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(短編集)
萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ1(紅雲町ものがたり)(紅雲町のお草)
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萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ1(紅雲町ものがたり)(紅雲町のお草)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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草さんは、人助けと思えば、住居侵入もいとはない。それも意気込みだけでなくしのびこみの技術(窓ガラスを割ろうとする!おいおい)にも明るくて、前科があるのかと思うくらい。行動に、思いきりときっぷの良さを感じるが、老いの自覚も相まって、どこか悲しげである。 読んでいて、思いが重なる所があり、胸がつまる。 | ||||
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物語のモデルになっている地方に住んでいるので、観音様や国道の様子がよくわかり、主人公のお草さんにご近所で会えるような気持ちになりました。コーヒーや器の魅力は、人生と重なる気がします。歳を重ねる魅力と老い、苦味も味わいになること、続編でも楽しみたいです。 | ||||
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イラストを使った表紙や、「日常の謎」を解くミステリというキャッチフレーズから受けるイメージとはかなり違う作風。 主人公のお草さんが、自分の言いたい事をかなりの割合で飲み込んでしまう人(しかし、行動には移す人)なので、周囲との無用な軋轢を生んでいるのでは?と考えてしまうシーンが多く、ややストレス。 この為人や行動原理を魅力的だと感じるかどうかが、シリーズを読み続けられるかどうかの決め手だと思った。 | ||||
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とても良いシリーズ見つけて嬉しい | ||||
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長く続くシリーズの第一弾で、地方でコーヒー豆と和食器を扱うお店のおばあさんが主人公です。ミスマープルのような推理もの、もしくはほのぼのとしたコージーミステリーと思って読んだのですが、主人公のおばあさんは特別推理力や洞察力が高いわけでなく、過去に様々な試練を経験している設定で、ほのぼのも謎解きを楽しむものではありませんでした。ミステリーの部分はメインではなく、主人の老いや周りの人間模様が中心となっています。またミステリー部分もささやかな日常の謎ではなく、結構重い話が多いです。主人公に思い入れができれば面白い話であると思います。 | ||||
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読者に訴えかけるものはない | ||||
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この方の文章が好きです。 実は、この本は買ってからずっと長いあいだ読まずにおいていました。 買ったものの、なんだか退屈そうだと思って。それと、正直、おばあさんが主人公なんて、テンション上がらないし・・・なんて失礼なことを考えて。 つい最近、たまたま、本棚から引き抜いて読み始めて。ああ、なんて自分はまぬけだったのか、と。 見る見るうちに人をひき込む、美しく魅力あふれる文章。 生き生きとした登場人物たち、それでいて彼らは適度な距離感を保って描かれている。 一人ひとりの心の奥底を深くえぐるような描き方ではなく、あくまでそれぞれの人の心の中はそれぞれその人のもの、と感じられるような、程よく心地よい距離の取り方。だから、読む方も、静かに彼らのそばにいられる。 主人公の草の気持ちがしんみりしっとり伝わってくる。大声で叫ばなくても、大げさに騒がなくても、それは深く染み入ってくる。 歳をとること、老いと向き合うこと、心の中の消せない痛みや想いとどう向き合って生きていくのか。 ひとときの静かな時間をくれる本だ。美しい織物を眺め、手で触れ味わうように、一本一本の糸の美しさまで味わうように、一つ一つの言葉を楽しみながら読んだ。情景描写の美しさは、うっとりするほど絶品。 美味しいコーヒーを飲みながら、じっくり読みたい。 この本をミステリーとか思って読む人がいるのかしら。そんな分類なんか要らない。 ただ、心地よく楽しめばいい。そして、切なさも不安も生きてゆく勇気も人情も愛情も、人として感じる様々な想いをじっくり味わえばいい。 読み終わってすぐ、このシリーズの次の本を買いに走った。 | ||||
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テレビでドラマを見て、読んでみました。まずまずといった所です。やはり、先に原作を読むべきでした。初めて読むうきうき感があまりなかったのです。それが残念でした。 | ||||
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楽しめました お草さんのキャラクターがおもしろく気に入りました。 | ||||
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ミステリータッチの中に、老いや人生の辛苦など現実のしょっぱいエッセンスが散りばめられている。読む人によってはやや重たい読後感を感じるかもしれない。でも私は主人公の草さんの凛としたたたずまいに勇気をもらったような、生き抜いていく事は苦しく切ないものだけど、それでも今日も頑張って生きますか…という気持ちにさせられた。爽やかな読後感が残った。 | ||||
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NHKのドラマ「紅雲町珈琲屋こよみ」を見て、早速、シリーズ3冊買いました。富司 純子さん演じる主人公「杉浦草」、本当に素敵でした。読んでいても、富司 純子さんの草さんの姿が目に浮かびます。『生きていると、どうしても大変なことが多くて』との言葉に共感を覚えます。お節介な草さん、これからも頑張ってください。応援します。 | ||||
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おばあさん探偵が日常のナゾに頑張って挑むお話です。 独特だなと思うのは、年齢の感じさせ方がリアルで、また時間の流れやテンポがゆっくりなことです。 決して超人的な体力や能力があるわけでもなく、そのような助手がいるわけでもなく(臨時で出てくることはありますが) それなのに事件が解決していくところがおもしろいです。 5つの小さな話からなるのですが、どれもなんというか、人が老いていくということについて、リアルに色々感じさせられるお話です。 ドロッとしたものを飲み込むような、じわっと苦い味を味わうような、そんな感覚を持ちました。 とはいえ、お年の割には結構活動的でお元気です、シリーズが続いているようですね。 | ||||
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ミスマープルのようなミステリーと思い購入したが見事に裏切られた。謎解きは二の次の普通の日常の話。ミステリー好きには全然足りないので要回避。 | ||||
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あくまで好みでしょうけれど、ほのぼのとしたミステリを読みたい気分の方には 若干不向きかも知れません……私は表紙につられて買って、貧乏性ゆえに全部 読みきってしまいました。 主人公のお草(そう)さんは70代、離婚してカフェの女主人をしているのです が、なんというかこう、生きている明朗さが感じられない(苦笑)。 アガサ・クリスティのミスマープルも、彼女と同じように独身・老女・独居であっ て、似たような境遇(都会からは離れた土地に住んでいる)のはずなのに 生き生きと生活しているのと比べるとこちらは正反対です。 ミスマープルの場合は働くということをしている様子は無く、しかもお草さんとは 違って子どもがいたこともないのに、こうも受ける印象が違うものなのか、と いっそ感動するくらいです。 短編集なのでそれほど時間がかからずに読める(のが一種救いかもしれません)ので、 謎解きの筋立てを追いたい方にお勧めです。 無残に人が立て続けに殺されたりはしませんが、子供がひどい扱いを受けていたり、 お草さんがあらぬ誤解を受けて精神的に辱められたり、老齢ゆえの肉体的不如意を 感じていたり、冷静に考えてみるとカニバリズム的行為があったりするので、苦手な方はご注意を。 | ||||
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「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの第1弾。5本の短編が収められている。 日常の謎系のミステリだ。ただ、けっこう残酷で暴力的なものもあり、コージー・ミステリではない。 ミス・マープルものにちょっと近いか。老女が身のまわりの事件を解決していくわけだが、実際にありそうな嫌な事件、不快な人間、ぎくしゃくした人間関係といったものがリアルに描かれている。 老人を取り巻く世界というものを体験にするにはよい小説かもしれない。 ミステリとしてはパッとしない。 | ||||
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私は推理小説が大好き!この主人公のばーちゃんのキャラが最高! | ||||
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コーヒーと和雑貨のお店、ただしコーヒーは試飲でタダ。 面白いお店ですね。 内容は皆さんがおっしゃっているように、テンポがよく、展開もスムースなのですが。 内容と表紙の絵が合っていない! 私は吉永南央さんの文章は、もう少しシックにとらえたいのですが、表紙の漫画のおかげで草(そう)さんがただの大衆的な「おばあちゃん」になってしまう気がします。 『オリーブ』の表紙のような感情のあまり入ってこないものが良かったです。 実際私は『オリーブ』で吉永氏のファンになりました。 もっと読む予定です。 | ||||
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コーヒー豆と和食器のお店を営む、小柄で粋なおばあさんのあったかストーリーだと思って読みはじめましたが、なかなかどうして、重みのある内容でした。 つらい経験と向き合いながら生きているお草さんがであう、またちょっとこころが痛む出来事を、同じようにちょっとつらい気持ちになりながら読みました。ああ、こういう人いるな、とか。自分はこんな場面ならどうするか、とか。 大人向きです。 | ||||
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自分で買ったのではなく、家族が買ったものを手に取って読み始めました。 期待していなかったのに面白く、どんどん読み進んでしまいました。 おばあちゃん探偵大活躍です。過去の悲しい出来事から、ついお節介をしてしまうお「草」さん、なかなか魅力的です。 おばあちゃんといっても、お店に座って推理するなんてものではなく、アクティブです。 アクションあり、なんと恋の要素まであります。 | ||||
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思った以上におもしろかったので星4つ こんなお店が近くにあったら寄ってみたいです | ||||
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