ち出してこないところがすごく好き。
子供には親が必要だ、とか、親子とはこういうものだ、なんて言われるとなんだか反感を覚えてしまうけど、こんなふうに言葉に出せないもどかしさを描かれると、すごく共感してしまうのだ。
微妙な年頃の女の子と、情けないお父さんの二人のつながりも、だんだんと変わっていく二人の関係も素敵。
僕も父と娘の物語を書いてみたい、と思った。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210
No.60
(4pt)

角田さんをきらいにならずに済んでよかった。

というのも、初めて読んだ角田さんの「しあわせのねだん」に
好感をもち、「おやすみ、こわい夢をみないように」で
ちょっとがっかりしていたので恐れながらの3冊目が
すんなり染み込んできたからである。

「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」

という一文から始まるこの小説。
お父さんに対して、イライラするし見ていてもどかしいし、
自分の気持ちと裏腹のことをいってみたりするハルと
ハルがなんで不機嫌なのか、なんでイライラしてるのか
わからなくてまたおろおろしてしまう不器用な父親。
どっちの気持ちも「あー、わかる」とうなってしまう。

いい旦那であることと、いい父親であることは、
また別のことなんだろうなあと思う。
ハルにとっては間違いなくいい父親に昇格しただろうが、
これが夫だとしたらちょっとやっぱりめんどくさい。
だけど願わくば、子どもに好かれる父親が増えてほしいなあと思う。
子どもが親を殺したりする、こんな時代だから特に。

最初のうちのぎこちないハルから、
ハルが5年生だと知ったときは少し驚いたが、
次第にきつくなる口調から、そんな一面もあるのか!と思った。
ハルも、この旅を通して大きく成長したんだろうな。
もう一度、子どもの頃の夏休みを体験したくなる1冊。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
B00CL6MZUY
No.59
(4pt)

角田さんをきらいにならずに済んでよかった。

というのも、初めて読んだ角田さんの「しあわせのねだん」に
好感をもち、「おやすみ、こわい夢をみないように」で
ちょっとがっかりしていたので恐れながらの3冊目が
すんなり染み込んできたからである。

「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」

という一文から始まるこの小説。
お父さんに対して、イライラするし見ていてもどかしいし、
自分の気持ちと裏腹のことをいってみたりするハルと
ハルがなんで不機嫌なのか、なんでイライラしてるのか
わからなくてまたおろおろしてしまう不器用な父親。
どっちの気持ちも「あー、わかる」とうなってしまう。

いい旦那であることと、いい父親であることは、
また別のことなんだろうなあと思う。
ハルにとっては間違いなくいい父親に昇格しただろうが、
これが夫だとしたらちょっとやっぱりめんどくさい。
だけど願わくば、子どもに好かれる父親が増えてほしいなあと思う。
子どもが親を殺したりする、こんな時代だから特に。

最初のうちのぎこちないハルから、
ハルが5年生だと知ったときは少し驚いたが、
次第にきつくなる口調から、そんな一面もあるのか!と思った。
ハルも、この旅を通して大きく成長したんだろうな。
もう一度、子どもの頃の夏休みを体験したくなる1冊。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.58
(4pt)

角田さんをきらいにならずに済んでよかった。

というのも、初めて読んだ角田さんの「しあわせのねだん」に
好感をもち、「おやすみ、こわい夢をみないように」で
ちょっとがっかりしていたので恐れながらの3冊目が
すんなり染み込んできたからである。

「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」

という一文から始まるこの小説。
お父さんに対して、イライラするし見ていてもどかしいし、
自分の気持ちと裏腹のことをいってみたりするハルと
ハルがなんで不機嫌なのか、なんでイライラしてるのか
わからなくてまたおろおろしてしまう不器用な父親。
どっちの気持ちも「あー、わかる」とうなってしまう。

いい旦那であることと、いい父親であることは、
また別のことなんだろうなあと思う。
ハルにとっては間違いなくいい父親に昇格しただろうが、
これが夫だとしたらちょっとやっぱりめんどくさい。
だけど願わくば、子どもに好かれる父親が増えてほしいなあと思う。
子どもが親を殺したりする、こんな時代だから特に。

最初のうちのぎこちないハルから、
ハルが5年生だと知ったときは少し驚いたが、
次第にきつくなる口調から、そんな一面もあるのか!と思った。
ハルも、この旅を通して大きく成長したんだろうな。
もう一度、子どもの頃の夏休みを体験したくなる1冊。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210
No.57
(4pt)

面白く、奇妙な物語

この作品は、文頭「夏休みの第一日目、私はユウカイされた」と衝撃的に始まります。でも主人公を誘拐(?)したのは実の父だということがとても面白い物語です。この設定で一気に角田ワールドに引き込まれます。私が心に残った文は「私は、あそこに立っているいつまでも馬鹿みたいに手を振り続けている男が大好きだと思った。見知らぬ人と変わりなくても、心の中でそのことを確認してから私は大きく息を吸い込み角を曲がった。」というところ。本当はとても尊敬できるたくましい父だったんだと初めて主人公は心の中で思ったんだろうな。児童文学の名作です。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
B00CL6MZUY
No.56
(4pt)

面白く、奇妙な物語

この作品は、文頭「夏休みの第一日目、私はユウカイされた」と衝撃的に始まります。でも主人公を誘拐(?)したのは実の父だということがとても面白い物語です。この設定で一気に角田ワールドに引き込まれます。私が心に残った文は「私は、あそこに立っているいつまでも馬鹿みたいに手を振り続けている男が大好きだと思った。見知らぬ人と変わりなくても、心の中でそのことを確認してから私は大きく息を吸い込み角を曲がった。」というところ。本当はとても尊敬できるたくましい父だったんだと初めて主人公は心の中で思ったんだろうな。児童文学の名作です。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.55
(4pt)

面白く、奇妙な物語

この作品は、文頭「夏休みの第一日目、私はユウカイされた」と衝撃的に始まります。でも主人公を誘拐(?)したのは実の父だということがとても面白い物語です。この設定で一気に角田ワールドに引き込まれます。私が心に残った文は「私は、あそこに立っているいつまでも馬鹿みたいに手を振り続けている男が大好きだと思った。見知らぬ人と変わりなくても、心の中でそのことを確認してから私は大きく息を吸い込み角を曲がった。」というところ。本当はとても尊敬できるたくましい父だったんだと初めて主人公は心の中で思ったんだろうな。児童文学の名作です。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210
No.54
(4pt)

ほのぼのしてるだけではない何かが心にしずかに染み渡る

母と離婚した元父に夏休みに誘拐される、小学校5年生のハル。
仕事もなくダメダメな元父との数週間の旅を描いている。時にやさしい、時に冷静な、時に突き放した目線で。
ちょっぴりさめた小学5年生のハルも、いつの間にか元父のペースで旅を楽しんでいる。

元父は母との何かの取引をするためにハルを連れ出したらしい。その内容がいつまでもわからない。
ラストも「ほのぼのとしてて良かったね」とも言い切れない、何とも言えない静かなあきらめが心に残る。

この手の話だと「少女が少し成長して、元父と心通わせて、問題は解決はしないけど、ちょっとほろりとさせて、よかったよかった」みたいな終わり方が定番だけど、
ちょっとだけそうじゃない冷たさというかさびしさというかそういうものが心に残るのだ。
角田光代独特の最後に口に残る隠し味?みたいなものか。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
B00CL6MZUY
No.53
(4pt)

ほのぼのしてるだけではない何かが心にしずかに染み渡る

母と離婚した元父に夏休みに誘拐される、小学校5年生のハル。
仕事もなくダメダメな元父との数週間の旅を描いている。時にやさしい、時に冷静な、時に突き放した目線で。
ちょっぴりさめた小学5年生のハルも、いつの間にか元父のペースで旅を楽しんでいる。

元父は母との何かの取引をするためにハルを連れ出したらしい。その内容がいつまでもわからない。
ラストも「ほのぼのとしてて良かったね」とも言い切れない、何とも言えない静かなあきらめが心に残る。

この手の話だと「少女が少し成長して、元父と心通わせて、問題は解決はしないけど、ちょっとほろりとさせて、よかったよかった」みたいな終わり方が定番だけど、
ちょっとだけそうじゃない冷たさというかさびしさというかそういうものが心に残るのだ。
角田光代独特の最後に口に残る隠し味?みたいなものか。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.52
(4pt)

ほのぼのしてるだけではない何かが心にしずかに染み渡る

母と離婚した元父に夏休みに誘拐される、小学校5年生のハル。
仕事もなくダメダメな元父との数週間の旅を描いている。時にやさしい、時に冷静な、時に突き放した目線で。
ちょっぴりさめた小学5年生のハルも、いつの間にか元父のペースで旅を楽しんでいる。

元父は母との何かの取引をするためにハルを連れ出したらしい。その内容がいつまでもわからない。
ラストも「ほのぼのとしてて良かったね」とも言い切れない、何とも言えない静かなあきらめが心に残る。

この手の話だと「少女が少し成長して、元父と心通わせて、問題は解決はしないけど、ちょっとほろりとさせて、よかったよかった」みたいな終わり方が定番だけど、
ちょっとだけそうじゃない冷たさというかさびしさというかそういうものが心に残るのだ。
角田光代独特の最後に口に残る隠し味?みたいなものか。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210
No.51
(4pt)

ひと夏の逃避行

別居中の父親と小学五年生の娘、

二人のひと夏の逃避行小説。

なぜ父親が娘を誘拐するのか?

父親の目的は何なのか?

何故ラスト、娘は解放されるのか?

このような問いにまったく答えることなく

物語は娘の視点から二人の関係性だけに

焦点を当てて進行する。

謎だらけのシチュエーションに惑わされず

大人と違って周りの状況を

あるがまま受け入れるしかない

子供の立場に立ってみると共感できる小説。

ピュアな人間関係を貫けない、

大人のための寓話であろう。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
B00CL6MZUY
No.50
(4pt)

ひと夏の逃避行

別居中の父親と小学五年生の娘、

二人のひと夏の逃避行小説。

なぜ父親が娘を誘拐するのか?

父親の目的は何なのか?

何故ラスト、娘は解放されるのか?

このような問いにまったく答えることなく

物語は娘の視点から二人の関係性だけに

焦点を当てて進行する。

謎だらけのシチュエーションに惑わされず

大人と違って周りの状況を

あるがまま受け入れるしかない

子供の立場に立ってみると共感できる小説。

ピュアな人間関係を貫けない、

大人のための寓話であろう。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.49
(4pt)

ひと夏の逃避行

別居中の父親と小学五年生の娘、

二人のひと夏の逃避行小説。

なぜ父親が娘を誘拐するのか?

父親の目的は何なのか?

何故ラスト、娘は解放されるのか?

このような問いにまったく答えることなく

物語は娘の視点から二人の関係性だけに

焦点を当てて進行する。

謎だらけのシチュエーションに惑わされず

大人と違って周りの状況を

あるがまま受け入れるしかない

子供の立場に立ってみると共感できる小説。

ピュアな人間関係を貫けない、

大人のための寓話であろう。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210
No.48
(5pt)

父と娘の、奇妙な夏休み。

「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」と、冒頭から「な、何ィ!?」という事で遂に見入ってしまった。夏休みの間、何の仕事をしてるかも分からないような父親に散々連れ回されてしまうが、その内容は海や山・キャンプと子ども心をくすぐるようなイベントばかり。最初は早く帰りたいと思っていた娘も次第にこのまま逃げ続けようという気持ちを持ち始める…。最後まで父親がどういう人物なのか謎のまま終わるが、ここから先は読者がそれぞれイメージを膨らませていって欲しいというのが作者・角田さんの考えなのだろう。文章の所々に、子どもの深層心理を漂わせるものがあり、共感するとともに読むのが疲れてくる。だが、決して悪い本ではないのでお勧めしたい。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
B00CL6MZUY
No.47
(5pt)

父と娘の、奇妙な夏休み。

「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」と、冒頭から「な、何ィ!?」という事で遂に見入ってしまった。夏休みの間、何の仕事をしてるかも分からないような父親に散々連れ回されてしまうが、その内容は海や山・キャンプと子ども心をくすぐるようなイベントばかり。最初は早く帰りたいと思っていた娘も次第にこのまま逃げ続けようという気持ちを持ち始める…。最後まで父親がどういう人物なのか謎のまま終わるが、ここから先は読者がそれぞれイメージを膨らませていって欲しいというのが作者・角田さんの考えなのだろう。文章の所々に、子どもの深層心理を漂わせるものがあり、共感するとともに読むのが疲れてくる。だが、決して悪い本ではないのでお勧めしたい。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.46
(5pt)

父と娘の、奇妙な夏休み。

「夏休みの第一日目、私はユウカイされた。」と、冒頭から「な、何ィ!?」という事で遂に見入ってしまった。夏休みの間、何の仕事をしてるかも分からないような父親に散々連れ回されてしまうが、その内容は海や山・キャンプと子ども心をくすぐるようなイベントばかり。最初は早く帰りたいと思っていた娘も次第にこのまま逃げ続けようという気持ちを持ち始める…。最後まで父親がどういう人物なのか謎のまま終わるが、ここから先は読者がそれぞれイメージを膨らませていって欲しいというのが作者・角田さんの考えなのだろう。文章の所々に、子どもの深層心理を漂わせるものがあり、共感するとともに読むのが疲れてくる。だが、決して悪い本ではないのでお勧めしたい。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210
No.45
(5pt)

解説の重松清さんが、小5の少女の語彙で・・それホント

まず、タイトルのキッドナップツアーを見たとき英語が得意ではない
のですが、「誘拐をするためのツアー」か「誘拐しまくりツアー」と
いう感じで、この本のように「誘拐を実行中のツアー」というのは頭
に浮かびませんでした。別居中または離婚したお父さん(タカシ)と
小5の娘(ハル)の合意の上での逃避行的小旅行です。お父さんは軽い
感じで余り立派な人という感じではありませんがいい人です。
お父さんとその友人、お母さんの妹たちも登場人物ですが、印象的な
のはゆうこ叔母です。ハルはお父さんを冷静にながめパニックになっ
たりしません。文章表現も小学生とは思えません。ほんの数日の旅行
で冴えないお父さんを次第に好きになります。佐藤多佳子さんのサマ
ータイムにでてくる伊山佳奈も小6でしたが、女性作家の描く小学校
高学年の少女の精神年齢は高校生並ですね。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
B00CL6MZUY
No.44
(5pt)

解説の重松清さんが、小5の少女の語彙で・・それホント

まず、タイトルのキッドナップツアーを見たとき英語が得意ではない
のですが、「誘拐をするためのツアー」か「誘拐しまくりツアー」と
いう感じで、この本のように「誘拐を実行中のツアー」というのは頭
に浮かびませんでした。別居中または離婚したお父さん(タカシ)と
小5の娘(ハル)の合意の上での逃避行的小旅行です。お父さんは軽い
感じで余り立派な人という感じではありませんがいい人です。
お父さんとその友人、お母さんの妹たちも登場人物ですが、印象的な
のはゆうこ叔母です。ハルはお父さんを冷静にながめパニックになっ
たりしません。文章表現も小学生とは思えません。ほんの数日の旅行
で冴えないお父さんを次第に好きになります。佐藤多佳子さんのサマ
ータイムにでてくる伊山佳奈も小6でしたが、女性作家の描く小学校
高学年の少女の精神年齢は高校生並ですね。
キッドナップ・ツアー Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアーより
4652071671
No.43
(5pt)

解説の重松清さんが、小5の少女の語彙で・・それホント

まず、タイトルのキッドナップツアーを見たとき英語が得意ではない
のですが、「誘拐をするためのツアー」か「誘拐しまくりツアー」と
いう感じで、この本のように「誘拐を実行中のツアー」というのは頭
に浮かびませんでした。別居中または離婚したお父さん(タカシ)と
小5の娘(ハル)の合意の上での逃避行的小旅行です。お父さんは軽い
感じで余り立派な人という感じではありませんがいい人です。
お父さんとその友人、お母さんの妹たちも登場人物ですが、印象的な
のはゆうこ叔母です。ハルはお父さんを冷静にながめパニックになっ
たりしません。文章表現も小学生とは思えません。ほんの数日の旅行
で冴えないお父さんを次第に好きになります。佐藤多佳子さんのサマ
ータイムにでてくる伊山佳奈も小6でしたが、女性作家の描く小学校
高学年の少女の精神年齢は高校生並ですね。
キッドナップ・ツアー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: キッドナップ・ツアー (新潮文庫)より
4101058210