宵山万華鏡

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評判

宵山万華鏡の評価:

4.17/5点 レビュー 78件。 C ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

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全122件 121〜122 7/7ページ
No.2
(5pt)

めくるめく不思議なファンタジー・ワールドに、行ってらっしゃい!

京都の祇園祭は宵山(よいやま)をめぐって展開、回転する話が六つ。仲のいい小学生姉妹の冒険を描いた最初の「宵山姉妹」の話にはじまり、それぞれに繋がり、絡まり合う「宵山金魚」「宵山劇場」「宵山回廊」「宵山迷宮」の話を通って、おしまいの「宵山万華鏡」の話に至る連作短編の妙。それはなんだか、話の中にも出てくる万華鏡をくるくると回しながら、覗き見している感じ。ああ、面白かったなあ。いつまでもいつまでも、この宵山の祭りの世界から抜け出したくない、そんな思いに駆られたくらい、それはめくるめく不思議なファンタジー・ワールドでした。

 話の中にいつしかさ迷いこんでいて、その世界を旅している味わいに似ているところ、通じているものがあるかなあとふっと思い出したのが、恒川光太郎の「夜市」「秋の牢獄」といった短編。本書の万華鏡世界から抜け出した後、そちらの世界にも足を延ばしてみる、というのも面白いかもしれません。

 きらきら光るものを散りばめた表紙カバー、装画のさやか(呼び捨て御免)の絵もいいっすね。お祭りの賑やかさ、楽しさ、わくわく感に包まれる素敵なイラスト。この表紙カバーを外すと、そこにはまた、一種異様で、暗くて怖い幻想味に満ちた絵が、目に飛び込んでまいります。本を広げてその絵に親しんだ後、くるりと本をひっくり返し、頁をめくって、宵山の祭りの世界に、行ってらっしゃい!
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.1
(5pt)

めくるめく不思議なファンタジー・ワールドに、行ってらっしゃい!

京都の祇園祭は宵山(よいやま)をめぐって展開、回転する話が六つ。仲のいい小学生姉妹の冒険を描いた最初の「宵山姉妹」の話にはじまり、それぞれに繋がり、絡まり合う「宵山金魚」「宵山劇場」「宵山回廊」「宵山迷宮」の話を通って、おしまいの「宵山万華鏡」の話に至る連作短編の妙。それはなんだか、話の中にも出てくる万華鏡をくるくると回しながら、覗き見している感じ。ああ、面白かったなあ。いつまでもいつまでも、この宵山の祭りの世界から抜け出したくない、そんな思いに駆られたくらい、それはめくるめく不思議なファンタジー・ワールドでした。

 話の中にいつしかさ迷いこんでいて、その世界を旅している味わいに似ているところ、通じているものがあるかなあとふっと思い出したのが、恒川光太郎の「夜市」「秋の牢獄」といった短編。本書の万華鏡世界から抜け出した後、そちらの世界にも足を延ばしてみる、というのも面白いかもしれません。

 きらきら光るものを散りばめた表紙カバー、装画のさやか(呼び捨て御免)の絵もいいっすね。お祭りの賑やかさ、楽しさ、わくわく感に包まれる素敵なイラスト。この表紙カバーを外すと、そこにはまた、一種異様で、暗くて怖い幻想味に満ちた絵が、目に飛び込んでまいります。本を広げてその絵に親しんだ後、くるりと本をひっくり返し、頁をめくって、宵山の祭りの世界に、行ってらっしゃい!
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453