宵山万華鏡

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評判

宵山万華鏡の評価:

4.17/5点 レビュー 78件。 C ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全122件 81〜100 5/7ページ
No.42
(4pt)

まさに万華鏡

ぐるぐる作品世界を巡っていくと、そこかしこで登場人物たちが繋がり、その繋がりが少しずつ、作品世界を変えていく。それぞれの作品がリンクし、登場人物たちが交錯しあうことで、少しずつ視点が変わり、視点が変わることによって繰り広げられる新たに見える景色が面白い。まさに万華鏡の世界。
一編一編の彩りもテイストも異なるため、作品ごとに見える世界は大きく異なる。それもまた万華鏡。
少し妖しく幻想的なお話あり、力いっぱい馬鹿らしい話あり、作者お得意の単純明快、妄想大好物のヘタレ学生たちの活躍あり、ホラーテイストの話あり、と様々なテイストを楽しめる作品。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.41
(4pt)

まさに万華鏡

ぐるぐる作品世界を巡っていくと、そこかしこで登場人物たちが繋がり、その繋がりが少しずつ、作品世界を変えていく。それぞれの作品がリンクし、登場人物たちが交錯しあうことで、少しずつ視点が変わり、視点が変わることによって繰り広げられる新たに見える景色が面白い。まさに万華鏡の世界。
一編一編の彩りもテイストも異なるため、作品ごとに見える世界は大きく異なる。それもまた万華鏡。
少し妖しく幻想的なお話あり、力いっぱい馬鹿らしい話あり、作者お得意の単純明快、妄想大好物のヘタレ学生たちの活躍あり、ホラーテイストの話あり、と様々なテイストを楽しめる作品。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.40
(4pt)

繋いだ手は離しちゃいけないよ

ちょっと不思議な世界にくるくると惑わされる。
見える景色がくるくる変わる。これはこうで、あそこはこうで。
この人があの人で、あそこにいたのがこの人で、あの人はここにいて。
一つ一つは短くてあっという間だけれども、それが次に重なりあう。
万華鏡のように景色が変わる。そういう連作短編集だ。

私の頭の中の京都の地図は通りの名前しか記載されていないので、町名で書かれると戸惑う。
でも、町名がぴんと来ないことで、景色がぼんやりと曖昧で感覚的なものになり、物語世界が幻想的になった。
達磨や招き猫や信楽焼きの狸が飾られた、天狗や竜が舞い遊ぶ、そこは偽京都。
偽京都の祇園祭に偽祇園祭があるのだ。要注意。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.39
(4pt)

繋いだ手は離しちゃいけないよ

ちょっと不思議な世界にくるくると惑わされる。
見える景色がくるくる変わる。これはこうで、あそこはこうで。
この人があの人で、あそこにいたのがこの人で、あの人はここにいて。
一つ一つは短くてあっという間だけれども、それが次に重なりあう。
万華鏡のように景色が変わる。そういう連作短編集だ。

私の頭の中の京都の地図は通りの名前しか記載されていないので、町名で書かれると戸惑う。
でも、町名がぴんと来ないことで、景色がぼんやりと曖昧で感覚的なものになり、物語世界が幻想的になった。
達磨や招き猫や信楽焼きの狸が飾られた、天狗や竜が舞い遊ぶ、そこは偽京都。
偽京都の祇園祭に偽祇園祭があるのだ。要注意。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.38
(4pt)

宵山の夜

いままでより少し大人っぽくなったような。

森見氏でないと書けないあの祭りの夜店にいるような目くらまし、けれどそれがなくとも充分正統な幻想小説のように感じました。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.37
(4pt)

宵山の夜

いままでより少し大人っぽくなったような。

森見氏でないと書けないあの祭りの夜店にいるような目くらまし、けれどそれがなくとも充分正統な幻想小説のように感じました。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.36
(4pt)

迷子になりに行きませんか

ぐるぐるぐる。繋がる繋がる。
宵山巡りをして、自身もまるで迷い込んでしまった感覚に囚われます。

この本を読む私自身は万華鏡を通して宵山を眺めているのか,
それとも少女達に誘われて迷子になってしまったのか。

全ては繋がってきっと出口へと導いてくれます。
だけど、途中で何かを見落としたらそのまま宵山に取り残されてしまう。

京都の夜の不思議な世界へ。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.35
(4pt)

迷子になりに行きませんか

ぐるぐるぐる。繋がる繋がる。
宵山巡りをして、自身もまるで迷い込んでしまった感覚に囚われます。

この本を読む私自身は万華鏡を通して宵山を眺めているのか,
それとも少女達に誘われて迷子になってしまったのか。

全ては繋がってきっと出口へと導いてくれます。
だけど、途中で何かを見落としたらそのまま宵山に取り残されてしまう。

京都の夜の不思議な世界へ。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.34
(4pt)

幻想世界の光と闇

京都、宵山の祇園祭の世界に迷い込んだ人たちの話が収められています。
一つ一つの話は独立していますが、全ての話を読むと宵山の世界が見えてきます。
一度、宵山の世界に入り込むと二度と抜け出すことのできない、あやしの世界です。

宵山の世界は幻想的な魅力を放ち、人々、特に子供の心をつかみます。
それは、子供たちにとって手に入りにくい物でも、祇園祭で一番えらい“宵山様”の近くに行くと簡単に手に入ってしまうからでしょう。

幻想的だけれども二度と抜け出すことのできない“あやし”の世界に浸れます。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.33
(4pt)

幻想世界の光と闇

京都、宵山の祇園祭の世界に迷い込んだ人たちの話が収められています。
一つ一つの話は独立していますが、全ての話を読むと宵山の世界が見えてきます。
一度、宵山の世界に入り込むと二度と抜け出すことのできない、あやしの世界です。

宵山の世界は幻想的な魅力を放ち、人々、特に子供の心をつかみます。
それは、子供たちにとって手に入りにくい物でも、祇園祭で一番えらい“宵山様”の近くに行くと簡単に手に入ってしまうからでしょう。

幻想的だけれども二度と抜け出すことのできない“あやし”の世界に浸れます。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.32
(4pt)

ほどよくおもしろい

太陽の塔で森見作品にハマり、キラキラな表紙に惹かれて購入。
なんだかにぎやかで心惹かれる表紙ですよね!

一番初めの小学生の姉妹の話を読んだときは「怖い」「あの愉快なノリは?」と???な感想だったのですが、読むうちに納得。
いつもの京大生風と怪談風、どちらも一冊に収まったというか。
読み終わったあと不思議な感覚になりました。

多分二回目のほうが楽しめる作品です。
違う章で出てきた登場人物たちがさりげなく登場しててニヤっとします。
本当に万華鏡をのぞいている感覚!
宵山行きたくなりました!
乙川さんが一番好き♪
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.31
(4pt)

ほどよくおもしろい

太陽の塔で森見作品にハマり、キラキラな表紙に惹かれて購入。
なんだかにぎやかで心惹かれる表紙ですよね!

一番初めの小学生の姉妹の話を読んだときは「怖い」「あの愉快なノリは?」と???な感想だったのですが、読むうちに納得。
いつもの京大生風と怪談風、どちらも一冊に収まったというか。
読み終わったあと不思議な感覚になりました。

多分二回目のほうが楽しめる作品です。
違う章で出てきた登場人物たちがさりげなく登場しててニヤっとします。
本当に万華鏡をのぞいている感覚!
宵山行きたくなりました!
乙川さんが一番好き♪
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.30
(5pt)

夏が恋しくなります!

日本の夏祭り特有の、蒸して汗ばんだ空気、
浮かび上がる提灯の明かり、夜店の甘ったるい匂い・・

日本人ならば誰もがおそらく持っている
夏祭りの、心躍るも切ない情景が詰まっています。

しかも、舞台は京都の宵山。
短い話に出てくる何人かの主人公は、それぞれ
近づいたり、遠ざかったり、関係があったり、なかったりしながら
それぞれの宵山を過ごし、ちょっと成長したり、心の「つかえ」が取れたり、
一歩前へすすみます。

まるで、この宵山全体が誰かに見られ、操られているかのように。

ただ単に、読んでいるだけで楽しく、夏が恋しくなる本です。
夏が好き、京都が好き、不思議ストーリーが好き、
という方は楽しんで読めるのではと思います。

さやかさんのカバーイラストがまた美しく、ずっと眺めていたくなります。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.29
(5pt)

夏が恋しくなります!

日本の夏祭り特有の、蒸して汗ばんだ空気、
浮かび上がる提灯の明かり、夜店の甘ったるい匂い・・

日本人ならば誰もがおそらく持っている
夏祭りの、心躍るも切ない情景が詰まっています。

しかも、舞台は京都の宵山。
短い話に出てくる何人かの主人公は、それぞれ
近づいたり、遠ざかったり、関係があったり、なかったりしながら
それぞれの宵山を過ごし、ちょっと成長したり、心の「つかえ」が取れたり、
一歩前へすすみます。

まるで、この宵山全体が誰かに見られ、操られているかのように。

ただ単に、読んでいるだけで楽しく、夏が恋しくなる本です。
夏が好き、京都が好き、不思議ストーリーが好き、
という方は楽しんで読めるのではと思います。

さやかさんのカバーイラストがまた美しく、ずっと眺めていたくなります。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.28
(5pt)

不思議ななつかしさ

綺麗な表装に魅かれて初めて森見さんの作品を手にしました。
昭和生まれの私の年齢のせいでしょうか?どこか懐かしい風景が眼に浮かぶ作品です。一夜の宵山の出来事をいろいろな人間がいろいろな角度から見ておりそれがひとつにつながるというものですが不思議なタッチの作品です。
祭りの賑わいから少し離れると静寂の暗闇があり、誰もがこどもの頃に経験した怖さを思い出しました。この作品が好きな人は他に「きつねのはなし」もおすすめです。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.27
(5pt)

不思議ななつかしさ

綺麗な表装に魅かれて初めて森見さんの作品を手にしました。
昭和生まれの私の年齢のせいでしょうか?どこか懐かしい風景が眼に浮かぶ作品です。一夜の宵山の出来事をいろいろな人間がいろいろな角度から見ておりそれがひとつにつながるというものですが不思議なタッチの作品です。
祭りの賑わいから少し離れると静寂の暗闇があり、誰もがこどもの頃に経験した怖さを思い出しました。この作品が好きな人は他に「きつねのはなし」もおすすめです。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.26
(5pt)

小説のテクニックとしてかなり高度

初出は小説すばる2007年3月号〜2008年10月号。リリースは2009年7月10日。6つの短編からなる作品だ。

森見氏の作品の特徴として、ひとつの事象を登場人物それぞれの視点から作品化するという手法がある。その視点が時間・空間という軸を90度異なったもので進行していく。本作の短編6編は正にその典型とも言える手法が用いられていて、最初の短編にちょっと登場した人物が、次の話の主役にすわり、その人の周辺で前の話が別の角度から進行する。小説のテクニックとしてかなり高度である。その高度さをほとんど意識させないところが氏の又凄いところだ。

相変わらずの森見ワールドで愉しめるのだが、それと同じくらいに感心したのはカバーの絵だった。実に完璧に森見ワールドを絵にしている。何となく伊藤若冲の現代風みたいな感じである。どうやら『さやか』という人が描いたいるらしいのだが何者だろう。それがますます作品の価値を高めている。ますます、の森見氏だ。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.25
(5pt)

小説のテクニックとしてかなり高度

初出は小説すばる2007年3月号〜2008年10月号。リリースは2009年7月10日。6つの短編からなる作品だ。

森見氏の作品の特徴として、ひとつの事象を登場人物それぞれの視点から作品化するという手法がある。その視点が時間・空間という軸を90度異なったもので進行していく。本作の短編6編は正にその典型とも言える手法が用いられていて、最初の短編にちょっと登場した人物が、次の話の主役にすわり、その人の周辺で前の話が別の角度から進行する。小説のテクニックとしてかなり高度である。その高度さをほとんど意識させないところが氏の又凄いところだ。

相変わらずの森見ワールドで愉しめるのだが、それと同じくらいに感心したのはカバーの絵だった。実に完璧に森見ワールドを絵にしている。何となく伊藤若冲の現代風みたいな感じである。どうやら『さやか』という人が描いたいるらしいのだが何者だろう。それがますます作品の価値を高めている。ますます、の森見氏だ。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453
No.24
(4pt)

好みがわかれそうですが個人的には好きです

祇園祭の宵山を舞台に繰り広げられる、六つの短編小説がおさめられています。

今作は従来からの森見ファンの中でも評価が分かれる作品かもしれません。
というのも、森見氏が今まで見せてきたいくつかの作風の作品が混じってはいっているからです。

六つの短編を分類すると
A.1、4、5→”きつねのはなし”で見せた怪奇小説風の作風
B.2、3、 →”新釈走れメロス”の表題作などで見せた阿呆なノリの作風
C.6    →”夜は短し”の古本市の話などで見せた、幻想と現実が継ぎ目なしに入り混じった作風
という感じがしました。

だから
BやCの森見氏のいつもの作風を期待して読む人にとってはやや物足りないかもしれません。
一方Aの怪奇小説風が好きな人は気に入る可能性が高いと思います。

個人的には森見作品の幻想性が好きなのですが
三編目がやや空回りしている印象を受けたものの、全体としては大変楽しめました。
特に六編目の宵山万華鏡が好きです。
宵山万華鏡 Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡より
4087713032
No.23
(4pt)

好みがわかれそうですが個人的には好きです

祇園祭の宵山を舞台に繰り広げられる、六つの短編小説がおさめられています。

今作は従来からの森見ファンの中でも評価が分かれる作品かもしれません。
というのも、森見氏が今まで見せてきたいくつかの作風の作品が混じってはいっているからです。

六つの短編を分類すると
A.1、4、5→”きつねのはなし”で見せた怪奇小説風の作風
B.2、3、 →”新釈走れメロス”の表題作などで見せた阿呆なノリの作風
C.6    →”夜は短し”の古本市の話などで見せた、幻想と現実が継ぎ目なしに入り混じった作風
という感じがしました。

だから
BやCの森見氏のいつもの作風を期待して読む人にとってはやや物足りないかもしれません。
一方Aの怪奇小説風が好きな人は気に入る可能性が高いと思います。

個人的には森見作品の幻想性が好きなのですが
三編目がやや空回りしている印象を受けたものの、全体としては大変楽しめました。
特に六編目の宵山万華鏡が好きです。
宵山万華鏡 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 宵山万華鏡 (集英社文庫)より
4087468453