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楽園島からの脱出



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【この小説が収録されている参考書籍】
楽園島からの脱出 (電撃文庫)
楽園島からの脱出II (電撃文庫)

楽園島からの脱出の評価: 4.06/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(4pt)

ラノベだけどラノベっぽくないキャラ描写で面白かった

舞台とテーマはラノベ。高校生しか出てこないご都合主義は高3だけのクローズサークルだし、天才キャラも数人いなきゃ話進まないだろうし気になりませんでした。
イラストもそうだし内容は中高生向けラノベなんだけど、妙に現実感あるキャラ描写のせいで(とくに女子キャラ)とても楽しく読めました。
ゲーム部部長とその補佐の、マジメ眼鏡くん&クール三つ編みっ子が主人公ヒロインかと思ったら違った。
表紙の真ん中はなんでこの子なん?って疑問だったけど、最後まで読んで納得しました。確かにお前がヒロインだわ。笑

主人公は眼鏡くんではなく、性格ゆがんでてすかした(というような描写されてる)イケメン。
多数の女子が主人公に寄ってきてパートナーころころ変わりますが、主人公が特定の子を好きになったりしないので女子キャラは使い捨て状態です。
でもそこが面白く思いました。女子を萌えキャラとして描いておらず、面倒くさくてずるくてコロコロ主張を変える生き物として扱ってる。
作中でも女子がこのゲームにおけるポイントとありますが、女のずるさと流されやすさが小説の面白さにもつながってとても良かったです。

他の女子がブレまくりな中、ほとんどブレずに最後までキャラ貫いたヒロインは可愛いかはさておき確かにメインヒロインでした。笑

次巻も楽しみです。
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No.16:
(2pt)

1、2巻を通しての感想

著者が披露したい知識ありきで、ストーリーを展開させていった印象。よってキャラ立ちしておらず、誰にも共感できません。終盤に行くほど残念な作品。
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No.15:
(5pt)

最高に面白かった!

端的に言って、非常に面白かった。最初っから最後まで飽きることなく一気に読み進めることができた。

ストーリーを一言でまとめると「極限ゲームサークル」と呼ばれるサークルのOBが用意した孤島からの脱出を図るゲームに、高校生の男女100人が参加するというものである。

主人公は少年であり、結構頭がキレ、かなり普通からズレている。
彼が中心になり、また男女多くの友人たちが絡みながら物語は進んで行く。
ゲームのルールは細かく、最初から全てが明らかにされているわけではない。自分達でルールを見つけていく必要があり、また男女それぞれに振られた役割があり、それらが話を複雑に、そして魅力的なものにしている。それは多分に人間の心理を考慮する必要がある形になっており、各人の、男女それぞれの、感情の動きを見ていくのも楽しい。
ゲームには終わりが設定されており、それはつまりまたいつもの日常は続いていくということである。
故にゲームのルール(制約)のみならず、暗黙の了解、或いは道徳といったようなものをもルールとして認識改変利用しなければならない。
かなり複雑である。

ゲームが進んで行く中で集団を二つに割っての争いが発生し、最後には暴力の役割が抑止力から実際的な武力へと変わるなど、今巻でも様々な動きはあったが、当然の如く二巻へと物語は続いていく。
次が非常に楽しみで早く読みたくて仕方が無い。

あぁ、メインヒロインと呼べるような存在は明確になっておらず、その辺りも今後どうなるか気になるところである。
良い作品でした。
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No.14:
(5pt)

引き込まれた

「極限ゲームサークル」主催の大規模イベント脱出ゲームという設定で、ドキドキしながら読み始めるうち、臨場感があり引き込まれていきました。
心理学的なことや、かけひきの描写が巧妙で、さすが土橋先生の作品だと思いました。
登場する女の子のイラストはところどころキワドイです。
友人にもおすすめしたり、本をプレゼントしたりしました。ライトノベル好き、ゲーム好きな方には特におすすめです。
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No.13:
(5pt)

ぐいぐい引き込まれました

「極限ゲームサークル」主催の大規模イベント脱出ゲームという設定で、ドキドキしながら読み始めるうち、臨場感があり引き込まれていきました。
心理学的なことや、かけひきの描写が巧妙で、さすが土橋先生の作品だと思いました。
登場する女の子のイラストはところどころキワドイです。
友人にもおすすめしたり、本をプレゼントしたりしました。ライトノベル好き、ゲーム好きな方には特におすすめです
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No.12:
(3pt)

良くも悪くもライトノベル……故に

良くも悪くもライトノベルな作品でした。
ライトノベルであると言うルールに気づいてからは、これまた良くも悪くも安心して読む事が出来ました。
これがちょっと勘違いしたライトノベルや本格派の小説であれば、きっと…と、もっと…
ライトノベルのマナーにのっとった良作品と言えると思います。

故にライトノベルとしては王道をいく高評価
世界観や心理的な駆け引き、トリック。その心的描写などの内容は面白いが
人間の本質としてではなく、恋愛物としての男女話は評価出来ない。
少女漫画好きな男性や女性一般は共感できないだろうし、キャラ読みする人にとってはふに落ちない終わり方をすると思う。
彼が友人であれば、脱出後に「結局お前はなんなん? 」と聞いてしまう気がする(;'Д`)
脱出してハッピーエンドと捕らえるのか、人間関係こそが結末と捕らえるのかで評価が変わると思う。

本巻と次巻続けて数時間で完読ぶっ通し余裕
グレードアップ版が読みたいならクリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)貴志祐介をお勧めします。
きっと…と、もっと…で溢れてます。

著者ではなく感想でもない蛇足としては
本巻と''アラビア数字2巻なのは営業の兼ね合いか?上下巻で出せばいいのに…
3巻が出たとしたら、特に購入して読む事はないでしょう。引き際はここ
ついでに2巻のクライマックス(っていうか本編終了後)p270
「……彼女に優しい言葉をかけてあげてくだだい」って一気に萎えたw
まぁこれは写植の人か
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No.11:
(5pt)

お薦めです

言葉を紡ぐ度に女の子の可愛らしさを表現出来る手腕、見ものです。そして、比喩の巧さ、これも素晴らしいです。ラノベとは思えない程秀逸です。ラノベにありがちなダラダラ物語を引き伸ばす事もなく、快活に目まぐるしく進展していくので、全く飽きさせる事もなく、正に非の打ち所の無い作品です。因みに言うと、2巻は1巻よりもさらに素晴らしい出来です。

買おうか迷っている人は是非買うべきです。
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No.10:
(2pt)

どんな時でもルールに忠実なキャラ達。理解できません

ゲームのルール設定が稚拙すぎるのと、そのルールに忠実に動きすぎるキャラ達に違和感がありまくりです。

いくら金銭的な報酬発生や電気ショックのペナルティがあるとはいえ、あそこまで理不尽なルールに全員が従うのには違和感がある。
ルールに従ってゲームをこなすにしても、一般的な閉鎖空間物と違い、「死」という強力なプレッシャーが身近に無いのにも関わらず、いきなり主要人物達があんなにヒステリックになられても・・・
パニックになる過程が一番強引すぎてついていけませんでした。

それに、パニックが発生してしまったらしまったで、尚更ルールに従う道理が無い。
なぜ、そこまで主要人物も含めて全員がルールに絶対服従なのか?

それと、スタンガンにびびりすぎ。
電圧に変化があろうがなかろうが、高校生男子50人がスタンガン持ってる女子にびびって全員犬状態って・・・
しかも、そこまでされてもなぜか女子に対して暴力は振るわない超草食系男子達。意味がわからんです。

メディアワークス文庫の方では、もっと緊迫感のある筋の通った閉鎖空間物を書かれていたので期待したのですが・・・

ライトノベル用にノリやテンポをわかりやすくしたのかなんなのか、残念です。
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No.9:
(3pt)

うーん

1巻読んでから間があいてしまったこともありますが
キャライラストが誰が誰だか分かりません。

男女間、女子同士の対立がエグい割にラストはすごく茶番。
主人公のハーレム状態にもっともな理由が欲しい

扉の外やツァラトゥストラへの階段と比べるといまひとつ。
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No.8:
(5pt)

主人公の価値観がおもしろい

男子に空気が多いのはラノベなので仕方ないのでしょう
しかし性格のある男子はみんな違うタイプの格好良さがありました
電車で「この人痴漢です!」と嘘をつき恐喝した事件の犯人と同レベルの行動をとる神楽坂と篠田に対しても、ゲームに負けた自分が悪いと受け入れる主人公
この神楽坂と篠田が状況を進行させますが
この二人は自分勝手なところもゲスさも最後まで変わりません
謝罪のような真似をしてきた実行犯には微妙な苛立ちを見せつつ絵を描いた二人には本当に普通に接する主人公
そんな経緯がありながら「私に優しくしろ」と言い出されても受け入れる主人公
好意を持つ女子も嫌悪する女子も多いのも納得です
敵も仲間も全員に長所と短所が描かれていて薄っぺらさがないのも面白いです

神楽坂との会話に出てきた「あの子」そして保険医ヒロインの行末など未回収の伏線が気になります
ツァラトゥストラへの階段とのリンクっぽいのは自分も気になりました
単なるファンサービスかも知れませんが色々と期待してます
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No.7:
(5pt)

お願いだから続きを!!

相変わらず面白い土橋作品。 引き込まれる心理描写と集団の中での駆け引き。続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした。
登場人物も皆、何処かに居そうな(ある意味でも)魅力的な人々だと思いました。
ただ、土橋作品全般に言える事ですが論理が少々極論気味かと。それでも十分現実的思考だとはおもいますが。
そして終盤のツァラトゥストラへの階段へのつながりへの繋がりを匂わせるあの場面。
こちらの期待が跳ね上がりました。
もしかして続きが出るのか!?とても楽しみです。
この巻でも完結とはとれますが是非とも続きを書いて欲しいと思います。
というかツァラトゥストラへの階段の続きを書いて、そこに沖田を絡めるのが個人的な理想。
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No.6:
(3pt)

ファンタジー島?

表紙に惹かれて1巻を購入し、少し迷いましたが2巻目も購入しました。1巻でもそうでしたが、同級生に対する行為は度をこしていると言わざるを得ないほどひどいことをします。少し列挙しただけでも、容赦なしのスタンガン、武力抑制のために女生徒を下着姿にしてみせしめにする、性欲のはけ口のために立場の弱い女生徒に性行為を強要する。とても同級生におこなう行為ではなく、これだけのことをして元の同級生に戻れるわけありません。最後まで主催者は明かされませんでしたが、こちらも生徒がそうするように仕向けるため、食べ物に薬(麻薬?)、をまぜたりするなど悪質です。完全にアンダーグラウンドの世界です。そういうことばかりに目が行ってしまい、結局自分は謎かけなど完全に二の次でした。これだけ人間関係をボロボロにしたいなら一部同級生、一部他人にしたほうがまだ納得がいったと思います。一方で島での勢力争いを社会の強弱に結びつけてその持論を展開するのは筋が通っていて引き込まれるものがあり感心しました(やはり偏りはありますが)。
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No.5:
(5pt)

ツァラトゥストラへの階段を連想させるような終盤の表現が気になります。

この間で脱出ゲーム自体は終了となりました。
が、梨央のトラウマ等の伏線は回収されていません。
むしろ『あの子』の存在が仄めかされ、謎が深まっています。

ですがこの作者さんの作品ではよくある書き方ですし、内容も少し駆け足に感じる部分もありましたが素晴らしいものでした。
続刊してもおかしくない終わり方をしていますが、個人的にはここで終わることを望んでいます。
続けるのであればそれこそ囚人ゲームに参加し、福原と共同戦線を張りつつビリオンランクを目指す、5巻以上の物語がほしいですね。
4巻以上のシリーズを書いたことがないので望み薄ではありますが。

この人の本を読んだことがない人は是非1巻とともにどうぞ。自身を持っておすすめします。
シュールなキャラたちの会話など、ニヤッと出来る部分も多くあります。そしてこのそこはかとないエロス。今回は少し刺激的でしたけど。
とりあえずこの巻で一段落ついているので、買ってみてはいかがでしょうか
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No.4:
(4pt)

続く・・・?

この2巻で楽園島からは脱出します。

ただ、前回から存在だけは明らかになっている保健医等の伏線を回収しきっていません。
また、ある人物の新たな背景が描かれ、次の巻の伏線のようになっています。

この巻で終わるかもしれませんし、続くかもしれない。
ぜひ、続くことを願っています!
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No.3:
(4pt)

面白いですが・・・

やっぱりこういう話は面白いですね。
しかし、1冊で完結するのかと思ったら続きがあるんですね;;
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No.2:
(4pt)

いつもの土橋作品?

今回の話はタイトル通り、島から脱出するお話
極限ゲームサークルOB主催の無人島脱出ゲームだが
今回は命まではかけてなくリスクが少なそう。
今後の展開次第では扉の外のような作品になるかも
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No.1:
(5pt)

従来の土橋作品とは似て非なる新たな境地

どこか『扉の外』を彷彿させるような表紙になっています。実際既刊の作品と比べると、『扉の外』に一番近い内容になっています。

ストーリーは、「極限ゲームサークル」と呼ばれるサークルのOBが用意した孤島からの脱出を図るゲームに、高校生の男女100人が参加するという物語です。

『扉の外』に似たものを感じますが、「日常への回帰」が約束されている(今のところ表面的にですが)という決定的な違いがあります。
『扉の外』や『生贄のジレンマ』のような「集団」が生み出す独特の張り詰めた空気はありますが、バイオレンスな事態になることはほとんどありません。

主人公は今までの土橋作品にはいなかったタイプで個人的にはかなり気に入りました(表紙左側の男子)。

登場人物たちは、普通ではないゲームに参加している不安感に押し潰されそうになりながらも、一線を越えることはありません。
なぜなら参加者は皆学友で、このゲームが終わればまた友達として日常を過ごしていくことになるからです。
それ故に、登場人物たちはゲームのルールを守るだけではなく、人としてのルール(道徳)も守らなくてはいけないわけです。そんな中でどれだけ自分が優位に立つことができるか……といった感じです。
ここが従来の土橋作品とは決定的に違う箇所だと言えます。

土橋らしさを十分に楽しめるうえに目新しいものも発見できる。作者にはただただ脱帽です。

ちなみに「To Be CONTINUED」とありますので、続きが出るようです。

最後にヒロインについて。
この作品の憎いところは、一般的にヒロインと呼ばれる存在が終盤まで誰なのかいまいちわからないとこです。
イラストがある女の子たちは、ほぼ均等に主人公との絡みがあり、キャラとしての深みや面白さがあります。

あともう一つ、やたらリビドーを刺激するような挿絵や文章が多いです 笑
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