北緯四十三度の神話

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北緯四十三度の神話の評価:

3.92/5点 レビュー 12件。 C ランク

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全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(3pt)

姉妹は姉妹

両親の死後、二人とも悲しくて寂しかったのは同じ。だが、お互いが

お互いの心を理解しえなかった。姉は妹を、妹は姉を求めていたはず

なのに。二人はいつも歩み寄るきっかけを探していたに違いない。

「何かのきっかけさえあれば仲直りできるのに。」そう思いながら

読んだ。どんなにけんかしても、やはり姉妹は姉妹だと思う。私にも

妹がひとりいる。菜穂子と和貴子のできごとは、人ごととは思えない。

いつまでも二人が仲のよい姉妹でありますように。何だか妹に逢いたく

なった。
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
4167753200
No.15
(5pt)

筆者が書く女性の魅力

「4日間の奇跡」を読んだときも、「君の名残を」を読んだときもそうだったのですが、筆者の描く女性は力強く小説内で一際輝いています。

 本書でも菜穂子と和貴子という魅力的な姉妹が登場します。賢く落ち着いた雰囲気の姉と明るく元気のよい妹。仲のよかった姉妹であったが、近しい者の死に直面し互いを傷つけあい溝を広げていく二人。

 大人になり再び歩み寄ろうとする二人であったがはたして…

 はっきりいってハデさはありません。ボリュームも今までの作品よりも少ないのですが読みきった時の満足感と感動は前作品と同等かそれ以上です。マジオススメなのでぜひみんな読んでみて!!
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
B009DEDOXE
No.14
(5pt)

筆者が書く女性の魅力

「4日間の奇跡」を読んだときも、「君の名残を」を読んだときもそうだったのですが、筆者の描く女性は力強く小説内で一際輝いています。

 本書でも菜穂子と和貴子という魅力的な姉妹が登場します。賢く落ち着いた雰囲気の姉と明るく元気のよい妹。仲のよかった姉妹であったが、近しい者の死に直面し互いを傷つけあい溝を広げていく二人。

 大人になり再び歩み寄ろうとする二人であったがはたして…

 はっきりいってハデさはありません。ボリュームも今までの作品よりも少ないのですが読みきった時の満足感と感動は前作品と同等かそれ以上です。マジオススメなのでぜひみんな読んでみて!!
北緯四十三度の神話 Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話より
4163244905
No.13
(5pt)

筆者が書く女性の魅力

「4日間の奇跡」を読んだときも、「君の名残を」を読んだときもそうだったのですが、筆者の描く女性は力強く小説内で一際輝いています。

 本書でも菜穂子と和貴子という魅力的な姉妹が登場します。賢く落ち着いた雰囲気の姉と明るく元気のよい妹。仲のよかった姉妹であったが、近しい者の死に直面し互いを傷つけあい溝を広げていく二人。

 大人になり再び歩み寄ろうとする二人であったがはたして…

 はっきりいってハデさはありません。ボリュームも今までの作品よりも少ないのですが読みきった時の満足感と感動は前作品と同等かそれ以上です。マジオススメなのでぜひみんな読んでみて!!
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
4167753200
No.12
(3pt)

雪のように冷たく静かな姉妹愛

舞台は北緯四十三度の街、雪国・札幌。

一人の男性を巡って溝ができてしまった姉妹の関係が、

二人の成長によって和解していくしみじみとした感動作です。

目新しさはまったくなく、全体的に地味な印象。

妹の職業はラジオDJで、

ラジオ番組の中で妹が語る本音が

二人の歩み寄りに大きな影響を与えます。

言えなかった本音。

ずっと悩み続けてきた勘違い。

お互いを分かり合うことで自分自身の本来の姿も知っていく二人。

決して大きな出来事は起こらないけど

まるで深々と降る雪のように

心にジーンと感動が染み込んでくるお話でした。

妹が番組の中で悩めるリスナーに送った言葉。

「初めての嫉妬とか憎しみとかいう感情は、

自分との距離が一定の範囲より近い人にしか決して向けられない。

とても悲しいことだけど、これは真実です。」

こんな思い込みで、静かに憎むということでしか姉を愛せなかった妹。

これも歪んではいるけれど姉妹愛の一つの形だったのでしょうね。
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
B009DEDOXE
No.11
(3pt)

雪のように冷たく静かな姉妹愛

舞台は北緯四十三度の街、雪国・札幌。

一人の男性を巡って溝ができてしまった姉妹の関係が、

二人の成長によって和解していくしみじみとした感動作です。

目新しさはまったくなく、全体的に地味な印象。

妹の職業はラジオDJで、

ラジオ番組の中で妹が語る本音が

二人の歩み寄りに大きな影響を与えます。

言えなかった本音。

ずっと悩み続けてきた勘違い。

お互いを分かり合うことで自分自身の本来の姿も知っていく二人。

決して大きな出来事は起こらないけど

まるで深々と降る雪のように

心にジーンと感動が染み込んでくるお話でした。

妹が番組の中で悩めるリスナーに送った言葉。

「初めての嫉妬とか憎しみとかいう感情は、

自分との距離が一定の範囲より近い人にしか決して向けられない。

とても悲しいことだけど、これは真実です。」

こんな思い込みで、静かに憎むということでしか姉を愛せなかった妹。

これも歪んではいるけれど姉妹愛の一つの形だったのでしょうね。
北緯四十三度の神話 Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話より
4163244905
No.10
(3pt)

雪のように冷たく静かな姉妹愛

舞台は北緯四十三度の街、雪国・札幌。

一人の男性を巡って溝ができてしまった姉妹の関係が、

二人の成長によって和解していくしみじみとした感動作です。

目新しさはまったくなく、全体的に地味な印象。

妹の職業はラジオDJで、

ラジオ番組の中で妹が語る本音が

二人の歩み寄りに大きな影響を与えます。

言えなかった本音。

ずっと悩み続けてきた勘違い。

お互いを分かり合うことで自分自身の本来の姿も知っていく二人。

決して大きな出来事は起こらないけど

まるで深々と降る雪のように

心にジーンと感動が染み込んでくるお話でした。

妹が番組の中で悩めるリスナーに送った言葉。

「初めての嫉妬とか憎しみとかいう感情は、

自分との距離が一定の範囲より近い人にしか決して向けられない。

とても悲しいことだけど、これは真実です。」

こんな思い込みで、静かに憎むということでしか姉を愛せなかった妹。

これも歪んではいるけれど姉妹愛の一つの形だったのでしょうね。
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
4167753200
No.9
(5pt)

雪国発!

「雪の夜話」に続く浅倉さんの雪国を舞台にした感動の物語です。

雪国で育った姉妹が、一人の男性との関係から生じてしまった心の隙間を互いに埋める事が出来ずに・・・でも、最後には、互いに大事な存在として・・・。

この作品を通して、あらためて人の心の難しさというものを感じさせられたと同時に、それが解けた時の素晴らしさも感じる事が出来ました。

作中、妹さんのDJとしての言葉に思わず彼女の胸中が垣間見えて胸をうたれる事も有りました。

とにかく静かながらもじ〜んとくるものが有りますので読んでみて下さい。
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
B009DEDOXE
No.8
(5pt)

雪国発!

「雪の夜話」に続く浅倉さんの雪国を舞台にした感動の物語です。

雪国で育った姉妹が、一人の男性との関係から生じてしまった心の隙間を互いに埋める事が出来ずに・・・でも、最後には、互いに大事な存在として・・・。

この作品を通して、あらためて人の心の難しさというものを感じさせられたと同時に、それが解けた時の素晴らしさも感じる事が出来ました。

作中、妹さんのDJとしての言葉に思わず彼女の胸中が垣間見えて胸をうたれる事も有りました。

とにかく静かながらもじ〜んとくるものが有りますので読んでみて下さい。
北緯四十三度の神話 Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話より
4163244905
No.7
(5pt)

雪国発!

「雪の夜話」に続く浅倉さんの雪国を舞台にした感動の物語です。

雪国で育った姉妹が、一人の男性との関係から生じてしまった心の隙間を互いに埋める事が出来ずに・・・でも、最後には、互いに大事な存在として・・・。

この作品を通して、あらためて人の心の難しさというものを感じさせられたと同時に、それが解けた時の素晴らしさも感じる事が出来ました。

作中、妹さんのDJとしての言葉に思わず彼女の胸中が垣間見えて胸をうたれる事も有りました。

とにかく静かながらもじ〜んとくるものが有りますので読んでみて下さい。
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
4167753200
No.6
(5pt)

ある姉妹の関係の再生

浅倉卓弥氏の四作目の著書.全作品に共通しているのは物語が優しさにあふれている点だ.

 この作品には目立った事件は起こらないし,とんでもないどんでん返しも無い.ありふれた日常の中で二人の姉妹が互いの関係を回復していく.その手法も決して劇的なものではない.押し付けがましい理論は登場せず,相手のことを考えることで本当の自分を見つけようとする.大切に書かれた登場人物.それがこの物語を包む優しさの大きな要因となっている,そんな気がしてならない.

 余談かもしれないが,著者はぱっと見た感じでは明るく元気で饒舌な,でもとても繊細で優しい心を持った女性(あるいは女の子)に強い思い入れでもあるのだろうか?「四日間の奇蹟」の真理子,「君の名残を」の友恵,「雪の夜話」の雪子,そして本作の和貴子.はてさて次の物語ではどんな女性(もしくは男性)が登場するのだろう?
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
B009DEDOXE
No.5
(5pt)

ある姉妹の関係の再生

浅倉卓弥氏の四作目の著書.全作品に共通しているのは物語が優しさにあふれている点だ.

 この作品には目立った事件は起こらないし,とんでもないどんでん返しも無い.ありふれた日常の中で二人の姉妹が互いの関係を回復していく.その手法も決して劇的なものではない.押し付けがましい理論は登場せず,相手のことを考えることで本当の自分を見つけようとする.大切に書かれた登場人物.それがこの物語を包む優しさの大きな要因となっている,そんな気がしてならない.

 余談かもしれないが,著者はぱっと見た感じでは明るく元気で饒舌な,でもとても繊細で優しい心を持った女性(あるいは女の子)に強い思い入れでもあるのだろうか?「四日間の奇蹟」の真理子,「君の名残を」の友恵,「雪の夜話」の雪子,そして本作の和貴子.はてさて次の物語ではどんな女性(もしくは男性)が登場するのだろう?
北緯四十三度の神話 Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話より
4163244905
No.4
(5pt)

ある姉妹の関係の再生

浅倉卓弥氏の四作目の著書.全作品に共通しているのは物語が優しさにあふれている点だ.

 この作品には目立った事件は起こらないし,とんでもないどんでん返しも無い.ありふれた日常の中で二人の姉妹が互いの関係を回復していく.その手法も決して劇的なものではない.押し付けがましい理論は登場せず,相手のことを考えることで本当の自分を見つけようとする.大切に書かれた登場人物.それがこの物語を包む優しさの大きな要因となっている,そんな気がしてならない.

 余談かもしれないが,著者はぱっと見た感じでは明るく元気で饒舌な,でもとても繊細で優しい心を持った女性(あるいは女の子)に強い思い入れでもあるのだろうか?「四日間の奇蹟」の真理子,「君の名残を」の友恵,「雪の夜話」の雪子,そして本作の和貴子.はてさて次の物語ではどんな女性(もしくは男性)が登場するのだろう?
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
4167753200
No.3
(4pt)

雪の情景

物語の舞台は北緯43度の都市、札幌。

その街に住まう二人の姉妹が主人公です。

一人は大学の研究室で助手を務める姉の菜穂子。

物語は基本的にこの菜穂子の視点で語られ、進んでいきます。

そしてもう一人は地元のFMラジオ局に勤める妹の和貴子。

過去様々な出来事を経て、この二人の間に出来てしまった心の溝。

その溝を埋め、壊れた二人の関係を修復する過程が、物語の本筋となります。

ただ、その関係修復の過程が、『それぞれが相手を理解する』というものではなく(もちろんそれもありますが)、どちらかというと二人が互いに相手を鏡にして、自分自身を理解するというのがメインになっているように思います。

余談ですが、この作品中に『雪の夜話』に登場した沢村(旧姓相模)夏子と、娘の雪子が登場します。

出番は少ないですが、3歳になった雪子を見たい方は読んでみてはいかがでしょうか?
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
B009DEDOXE
No.2
(4pt)

雪の情景

物語の舞台は北緯43度の都市、札幌。

その街に住まう二人の姉妹が主人公です。

一人は大学の研究室で助手を務める姉の菜穂子。

物語は基本的にこの菜穂子の視点で語られ、進んでいきます。

そしてもう一人は地元のFMラジオ局に勤める妹の和貴子。

過去様々な出来事を経て、この二人の間に出来てしまった心の溝。

その溝を埋め、壊れた二人の関係を修復する過程が、物語の本筋となります。

ただ、その関係修復の過程が、『それぞれが相手を理解する』というものではなく(もちろんそれもありますが)、どちらかというと二人が互いに相手を鏡にして、自分自身を理解するというのがメインになっているように思います。

余談ですが、この作品中に『雪の夜話』に登場した沢村(旧姓相模)夏子と、娘の雪子が登場します。

出番は少ないですが、3歳になった雪子を見たい方は読んでみてはいかがでしょうか?
北緯四十三度の神話 Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話より
4163244905
No.1
(4pt)

雪の情景

物語の舞台は北緯43度の都市、札幌。

その街に住まう二人の姉妹が主人公です。

一人は大学の研究室で助手を務める姉の菜穂子。

物語は基本的にこの菜穂子の視点で語られ、進んでいきます。

そしてもう一人は地元のFMラジオ局に勤める妹の和貴子。

過去様々な出来事を経て、この二人の間に出来てしまった心の溝。

その溝を埋め、壊れた二人の関係を修復する過程が、物語の本筋となります。

ただ、その関係修復の過程が、『それぞれが相手を理解する』というものではなく(もちろんそれもありますが)、どちらかというと二人が互いに相手を鏡にして、自分自身を理解するというのがメインになっているように思います。

余談ですが、この作品中に『雪の夜話』に登場した沢村(旧姓相模)夏子と、娘の雪子が登場します。

出番は少ないですが、3歳になった雪子を見たい方は読んでみてはいかがでしょうか?
北緯四十三度の神話 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 北緯四十三度の神話 (文春文庫)より
4167753200